小川寛大のレビュー一覧

  • 南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦

    購入済み

    現在のアメリカの姿を決めた戦争

    奴隷解放、リンカーン、ゲティスバーグの戦い と断片的な知識しかなかった南北戦争を「通史」という形でわかりやすく解説された良著であると思う。アメリカ大統領戦でいつも戦う共和党=北軍、民主党=南軍 というのも知識としては知っていたが起源 生い立ちは初めて知った。現在のアメリカの姿 かたちをを決めた戦争という表現に納得した。

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    2021年09月01日
  • 南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦

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    南北戦争、「アナコンダ作戦」「モニター」「リー将軍」「グラント将軍」くらいしか知らんかったからな。

    しかし、リンカーン大統領は秀吉みたいな人で、
    リー将軍は義経か、楠木正成か。
    グラント将軍は黒田如水みたいな人だな。(ざっくりとした感想

    それにしても、そこまでgdgdだったのかよ<南部連合

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    2021年01月17日
  • 南北戦争英雄伝 分断のアメリカを戦った男たち

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    南北戦争の英雄列伝。
    個性強めな南北両軍の軍人が紹介されている。
    かなり凸凹のある人物だらけで面白い。
    また、戦後もそれぞれの人生があって面白い。グランドは大統領になりはしたが評価は最低。一方負けた南軍側も処罰はされていないので、普通にビジネスに打ち込んだりしてて、何とも不思議な感じ。
    また、両軍統率がとれておらず、戦局をコントロールしきっている人が皆無なのも面白い。
    戦争だから悲惨な歴史だが、人間臭く味わい深い一冊。

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    2025年07月03日
  • 自民党の正体 亡国と欺瞞の伏魔殿

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    An interesting book that sheds light on Japan from a behind-the-scenes perspective, covering topics like the Ministry of Finance, which is currently under the spotlight, and the infamous Japan-U.S. Joint Committee, known for its notorious reputation.

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    2025年06月03日
  • 池田大作と創価学会 カリスマ亡き後の巨大宗教のゆくえ

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    2023年11月15日、創価学会名誉会長の池田大作が、老衰のため95歳で死去した。
    と言う事実を知ったとき、一瞬 創価学会はこれからどうなるのだろう?どうなっ行くのか?と頭をよぎった。

    創価学会と言えば池田大作,池田大作と言えば創価学会のイメージが強かった。一体“池田大作”とは何者だったのか?

    そんな時この本が目に止まりました。
    少しはわたしの疑問に答えてくれるかと読み始めました。知らない事が多くあっという間に読ませていただきました。なかなか興味深かったです。

    その中で創価学会は「池田ファンクラブ」だったとの言葉が強く印象に残っています。

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    2024年10月02日
  • 南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦

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    知ってるようで知らない南北戦争。
    奴隷制とはどんなものだったのか?
    知れば知るほど現代では信じられない。
    これだけの戦争をしなければ
    やめることができなかった南の経済的な事情。
    白人に対して、他人種は劣っているという
    思想が根にあるんだなぁと感じた。

    リンカーン大統領以外にリー将軍、グランド将軍、ジェファーソンデービスという
    人物も知ることができた。
    歴史を知ることは、
    現代に通ずる何かを解くカギになる。
    アメリカ政治の難しさを知った。

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    2024年09月07日
  • 南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦

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    アメリカにとって、特に南部にとって、南北戦争がどのような意味であったがとてもよくわかる本だった。つまり、南部にとっては第2次独立戦争であり、アイデンティティの喪失につながる「敗戦」だったわけだな。つい、日本にとってのアジア太平洋戦争の敗戦とパラレルに捉えてしまう。

    アメリカの「敗戦」といえば、真っ先にベトナム戦争が思い浮かぶ。南部においてベトナム戦争の「敗戦」は、どのように捉えられたんだろう。そこに、南北戦争の「敗戦」の記憶が影響したりしているんだろうか。

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    2021年12月06日
  • 南北戦争 アメリカを二つに裂いた内戦

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    BLMの時に、内戦までしたのになぜ奴隷問題が解決していないのかということと、偏見で申し訳ないのだけど…そもそも白人が黒人奴隷を解放するために内戦までするのかな、ということが気になったので。そもそも南北戦争について殆ど知らない、ということに気がついたので入門書みたいなものを捜してみた。まず何よりも驚いたのは第二次大戦やベトナム戦争よりも南北戦争の方が圧倒的に犠牲者が多い、ということ。これについては兵器の問題、つまり手榴弾や迫撃砲や航空戦力がないところに銃だけはライフルが量産されて命中精度が上がっていて結果的に水平にお互い撃ち合う、という戦闘にならざるを得なかったかららしい。時代的に少し前であれば

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    2021年08月04日
  • 誰が「お寺」を殺すのか

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    ネタバレ

    40歳を過ぎたころから、女友だちと集まったときに出るようになった話題のひとつに「墓問題」がある。
    実家の墓を、これから一体どうするのか、親はどの墓に入るのか、特に姉妹の場合は、継ぐ人がいないのをいつしまうのか、親の老化を実感し始めるのと、祖父母がなくなったりするのを機に、みんな「きっとやばい」とちょっとずつ考えていて、時々愚痴に交えて情報交換をしている。

    ビル型納骨堂の説明を聞いたら、●●万円で、4人までは入れるって聞いた、とか。
    4人って、誰と誰が入るんだ?

    でも、墓の前に葬式がある。

    うちの実母は、父方のお墓(地方)には入りたくないので、自分の実家の菩提寺(都内)で永年供養にしてほし

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    2025年12月15日
  • 南北戦争英雄伝 分断のアメリカを戦った男たち

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    南北戦争における英雄はいない「英雄ならざる人々のドタバタ的な群像劇」、と言う。それは米国が共和主義国であり、たった一人の英雄、国王などを称える価値観を拒絶する精神と伝統がある、と言う。北軍の大統領であるエイブラハム・リンカーン(経歴の怪しげなダークホース的存在)は基本的に忠実でどちらかと言えば中立、厳格な三権分立と議会システムがあったからだともされる。だが、この戦争において多くの将軍はナポレオンを無類の戦い上手にして、民からの強く慕われてる国家指導者として尊敬していたが、南部も北部も政治家と将軍の内部対立が目立っており、北軍のリンカーン大統領に対し、南郡のデービス大統領に対しても然り、大統領に

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    2025年10月20日