Posted by ブクログ
2011年10月28日
世界史が全然分からないままに読んだ。
カエサルは名前を聞いたことがある程度。
ブルータスってのは「ブルータス、お前もか」のブルータスか?と思いつつ読んだがその場面は出て来ず。
ウィキで調べるとやはりこのブルータスでした。
カエサルのウィキペディアが面白かった。
引用↓
カエサルには「ハゲの女たらし...続きを読む」という異名があり、彼の軍団兵たちも凱旋式の際に「夫たちよ、妻を隠せ。薬缶頭(ハゲ)の女たらしのお通りだ」と叫んだ。
最悪のあだ名である 笑。
しかしカエサルは実は凄いおっさんだった。
(普通は知ってるのでしょうが…)
またウィキ引用↓
イタリアの歴史の教科書には「指導者に求められる資質は、次の五つである。知性。説得力。肉体上の耐久力。自己制御の能力。持続する意志。カエサルだけが、この全てを持っていた。」との記述がある。
ドイツのローマ法学者であるテオドール・モムゼンは「ローマが生んだ唯一の創造的天才」と評した。
この小説はカエサルの生涯のほんの一部分でしかない。
カエサルの書いたガリア戦記を元に作られた小説である。
内容は歴史物というよりは、青春物の印象が強い。
理想に邁進する青い若者と因循姑息な中年の、戦いと葛藤がテーマに描かれている。
幕末の尊王攘夷VS江戸幕府みたいな感じが少しした。
それにしても、出てくる女性が全員レイプされるので、女性の中には拒否反応を示す人がいるかもしれない。
私はちょっとうんざりした。