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  • 最後の御前会議/戦後欧米見聞録 近衛文麿手記集成

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    ソ連にとって、日本を蒋介石との戦争に引きずり込むことができれば、自国への日本の脅威を逸らすことができる。さらに、手下である中国共産党は消滅の危機を脱すことができ、対日戦で国民党を疲弊させることで対日戦後に共産党の政権奪取が望める。

    通州(つうしゅう)事件。1937年7月、親日的な地方政権で、日本の駐屯軍不在の間に、中国人保安舞台が反乱を起こし、子どもや女性を含む日本居留民225名を虐殺した。首謀者である張慶余(ちょう・けいよ)は、中国共産党の工作員である黎巨峰(れい・きょほう)と王自悟(おう・じご)から指示を受けていた(張慶余「冀東保安隊通県反正始末記」)。目的は日本人を怒らせ、戦争に引きず

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    2024年05月30日

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