「隔離」という病い 近代日本の医療空間

「隔離」という病い 近代日本の医療空間

921円 (税込)

4pt

4.7

恐怖の宣伝、強制収容、終身隔離……「病んだ」共同体はいったいどこへ向かうのか。ハンセン病を軸に日本社会の「病い」観を問いなおす。

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「隔離」という病い 近代日本の医療空間 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本のハンセン病政策を振り返る一冊。大した根拠もなく、その時代で声の大きかった人に流されるかのようにして、恐ろしく、また恥ずべき政策が長年にわたり幅を利かせた裏側を検証している。ここで糾弾されるべきは、隔離医療を主張した光田健輔だけではない。それに便乗したり妄信したり、何も言わずにするがままにさせて

    0
    2012年02月26日

    Posted by ブクログ

    近代史が始まる少し前の1907年、法律第11号「らい予防法」が制定され、1931年モダニズムの風が吹き荒れるなか国立ハンセン病療養所「長島愛生園」が竣工した。
     この本はハンセン病(旧らい病)について書かれたレポートだ。そしてハンセン病という「病気」を通して僕らが暮らしの中にある「病い」を捕らえ、

    0
    2010年10月27日

    Posted by ブクログ

     ハンセン病をめぐる隔離政策を中心に、「感染病の患者は隔離されて当然」という「隔離という病」がいかに我々の心を侵食しているかについて暴いた本です。ハンセン病の歴史や実情、隔離政策の問題点を学ぶには格好の本なのではないでしょうか。
     ただ、筆者が隔離という病に対して、「義理と人情」で対応しようとするの

    0
    2009年10月04日

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