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死のある風景
妹の誕生日に、謎の失踪をした石山真砂子。嫁ぐ日近く、未来の夢にふくらんでいるはずの彼女なのに……。一方、北陸の内灘海岸で無惨にも射殺された看護婦の春日鶴子。疑惑の人間数人が、いち速く警察のリストに上った。真砂子の婚約者・鳥居、鶴子の同行者・百済木医師、鶴子が裏切ったセールスマンの橋口、鶴子を憎む塩沢という女性たち。金沢から遠路上京して、容疑者のアリバイ崩しに汗水たらす伴刑事の苦労。独特のカンで情報を集めまわるトップ屋の桑原。事件は泥沼におちこむかにみえるが、著者の精緻な構成はひときわ冴えかえる。昭和40年度最優秀作との声が高い傑作。 -
死の医学(インターナショナル新書)
『怪談に学ぶ脳神経内科』で、読書界を驚愕させた詩人にして脳神経内科医が、今度は「臨死体験」「体外離脱」といった、かつては「語ることすらタブー」とされた現象に挑む。そこで見えてきたのは、人生最後の瞬間を迎えたときに脳や神経細胞がどのようにその苦しみ、痛み、悲しみに立ち向かうかという、感動の物語だった! -
死の運命を回避するために、未来の大公様、私と結婚してください!
エルーシアは予知夢をみた。なすりつけられた罪のせいで、対立する剣の一族のクラウスに殺されてしまう夢。 最悪な運命を回避するためには、事が起こる前にクラウスと結婚すればいい! 思いついたエルーシアは彼と出会うため、町へ行くように。 偶然出会えたクラウスとともに、ある事件を解決すると、彼はエルーシアに借りができたと言う。 それならば! 「わたくしと、結婚してくださいませ!」 けれど彼の返事は「お断りだ」で……。 血を吐きながらも運命を変えたい令嬢×塩対応な悪魔公子。けんか腰から始まるラブロマンス!? -
死のオブジェ
画廊で殺されたアーティスト。胸の上には一枚のカードがタイトルのように「死」と告げていた。NY市警には、同じオーナーの画廊で12年前に起きた猟奇殺人事件との関連を示唆する手紙が届く。切り刻まれ、オブジェとして展示されたアーティストとダンサーの死体。捜査を担当したマーコヴィッツは、容疑者の自白を信じていなかった。マロリーの再捜査は関係者たちの秘密を容赦なく暴き、閉ざされた過去をこじ開ける。娘の死と同時に失踪した画家の行方は? 膨大に遺されたマーコヴィッツのメモが指し示す真犯人は? 伏魔殿のようなアート業界に踏み込んだマロリーに、市警を牛耳る何者かの捜査妨害が……シリーズ第3弾!/解説=穂井田直美 -
死の快走船
論理的な作風の本格探偵小説家、大阪圭吉の短編三本を収録。「三狂人」古い精神病院で起こった殺人事件。犯人は三人の患者たちか。警察は捜索するが犯人と思われる患者は列車にひかれて死んでしまう。恐ろしい結末に思えたとき、松永博士の推理で事件は動く。「三の字旅行会」東京駅の赤帽をしている伝さんが友達からあること聞かされた。しんみりと感動してしまうようないい話。これを誰かに話したくてしようがない。しかしそれは……。「死の快走船」深夜のヨットセーリング中に殺人事件。発見されたのは元商船の船長だった男。岬の先端に建つ白亜の豪邸に移り住んでいたキャプテン深谷。私は水産試験所の東屋三郎と一緒に捜索に向かう。外部の人間の犯行なのか。しかし東屋が意外な着想から犯人へたどり着く。果たして犯人は誰か、またその動機は?※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
死の貝―日本住血吸虫症との闘い―(新潮文庫)
腹に水がたまって妊婦のように膨らみ、やがて動けなくなって死に至る――古来より日本各地で発生した「謎の病」。原因も治療法も分からず、その地に嫁ぐときは「棺桶を背負って行け」といわれるほどだった。この病を克服するため医師たちが立ち上がる。そして未知の寄生虫が原因ではないかと疑われ始め……。のちに「日本住血吸虫症」と呼ばれる病との闘いを記録した傑作ノンフィクション。(解説・飯島渉) -
shino 【書き下ろしSS付き】
この街を支配しているのは「眞宮組」。その若頭である志乃(しの)は、大学生の梓(あずさ)を連れ去り監禁する。2人は従兄弟同士だが、梓は志乃と過ごした幼少期の記憶がない。毎日のように犯されながらも、志乃の不器用な愛に気づき、しだいに心を開いていく。 一方、志乃の側近の美青年・夏目もまた志乃に想いを寄せる。心が不安定になるたびに志乃に抱かれていた。 ある日、梓は志乃と夏目がセックスしているところを目撃してしまう。「夏目と付き合っている」と志乃に言われ、梓は心の支えを失ってしまう……。 闇社会に生きながらも孤独を抱え、不器用に愛を探し求める男達を描いた、鬼畜でエロスな三角関係ラブストーリー。 -
死の影
事故死した妻が書いた小説を発表し、それが大ベストセラーになった唐崎六一。多額の印税によって彼が手に入れた新居は、慈善宗教団体「愛と平和の園」が経営母体と謳われた瀟洒なマンションだった。だが、そこに隣接する同じ経営の幼稚園で園児が行方不明になり、その数日後、別の園児が目をキリで突かれた惨殺屍体で発見された。数年前から同じ連続事件を追っていたルポライターの久野麻亜子は、恋人である唐崎と真相を掴もうと動き出すが、その矢先、マンションの住人が次々に殺され、魔の手は二人にも……。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。 -
死の影を追って
夢だ。ただの夢だ。人間など、いるはずがない。声など、聞こえるはずがない。馬鹿げているとは思ったが、忍び泣きがあまりに深刻なので、恩田は大真面目に問い掛けていた。……しくしく、しくしく、しくしく……忍び泣きの裏から、かすかに言葉が聞こえた。優しい、か細い、女の声だった。「……迎えに来て……迎えに来て……迎えに来て……」(「死の影を追って」より) 鬼才・友成純一による電子オリジナル短編集。雑誌「SFアドベンチャー」に3回にわたって掲載された連作短編「死の影を追って」~「鏡の魔術」~「黄昏の荒野にて」、その続編「孤島の魔姉妹」(完全未発表作品)など、計7本を収録。巻末には「電子版あとがき」を収録。 *泡沫の夢 *恐竜のいる風景 *お伽の島にて *死の影を追って *鏡の魔術 *黄昏の荒野にて *孤島の魔姉妹 ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。 -
凌ぎの条件
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 終盤が強い人にはどのようなイメージがあるでしょうか。 寄せが鋭い。詰将棋が得意。確かに攻めの強さに注目されますが、終盤力は自玉周りの受けにも発揮されます。 終盤が強い人は、驚異的な生命力を宿した玉で戦っているのです。必至を逃れる、詰めろをかわす、王手を凌ぐ。時には強靭な玉捌きで勝ちをもぎ取ります。 本書は、自玉にかかっている王手や詰めろを正しく凌ぐ問題集です。 問題は全て実戦形、そして選択式。終盤戦で現れそうな局面を題材にしているので、即戦力になること間違いなし! 簡単には倒れない玉を手に入れたいあなたへ。本物の終盤力を身につけてください! -
シノギのプロが教えるビジネスの極意
リストラや赤字業績、倒産のニュースが相次ぎ、超長期に亘って低迷する日本経済。この不景気社会では、もはや己の才覚で金を稼いで生き残るほかに未来はない。シノギの世界で生きる著者が伝授する、現代の錬金術の数々と、オールジャンルに応用可能な「金儲けの原理原則」。人生を好転させて成功したい人必携の、未だかつて無い“裏”ビジネス書。 -
シノギ 山口組系組長の錬金術
「抵当を半分ほどに圧縮してくれれば1億円の謝礼を出すという。借入先の金融屋はヤクザであると察しがついていた。俺は引き受けることにした……」(「はじめに」より) 服役中の山口組系組長から著者のもとに届いた便箋1700余枚の書簡には、戦後の動乱期から今日にいたるまでの生々しい生き様とともに、「シノギ」の手口の数々が克明に綴られていた。わずかな時間で驚くべき巨額の金が舞う、その表裏に蠢く実態を白日の下に晒す! -
詩の国は白い馬に乗って
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「目では、見えないものもある。目で見たことがほんとうのこととはいえないよ」。だから、私たちは心の目と合わせて4つの目で見るのです。これは心の目を育てる本です。 ・鏡に映った子どもの心 ・詩の教室の実際 ・自己表現の喜びを見つける子どもたち いきいきとした小学校の詩を味わう様子が伝わります。 -
shino(下)(分冊版)
この街を支配しているのは「眞宮組」。その若頭である志乃(しの)は、大学生の梓(あずさ)を連れ去り監禁する。2人は従兄弟同士だが、梓は志乃と過ごした幼少期の記憶がない。毎日のように犯されながらも、志乃の不器用な愛に気づき、しだいに心を開いていく。 一方、志乃の側近の美青年・夏目もまた志乃に想いを寄せる。心が不安定になるたびに志乃に抱かれていた。 ある日、梓は志乃と夏目がセックスしているところを目撃してしまう。「夏目と付き合っている」と志乃に言われ、梓は心の支えを失ってしまう……。 闇社会に生きながらも孤独を抱え、不器用に愛を探し求める男達を描いた、鬼畜でエロスな三角関係ラブストーリー。下巻分冊版第1弾! -
詩の構造についての覚え書 ――ぼくの《詩作品入門》
詩を、作者の心情の直接的発露であり、それを伝える手段だとする見方は根強い。だが、詩において言葉は日常の用法とは異なる態度で取り扱われる。それゆえ、著者が「詩は表現ではない」と明言したとき、旧来の詩観は大きく揺さぶられることとなった。言葉を関係性によって捉えることが重視され、「作者─発話者─主人公」の区別に紙幅が費やされる。これらを通し、われわれは詩がどのようにして成り立つのか、その秘密に近づけるだろう。詩とはいったい何か。この問題を追究したものとして本書に並び立つ書はいまもって少ない。実作者も鑑賞者も一度は読んでおきたい詩作品入門。解説 野村喜和夫 -
死の言葉
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どんなに健康な生活をおくっていても、誰にでも死は訪れます。人類は哲学、宗教、科学、歴史、美術など様々な面から死について考え続けているといっても過言ではありません。 本書では全人類に共通する「死」について、「知の巨人」佐藤優が歴史に残っている偉人たちの言葉をピックアップし、死生観について語ります。 -
死の湖畔 Murder by The Lake 三部作
妻は殺された-- 封印された呪いの扉を開いて……。 解っていても騙される! 叙述トリックの鬼才が仕掛ける騙しの迷宮にようこそ! 一本の電話が、彼を栄光の頂点から地獄へと突き落とした。── 脳外科学会で、最先端技術の論文発表を成功させた大学助教授・堂上富士夫に届いたのは、 妻が田沢湖で溺死したという報せだった。 彼女は中学時代に自らが遭遇した奇妙な密室殺人の真相を追って同窓会に参加していたのだった。 現地に飛ん だ堂上に対し口を重く閉ざした関係者たちは、次々に謎の死に見舞われる。 (旧題「田沢湖殺人事件」) イラスト 田中寛崇 〈目次〉 プロローグ ◆第一部 湖畔に死す 第一章 堂上富士夫 第二章 堂上美保 第三章 元村佐十郎 第四章 谷原卓二 ◆第二部 密室の過去 第一章 秋庭ちか子 第二章 名城貞吉 第三章 狩野友市 第四章 北田健一 第五章 和久井憲三 第六章 浪風理太郎 第七章 添畑明子 ◆第三部 死者の手紙 第一章 和久井俊一 第二章 米山年男 第三章 山口照雄 第四章 金沢久子 第五章 谷原奈那 第六章 真犯人 エピローグ 解説 千街晶之 -
シノゴノ言わずに私に甘えていればいーの!
お隣に引っ越してきたシノさんは、なぜだか知らないがワーカホリックな俺の世話を焼こうとしてくる。部屋に押しかけてきては温かくて美味しいごはんの用意、汚れ一つ見逃さない掃除洗濯。あまつさえ、膝枕に添い寝まで……。 「あの、シノさん、そろそろパソコンを返して欲しいんですが」 「家で仕事なんてしちゃ駄~目。拓務は何もしなくていいの! 私にだらしなく甘えて快楽を貪っていればいいんだから」 とにかく仕事がしたい俺にとっては厄介者でしかなかった。だけど最近、シノさんの待つアパートに帰ることを、どこか楽しみにしている自分もいて……。 仕事がしたい天然社畜と、甘やかしたい彼女の甘々攻防コメディ。 -
しのごのいわずヤッちまえ。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ゼロから出版社をつくった二人の男、 高橋歩×北里洋平の「夢を叶える最強の攻略法」 【絶対に諦めたくない夢が誰しもにある。 二人が夢を叶えるために選んだ生き方とは】 本を出したい。出版社をやりたい。自分の店を持ちたい。旅を仕事にしたい。 日本に流行を起したい。毎日が冒険でありたい。 自由であり続けるために、夢でメシを喰っていくと決めた二人は、 なぜ夢を叶え続けられるのか? 金無し、コネ無し、経験無し、という同じ条件下で、 奇しくも二人が別々に同じ夢を叶えたからこそ証明できた奇跡のメソッド。 【やりたいことを仕事にするための、 自由奔放・荒唐無稽な二人の夢の叶え方とは】 -
死の最終診断
病理検査室のプレパラートが人の命を奪う 「あなたの右乳房は癌ではありません。手術を受ける必要などありませんでした」 乳癌の診断で根治術を受けた宮嶋小夜子の元に、一通の匿名の手紙が届いた。 ……右は乳癌ではない……恐ろしい内容……良性腫瘍の線維腺腫を癌と誤診した……別の人の組織と間違えた? 私は必要もないのに、右乳房を取られたのか……。 小夜子に依頼された女医・倉石祥子がこの手紙に書かれた内容を調査することになるが、次々と不可解な謎が浮かびあがる。そして、差出人不明の告発文書『病院病理誤診断実録』が届き始めて……。 テレビドラマ化もされた「女医・倉石祥子」シリーズ、第6弾が電子オリジナル作品として登場! ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう) 大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。 -
死の仕事師たち
エンバーマー、死刑執行人、葬祭ディレクター…彼らはなぜ「人の死」を仕事にしたのか? 気鋭の作家が描く感動のノンフィクション。 私たちの知らない「死の現場」 「感動的で、面白く、思わず涙する。死についての知識と感情、そして私たちが何者であるかを教えてくれる。 死そのものがそうであるように、穏やかで、思いがけず優しい本である」 ――作家 ニール・ゲイマン(『グッド・オーメンズ』、『サンドマン』著者) 「キャンベルは素晴らしい作家だ。 死者と共に人生を過ごす人々に見られる、繊細な哀愁とブラック・ユーモアを捉えている。」 ――作家 ケイトリン・ドーティ(『煙が目にしみる』『世界のすごいお葬式』著者) 「死の産業に関する精神や歴史についての思索を、ルポルタージュの中に織り込んでいる。 決して不気味なものではなく、心を打つ、斬新な一冊だ」 ――フィナンシャル・タイムズ -
シノシノ
──生まれついてのトラブルメーカー。それが篠宮忍の双子の妹・詩乃である。中学を卒業するまでの十五年間、様々なトラブルと共に歩んできた詩乃。その一番の被害者が、兄の忍だった。 そして今回詩乃からお願いされたのは、インターネットで知り合った同い年の女の子・沢渡カレンと、卒業旅行で無理という詩乃のフリ(女装)をして会うことなのだが……。バレないようにするだけでなく、女の子らしいカレンに徐々に惹かれてしまった上に、カレンは自分のことを詩乃だと思い込んでいるわけで──。 -
死の島
大手出版社を定年退職後、カルチャースクールで小説講座を持つ澤登志夫、69歳。 女性問題で妻子と別れて後も、仕事に私生活に精力的に生きてきた。 しかし、がんに侵されて余命いくばくもないことを知るとスクールを辞め、人生の終幕について準備を始める。 講座の教え子・26歳の宮島樹里は、自分の昏い記憶を認めてくれた澤を崇拝し、 傍にいることを望むが、澤はひとり冬の信州へ向かった。 澤は、最後まで自分らしく生きることができるのか。「ある方法」を決行することは可能なのか…。 プライド高く情熱的に生きてきた一人の男が、衝撃的な尊厳死を選び取るまでの内面が描きつくされ、 深い問いかけを読者に与える傑作長編。 解説・白石一文 ※この電子書籍は2018年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
死の商人 戦争と兵器の歴史
戦争の陰で暗躍し、鉄砲や大砲、ミサイルや核兵器まで売り捌き、巨万の富を得た武器商人たちの実態を暴くノンフィクション! 武器商人は、戦争の危機を煽り、国防の必要を訴えるとともに、「愛国者」として政治家に取り入り、大量の武器を売り込んできた。資本主義が発展する中で、科学技術とともに軍需産業が拡大すると、彼らは資本家となり、巨万の富を築き上げるだけでなく、国際的な独占資本となった――。国内外の実話をもとに、黒幕たちの系譜と実態を暴き、戦争が起きる仕組みを明らかにする。(解説・小泉悠) 〇本書に登場する人物 ・アメリカの大統領リンカーンを激怒させたJ・P・モルガン ・明治の戦争成金となった、大倉財閥の始祖である大倉喜八郎 ・ダイナマイトを発明した利益で、平和賞を創設したノーベル ・史上最も有名な、謎多き伝説の武器商人である騎士ザハロフ ・大砲の王者として数世代かけて巨大企業をつくったクルップ ・火薬から原水爆まで、アメリカ有数の財閥となったデュポン 【目次】 1 「死の商人」とは何か 2 サー・バシル・ザハロフ――「ヨーロッパの謎の男」 3 クルップ――「大砲の王者」 4 IGファルベン――「死なない章魚」 5 デュポン――火薬から原水爆へ 6 日本の「死の商人」 7 恐竜は死滅させられるか あとがき〔一九六二年改訂版への〕 あとがき 解説 暴力を理解し、しかし飲み込まれないために 小泉悠 -
shino(上)(分冊版)
この街を支配しているのは「眞宮組」。その若頭である志乃(しの)は、大学生の梓(あずさ)を連れ去り監禁する。2人は従兄弟同士だが、梓は志乃と過ごした幼少期の記憶がない。毎日のように犯されながらも、志乃の不器用な愛に気づき、しだいに心を開いていく。 一方、志乃の側近の美青年・夏目もまた志乃に想いを寄せる。心が不安定になるたびに志乃に抱かれていた。 ある日、梓は志乃と夏目がセックスしているところを目撃してしまう。「夏目と付き合っている」と志乃に言われ、梓は心の支えを失ってしまう……。 闇社会に生きながらも孤独を抱え、不器用に愛を探し求める男達を描いた、鬼畜でエロスな三角関係ラブストーリー。上巻分冊版第1弾! -
死の旋律
積み上げてきた物が崩れたとき、家族の本当の愛が試される。 愛する家族に囲まれ、ごく幸せな生活をおくっていた幸吉は、妻が隠し続けてきた重大な秘密を偶然知ることになる。絶望の淵に立たされ、一人あてもなく旅に出た幸吉は、そこである女性と出会う。女性から告げられた言葉は、「私と一緒に死んでいただけませんか」。死に場所を求める二人が、長い旅路の果てにたどり着いた場所とは――。 憎しみ、疑念、後悔……さまざまな感情に襲われ、もがき続ける男の旅は、女性との出会いにより、次第に思いもよらぬ方向に進み始める。愛するがゆえに苦しい、究極の家族愛を描いた小説。 -
死の体験授業
もし、あなたの余命が3か月だとしたら、何をしますか? 末期がんの告知をされずに亡くなっていく人々の衝撃的な様子を描き、 死を目前にした人々に対する医療やホスピスケアのあり方を世に問うた、大ベストセラー『病院で死ぬということ』。 それから25年がたち、その間、2000人以上の「死」と向き合った著者は、 多くの患者さんが家での最期を望むことから、現在では在宅診療を行っています。 そのような著者が、武蔵野美術大学の特任教授として行った「死の体験旅行」というワークショップ。 若い学生たちに、死にゆく過程を疑似体験してもらうことによって「死」というものへの考えを深め、 「死」があるからこそ輝く「生」があるということを確認してもらうためです。 本書では、その授業の内容を中心に、「医療やホスピスの現状」「死んだらどうなるか」 「今先生が考えていること」などについても書かれています。 それでは「死の体験授業」を始めましょう。 *目次より 「死の体験授業」で大学生に伝えたかったこと 死に直面した人は五つのプロセスをたどる 意味のない治療より悔いのない最期を 医師も患者も互いに納得して迎える最期 愚痴ばかりこぼす患者がなぜ変わったのか 医師とは徹底的にコミュニケーションする 家族を救う元気なときの意思表示 もし、あなたの余命が数か月だったら 死の体験旅行 感謝と謝罪があふれ出る「別れの手紙」 亡くなる前にやっておくべき五つのこと 「お迎え現象」とは何か 人は死んだらどうなるか -
死の谷の子供たち
死んだはずの息子がそこにいる! その子供は天使か悪魔か… 「似ている、似過ぎている…」その少年を見た瞬間、津坂洋一は衝撃に立ち竦んだ。横浜山手の閑静な高級住宅街。夏の終わりの光のなか、遊び戯れる子供の姿は、二年前海で遭難したまま行方不明になった息子にそっくりだった。妻のまさ江は息子の死を認めず、半ば狂いながら病床にある。死の前に、もう一度息子に会わせてやりたい…。津坂は旧友の南にそそのかされ、少年の誘拐を試みた。だが、少年に害意を抱いた南は不可解な死を遂げ、津坂の周囲にも次々と異常な出来事が…。日常に潜む恐怖と狂気を抉る異色のホラー・サスペンス。 ●田中文雄(たなか・ふみお) 1941年東京生まれ。早稲田大学卒業後、東宝入社。70年代を中心にプロデューサーとして映画製作に携わる。1974年に『夏の旅人』で早川書房SF三大コンテスト佳作入選。1975年に『さすらい』で幻影城新人賞佳作入選。1986年東宝を退社して作家専業となり、ミステリー、ホラー、SFバイオレンスなどに健筆をふるう。草薙圭一郎名義では時代小説、架空戦記も発表している。 -
“死の谷”を越えて ~バイオベンチャー列伝4~―週刊東洋経済eビジネス新書No.212
開発期間が長いバイオベンチャーの成長過程の中には「死の谷」と呼ばれる期間がある。この「死の谷」を越えるための資金調達は大変な難関で、企業存続の大きな分かれ道になる。 本誌では、バイオ後続品の「ジーンテクノサイエンス」、がん細胞を溶かす薬を目指す「オンコリスバイオファーマ」、経皮吸収製剤の「メドレックス」、細胞シート培養技術の「セルシード」をリポート。そのトップから技術・開発・成長戦略を語ってもらう。 本書は投資家向けの「会社四季報オンライン」に連載した「大化け創薬ベンチャーを探せ!」に、最新情報を加筆し電子化したものです。 -
シノダ!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ユイたちの家族には、だれにもしられてはならない重大な秘密がある。それは、じつはママの正体がキツネだということ。人間のパパとキツネのママ、そしてキツネと人間の血をひく三人の子どもたち。親類のキツネたちは、不吉な予言をつげるのが趣味の大おばさんや、ちゃらんぽらんで大うそつきのおじさんなど、みんな変わり者ぞろい。まよいこんできた竜はお風呂場にすみつくし、弟の背中にはウロコがはえてくるし、信田家の毎日は事件の連続! -
シノダリティ キリスト教における≪ともに歩む道≫
「シノダリティ キリスト教における≪ともに歩む道≫」をテーマとする上智大学オンライン神学講習会2023-2024を収録。 シノダリティ――ともに歩くこと。教会の歩みを振り返れば、神が私たちとともにいて、今も、これからも、どんな時もともに歩いてくださることを知っています。現代世界に生きるすべてのひととともに歩く教会を、教皇フランシスコの招きに応えてつくり上げたいと思います。 神学部教員による、さまざまな視点からのシノダリティの神学的考察の他に、シノドス本会議に参加し、新たな風を感じてきた2人の講演者や日本社会の現実を見つめてきた識者の話など、今回も多角的なかつ、刺激的な視点から「シノダリティ」を探っていきます。皆で、「ともに歩む道」を見出し、考え、歩きだす勇気を分かち合いましょう。 -
志乃ちゃんは自分の名前が言えない オフィシャルブック
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 7月14日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開となる 映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』。 この度、公開を記念したオフィシャルブックが登場です! 表紙は押見修造が6年ぶりに描き下ろした“志乃ちゃん”カラーイラスト。 完全描き下ろしのスピンオフ読み切り(18P)も収録。 10代キャストたちの青春の息遣いが伝わる撮影スチールアルバム&手書きアンケートや監督インタビューなど、映画と併せてご覧いただければ「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」の世界を何倍も楽しめること間違いなし! ・メインキャスト(南沙良、蒔田彩珠、萩原利久)カラースチール・メモリアルアルバム(64P) ・メインキャスト手書きアンケート回答集 ・監督・湯浅弘章インタビュー ・原作・押見修造、自作を語るロングインタビュー ・押見修造完全描き下ろし・スピンオフ漫画(18P) -
死の中学受験進学塾
月間1億PVを超える大人気のケータイ小説サイト「おりおん☆」から生まれたホラー・オカルト小説。夏期講習合宿に訪れたケンイチとタカオ。奇怪な規則やテストに違和感を覚えた二人は、重大な秘密を知ってしまう! 懸命に逃げ出す二人に、迫る追っ手――「おいしい話には裏がある」ということを実感できる一冊。 -
詩の礫
2017年、フランスの文学賞、「ニュンク・レビュー・ポエトリー賞」! 「詩の礫」は、福島在住の詩人・和合亮一氏が被災6日目から「ツイッター」で発表を開始した新たな形式の詩です。140字という独特な制限の中で記された言葉は、迫真性と臨場感にあふれ、圧倒的な言葉の力は、極めて短期間で1万人を軽く超える読者の支持を得ました。湧出する感情のまま、まさに礫のごとく向かってくる詩の数々は、故郷・福島への愛しさ、肉親、子、友、自然への慟哭、震災への行き場なき怒り、絶対という概念を失った世界の不条理を描き、読者の心の深い部分を痛いほど衝いてきます。(以下、本書より) <今、これを書いている時に、まだ地鳴りがしました。揺れました。息を殺して、中腰になって、揺れを睨みつけてやりました。命のかけひきをしています。放射能の雨の中で、たった一人です。> <どんな理由があって命は生まれ、死にに行くのか。何の権利があって、誕生と死滅はあるのか。破壊と再生はもたらされるのか。> <避難所で二十代の若い青年が、画面を睨みつけて、泣き出しながら言いました。「南相馬市を見捨てないで下さい」。あなたの故郷はどんな表情をしていますか。私たちの故郷は、あまりにも歪んだ泣き顔です。> <命を賭けるということ。私たちの故郷に、命を賭けるということ。あなたの命も私の命も、決して奪われるためにあるのではないということ。> <誰もいない 福島 静かな雨の夜 静かな涙は誰が流しているの この世を去ったその人を想いながら 想うしかない まぶたの中で目覚めるのは海> テレビ、新聞、雑誌、ラジオなど、「詩の礫」は多くのメディアに取り上げられました。修羅のごとく言葉をつむぐ姿は、読者を大いに共感、驚嘆させること必至です。ぜひご一読を。 -
死の天使ギルティネ
ローマのテルミニ駅に到着した急行列車。しかし一等車両の乗客は全員死んでいた……。イスラム過激派が犯行声明を出すなか、事件を担当することになった捜査官コロンバは違和感をおぼえ、ずば抜けた頭脳を持つコンサルタント、ダンテに連絡をとる。イタリアのサスペンス『パードレはそこにいる』シリーズ第二弾 -
SHINOの美脚&美腰 Wダイエット
腰回し体操=「美腰メイク」でブレイクし、ベストセラーを連発する美のカリスマが贈る新作。今回は読者からの問い合わせが多いという「美脚」=「脚やせ」体操を重点的に写真とイラストで展開。進化し続ける「美腰」体操もしっかり押さえ、プラス料理や心の持ち方といった生活面のアドバイスも。愛される、幸せな女性になるための一冊。 誰もが手に入れたいスラリと美しい脚。 誰もが手にいれたい美しい体のライン。 やせるだけではつまらない。 きれいでまっすぐな「I脚=愛脚」と、キュッ締まった腰回り。 美脚と美腰が生み出す「愛ライン」をあなたにも。 -
SHINOの「美腰」でハッピー!
どこでも、気軽にできる"美腰エクササイズ"ならあなたもカンタンにハッピー・ボディになれる!!! 料理&ジュースレシピ、二の腕の体操も初公開。 【目次】 1 基本のエクササイズその1 SHINOのキレイの源「腰回し」 2 ハッピーの法則その1 1日のリズムを大切に 3 パーツ別エクササイズその1 上半身編 4 ハッピーの法則その2 SHINOはたくさん食べる! 5 基本のエクササイズその2 骨盤と下半身のゆがみを整えるエクササイズ4種 6 ハッピーの法則その3 生徒さんとの長いお付き合いが自慢! 7 パーツ別エクササイズその2 おなか?脚?足首編 8 ハッピーの法則その4 美腰を通しての「自分探し」 -
東雲虎雄は片想いを知らない
きみは本当に、甘いシロップで満たされているみたいだ。 バスケ部次期主将、誰からも好かれる男の恋。 その恋路は、確かに周りをかき乱し――。 片想いの幸福と痛みが詰まった、恋愛×青春群像劇! バスケ部のエース、虎雄と弓道部唯一の部員、禮一郎。虎雄が誘い下校を共にするようになってから、ふたりの関係はゆっくり進展中。元バスケ部で虎雄とは訳ありのヤンキー・薫や、禮一郎の兄である清士郎、虎雄の悪友・勇也など、友人たちと過ごす青春は楽しい。そして、お互いを想い合う虎雄と禮一郎の恋路は、甘やかで幸せなもの。でも、虎雄を好きなおれは、そんなあなたを好きなぼくは、いったいどうしたらいいの? 長編群像劇BL第一弾。 yoco・装画 -
東雲侑子は全ての小説をあいしつづける 電子DX版
3年生になり、卒業後の進路の事を考えなくてはならない英太。東雲はやはり進学するという。特別優れているわけでも劣っているわけでもない自分も、ひとまずそう考えるべきなのだろうと思いながら、自分のやりたい事が分からずに迷う。小説家という夢を既に実現してしまっている東雲と自分を比べて、漠然とした焦燥に駆られる英太だが、東雲と過ごしてきた時間が、彼の望む未来をほのかに照らし始める……。もどかしく苦いラブストーリー、決心の先へ。 -
東雲侑子は短編小説をあいしている 電子DX版
何事にも無気力、無関心な毎日を過ごす高校生、三並英太。楽そうだからという理由だけで図書委員になった彼は、ともに委員を務める東雲侑子の熱のない静けさに、自分の空虚さに似たものを感じていた。しかし偶然彼女の秘密を知ってしまったことから、自分との違いを思い知らされる英太。だが、その秘密のために、彼女と距離を縮めることとなり、失ったはずの感情に胸を締めつけられていく……。早熟な少年少女に贈る、もどかしく苦いラブストーリー。 -
東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版
2年に進級した英太と東雲。東雲との関係が公になったことで心なしか賑やかな学校生活になってきた英太とは対照的に、東雲は初めてのスランプに陥っていた。そんな折、演劇部の女子喜多川が、「学園祭の舞台の脚本を東雲さんにお願いしたい」と英太に頼み込んでくる。その頼みを気分転換も兼ねて引き受けることにする東雲だが、思うように筆の進まない東雲と、奔放な喜多川に振り回される英太は少しずつすれ違っていき……。もどかしく苦い、第2章。 -
死の話をしよう
第一線で教鞭をとる哲学者の「死」に関する講義である。ジュニアとかかわることが多かった著者が、だれもが知っていてその本質を見極めることができない「死」という命題に取り組んでいる。第1章:なぜ、死が問題なのか――「哲学するとはなんだろう」と考える意味を説く。なぜ、どうしてという思いに何度も取り組むことが新たな世界をひらくことにつながるという、その重要性を明らかにする。第2章:死――その哲学的思索の流れの説明を説きながら、本質を明らかにさせる。「他人の死」を経験したとしても、「自分の死」とは違う。自分の死が身に降りかかるということは、自分自身のすべてを失うことにつながるからだ。死に遭遇したらリセットはできない。第3章:生――「人は必ず死ぬ」と認識することで、「生」の認識は変化する。「ない」と「ない」の間に「いま、ある」という生の存在。その奇跡に生きる意味がうまれるのだ。丁寧かつ清廉な哲学入門書!
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