作品一覧

  • 誰が「お寺」を殺すのか
    -
    1巻1,100円 (税込)
    平均「お布施」額が42万円でも、8割のお坊さんが喰えていない!? ――多死社会を迎え、葬儀の数は右肩上がりで増えていくことが予想されているのだが、お坊さんたちの存在感は低くなる一方である。葬儀業者にお葬式の主導権を奪われ、葬式の簡素化・低価格化で最大の収入源である「お布施」のデフレ化も止まらない。外圧と消費者の低価格志向は今後も止まりそうもない。迷走する仏教式葬儀はどこに向かうのか――。葬儀ビジネスと仏教界の裏側を宗教専門誌編集長がレポート。
  • 自民党の正体 亡国と欺瞞の伏魔殿
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    総選挙で過半数割れの大惨敗! 「1強時代」がついに終焉! 自民党政治を「総括」する時が来た―― いったい誰のために「政治」はなされていたのか? もはや言い尽くされた感のある自民党による「国民不在」の政治と政策。この30年間、実質賃金が上がらないなかで国民の税負担、社会保障費負担はなぜ増加し続けたのか。なぜ巨額の利益を上げる企業に課される法人税は上がらないのか。なぜ億を超える資産を持つ富裕層は税制優遇されるのか。なぜマイナンバーカードの取得が実質的に義務化されるのか。なぜ選択的夫婦別姓制度は導入されないのか――。 宗教団体、大企業、富裕層、アメリカ、財務省、ネット右翼…… 利権と忖度で自縄自縛となった“保守政党”の正体とは?
  • 南北戦争英雄伝 分断のアメリカを戦った男たち
    3.5
    唯一の内戦にして、「アメリカ合衆国」の現在を形作ったといっても過言ではない南北戦争。好評を博した著者の『南北戦争』の姉妹編として、この内戦を戦った南軍/北軍の将軍計14名を取り上げる。名将、俗物、政治屋……ナポレオンでもネルソンでもリンカーンでもない、ちょっとクセがあって人間味あふれる「英雄」たちが織りなした事績を列伝形式で辿る。 【目次】 はじめに 第1章 素人の軍隊     [南軍]P・G・T・ボーリガード[北軍]G・B・マクレラン 第2章 南部連合の栄光     [南軍]T・ジャクソン[北軍]A・バーンサイド 第3章 困った人たち     [南軍]B・ブラッグ[北軍]B・バトラー 第4章 海の戦い     [南軍]R・セムズ[北軍]D・ファラガット 第5章 戦局の転換     [南軍]J・E・B・スチュアート[北軍]U・グラント 第6章 決戦     [南軍]R・E・リー[北軍]W・シャーマン 第7章 戦後の「戦い」     [南軍]J・ロングストリート[北軍]F・シェリダン あとがき
  • 池田大作と創価学会 カリスマ亡き後の巨大宗教のゆくえ
    4.0
    平和の使者か、俗物か? 誰よりも人の心をつかんだ男の魅力に迫る 日本最大の新宗教、創価学会の池田大作名誉会長が2023年11月15日に95歳で死去した。 創価学会内で「永遠の師匠」とされる池田は、さまざまな毀誉褒貶に彩られた人物だった。 「貧乏の横綱」と自嘲するほど赤貧の出身ではあったが、1960年に32歳の若さで第3代創価学会会長に就任。以降、親しみやすい人柄と巧みな弁舌を武器に組織拡大に邁進し、会員世帯数827万(公称)もの信者を獲得するに至る。さらには公明党を創設し、念願の政界進出を果たした。 一方で、強引な折伏によって各地でトラブルが発生した。また、政教一致と受け取られかねない創価学会の主張は世論の大きな反発を招いた。ついには政教一致路線を公式に撤回せざるを得なくなる。以降、創価学会は「世界平和」を掲げ、池田は「平和の使者」としての顔を前面に打ち出すようになった。 組織内の権力闘争も波紋を呼んだ。創価学会はもともと日蓮正宗の信徒団体から生まれたにもかかわらず、日蓮正宗とは泥沼の争いを繰り広げ、最終的に創価学会は破門されてしまう。 それでも創価学会は、池田のカリスマ性によって求心力を保ち、創価学会は次第に「池田ファンクラブ」の様相を呈して行く。 しかし2010年以降、高齢の池田は表舞台から姿を消し、創価学会は「集団指導体制」に移行。池田の直接指導なしでも運営できる態勢になった。 池田を軽んじ醒めた目で創価学会を見る宗教2世3世の増加、選挙活動における集票力の低下、さらには会員の高齢化……池田大作とはいったい何だったのか? そして、ポスト池田の創価学会はどうなるのか――?
  • 南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦
    4.4
    1巻1,980円 (税込)
    南北戦争(1861~65年)は、アメリカ史上、もっとも重要な戦争である。黒人奴隷の問題に端を発した争いは、アメリカ全土を二つに裂き、各地で激しい戦闘が繰り広げられ、その後の歴史にも巨大な影響を及ぼした。 本書は、日本ではあまり知られていない南北戦争の実態を描き出す試みである。戦いの軌跡や、リンカーンやリー、グラントなどキーマンたちの動きなどを記す。そこからは超大国の源流も垣間見えるだろう。

ユーザーレビュー

  • 南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦

    購入済み

    現在のアメリカの姿を決めた戦争

    奴隷解放、リンカーン、ゲティスバーグの戦い と断片的な知識しかなかった南北戦争を「通史」という形でわかりやすく解説された良著であると思う。アメリカ大統領戦でいつも戦う共和党=北軍、民主党=南軍 というのも知識としては知っていたが起源 生い立ちは初めて知った。現在のアメリカの姿 かたちをを決めた戦争という表現に納得した。

    0
    2021年09月01日
  • 南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦

    Posted by ブクログ

    南北戦争、「アナコンダ作戦」「モニター」「リー将軍」「グラント将軍」くらいしか知らんかったからな。

    しかし、リンカーン大統領は秀吉みたいな人で、
    リー将軍は義経か、楠木正成か。
    グラント将軍は黒田如水みたいな人だな。(ざっくりとした感想

    それにしても、そこまでgdgdだったのかよ<南部連合

    0
    2021年01月17日
  • 南北戦争英雄伝 分断のアメリカを戦った男たち

    Posted by ブクログ

    南北戦争の英雄列伝。
    個性強めな南北両軍の軍人が紹介されている。
    かなり凸凹のある人物だらけで面白い。
    また、戦後もそれぞれの人生があって面白い。グランドは大統領になりはしたが評価は最低。一方負けた南軍側も処罰はされていないので、普通にビジネスに打ち込んだりしてて、何とも不思議な感じ。
    また、両軍統率がとれておらず、戦局をコントロールしきっている人が皆無なのも面白い。
    戦争だから悲惨な歴史だが、人間臭く味わい深い一冊。

    0
    2025年07月03日
  • 自民党の正体 亡国と欺瞞の伏魔殿

    Posted by ブクログ

    An interesting book that sheds light on Japan from a behind-the-scenes perspective, covering topics like the Ministry of Finance, which is currently under the spotlight, and the infamous Japan-U.S. Joint Committee, known for its notorious reputation.

    0
    2025年06月03日
  • 池田大作と創価学会 カリスマ亡き後の巨大宗教のゆくえ

    Posted by ブクログ

    2023年11月15日、創価学会名誉会長の池田大作が、老衰のため95歳で死去した。
    と言う事実を知ったとき、一瞬 創価学会はこれからどうなるのだろう?どうなっ行くのか?と頭をよぎった。

    創価学会と言えば池田大作,池田大作と言えば創価学会のイメージが強かった。一体“池田大作”とは何者だったのか?

    そんな時この本が目に止まりました。
    少しはわたしの疑問に答えてくれるかと読み始めました。知らない事が多くあっという間に読ませていただきました。なかなか興味深かったです。

    その中で創価学会は「池田ファンクラブ」だったとの言葉が強く印象に残っています。

    0
    2024年10月02日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!