石射猪太郎の作品一覧
「石射猪太郎」の「外交官の一生」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「石射猪太郎」の「外交官の一生」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日本語表現・分かりやすさ5/5。内容の価値5/5。
素晴らしい。あふれる機智とユーモア。また、昔の人だからなのかどうなのか、文章に味がある。例=「この電信は、私には官歴の晩鐘と響いた」(p.240。シャム公使が決まった際)。
ワシントン会議時にワシントンDC勤務。満州事変時に吉林省(満州)領事。日華事変時に東亜局長。ナチスのオランダ侵攻時にオランダ公使。終戦時はビルマ大使(イギリス機の機銃掃射を避けながら命からがらタイに脱出)。面白くないわけがない。
そこここで以下のような人々がフラリと場面に入って来ては二言三言言ってスタスタと出て行く。幣原喜重郎、山本五十六、広田弘毅、松岡洋右、大島