中公文庫の検索結果
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羆吼ゆる山
北海道日高山脈――悠久の大自然に展開する人とヒグマとの対決の日々を、自らが生きた時代の証言として物語る、戦慄の回想録。〈解説〉宮原昭夫 -
臨安水滸伝
南宋の都・臨安で漕運を営む夏家に、高位の宦官から極秘の依頼が舞い込んだ。「謀殺された将軍・岳飛の隠し資産を探してほしい」。ちらつく宰相・秦檜の影。年若き夏家三きょうだいの冒険が始まった。 -
平成兵法心持。 新開ジムボクシング物語
ジムのトレーナー時代に著者が出会った怠惰で憶病な練習生達。彼らを、戦のない時代、暇に任せて刀を磨くばかりだった「武士」に重ね合わせ、闘いたい(が怖くて闘えない)男たちの心理に迫る。 -
昭和の戦争を読み解く 戦争観なき平和論
20世紀は昭和の時代であった。戦後に刻印された我々の記憶は本当に正しい20世紀像を結んでいるのであろうか。昭和史研究の第一人者である著者が、昭和の戦争、エポックメイキングな事件を再検証し、昭和という時代と昭和を生きた日本人の実像を、独自の視点から読み解く。 -
太平洋戦争のif[イフ] 絶対不敗は可能だったか?
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル、レイテ、本土決戦――太平洋戦争の重要な各局面における「イフ」を論じることで歴史の真実に迫る。厳密な史料分析をもとに第一線の研究者たちが挑んだ、意欲的な太平洋戦争史。 -
戦後の肖像 その栄光と挫折
秩父宮、高松宮、赤尾敏、安岡正篤、伊藤律、坂口弘、田中角栄、藤山愛一郎、武見太郎など、もし、この人物がいなかったら戦後の日本の政治・経済・社会状況は別の局面を迎えていたかもしれないようなキーパーソン十五人を取り上げ、彼らの足跡を検証することにより、戦後日本の栄光と挫折に迫る意欲作。 -
剣闘士スパルタクス
「スパルタクス、おまえにも先頭をきってもらいたい」仲間の求めに応じスパルタクスは起った。寄せ集めの集団は、やがて奴隷解放の旗印を掲げる反乱軍としてイタリア本土を席巻する。だが、世界最強を誇るローマ軍の反撃が始まらんとしていた――! ローマ帝国に叛いた男を描く歴史大活劇第二弾。 -
一枝の桜 日本人とはなにか
日本人の美的世界・倫理的世界を善意な眼差しで概観しながらも、「慇懃と粗暴」「礼儀正しさとモラル破壊」「思慮深さと見栄っ張り」「同情心と冷淡」「慎み深さと思い上がり」といった相反する要素が両立する謎について、言語・風土・社会的要因から解明する。一九七〇年代にベストセラーとなった稀有な日本人論を初文庫化。 -
「核」論 鉄腕アトムと原発事故のあいだ
唯一の被爆国でありながら、「豊かさ」への渇望ゆえに核の力を借りる選択をした日本。核の傘の下で平和憲法を制定する「ねじれ」からはじまったその戦後。推進/反対どちらにも寄らずに、原子力に関わったさまざまな人物や、社会の価値観を可視化する文化的現象を追った「各」論の集積が、混迷する戦後日本の姿を浮き上がらせる! -
藪の中の家 芥川自死の謎を解く
昭和二年七月二十四日未明、芥川龍之介は睡眠薬により、自らの死を選んだ……。しかし、致死量に至る睡眠薬の入手は、芥川の治療のために出された処方によれば困難である──主治医の日記、龍之介の書簡などから、自死の真相に迫る、渾身のノンフィクション。第十七回新田次郎文学賞受賞作。 -
黒船以前 パックス・トクガワーナの時代
パックス・トクガワーナ(徳川の平和)は、なぜ二五〇年の長きにわたり続いたのか。江戸開府前史から黒船来航前夜まで、江戸への造詣の深さでは人後に落ちぬ二人が、世界史的視野から縦横に語り合う。従来の江戸時代観を一新する刺激に満ちた対論。『江戸の構造改革』改題。 -
甘辛の職人
どじょう、牛鍋、すし、和菓子……日本の食文化を支えてきた職人が守ってきた道とは何か。風土に根付く食文化に、いろいろな角度から迫る、食の職人の世界。 -
「隔離」という病い 近代日本の医療空間
恐怖の宣伝、強制収容、終身隔離……「病んだ」共同体はいったいどこへ向かうのか。ハンセン病を軸に日本社会の「病い」観を問いなおす。 -
東京焼盡
空襲に明け暮れる太平洋戦争末期の日々を、文学の眼と現実の眼をないまぜつつ的確に綴った日録。記録にして記録にあらず、百鬼園先生の詩精神が随処に横溢する稀有の東京空襲体験記。 -
戦時演芸慰問団 「わらわし隊」の記録 芸人たちが見た日中戦争
日中戦争中に戦地に派遣された慰問団「わらわし隊」。埋もれていた資料や元兵士の証言を元にその実態を浮き彫りにしつつ、慰問団が見た「南京」や「慰安婦」等、今も論争が続く一連の問題にも一石を投じた力作ルポルタージュ。 -
かぶき讃
「なまめける歌舞妓びとすら ころされて、いよ 敗れし悔いぞ 身に沁む」(昭和二十一年)と詠んだ折口信夫は、戦中から戦後、歌舞伎について度々論ずるようになる。防空壕の中で死んだ中村魁車、上方歌舞伎の美の結晶実川延若、そして六代目尾上菊五郎。役者論を軸に、豊穣な知とするどい感性で生き生きと描く独特な劇評集。 -
日本の幽霊
ありもしない怪異がなぜ起り、居もしない幽霊がなぜ出没するのか。昔なつかしいお化けのエピソードも豊かな民俗学者の幽霊研究。〈解説〉矢代静一 -
花鳥風月の科学
「花鳥風月」に代表される日本文化の重要な十のキーワードをとりあげ、歴史・文学・科学などさまざまな角度から分析、その底流にひそむ「日本的なるもの」の姿を抉出させる。著者一流の切り口が冴えわたる、卓抜の日本文化論。 -
戦後 欧米見聞録
大正八年、西園寺講和特使に随行し、第一次世界大戦の硝煙消えやらぬ荒廃のヨーロッパを訪れて無限の感慨を抱き、平和への歓喜、「力の支配」の存在、外交と宣伝、労働問題、米国問題など、卓越した識見と率直な心情を吐露した、近衛文麿若き日の記録。 -
残光そこにありて
単行本時、各紙誌絶賛! 2027年大河ドラマ「逆賊の幕臣」主人公――小栗忠順。 幕末に国の未来を照らさんとした鬼才の生涯を描く感動作。 黒船の来航により、あらゆる価値観が変化した幕末動乱期。関税の重要性を誰ひとり認識していないこの時期に、いち早くそこに気付き、諸外国を驚嘆せしめた男がいた。 家康の代から続く名門旗本の小栗上野介忠順。 武士でありながら、政治・経済の才覚を持つ忠順は、外国奉行や勘定奉行を歴任。対照的な出自の勝海舟や将軍慶喜と対立しながらも、幕府財政を再建するため、国内外を奔走する。 やがて訪れる混迷の世。誰もが目先の保身に走る中、忠順は後の世に希望を残すべく奮闘する。彼を突き動かすのは大切な妻との約束、そして何より、三河譜代としての矜恃であった。 序 章 許嫁の贈り物 第一章 遣米使節 第二章 対馬占拠 第三章 勘定奉行 第四章 改税約書 第五章 大政奉還 第六章 上州権田村 最終章 ネジの祈り 解説 東えりか -
思い出の屑籠
著者が生まれてから小学校時代まで、両親、姉、時折姿を現す4人の異母兄、乳母、お手伝い、書生や居候、という大家族に囲まれた甲子園に近い兵庫・西畑の時代を、思い出すままに綴る。 『血脈』など、著者の自伝的作品では触れられることのなかった秘蔵のエピソードが満載。 幼い「アイちゃん」目線で、“人生で最も幸福だった時代”の暮らしぶり、人間模様を活写する。 文庫化にあたり、未発表原稿2篇と、娘・杉山響子による巻末エッセイ「『屑籠』の家」を増補。 *目次* 前書き/モダンガールが来たァ/サンタクロースはいなかった/ばあやの鼻/嘘について/全生涯で一番の幸福/なんでこうすぐに涙が出るのか!/お遊戯会/イロハのハッチャン/そしてばあやはいなくなった/安モンはおいしい/ハナはんのハナ/長男なのに名は八郎/はじめての敵意/海の色/新しい家/走らない馬/「屑籠」の家 -
おいしい給食 チャンプルーとチューリップ
「いざ、南国給食。行くぜ、爆食 めんそ~れ!」 函館から、今度は沖縄の牧志間中学校に勤務することになった数学教師の甘利田幸男。 給食をこよなく愛する彼を待ち構えていたのは、ウチナー独特の料理。「クーリジシ」、「マーミナーウサチー」、「アンダンスー」など、給食の達人・甘利田をもってしても首を捻る謎のメニューが登場する。 さらに、この地でも新たなライバルとの出会いが……? 市川隼人主演、大人気作品ノベライズ第7段! メニュー一 チャンプルーとチューリップ メニュー二 もずくの数だけ抱きしめて メニュー三 南海の青軍曹グルクン メニュー四 空飛ぶジュウタンと海の妖精 メニュー五 南の島のブタまつり メニュー六 トロピカる男 メニュー七 異世界給食に妄想が炸裂してしまった件 メニュー八 親知らずは進化の証 メニュー九 不沈艦タコタニック メニュー一〇 ふたつめのライセンス あとがき
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