寝台急行「昭和」行

寝台急行「昭和」行

924円 (税込)

4pt

3.8

鶴見線、寝台急行「銀河」、三岐鉄道、只見線、岩泉線……。寝台列車やローカル線、路面電車に揺られて、懐かしい場所、過ぎ去ったあの頃へ。日本の近代化とともにあった鉄路の風景に思いを馳せ、含羞を帯びつつ鉄道趣味を語る。昭和の記憶を辿る、大人の旅行記。

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寝台急行「昭和」行 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『坊ちゃんの時代』で著者を知る。そして本書で鉄道ファンであることを知り嬉しかった。しかし、鉄道紀行文として宮脇俊三を引き合いに出すことで、宮脇俊三を超えることができない宿命を負ってしまっている。しかし、著者の旅した鉄道路線や寝台特急をはじめたとした車両を読むと、鉄旅心を誘われる。「歴史好き」は宮脇氏

    0
    2018年01月19日

    Posted by ブクログ

    鉄道旅行記が、結果として昔を訪ねる内容につながる本だろうと思ったら、雑誌の企画として「昭和」を訪ねる連載が巻頭だった。

    基本的に乗りテツ記事なのだが、関川さんはオジサンであること、テツであることに恥らいがある。僕はテツではないが、関川さんの文章のファン。巧まざるユーモアに何度もニヤニヤ笑ってしまっ

    0
    2017年08月25日

    Posted by ブクログ

    昭和の鉄道乗車記、旅行記。乗り鉄の話である。東京から下関、連絡船で釜山、京城、奉天、ハルビン、満州里、莫斯科を経て巴里到着は15日目という欧亜連絡。凄いなあ。一方で関東平野をローカル線で回るという鉄オタらしい話もあり。

    0
    2024年10月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鉄道ファンの関川夏央さんの鉄道乗車記を集めた作品。鉄道をただ乗るだけではなく、歴史や乗客の観察やその他のエピソードなども交えて文章化したものです。

    特に台湾の乗車記や、三重県北部の盲腸線乗車記などを面白く読みました。

    しかし、鉄道という趣味自体は、とても長く継続できるものですけれど、まず日本の鉄

    0
    2016年04月02日

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