死の瞬間 人はなぜ好奇心を抱くのか

死の瞬間 人はなぜ好奇心を抱くのか

950円 (税込)

4pt

4.0

人はなぜ最大の禁忌“死”に魅了されるのか? その鍵は「グロテスク」「呪詛」「根源的な不快感」にある。精神科医である著者が、崇高でありつつも卑俗な魅力を放つ“死”にひかれてしまう複雑な心理を、小説や映画の作品世界の読解を交えて分析する。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

死の瞬間 人はなぜ好奇心を抱くのか のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    死の瞬間、死後の世界、死との対面というものに我々はどう接するのかを論じる。小説・漫画・映画のワンシーンを交え語られる考察は死というテーマでありながら面白い。人間の根源ともいえる感情に迫るダークなカルチャーガイドだ。

    0
    2024年12月25日

    Posted by ブクログ

    死について著者の経験やカルチャーなど様々な視点からその輪郭について紐解いていく本。
    重すぎず、ときにユーモアを交えて死について語られていく。
    死というのは結局現象でしかなく、それをどう捉えていくのかは生きた人間なのだが、いつか自分にも訪れる、或いは他者の死についてどのような距離感を持つべきなのか考え

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    「死」を扱う作品が紹介されていたが、戦前のものからごくごく最近のものまで幅広いのが良かった。知らない作品がほとんどだったので、調べながら読むのが楽しかった。

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    何とも凄い本ではある。
    どうしても忌避してしまう「死」に正面から向き合っている。
    死のオムニバス、アラカルト、、いろんな話題。
    何か全体を通してメッセージがある、というものではない。
    副題の「人はなぜ(死に)好奇心を抱くのか」を、いろんな角度から探ってる。
    答えはないのだと思う。いろんな本から引用し

    0
    2025年04月19日

    Posted by ブクログ

    死の瞬間は見逃されてしまうという話と、ある患者が息を引き取るときに漏らした「あー」という声がまるで湯に浸かったときに自然と出てしまう声のようだったという話がよかった。

    著者がこれまで読み、見てきた多くの小説や映画から死について考察されるけれども、それよりも医師として患者と接してきた経験談の方に面白

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    著者の死への好奇心が詰まった一冊。とはいえ、軽薄なものではなく、死にたいする尊厳と畏怖が随所に感じられた。

    第2章については共感した。永遠など、まったく不要。どんなに幸せな状態でもそれは刹那的なものだから価値があり、永遠に続くとなれば必ず虚しさに襲われると思う。それが辛い状況ならなおさら永遠などご

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    タイトルの回答があるとは言えないような気もするのだけれど、それでも読んだのだからやっぱり吸引力のあるテーマ。願わくば花の下にて春死なん春の弥生の望月のもと、がひょいひょいと浮かぶ時期に読めてよかった。

    0
    2025年03月28日

死の瞬間 人はなぜ好奇心を抱くのか の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

朝日新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

春日武彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す