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2年に進級した英太と東雲。東雲との関係が公になったことで心なしか賑やかな学校生活になってきた英太とは対照的に、東雲は初めてのスランプに陥っていた。そんな折、演劇部の女子喜多川が、「学園祭の舞台の脚本を東雲さんにお願いしたい」と英太に頼み込んでくる。その頼みを気分転換も兼ねて引き受けることにする東雲だが、思うように筆の進まない東雲と、奔放な喜多川に振り回される英太は少しずつすれ違っていき……。もどかしく苦い、第2章。
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Posted by ブクログ
なかなか行動に移せない二人の恋の物語だけに、非常にもどかしかったです。ただ、その過程が合ったからこそ、ラストがよかったです。作中作が素晴らしい役割を果たしていました。
先の巻に引き続き、彼女の小説が本当に良い味を出している。胸を締め付けられるような、シンプルな言葉の数々。それ以上にエモーショナルな展開。 この感想は、感想のメモを元に起こした感想なのだが、確認がてらパラパラ本を開いただけで動揺するような言葉が目に映る。とんでもない名作である。
「東雲侑子は短編小説をあいしている」に続いての2巻。 二年生に進級してからの話しは、主人公が以前よりも人と関わりを持つようになって、新キャラクターの喜多川が登場。一方で東雲はスランプになり、週末に会わない日もちらほら出てきて……。 今回も甘酸っぱい捻りなしの恋愛。悪い人が出てこなかった分、哀しみの...続きを読む矛先を向ける相手もいなくて、もどかしさがいくらか胸につっかえて違和感を残す結果に、まあそれが本作の形であることは目に見えていたのですが……。 それにしても、喜多川さんが好きな自分はこれから、何と思案すればいいものやら
自分の高校時代と重ねながら読んでました。 東雲さんや喜多川さんみたいな子はいなかったけどな! 魔法はない、超能力もない、異世界からの使者が来る事もない。 ただひたすらに平凡な日常。 心の機微とか互いの不安に想う気持ちとか、そういう心理描写が美しい。 彼氏彼女の関係が公になった2人。 このもどかしい距...続きを読む離感が何とも言えず「いとしくにくい」のです。
待っていた期待を裏切らない作品だった。 ヒロインの作家という点が上手く使われていて良かった。 続きが読みたい作品。
完全に森崎ビンゴさんのファンになりました。派手なアクションなんてない。魔法も異能も超能力もない。淡々と日常を描いてゆく。不器用で、読んでいてもどかしい、だけど目が話せない、そんな本でした。読み終わったときのホッと息をついたときのあの満足感はよかった。最後の東雲の一言がなんとも愛らしい。一巻と同様、素...続きを読む晴らしいお話でした。
超純愛物語、まさかの続編。1作目が素晴らしすぎて読む前から蛇足臭がしてたけど、これはこれでアリ。 前回からどうなるかと思ったら相変わらずつかず離れずみたいな状態だった二人。さらに東雲はスランプに陥ってしまう。 そんな中新キャラ・喜多川が登場。彼女は三並に積極的にからんでいき・・・ 今回も三並と東...続きを読む雲の距離感がたまらない。どうなるのかどうなるのかとハラハラしながらページをめくった。 これが本当の青春なのか、恋愛なのか。私には無縁すぎてもう・・・
どんな続編になるのかと思ったけど、ここまでストレートにくるとは。読み終えてみると上下巻なんじゃないかと思えるほどw ほんとうに変化球一切なしの恋愛小説だなあ。 1巻の少し曖昧だけど彼ららしい、落ち着くとこに落ち着いた着地点。そこをしっかり揺るがして転がるお話に目が離せなかった。それにしても、劇中の『...続きを読むいとしくにくい』はキュンキュンしすぎて困る。 そして、これ程までに真っ当な恋愛小説でありながら、東雲にスク水もビキニも着せる手腕にも脱帽w
ライトノベルというより中高生向けくらいの「ラブコメ」ではない恋愛小説 青春小説ではないところが面白み 『カマタリさん』みたいなのは難しいだろうけれど こういう「青春でない中高生の話」は より多くのひとにも書いてもらいたい読んでみたい 本来児童小説とふつうの小説の間にあるのだろうけれど 中高生がエンタ...続きを読むメなライトノベルでないそういうのを読むはずがないということか ライトノベルですら読んでいなかった自分には何も言えない 内容には関係ないが 「粟立つ」は「寒さや恐怖」と辞書に書いてあるが どうなのだろう また ライトノベルのいいところは、あっちを読んでこっちを読んでと、と気楽に読めるところだ。じっくり一冊の本を延々と読み続けられるほど、面白い本に合うことが少ないからでもある。 というならわかるけれど 短編集を気楽につまみ読みするというのは良くわからない そういうものかしら と読んだとき思ったが 今思うに一編ごとで区切って読む前提なのだな そりゃそうか 通勤中とかだと短編だろうが長編だろうが良いところだろうが 途中でぶったぎるのが当たり前で逆
2年生になると、付き合っている、事が浸透。 そして彼女が小説家である事が、クラスメイトにより ばれてしまう。 人から見たら、ものすごく違う態度。 それに本人達は気付かず、もやもやと…。 前回に引き続き、な甘酸っぱさに 苦みがプラスされたような。 しかも今回、ごたごたが登場しますし。 兄と同じように...続きを読む。 いや、途中で同じ事してるのに気が付け、と 突っ込みたいですが。 言葉にする事、言葉にしない事。 両方とも納得すべき所も、しない所も。 とはいえ、結局どうしていても、不安は不安です。 そこをどう埋めるか…にかかってる状態?w
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東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる 電子DX版
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森橋ビンゴ
Nardack
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