「き……、きゃああああ――――!」第一王子の僕の婚約者になる、公爵令嬢のセレアさん。十歳の初顔合わせで、悲鳴を上げて倒れちゃいました! ええええ!? なになに、思い出した? 君が悪役令嬢? 僕の浮気のせいで君が破滅する? ひどいなその設定の僕。でもね、そんな『イベント』とか『設定』なんて関係ないって。一緒にいるうちに、控えめで優しい君が、どんどん好きになってきているんだから! でも、ヒロインだという女の子に会ったとき、強烈な胸のドキドキと、運命の鐘が頭で鳴り響いて……。これが“強制力”? それでも僕は、絶対に婚約破棄なんてしませんからね!! これは、乙女ゲーのストーリーという過酷な運命にラブラブしながら抗い、ゲームの強制力とイチャイチャしながら戦う、十歳から始まる王子と悪役令嬢の物語。 ※電子版はショートストーリー『サラン姉さまのプロポーズ大作戦』付。
転生悪役令嬢の婚約者である、王子様側からみたお話です。
すごく立派な10歳の王子様。
15歳で、学園で出会った平民の娘に心を移して婚約破棄をする未来であることを、婚約者の令嬢から聞かされて、それでも、そんな未来にならないよう、どう回避していくのか、楽しみです。
よくある知識と行動力で運命を切り開いていくお話なのですが、ヒロインが最初に諦めてるのにヒーローが拒否して二人力を合わせて運命を変えるために頑張るお話です。このままエンディングを変えて欲しいと応援してしまいます。続きが楽しみです。
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