沖縄の島守 内務官僚かく戦えり

沖縄の島守 内務官僚かく戦えり

1,309円 (税込)

6pt

4.7

島田叡。沖縄県知事。米軍の沖縄攻撃二カ月前に赴任。荒井退造。沖縄県警察部長として島田を迎える。二人は過酷な戦時体制下で、県民保護の困難な仕事に命がけで取り組んだ。共に沖縄戦が事実上終息した一九四五年六月、摩文仁の丘で消息を絶つ。沖縄戦後半世紀を越えて発掘された新事実を基に、二人の男の希有な生き方を丹念にたどった長編ノンフィクション。

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沖縄の島守 内務官僚かく戦えり のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年01月01日

    沖縄戦前夜、だれもがしり込みする沖縄県の官選知事、沖縄県警察部長に赴任した二人の官僚、島田叡氏と荒木退造氏。本書は、住民の疎開と食糧の確保に全力を尽くしながら殉職し、住民から島守として戦後長く慕われた彼らの軌跡をたどっている。

    実際の戦闘が始まるまで住民は疎開を嫌がった。疎開児童千数百名を乗せた対...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月23日

    終戦記念日テレビ特番で島田知事を知った。男の中の男。極限状態で自己犠牲を払い、県民のために行動する姿に泣きました。自分は、極限状態で島田知事の様な行動が取れるのか、考えさせられた。島田知事が座右に置いていた本が、南洲翁遺訓と葉隠だったのも、感慨深い。

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    Posted by ブクログ 2017年07月03日

    『先生、偉い人とはどんな人ですか』。西郷はしばらく沈黙の後、答えました。『偉い人とは大臣とか、大将とかの地位ではない。財産の有無でもない。世間的な立身出世でもない。一言で言えば、後ろから拝まれる人、死後慕われる人だ』と」

    田村洋三さんの「沖縄の島守―内務官僚かく戦えり」という本からです。

    本書...続きを読む

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