死の島(下)
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死の島(下)

770円 (税込)

3pt

3.0

相馬を乗せた東海道線急行列車は、一路広島へひた走る。素子と綾子に同時に感じた愛情が相馬の回想の中をめぐり、自分の創作に登場する二人の女性とイメージが重なっていく。翌朝早く広島に到着した相馬の朦朧とした意識の内に再び夢の風景が浮ぶ……。24時間の時の経過とともに真実の愛を求めて彷徨する魂の行方を交響曲的手法で描き出した日本文学大賞受賞の長編小説。

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死の島 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 死の島(上)
    770円 (税込)
    冬の朝、薄気味の悪い夢からさめた相馬鼎は創作ノートを繰りながら机の上に掛けられた絵を眺める。彼は300日前に展覧会場でみたその「島」という作品にひきつけられ、作者の萌木素子を尋ねる。暗い蔭をたたえた被爆者の彼女は、あどけなく美しい年上の相見綾子と二人で住んでいる。相馬が勤務先の出版社について間もなく、広島の病院から二人が心中したという報せをうける……。
  • 死の島(下)
    770円 (税込)
    相馬を乗せた東海道線急行列車は、一路広島へひた走る。素子と綾子に同時に感じた愛情が相馬の回想の中をめぐり、自分の創作に登場する二人の女性とイメージが重なっていく。翌朝早く広島に到着した相馬の朦朧とした意識の内に再び夢の風景が浮ぶ……。24時間の時の経過とともに真実の愛を求めて彷徨する魂の行方を交響曲的手法で描き出した日本文学大賞受賞の長編小説。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    生きているのか、死んでしまったのか。素子と綾子の身を案じる相馬を乗せた東京発の急行列車は夜を繋いで走り続け、京都、神戸、姫路、岡山-と移り行く風景や車中での会話が彼の心と記憶を写し出す。そして目的地・広島着四・三六分。愛と死、原爆と平和、極限ともいえる人間の姿を斬新ながら、正統的な筆致で描いた歴史に

    0
    2019年06月19日

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