伊豆の旅

伊豆の旅

1,100円 (税込)

5pt

3.6

一高生時代の〈美しい旅の踊子との出会い〉以来、伊豆は著者にとって第二の故郷となった。青春の日々をすごした伊豆を舞台とする大正から昭和初期の短篇小説と随筆を集成。小説は代表作「伊豆の踊子」ほか「伊豆の帰り」など七篇、随筆は「伊豆序説」「湯ヶ島温泉」「温泉女景色」「伊豆の思い出」など二十五篇を収録する。〈解説〉川端香男里

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伊豆の旅 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    伊豆旅行のお供にぴったりの1冊だった。

    竹西寛子は『川端康成 人と作品』で、「それらの作品を観光小説風に扱う冒瀆はまことに耐え難い。」と書いてはいるが、こちらのアンソロジーは「伊豆へ旅するひとにも 伊豆を旅したひとにも 伊豆の旅を想う人にも なつかしい愉しい本」。

    名作のもととなったエピソードが

    0
    2023年04月08日

    Posted by ブクログ

    4月のGuruGuruBooks読書会で使用
    伊豆の踊子を課題図書にしたので、伊豆の踊子を読むからにはセットで読みたいこの本の中からも、いろいろと紹介をして読書会を進めた。
    担当より

    0
    2022年08月07日

    Posted by ブクログ

    著者の伊豆にまつわる随想や掌編小説を集めたもの。大正から昭和初期にかけた伊豆の様子が偲ばれる。図らずも、伊豆の踊子を再読。また、「湯にもいろんな肌のあることは、女と同じである」は蓋し至言か。

    0
    2019年05月07日

    Posted by ブクログ

    川端作品はいくつか読んだけど、有名どころの雪国は嗜好にあったけれど、伊豆の踊子の良さは実はさっぱり見いだせなかった。
    この伊豆の旅には、川端さんが長年、第二の家の様に逗留した湯ヶ島の湯本館での滞在記に近いものなど、伊豆における文豪の素顔も垣間見れる短編集となっていて、ちょっと面白い。

    川端ファンな

    0
    2023年05月23日

    Posted by ブクログ

    「伊豆へ旅するひとにも伊豆を旅したひとにも伊豆の旅を想う人にもなつかしい愉しい本」と編集者の方が結論づけたことに同意です。

    今回は、伊豆旅行の道中で読み出し、本文中の美しい自然描写を実感。2月に関わらず、河津桜と温かい日差しに迎えられて、まさに「美しく晴れ渡った伊豆の小春日和」でした。

    偶然にも

    0
    2017年02月18日

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