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Posted by ブクログ
◆ 過去と終わりに向かって 男は旅立った ◆
分厚い二冊を一挙に読んだ。
一昼夜の 特別な体験だった。
男が列車に乗って広島まで行く。それだけの話。
ヒロシマはシノシマでもある。原爆がからんでいる。
時空が分解され渦巻くように集約していく。
三人の登場人物 相馬鼎、萌木素子、相見綾子の名前は 実在の人物以上に ぼくの中に残った。
日本文学最良の財産のひとつ。
持ってる本の数だけ読んだ作品。
というか、出たすべてを購入してると思う。
この文庫は、まだ出てるんやろか?
もともと河出書房新社の普及版で読みました(これには時刻表とカレンダーが栞としてついていた)。
感動のあまり、発作的に古本屋に駆け込んで初版本を買ってしまった。
その後に文庫が出た。
あと福永武彦全小説、それを元にして発行された福永武彦全集にも入っています。全部持ってます。
もしこの作品が新刊で入手できないような状況が発生することがあるならば、日本文学って何?って気もしますが。
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