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  • 伊豆の旅

    伊豆の旅

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,100円 (税込)
    一高生時代の〈美しい旅の踊子との出会い〉以来、伊豆は著者にとって第二の故郷となった。青春の日々をすごした伊豆を舞台とする大正から昭和初期の短篇小説と随筆を集成。小説は代表作「伊豆の踊子」ほか「伊豆の帰り」など七篇、随筆は「伊豆序説」「湯ヶ島温泉」「温泉女景色」「伊豆の思い出」など二十五篇を収録する。〈解説〉川端香男里
  • 猫を看取る シュガー、16年をありがとう

    猫を看取る シュガー、16年をありがとう

    小説・文芸
    -
    1巻712円 (税込)
    娘として愛してきた、チンチラシルバーの猫・シュガーに悪性腫瘍がみつかった。クオリティ・オブ・ライフを考え、足を切断する手術はせず、痛みからも衰弱からも全力で守ると決意する――。発症から約1年半、カッチーニのアヴェ・マリアが流れる自宅の居間で見送るまでの、感動の記録。
  • 他諺の空似 ことわざ人類学

    他諺の空似 ことわざ人類学

    小説・文芸
    3.8
    1巻748円 (税込)
    「目糞鼻糞を笑う」も人類共通? 「寄らば大樹の陰」「蛇の道は蛇」「朱に交われば赤くなる」「頭隠して尻隠さず」……。世界中のことわざには、類似の文句が同じ意味に使われている例が多い。世界各国でのことわざの用法を比較しながら、持ち前の毒舌で現代社会・政治情勢を斬る。知的風刺の効いた、名エッセイスト面目躍如の29篇。
  • 阿呆の鳥飼

    阿呆の鳥飼

    小説・文芸
    4.0
    1巻990円 (税込)
    「小鳥に夢中になっている間の面白さは、小鳥を飼った事のない者には迚も解りません」(表題作)。鶯の鳴き方が悪いと気に病み、衝動買いした訓狐のために眠れない夜を過ごす。漱石山房に文鳥を連れて行く……『ノラや』の著者が小動物たちとの暮らしを綴る掌篇集。〈解説〉角田光代
  • こんにちは刑事ちゃん

    こんにちは刑事ちゃん

    小説・文芸
    3.8
    1巻748円 (税込)
    ベテラン刑事・羽田隆信は後輩の鈴木慎平と殺人事件の捜査中、犯人に撃たれ殉職した――はずだった。目がさめると、なんと鈴木家の赤ちゃんに生まれ変わっていた!? 最高にカワイイ赤ちゃんの身体と、切れ味鋭いおっさんの推理力で、彼は周囲で巻き起こる難事件に挑む! 笑って泣ける衝撃のユーモア・ミステリー、誕生!
  • 復興亜細亜の諸問題・新亜細亜小論

    復興亜細亜の諸問題・新亜細亜小論

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    チベット、アフガン、トルコ、ペルシャ、イラク。第一次世界大戦後、西洋支配の桎梏から抜け出そうともがくアジア諸国の状勢を鋭く分析した「復興亜細亜の諸問題」。日米開戦前後にわたって綴った論考を収めた「新亜細亜小論」。東亜の論客はアジアに何を求めたのか。〈解説〉大塚健洋
  • 昭和動乱の真相

    昭和動乱の真相

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,540円 (税込)
    警視庁初代特高部長であり、終戦内閣の内務大臣を務めた著者が、警察官僚だからこそ知り得た情報をもとに、五・一五事件、血盟団事件、共産党リンチ事件、二・二六事件などのテロ事件や、満州事変、盧溝橋事件、そして対米開戦などの軍事と、揺れ動く「昭和」の裏面を語る。 〈解説〉黒澤 良
  • それを愛とまちがえるから

    それを愛とまちがえるから

    小説・文芸
    3.7
    1巻638円 (税込)
    ある朝、伽耶は匡にこう告げる。 「あなた、恋人がいるでしょう」――。 結婚十五年、セックスレス。 妻と夫の思惑は どうしようもなくすれ違って……。 愛しているなら、できるはず?  女がいて、男がいて、 心ならずも織りなしていく、 やるせない大人のコメディ。
  • ドビュッシーとの散歩

    ドビュッシーとの散歩

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻682円 (税込)
    ドビュッシーの作品を私たち日本人が弾くと、どこかなつかしい感じがする――。ドビュッシーの演奏・解釈の第一人者にして、モノ書きピアニストとして知られる著者が、偏愛する40曲あまりのピアノ作品に寄せたエッセイ集。その音楽の先進性や東洋趣味、怪奇幻想そして演奏する喜びを、軽やかな文体で綴る。
  • 刻命

    刻命

    小説・文芸
    -
    1巻814円 (税込)
    殺人罪を償い、四十年の服役を経て仮釈放となった居合の達人・正高。交通事故死した娘について調べるうち、不審な点が多すぎることに気づく。謎の傷跡、十年ぶりに発見された夫の死体。一度も会うことのなかった娘は何者だったのか。その死の真相を追い、彼は再び剣を手に闇社会へと斬り込んでゆく。老剣士の不器用だが気高い生き様を描く、ハードボイルド・アクション小説!
  • 自由について 金子光晴老境随想

    自由について 金子光晴老境随想

    小説・文芸
    -
    1巻924円 (税込)
    戦争に対しては、ビタ一文支払いたくないのが本心だった……戦後四半世紀を経て、自らの息子の徴兵忌避の顛末を振り返り、複雑な親心もまじえて語る「徴兵忌避の仕返し恐る」ほか、戦時中にも反骨精神を貫き通した詩人の天邪鬼ぶりが溢れるエッセイ集。 〈解説〉池内 恵
  • リンクス

    リンクス

    小説・文芸
    3.6
    1~3巻594~836円 (税込)
    東京臨海中央署の日向太一は、地域課の巡査部長ながら、その驚異的な身体能力が認められ、ある特命を下される。ひょんなことから知り合った天才科学者・嶺藤亮の協力を得て、日向は巨大な陰謀が蠢くレインボーテレビへ潜入する! 最強タッグが暴れ回る高速アクションシリーズ、遂に始動。書き下ろし。
  • SRO episode0 房子という女

    SRO episode0 房子という女

    小説・文芸
    4.2
    1巻748円 (税込)
    幼い頃から、誰よりも非情なことを平然とやってしまう近藤房子。小学校6年の時、唯一の理解者であった最愛の姉が自ら命を絶ってしまう。その理由を知った房子は、実の父に殺意の目を向けるのだった――。SROを翻弄し続けるあの最凶の殺人鬼が、驚愕の半生を語る。その過去はあまりにも衝撃的! 大人気警察小説、待望のシリーズ最新刊。
  • 忍者太閤秀吉

    忍者太閤秀吉

    小説・文芸
    -
    1巻748円 (税込)
    小猿から太閤へと上り詰めた秀吉、そして天下を統一した家康。二人は忍者だった――。秀吉は長年仕えた信長暗殺を決意し、竹中半兵衛・石川五右衛門・蜂須賀小六らの精鋭とともに本能寺を急襲した。主君を裏切る苦悩の決断だったが、彼ら“山の民”にとって信長の天下獲りを阻止することは、今や使命となっていたのだ……。長編伝奇時代小説
  • 棟居刑事の凶縁

    棟居刑事の凶縁

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    群馬県榛名山中から、白骨化した女性の死体が見つかった。二十五年前、当時大学生であった三人が轢き逃げを隠すために埋めた死体である。医師、エリート銀行マン、流行作家となった彼らを突如襲う恐怖。その最中、三人のうちの一人が銀行強盗に殺害される。果たして、この死には二十五年前の怨念が込められているのか――。
  • ゴルフ 酒 旅

    ゴルフ 酒 旅

    小説・文芸
    -
    1巻814円 (税込)
    ゴルフは絶えざる自己との戦いである――。世は空前のゴルフブーム。その魅力に取り憑かれた著者が、その効能を説き、獅子文六、小林秀雄、石原慎太郎ら文士との交友を綴る。そして、はじめて飲んだ日本酒の味や、米欧旅行の見聞……。多忙な作家の執筆の合間には、いつも「ゴルフ、酒、旅」があった。 〈解説〉宮田毬栄
  • じぶんというもの 金子光晴老境随想

    じぶんというもの 金子光晴老境随想

    小説・文芸
    3.5
    1巻858円 (税込)
    じぶんの歩いてきた路すじのあやまちを、それそこに石がある、こちらに木の根があると、知らせたい気持ちでいっぱいだからである(「青春について」)。恋愛について、反抗について…漂泊の詩人が波瀾万丈の来し方をふり返り、人生の後輩に向けて贈る人生指南。  〈巻末イラストエッセイ〉ヤマザキマリ
  • 本のなかの旅

    本のなかの旅

    小説・文芸
    -
    1巻968円 (税込)
    宮本常一、吉田健一、開高健、ヘミングウェイ、中島敦……。旅をすることにより、生き、書いた人々。文学者のみならず、登山家、冒険家、釣り人たち18人が遺した旅の記憶を読み解くエッセイ集。
  • 獄中手記

    獄中手記

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    「天皇陛下 何と云う御失政でありますか」「皇祖皇宗に御あやまりなされませ」。貧富の格差に憤り国家改造を目指して蹶起した二・二六事件の指導者が獄中で綴った、叫びにも似た言葉の数々は、三島由紀夫の「英霊の聲」等にも影響を与えた。未刊行の手記や書簡もあわせて収録。 〈解説〉筒井清忠
  • 肉弾 旅順実戦記

    肉弾 旅順実戦記

    日露戦争の激戦から瀕死の重傷を負いながら生還した一将兵による実戦記。戦場の有様と兵士たちの心情を描いた本作品は世界的に評価され、各国で翻訳された。だが、ここから生まれた「肉弾」という造語はやがて精神主義の標語として悲惨な戦争に迎えられていく。稀代の問題作を、百余年を経て新字新仮名にて初文庫化、初電子書籍化した。 〈解説〉長山靖生
  • 自伝 若き日の狂詩曲

    自伝 若き日の狂詩曲

    小説・文芸
    -
    1巻1,210円 (税込)
    幼年時代、義兄ガントレットに西洋音楽の手ほどきをうけた耕作は、やがて東京音楽学校に入学、岩崎小弥太の後援をうけ、日本人で初めてベルリンの王立音楽院に入学する…。童謡・オペラの作曲を始め、わが国交響楽運動の創始者として、近代音楽史に輝かしい足跡を残した、山田耕筰の破天荒な青春記。  〈解説〉井上さつき
  • 東京煮込み横丁評判記

    東京煮込み横丁評判記

    小説・文芸
    4.0
    1巻836円 (税込)
    日の落ちないうちに町にたどり着き、商店街や路地、横丁を歩き回る。行きずりの一見客として店ののれんをくぐり、そこで、一杯。浅草、赤羽、森下、銀座……。散歩の延長のように酒場を巡り煮込みを食す、不良隠居の酩酊感あふれる23のエッセイ。「盟友」吉田類との対談を収録する。
  • 寝台急行「昭和」行

    寝台急行「昭和」行

    小説・文芸
    3.8
    1巻924円 (税込)
    鶴見線、寝台急行「銀河」、三岐鉄道、只見線、岩泉線……。寝台列車やローカル線、路面電車に揺られて、懐かしい場所、過ぎ去ったあの頃へ。日本の近代化とともにあった鉄路の風景に思いを馳せ、含羞を帯びつつ鉄道趣味を語る。昭和の記憶を辿る、大人の旅行記。
  • パリの日本人

    パリの日本人

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,034円 (税込)
    明治の元勲・西園寺公望、江戸最後の粋人・成島柳北、平民宰相・原敬、宮様総理・東久邇宮稔彦、京都出身の実業家・稲畑勝太郎、山の手作家・獅子文六……。ベル・エポックから両大戦の間、最盛期のパリで日本人が見たものとは? 文庫版用書下ろし「パリの昭和天皇」収録。
  • 雪あかり日記/せせらぎ日記

    雪あかり日記/せせらぎ日記

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,430円 (税込)
    一九三八年、日本大使館の改築のためベルリンに赴任した著者。改築資材を求め奔走し、歴史的建築物を訪ね歩く日々だが、戦火は否応なく迫っていた。建設総監シュペールとの面会、ベルリン芸術週間――歴史の転換点に立ち会ったモダニズム建築の巨匠、若き日の記録。 〈解説〉堀江敏幸
  • オン・ザ・ロード

    オン・ザ・ロード

    小説・文芸
    3.7
    1巻858円 (税込)
    家族を失い、絶望していた元刑事の村越は、雪の山中で中国人の梨花と出会う。外国人研修生として来日した彼女は、派遣先の農家で過酷な労働と辱めを強いられ逃げてきたのだ。その背後に迫る残虐な刺客――なぜ梨花は命を狙われるのか。研修制度に潜む闇とは? 孤独な魂を持つ者たちの決死の逃避行が始まる!
  • 展覧会いまだ準備中

    展覧会いまだ準備中

    小説・文芸
    3.6
    1巻858円 (税込)
    大学時代は応援団に所属し、今は新米学芸員の今田弾吉、28歳。個性的な先輩たちから振られる雑用をこなすことに精一杯の毎日で、いまだ自ら企画した美術展を実現させていない。だが、美術品専門運送会社の美人社員・サクラの存在と応援団OBから鑑定を依頼された一枚の絵が、彼の心に火を付ける――。特別短篇「王子の羊」収録。
  • ひとびとの跫音 上

    ひとびとの跫音

    小説・文芸
    3.9
    1~2巻607~733円 (税込)
    歴史を変革する人物を描きつづけた著者が初めて身近な、正岡子規の詩心と情趣を受け継いだひとびとの豊饒にして清々しい人生を深い共感と哀惜をこめて描く。司馬文学の核心をなす画期的長篇。読売文学賞受賞作。
  • 井上ひさしの読書眼鏡

    井上ひさしの読書眼鏡

    小説・文芸
    4.3
    1巻660円 (税込)
    面白くて、恐ろしい本の数々――。足かけ4年にわたり『読売新聞』読書面に連載された書評コラム「井上ひさしの読書眼鏡」34編。そして、藤沢周平、米原万里の本を論じる。著者の遺稿となった書評集。〈解説〉松山 巖
  • 死をどう生きたか 私の心に残る人びと

    死をどう生きたか 私の心に残る人びと

    小説・文芸
    3.8
    1巻748円 (税込)
    著者が主治医として死をみとった六百人を越える人びとの中から、十六歳の女工、外交官夫人、石橋湛山、正力松太郎など二十数名の最後の時間を真摯に描いたロングセラーの文庫化。生きることはどういうことか、また死を受容するとは何かについて深く考える、感動の書。新版にあたり、亡き妻への想いを初めて文章にして収めた。
  • リペア RE*PAIR

    リペア RE*PAIR

    小説・文芸
    3.8
    1巻792円 (税込)
    川の向こうには、私がするはずだった生活がある――。父が遺したアトリエ兼自宅でリペア職人として生計を立てている透子。大きく狂い、止まっていた歯車が、婚約者だった男との再会によって動き出した。目を背けてきた過去と向き合う時、浮かび上がるのは「あの女」……一人で生きる女の強さと弱さ、覚悟と不安。彼女からすべてを奪った十年前の事件の真相を、アトリエに持ち込まれる品々にひそむ人間ドラマとともに描きだす。「紅雲町珈琲屋こよみ」の吉永南央によるミステリアス・ストーリー。
  • 極上の流転 堀文子への旅

    極上の流転 堀文子への旅

    小説・文芸
    5.0
    1巻814円 (税込)
    九十七歳を超えてなお新作を発表し続ける日本画家・堀文子。画壇におさまらない自在な画風、「群れない、慣れない、頼らない」をモットーとする生き方をたどり、繊細さと大胆さ、緻密さと雄大さという二律背反をはらむ躍動的魅力の根源に迫る、渾身の評伝。
  • 小説四十六年

    小説四十六年

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    早稲田大学在学中から堺利彦が率いる売文社に出入りをし、社会主義運動に関わりながら、様々な弊害を乗り越え活発な創作活動を続ける。文壇登場までの青春の日々、宇野千代との出逢いと別れ、代表作『人生劇場』にまつわるエピソードや戦時下での従軍体験、日本文学報国会での苦悩を回顧する。絶筆となった自伝的随筆。
  • 真田信繁 戦国乱世の終焉

    真田信繁 戦国乱世の終焉

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    〈真田丸〉を埋めるは赤備えの精鋭! 東国と西国に跨る所領を得た祖父幸隆。領地保全のため、武田、徳川、上杉と次々と主家を変えた父昌幸。三代信繁は豊臣方に与し、冬の陣で出城を造りひとたびは徳川勢を退けるも、惣堀を埋められた夏の陣で討ち死にする――。“幸村”の虚像を壊し、戦国乱世を駆け抜けた信繁の実像を新視点で熱く語る歴史評伝。
  • ヒマラヤのドン・キホーテ ネパール人になった男 宮原巍の挑戦

    ヒマラヤのドン・キホーテ ネパール人になった男 宮原巍の挑戦

    小説・文芸
    -
    1巻902円 (税込)
    ヒマラヤが秘境であった七〇年代初頭、世界最高所にホテルを建てた男・宮原巍。しかし彼を魅了したこの国は政治腐敗と環境破壊が進行していく。事態を憂えた宮原は、ネパール国籍を取得、自らの政党を設立し政治活動に身を投じる。挑戦と挫折を繰り返しヒマラヤのドン・キホーテと呼ばれる男の半生を、自らも登山家である著者が熱く綴った評伝。
  • 料理のコツ

    料理のコツ

    ビジネス・実用
    -
    1巻990円 (税込)
    「料理は真心と注意が第一」。高級な食材を使わなくとも少しの工夫で格段に上等な食卓になる。野菜の見分け方、肉の部位による味の違い、旬の魚の選び方、調味料の使い方――。“天皇の料理番”が、家庭の食卓に向けて、長年の経験に基づく料理のコツを伝授する。
  • SRO6 四重人格

    SRO 四重人格

    小説・文芸
    3.9
    1巻968円 (税込)
    東京と秋田で、トリカブトによる毒殺事件が発生。手口に一貫性がなく、同一犯か複数犯か絞れず捜査は難航していた。その最中、耳や手首が切り取られた惨殺死体、銃殺死体が東京近郊で相次いで見つかる。すべての現場に残る同一人物の指紋から、SRO室長の山根新九郎はある仮説を立て犯人に迫っていく。大人気警察小説、待望のシリーズ第六弾!
  • 花咲ける上方武士道

    花咲ける上方武士道

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,430円 (税込)
    風雲急を告げる幕末、公家密偵使・少将高野則近の東海道東下り。大坂侍・百済ノ門兵衛と伊賀忍者を従えて、恋と冒険の傑作長篇。
  • 仏教人生読本

    仏教人生読本

    ビジネス・実用
    -
    1巻660円 (税込)
    夫の放蕩に悩まされ精神を患ったかの子は、仏の道に救いを見いだした。自分と他人、愛と憎しみ、出会いと別れ、そして死……人生の様々な局面は仏心によって切り抜けられると、自らの体験に基づき解りやすく伝授する。しなやかにしたたかに生きる、かの子流人間賛歌。 〈解説 瀬戸内寂聴〉
  • 戦国武将

    戦国武将

    ビジネス・実用
    -
    1巻880円 (税込)
    戦国時代とはどういう時代だったのか。北条早雲、斎藤道三らの下剋上、そして謙信、信玄、信長ら歴史的な個性の活躍。戦国武将をとりまく状況、組織を、確かな史料から読みとり、身分と出自、謀叛の論理、文武の実際、生死の観念などを具体的に検証する。戦国入門の決定版。
  • 外交官の一生

    外交官の一生

    満州事変時の吉林総領事、上海事変直後の上海総領事、そして日中戦争勃発時の東亜局長と、悪化の一途を辿った日中関係の最前線にあって、軍部独走に抗しつつ和平の道を模索しつつも、最後は敗走のビルマ大使として終戦を迎えた外交官が、日記をもとに綴った第一級の記録。 〈解説〉加藤陽子
  • 夢声戦中日記

    夢声戦中日記

    活動写真の弁士を皮切りに、子役時代の高峰秀子らと映画で共演するなど昭和を代表する芸能人であり、文筆家としても知られた著者が、真珠湾攻撃から東京大空襲にいたる約三年半の日々を克明に綴った記録。終戦までの四ヵ月を収録した既刊『夢声戦争日記 抄 敗戦の記』の姉妹篇。 〈解説〉濱田研吾
  • 韃靼疾風録 (上)

    韃靼疾風録

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻963円 (税込)
    なぜか九州平戸島に漂着した韃靼公主を送って、謎多いその故国に赴く平戸武士桂庄助の前途になにが待ちかまえていたか。「十七世紀の歴史が裂けてゆく時期」に出会った二人の愛の行方を軸に、東アジアの海陸に展開される雄大なロマン。第十五回大佛次郎賞受賞作。
  • 猿の悲しみ

    猿の悲しみ

    小説・文芸
    3.7
    1巻748円 (税込)
    弁護士事務所で働く風町サエは、殺人罪で服役経験を持つシングルマザー。十六歳で不登校の息子がいる。表向きは事務員だが、実際には様々な手口で依頼主の要望に応える調査員。プロ野球選手とモデルの離婚慰謝料を巡り動くサエだったが、同時にある殺害事件についての調査も言い渡される。歪んだ愛の発端は三十四年前に遡り――。
  • 沖田総司 新選組孤高の剣士

    沖田総司 新選組孤高の剣士

    小説・文芸
    5.0
    1巻814円 (税込)
    新選組一番組頭沖田総司。天才剣士と謳われながら、労咳のため若くして独り江戸でこの世を去った。道場では短気で荒っぽかった少年時代。子供好きで明るい面を見せた壬生村の頃。近藤の養女の求愛を固辞する一方、内妻の死を悼み涙した女性との関わり。そして新選組で最も武闘派だった“刺客”。知られざるその実像に迫る書き下ろし。
  • フランス革命夜話

    フランス革命夜話

    ビジネス・実用
    -
    1巻814円 (税込)
    大革命を彩ったロベスピエール、ミラボー、断頭吏サンソン、シャルロット・コルデーなどの人物よもやま話や、ルイ十六世の最期、熱月(テレミドール)九日の真相を軽妙洒脱に披露。老若問答から大革命の熱情と悲哀に誘う異色の名著を復刻。エッセイ二篇(「革命夜話」「鬼才ボーマルシェ」)と翻訳一篇(「敗北者の運命」)を収録。〈解説〉小倉孝誠
  • 味の散歩

    味の散歩

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    「豆腐ほどプレーンな食べ物はないのではあるまいか」そこに材料を生かそうという愛の心も生まれるし、工夫も生まれる――。天皇の料理番として知られる秋山徳蔵が、料理人人生五〇年の経験から、街場の食堂や家庭料理に至るまで“味”にまつわる想いを語る。自筆挿画六〇点余を収録。〈解説〉森枝卓士
  • 彷徨える英霊たち 戦争の怪異譚

    彷徨える英霊たち 戦争の怪異譚

    戦場で命を落とした者たちはなぜ、霊魂となってもなお祖国へと帰ろうとするのか。ガダルカナル、ニューギニア、フィリピン、硫黄島、朝鮮半島、そして沖縄。さまざまな場所で、戦死者たちを、その家族たちを長年にわたり取材してきた著者が〈怪異譚〉を通して綴る鎮魂の記。
  • ノモンハン 元満州国外交官の証言

    ノモンハン 元満州国外交官の証言

    一九三九(昭和一四)年夏、満州とモンゴルとの国境で、ソ連軍と日本軍が激突し、合わせて二万近くの戦死者を出したノモンハン事件は、現代日本も抱える「国境問題」を、軍事力で解決しようとして起こった悲劇だった。停戦後の国境確定交渉に参画した外交官が綴る「事件」の深層。〈解説〉田中克彦
  • 名曲決定盤(上) 器楽・室内楽篇

    名曲決定盤

    小説・文芸
    -
    1~2巻1,100円 (税込)
    クライスラー、エルマン、ティボーの歴史的名演奏をはじめ、コルトー、カサルスなど苦心の蒐集レコード一万枚をもとに、鋭い審美の耳と情熱的な筆で音楽を語る、あらえびす=野村胡堂の古典的名著。上下二巻。 〈解説〉山崎浩太郎
  • 最後の御前会議/戦後欧米見聞録 近衛文麿手記集成

    最後の御前会議/戦後欧米見聞録 近衛文麿手記集成

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    戦前、歓呼の声で宰相の座についた公爵は、終戦直後、戦犯に指名され自死を選ぶ。今なお歴史的位置づけが揺れ動く近衛文麿の思想の軌跡を綴った手記六篇「最後の御前会議」「平和への努力」「近衛上奏文」「世界の現状を改善せよ」「戦後欧米見聞録」「英米本位の平和主義を排す」を集成。〈解説〉井上寿一
  • 封鎖海域(上)

    封鎖海域

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻682円 (税込)
    三陸沖三〇〇キロ地点から、突如救難依頼が舞い込んだ。 航空自衛隊救難教育隊が駆けつけると、中国軍人数名が海の中で助けを求めている。 だが、奇妙なことに、全員数日間の記憶を失っていた。 彼らはいったい何をしようとしていたのか!?  調べを進めると、この海域には正体不明の―― 船体に赤い星が刻まれた不審船が沈んでいることが判明。 中露、更には米国が調査に乗り出すが、船に接近するのを最後に、通信が途絶えてしまう。 そこで、南沙から戻ったばかりの《サイレント・コア》部隊に調査の命が。 現場に乗り込んだ彼らが見た、驚くべき光景とは? C★NOVELS『謎の沈没船を追え! 上』を改題し、 下巻末にあとがきを収録した文庫版。
  • 棟居刑事の荒野の証明

    棟居刑事の荒野の証明

    小説・文芸
    -
    1巻748円 (税込)
    花形部署でエースとして活躍していた山名功は、突然、関連企業のゴルフ場への異動を言い渡される。さらに、妻から離婚を切り出され、彼女の背後に男の存在を感じたが、その申し入れを受け入れた。ある日、同僚の竹内愛から行方不明の姉・由香について相談を受けた山名は、自分を左遷した張本人と由香の接点に気づき――。
  • ミリオンセラーガール

    ミリオンセラーガール

    小説・文芸
    3.7
    1巻748円 (税込)
    アパレルショップをリストラされた沙智は心機一転、ファッション誌の編集者を目指して出版社へ。しかし、配属されたのは販売促進部――通称“ハンソク”。しかも無名作家の小説を「ミリオンセラーにせよ」との特命まで課せられた。編集、書店をはじめ業界全体を巻き込んだ新人営業女子の活躍が始まる!
  • 豊臣家の人々

    豊臣家の人々

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    殺生関白秀次、太閤様以上と囁かれた北ノ政所、桂離宮を造営した八条宮、大坂城とともに滅んだ淀殿母子など、ひとひらの幻影のような豊臣家の栄華のあとを、研ぎ澄まされた史眼と躍動する筆で現代によみがえらせ、司馬文学の魅力を満喫させる連作長篇。
  • いっさい夢にござ候 本間雅晴中将伝

    いっさい夢にござ候 本間雅晴中将伝

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    フィリピン攻略戦でマッカーサーを敗走させたものの、バターン半島に立て籠もった敵を攻めあぐね、ついに大将の夢叶わず、予備役に編入された本間。敗戦後、捕虜虐待等の責任に問われた夫を救うため、妻・富士子はマニラに飛び、軍事法廷の証言台に立った――。理性的で情に厚い“悲劇の将軍”の生涯を描いた本格ノンフィクション。 解説・野村 進
  • 上海時代(上) ジャーナリストの回想

    上海時代 ジャーナリストの回想

    小説・文芸
    5.0
    1~2巻1,540円 (税込)
    満州事変、第一次上海事変の余韻さめやらぬ昭和八年、聯合通信支局長に就任した著者はが、抗日テロ、西安事件、蘆溝橋事件、そして日中全面戦争へと至る六年間、上海を舞台に取材報道にあたりながら、内外に築いた深い人脈を活かし和平実現に尽力した歴史的証言。日本エッセイストクラブ賞受賞作。
  • 皇国の守護者1 - 反逆の戦場

    皇国の守護者

    小説・文芸
    3.9
    1~17巻110~550円 (税込)
    氷雪舞う皇国北端の地に、鋼鉄の奔流が押し寄せた。圧倒的軍事力を誇る帝国軍怒濤の進撃に、皇国軍は為す術もなく潰走する。殿軍を担う兵站将校・新城直衛中尉は、死力を尽くして猛攻に立ち向かうが――!? 真の「救国の英雄」の意義を問う大河戦記、開幕! C★NOVELS版を全面改稿。
  • 月と雷

    月と雷

    小説・文芸
    3.6
    1巻594円 (税込)
    不意の出会い、気まぐれや衝動。無数の偶然に促されて、私たちみんな、進んでいく。自分にしかたどり着けない、見知らぬ場所に向かって―― 幼い頃、泰子の家でいっとき暮らしをともにした見知らぬ女と男の子。まっとうとは言い難いあの母子との日々を忘れたことはない泰子だが、結婚を控えた今になって再び現れたふたりを前に、確かだったはずの「しあわせ」が否応もなく揺さぶられて……。水面に広がる波紋にも似た、偶然がもたらす人生の変転を、著者ならではの筆致で丹念に描く力作長編小説。
  • 忘れ得ぬ人々と谷崎潤一郎

    忘れ得ぬ人々と谷崎潤一郎

    小説・文芸
    4.0
    1巻902円 (税込)
    建築家辰野金吾を父に持ち、名随筆家としても知られる仏文学者が、同窓の谷崎、師として仰ぐ露伴・鴎外・漱石らとの思い出を綴る。昭和初期から戦後までに交流した多才な文学者の素顔や審美眼と学問への深い愛が浮かび上がる自伝的随想集。改造社版の同題本(選集第四巻 昭和二四年刊)を底本にした完全版を文庫化。
  • 新選組血風録 〈改版〉

    新選組血風録 〈改版〉

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,026円 (税込)
    近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一から妖しい前髪の美剣士や薩摩の間者……。混沌たる状況を切り、斃れていった隊士一人一人の哀歓を冴え冴えと浮彫りにする名作。
  • 大磯随想・世界と日本

    大磯随想・世界と日本

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,210円 (税込)
    引退後ほどなく、政治の「貧困」を憂いつつ未来への希望をこめて綴ったエッセイ集「大磯随想」。その最晩年に、マッカーサーやアデナウアー、ケネディら内外の政治家を回想し、日本外交について縦横に語った「世界と日本」。保守政治のエッセンスを余すことなく語った二篇。 〈解説〉井上寿一
  • 沖縄決戦 高級参謀の手記

    沖縄決戦 高級参謀の手記

    太平洋戦争時、日本で唯一地上戦が展開された沖縄戦の全貌。四十三年ぶりに復刊した本書は、十八万の米上陸部隊を迎え撃ち潰滅した第三十二軍司令部唯一の生き残りである著者が苛烈な戦いの経緯を描くとともに、現代日本人にも通じる陸軍の宿痾を鋭く指摘した「日本人論」でもある。 〈解説〉戸部良一
  • 一路 (上)

    一路

    小説・文芸
    4.3
    1~2巻704~792円 (税込)
    失火により父が不慮の死を遂げたため、江戸から西美濃・田名部郡に帰参した小野寺一路。齢十九にして初めて訪れた故郷では、小野寺家代々の御役目・参勤道中御供頭を仰せつかる。失火は大罪にして、家督相続は仮の沙汰。差配に不手際があれば、ただちに家名断絶と追い詰められる一路だったが、家伝の「行軍録」を唯一の頼りに、いざ江戸見参の道中へ!
  • 御隠居忍法 しのぶ恋

    御隠居忍法 しのぶ恋

    小説・文芸
    -
    1巻748円 (税込)
    遊郭街で発生した火事。焼け跡から見つかった首なし死体は、どうやら、狸斎の盟友・新野耕民の死と関わりがあるらしい。笹野藩内では仇討ちを耕民の息子にけしかける者が増え、不穏な雰囲気がただよう。事件を調べていた狸斎は、藩政の裏で跋扈する暗殺集団「黒手組」と全面対決することに――。「御隠居忍法」シリーズ完結篇。
  • 闇夜の鴉

    闇夜の鴉

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    大坂の闇社会を仕切る山村検校の追っ手から逃れて十年――。江戸に行き着いた新一は、按摩の傍ら再び殺し屋稼業に手を染めていた。地獄と隣り合わせの日々を過ごす新一だったが、ある依頼をきっかけに、失われた人生を取り戻すため立ち上がることを決意する! 暗黒時代小説の傑作。
  • イオニアの風

    イオニアの風

    小説・文芸
    -
    1巻1,012円 (税込)
    オリュンポスの神々の賭けにより、“魔物退治”に挑むことになった英雄の子テレマコスと美しき吟遊詩人ナウシカア。人類の命運を背負う二人が辿る波瀾の道行き、非力な人間の思いもかけない力、若き男女に芽生える恋の予感……。構想二十年余、ギリシア神話をベースに織り上げた、絢爛たる愛と冒険のタペストリー。
  • 外交五十年

    外交五十年

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻1,210円 (税込)
    大正末期から昭和初期にかけて二度にわたり外務大臣を務め、「幣原外交」とよばれる国際協調政策を推進した外交官は、敗戦後に総理大臣に就任する。「未来永劫」戦争をしないとの「信念」から新憲法に軍備放棄を盛り込んだという著者が綴る貴重な外交秘史。 〈解説〉筒井清忠
  • 恋愛書簡術 古今東西の文豪に学ぶテクニック講座

    恋愛書簡術 古今東西の文豪に学ぶテクニック講座

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,012円 (税込)
    愚直な想いか? したたかな罠か? それとも粋な駆け引きか? 人妻の虜となったバルザック、美しき野獣に溺れたコクトー、そして谷崎、百けんらが、略奪愛、ダブル不倫、官能の倒錯愛など恋の渦中で巧みに駆使したレトリックを分析、世界を震撼させた大恋愛と名作誕生の背景を探る。芸術の女神、男装の麗人、運命の女など続々登場。
  • CAドラゴン

    CAドラゴン

    小説・文芸
    3.0
    1~3巻682円 (税込)
    警察庁と極秘に契約を結ぶエージェント・矢島達司。かつて、中国残留日本人孤児の二世や三世がひきいる暴走族グループ・怒羅権の頭として暴れ回っていた最強の男が、信義のために巨悪に立ち向かう。書き下ろし長篇ハード・アクションシリーズ第一弾。
  • 桐島教授の研究報告書 テロメアと吸血鬼の謎

    桐島教授の研究報告書 テロメアと吸血鬼の謎

    小説・文芸
    3.8
    1巻748円 (税込)
    拓也が大学で出会った美少女は、日本人女性初のノーベル賞受賞者・桐島教授。彼女は未知のウイルスに感染し、若返り病を発症したという。一方、大学では吸血鬼の噂が広まると同時に拓也の友人が意識不明に。完全免疫を持つと診断された拓也は、まず桐島と吸血鬼の謎を追うことになり!?
  • 維新銃姫伝 会津の桜 京都の紅葉

    幕末銃姫伝

    小説・文芸
    -
    1~2巻754~880円 (税込)
    会津開城に始まった明治元年。朝敵とされた会津藩士たちの運命は悲惨を極める。八重は兄を介し、夫となる新島襄と出会うが、胸には無念の思いがあった。そして明治七年。佐賀の乱勃発の報を受けた八重は、再び銃を手にする! 美しい四季を背景に、家族の和、敗者の誇り、正義を貫く心意気を描いた前作『幕末銃姫伝』に続く歴史長篇。
  • 母の遺産 新聞小説(上)

    母の遺産 新聞小説

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻990円 (税込)
    八十歳を過ぎた母が骨折をして病院に運び込まれたその日、美津紀は夫・哲夫の引き出しから花柄のティッシュ入れを見つける。施設に入った母に時間を奪われ続け、美津紀は思う。「ママ、いったいいつになったら死んでくれるの?」親の介護、夫の浮気、忍び寄る更年期、老後資金の計算……実体験を交えて赤裸々に描き大きな話題を呼んだ、大佛次郎賞受賞作。
  • ユートピアと性 オナイダ・コミュニティの複合婚実験

    ユートピアと性 オナイダ・コミュニティの複合婚実験

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    アメリカで生まれた数多くの「ユートピア」の中でもひときわ異彩を放つのが、J・H・ノイズが創立したオナイダ・コミュニティである。神の代理人を自負する教祖ノイズは、「隣人愛」を徹底させるべく、親子の愛や特定男女間の恋愛を厳しく糾弾。信者たちのセックスをも管理し、やがて“優秀な”男女の子孫のみを増やそうと、優生学的生殖実験を始める。この「理想の共同体」が迎えた結末とは――。
  • 日本を、信じる

    日本を、信じる

    「この歳になっても、肉は食べるし、お酒は飲む。徹夜で原稿も書く」瀬戸内寂聴さんと、「どうしてもっと早く日本国籍を取ることを考えなかったのか」というドナルド・キーンさんの対談集です。ともに九十歳を迎える(当時)二人が、今日までの出来事を顧みながら、まずは3・11東日本大震災の被災地に足を運んで感じることが出来た日本人の底力、そして残された人たちの生きる意味について話し合います。対談は3年前の2012年に行われましたが、復興が遅々としている2015年の現在に読んでも、胸に突き刺さる発言がたくさんあります。さらに平泉・中尊寺に見られる日本の美、一方で失なわれてゆく美しい風景や日本人らしい心、『源氏物語』『おくのほそ道』など古典文学の素晴らしさ、太平洋戦争・ソ連崩壊など二人が選ぶ人生の三大事件、さらに自らの老いと死について縦横に語り合います。
  • 岡田啓介回顧録

    岡田啓介回顧録

    日清・日露戦争に従軍し、昭和五年のロンドン軍縮条約に際しては軍縮に賛同する「条約派」として尽力。内閣総理大臣時代に二・二六事件に遭遇、間一髪で暗殺を免れる。戦争末期に和平工作に参加。常に中枢にあって大日本帝国の興亡を見つめ続けた海軍軍人の語る回想。  〈解説〉戸高一成。
  • しょうがない人

    しょうがない人

    小説・文芸
    3.6
    1巻748円 (税込)
    「私はいつも誰かに振り回される」と嘆く河埜日向子は、友人が代表を務める会社でパートとして働く43歳の主婦。実家の相続や姑と の同居、娘の反抗期、理解し合えない夫……と、次から次に降りかかってくる災難を互いに慰め合うため、ベテランパート仲間と今日もしゃべりまくる。いくつになっても、女の行く先は険しくて――。
  • ペトロ 警視庁捜査一課・碓氷弘一5

    ペトロ 警視庁捜査一課・碓氷弘一5

    小説・文芸
    3.8
    1巻748円 (税込)
    考古学教授の妻と弟子が殺され、双方の現場には謎めいた古代文字ペトログリフが残されていた。捜査一課の碓氷弘一警部補は、外国人研究者・アルトマン教授を相棒に連続殺人の真相を追う。シリーズ第5弾
  • 幻想即興曲 響季姉妹探偵 ショパン篇

    幻想即興曲 響季姉妹探偵

    小説・文芸
    3.7
    1巻814円 (税込)
    夫の刺殺容疑で逮捕された美人ピアニスト。じつは殺害時刻に別の場所でショパンを弾いていた!?――四十年前の事件の手がかりは、それを題材として書かれたミステリー小説のみ。担当作家から原稿を預かった編集者の響季智香子は、新米ピアニストの妹の協力を得て超絶推理に挑む。天然姉妹の会話と推理が光るシリーズ第一弾。
  • 共鳴

    共鳴

    小説・文芸
    4.0
    1巻836円 (税込)
    大学にも行かず、家に引きこもっている孫・将を強引に自宅へ連れてきた、元刑事の麻生。持ちこまれる近所の事件を調べるため、将を「相棒」に任命した麻生だったが、前途は多難で――。警察小説の旗手が贈る、あたらしい「家族」小説。
  • 回想十年(上)

    回想十年

    小説・文芸
    3.0
    1~3巻1,540円 (税込)
    昭和二十九年十二月に政界を引退した吉田茂が、その二年後から数年をかけ、池田勇人や佐藤栄作らを相手に語った回想記。戦時中の終戦工作に始まり、自ら政権を率いて戦後日本を形成した数年間の政治の内幕を語りつつ、日本が進むべき〈保守本流〉を訴える。 〈解説〉井上寿一。
  • あおむけで走る馬

    あおむけで走る馬

    小説・文芸
    3.0
    1巻638円 (税込)
    イケなくなった売れっ子ホストの兄、ひたすらビル登りをする弟。そして元美人の太った女。無垢にしか生きられない3人が手探りする、温かな旅路とは……。
  • 棟居刑事の絆の証明

    棟居刑事の絆の証明

    小説・文芸
    -
    1巻704円 (税込)
    休暇を利用して訪れていた唐松岳山頂で、トレッキングツアーグループから写真撮影を頼まれた警視庁捜査一課の棟居弘一良。名前も告げ合わず別れた彼らとはその場限りだったはずが、下山後、思わぬ再会を果たす。メンバーの一人が、殺人事件の被害者となってしまったのだ。金と愛欲にまみれた下界の悪に、棟居刑事が迫る!
  • 点線のスリル

    点線のスリル

    小説・文芸
    3.5
    1巻704円 (税込)
    ぼくが養護施設の前に捨てられていたのは、医者の見立てによると二歳になるかどうかの年だったらしい。「あやと」と名前だけ書いた紙しか置いてなかったのは、ぼくは親にではなく、誘拐犯にでも捨てられたからなのか。――中学校でも異物扱いのぼくは、卒業を前にして、十三年前のあの日を探し始める。今日までの点線の道を塗りつぶすために。ぼくの自分探しの結末は?
  • 空旅・船旅・汽車の旅

    空旅・船旅・汽車の旅

    小説・文芸
    4.0
    1巻814円 (税込)
    愛車のルノーを駆って都内を走行中、雨やどりをする女子高校生に「乗りませんか?」と声を掛けてしまう著者。デコボコの国道、国鉄の花形・蒸汽機関車、振り袖のスチュワーデス……。1950年代の交通文化が甦る、乗り物の楽しさ満載の爽快なエッセイ。文庫化にあたって、悪路の東北を自動車で一周した「一級国道を往く」の後日談、「二十二年目の東北道」も収録。
  • 闇の獄(上)

    闇の獄

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻858円 (税込)
    大坂の街で仲間と共に盗賊稼業を営んでいた男・新之助。彼の役割は、持ち前の器量で女を誑かして得た情報を元に、押し込み強盗の段取りをつけること。だが、ある晩、仲間の裏切りが彼の人生を大きく変えてしまう。顔を裂かれ、光を失い、表社会で生きられない姿となった男に残された道は、按摩師をしながら殺し屋として生きることだけだった!
  • 戊辰転々録

    戊辰転々録

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    津軽で暮らす道楽者の三上屋金介は、旧幕府軍と薩長勢のいくさをこの目で見ようと旅に出るが――。一人の男の流浪の顛末を描いた表題作ほか、戦国から幕末維新までを描いた全七篇の歴史短篇集。知られざる史実に光を当てた、著者ならではの滋味あふれる物語。
  • 江戸の温泉三昧

    江戸の温泉三昧

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,012円 (税込)
    草津では小林一茶が江戸との往復時にたちより、俳句を詠んだ。一茶自身湯治が好きで覚え書きや感想を残している。また熱海を訪れた中級武士たちは新鮮な海の幸に感激してグルメ三昧、弁当を持って寺社詣でに出かけた。道後・有馬などの大歓楽地では、小金のある連中が名産・名物を買い漁り……。古代の湯浴みに始まり、江戸期に急速に広がった温泉文化の有り様や魅力を語る。
  • 安政の大獄 井伊直弼と長野主膳

    安政の大獄 井伊直弼と長野主膳

    ビジネス・実用
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ペリー来航以来、揺らぎ始めた幕府の権威を維持強化するため、大老井伊直弼が断行した安政の大獄は、吉田松陰・橋本左内ら英才俊傑のみならず、幕府内の人材も一掃することとなった。侘しい埋木舎時代の井伊直弼と国学者長野主膳との異常に親密な師弟関係・主従関係から説きおこし、大獄へと突き進む二人を描く。 〈解説〉家近良樹
  • 水の旅 日本再発見

    水の旅 日本再発見

    日本の文化は水の文化。そして、日本は「木を植える文化」の国である。米、酒、鮭、杉といった身近なものにも、人が自然に働きかけてきた苦心の歴史がある。先人たちが各地に残した歴史の跡を訪ね、そこに息づく知恵と思想を紹介する。自然環境が激変してゆく時期に、水を通して日本の未来を考えた心打つルポルタージュ。姉妹編に『水の文化史』。
  • 水の文化史

    水の文化史

    淀川、利根川、木曽川、筑後川の四大河川を中心に、日本人がいかに水と緊密に関わりながら国土と文化を築き上げてきたかを、ロマンあふれる筆致で描く。水問題、環境問題を取り上げ、社会に警鐘を鳴らした先駆的な名著として知られ、農林漁業の役割を見直し、日本人のアイデンティティを考えるための必読書でもある。姉妹編に『水の旅』がある。
  • からごころ - 日本精神の逆説

    からごころ - 日本精神の逆説

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻814円 (税込)
    「日本人であること」を探究する第一歩とは……。日本人の内にあり、必然的に我々本来の在り方を見失わせるもの――本居宣長が「からごころ」と呼んだ機構の究明を通し、日本精神を問い直す。戦後世代の大東亜戦争論として、論壇に衝撃を与えた初期論考を含む、鋭く深い思索の軌跡。
  • バベルの謎 - ヤハウィストの冒険

    バベルの謎 - ヤハウィストの冒険

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻1,361円 (税込)
    これまでの聖書の常識を覆す旧約「創世記」の根本的な読み直し。天地創造からバベルの塔にいたるおなじみの物語の真の姿に迫ることで、一個の大胆極まりない精神の軌跡を明らかにする。和辻哲郎文化賞受賞作
  • 赤穂バイパス線の死角

    赤穂バイパス線の死角

    小説・文芸
    -
    1巻638円 (税込)
    「忠臣蔵」主演役者の死。十津川警部、四十七士を祀る赤穂大石神社へ――「忠臣蔵」千秋楽の翌日に、主演した人気歌舞伎役者・尾上竜之介がTV局女子アナと服毒死した。竜之介の遺書もあり、心中として捜査は終了したが、十津川の先輩で所轄署の小西と雑誌記者・坂井が真相究明に動き始めた。十津川は二人の後を追い、四十七義士を祀(まつ)る兵庫県の赤穂大石神社へ向かうが、岡山県日生(ひなせ)の港で坂井の溺死体が発見される……。
  • 金貸しから物書きまで

    金貸しから物書きまで

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    「清美、幸平、とうさんは死ねる。今日も一日、元気で死ねる」 職場という地獄に毎朝死ぬ思いで飛び込んできたおれだが、過酷なノルマと上司の横暴にいよいよ耐えきれなくなり……。 妻子はあれど、学歴も根性も甲斐性もない。行き場を失ったおれが最後に見出した、思いもよらない活路とは。 貸金業の舞台裏と、追い込まれた者の悲哀。人生のどん詰まりをリアルに活写して、なぜだか妙に笑わせる、断然オリジナルな長編小説。
  • あかりの湖畔

    あかりの湖畔

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    大きな湖のほとりにある「お休み処・風弓亭」の三姉妹。 次女の悠は女優志望、高校生の花映も外の世界に憧れ、一人長女の灯子だけが、生まれ育ったこの場所でいつまでも変わらぬ生活を望んでいた。 ある日、姉妹の前に一人の青年が現れる。「運命を変える」出会いが、封じられた記憶を揺さぶって……。 大切な家族だからこそ、打ち明けられない秘密がある。 人生の小さな分岐点を丹念に描き、心を静かにふるわせる傑作長編小説。
  • イモータル

    イモータル

    小説・文芸
    3.8
    1巻902円 (税込)
    インドで消息を絶った兄が残した「智慧の書」。不思議な力を放つその書に導かれ、隆は自らもインドへと旅立った……。ウパニシャッドからショーペンハウアー、そして現代へ。ムガル帝国の皇子や革命期フランスの学者が時空を超えて結実させた哲学の神髄に迫る、壮大な物語。『不滅の書』を改題。
  • 日本改造法案大綱

    日本改造法案大綱

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻990円 (税込)
    辛亥革命に身を投じた北一輝が帰国後の一九二三年に著し、国家改造の青写真を示して発禁処分になった『国家改造案原理大綱』。一部を伏せ字とし改題して刊行された本書は、昭和の青年将校を魅了し二・二六事件の引き金となったが、一方で私有財産制限、華族制廃止、財閥解体を訴え戦後改革の先駆けとも評される。〈解説〉嘉戸一将。
  • ハル回顧録

    ハル回顧録

    一九四一年、日米交渉の最中に「ハル・ノート」を突きつけ、日本に対米開戦を決意させたことで知られるハルは、「国際連合の父」としてノーベル平和賞を受賞した、戦後体制の樹立者でもあった。十二年にわたり国務長官としてルーズベルト政権を支えた外交官が綴る国際政治の舞台裏。 〈解説〉須藤眞志。
  • 御隠居忍法9 刺客百鬼

    御隠居忍法 刺客百鬼

    小説・文芸
    5.0
    1巻748円 (税込)
    狸斎の娘・奈々江の舅であり狸斎の親友でもあった新野耕民が急死。耕民は笹野藩の後嗣をめぐる争いに巻き込まれ、黒手組によって暗殺されたのだった。狸斎は耕民の遺志を継ぎ、君主の幼い落胤と守り役の娘を江戸へ送る役目を引き受けるが、道中、神出鬼没の刺客が襲いかかる! シリーズ第九弾。

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