岡田啓介回顧録

岡田啓介回顧録

1,320円 (税込)

6pt

3.5

日清・日露戦争に従軍し、昭和五年のロンドン軍縮条約に際しては軍縮に賛同する「条約派」として尽力。内閣総理大臣時代に二・二六事件に遭遇、間一髪で暗殺を免れる。戦争末期に和平工作に参加。常に中枢にあって大日本帝国の興亡を見つめ続けた海軍軍人の語る回想。 〈解説〉戸高一成。

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岡田啓介回顧録 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年11月28日

    2.26における暗殺未遂事件、東条英樹との確執、ロンドン軍縮会議時の対応等、当時の状況を“赤裸々”に語っているところに歴史的価値がある。

    岡田啓介は国を思っていたのだと思う。
    原爆投下が最たるものだが、日本の国土が焦土化し、多くの国民が亡くなる状況に自らの心身が傷つくような思いがあった。
    岡田啓介...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月05日

    二二六事件の描写が生々しい。クーデターとはいえ、他国のそれのように憎悪に満ちているわけではなく、各々が高潔と信じる志に基づいて行ったのだろうということが伺い知れる。

    0

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