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入試改革はどうなっているのか? 今後の鍵を握るデジタル化の功罪は? いま注目の20のキーワード(GIGAスクール、子どもの貧困、ジェンダー、九月入学等)をわかりやすく解説。編著者の松岡氏は、研究が「教育の実態を俯瞰的に捉えた数少ない正攻法」(出口治明氏)と評される、「2021年日本を動かす21人」(『文藝春秋』)のひとり。ベストセラー『「学力」の経済学』の中室牧子氏、文部科学省の官僚ら総勢22名の英知を集結。
キーワードは、SES、子どもの貧困、デジタル化、ジェンダー、日本語教育・国籍、論理国語、英語入試改革、共通テスト、大学教育、GIGAスクール、九月入学論、大学無償化、教員の働き方、教員免許更新制度改革、審議会、EBPM、全国学力テスト、埼玉県学力調査、教育DXなど。
Posted by ブクログ 2022年01月31日
日本の教育が直面する問題について、「子どもの貧困」「国語教育」「英語入試改革」「共通テスト」「EdTech」「学費」など20の論点から概観することができる本。多くのデータが取り上げられており、説得力がありました。
教育政策は政権が「レガシー」を残すための「思いつき」。「大学入試英語」やコロナ禍で突...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月30日
様々な観点、研究から今の日本の教育の政策、状況について論じられていて読み応え抜群でした。
これだけの方々が教育に携わって世の中の教育を良いものにしていこうと考えられているのだなと思うと頼もしいなと感じました。
反面、小室牧子さんも仰っているように、データに基づく議論があまりにされていないことに不安を...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月09日
<目次>
まえがき まっとうな教育論のために
第1章 教育格差
第2章 「学力」と大学入試改革
第3章 教育政策は「凡庸な思いつき」でできている
第4章 少しでも明るい未来にするために
<内容>
『教育格差』で2020年新書大賞を受賞した、松岡亮二氏を編集責任として、日本の教育政...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月24日
edtechをベースにして個別最適化の学びは、自律性や自由をうたっているが、その実態は、学びの自己責任化ではないだろうか?→学びの公共性が崩れるのでは?
性別が溢れる学校教育は、男女格差の認識を大きくしているのではないだろうか?
学校リスクは、教育だからという大義で見えない。教員の働き方は、子ど...続きを読む
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