ノンフィクション作品一覧
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4.7昭和29年、活動の場をプロレスに移した木村と、人気絶頂の力道山が激突し「昭和の巌流島」と呼ばれた一戦。視聴率100%。全国民注視の中、木村は一方的に潰され、双葉山と並ぶ国民的大スターの座から転落、表舞台から姿を消した。なぜ木村は簡単に敗れたのか? 日本スポーツ史上最大の謎とともに、その数奇な人生に迫る! ※単行本に掲載の写真・図版については当電子版には収録しておりません。
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4.62日で300万人がアクセスしボランティアにより12言語に翻訳されているサイトprayforjapan.jp。東日本大震災の夜、避難所で20才の大学生、鶴田浩之が一晩で作ったこのサイトは日本中、世界中の胸をうちました。このサイトを中心に、世界中から寄せられた祈りの言葉と写真を出版。全国で英語・日本語教材として採用されはじめています。「人間というのは言葉を食べて生きているのだと改めて思った。」坂本龍一
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-JAXAの研究者として「はやぶさ」プロジェクトに関わった、吉川真准教授が明かす、約7年間の物語。人類初のサンプルリターンを成し遂げた最新技術の解説はもちろん、打ち上げの舞台裏や、スタッフの心境までを語ります。「イトカワ」から地球に帰還しようとする「はやぶさ」を襲った数々のトラブル。絶望的な状況を「はやぶさ」と研究者たちはどう乗り越えたのか、臨場感あふれる内容が魅力です。
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4.5私はすでに被曝しすぎているのかもしれない―。福島原発事故の最前線の模様をツイッターでつぶやき、ネットで話題の現役作業員TS氏(sunnysunnynismo)への独占インタビューを収録。福島に生まれ「何の疑問も持たず原発に就職した」というTS氏が語る、2011年3月11日の震災当日の模様、死を覚悟した現場の混乱ぶり、過酷を極める作業の実態、そして反原発デモに対する思いや地元・福島の未来への展望といった話まで。すべてを現場からの視点で語りおろした完全オリジナル電子書籍。
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3.4誘拐犯の自宅に監禁された十七歳の女子高校生はいかにして性の虜となったのか? しかも逃げる機会はあったのに、少女が逃げなかったのは犯人への恐怖か、憐憫か? 「淫獣」とまで呼ばれた中年男の克明な犯行日記をもとに、親子ほども違う疑似カップルの半年間の異様な同居生活とそれぞれの不可解な心理の謎に迫る衝撃のノンフィクション力作。映画「完全なる飼育」の原作。
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3.7がん医療を自己決定しなくてはいけない時代。手の打ちようがなくなったあと、進行がん患者は残りの時間をどう送ったらいいのか? 希望をもって日々を過ごした患者たちは、どう考えたのか? 告知マニュアルの落とし穴、「死の受容」の困難、日本人の宗教観とホスピス、同意書の功罪――ベテラン化学療法医が経験をもとに、真摯に問いかけます。
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-衆院選挙で惨敗した自民・公明・保守の与党連合。中でも自民党では、沖縄サミット以後、森首相降ろしの声が澎湃として起き、党内の新旧交代論派や公明党との共闘批判派が執行部批判を繰り返す。加えて、許永中事件などの疑惑が相次ぎ、迷走状態が続いている。そごうの債権放棄問題で存在感を高めた亀井政調会長は、党内外の批判を排し、自民党の再生への道を模索するが…。政治ドキュメント。
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3.519万部突破、『「婚活」時代』で一大ブームを巻き起こしたジャーナリスト白河桃子による第2弾。 2011年3月11日。東日本大震災は、被災地だけでなく、多くの日本人の心をも揺さぶった。特に女性たちの心を。 震災後、日本は大きく変わろうとしている。震災婚、震災離婚、震災同棲、震災ベビーラッシュ……。 消費スタイルやライフスタイルの変化まで。 本書は圧倒的な質量の取材とデータを元に、女性たちの変化をルポで追いかけながら、震災が日本人の心に与えた影響を考える。女性たちは「炭坑のカナリア」のような存在かもしれない。世の中の変化に最初に反応するのは女性たち。彼女たちの変化は、日本人が変わる兆しかもしれない。 〈本書の一部〉震災では結婚が増えるだけではない。もちろん、これだけのことがあると、作用、反作用、両方がある。 サカグチマミさんは、震災後、離婚と再婚を同時にしたのだという。都内のマンションの共有スペースに現れた彼女は白いサンドレス姿。化粧っけはないが、健康的な肌が印象的な人だ。 「ごめんなさい。こんな恰好で。妊娠中なんで、もう暑くて……」 びっくりした。(震災を機に)「離婚と再婚」までは聞いていたが「妊娠中」とは聞いていない。マミさんは、震災を境に大きく運命を変えた、数奇な運命の持ち主だった。
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4.0『車掌だけが知っているJRの秘密』につづく、車掌の日記シリーズ第2弾。女性車掌の登場に「存在自体がセクハラだとかいわれたらどうしよう」と思い悩み、制服に包まれた部分以外のおしゃれ(短めの靴下など)を試し、「うどん作り」と呼ばれる食事当番をこなす。車掌といえども一企業の一社員、毎日会っているようで実は会えていない「車掌さん」のほんものの顔が見えてくる1冊。日常生活についての記述も豊富。
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4.0「私は毎日だれかをお送りしているが、お礼をされたことはいまだかつて一度もない。お送りするものが会社の車、つまりJRの電車で、私がJR中央線の車掌だからだ。……一見華やかに映る中央線車掌の「光と影」の「影」の部分をすなおに述べてみたい。JRという巨大企業の、とてつもなく大きな歯車のほんの一部を担っている一現場社員の声とドタバタ劇は、利用される皆さまのJRへのさらなる理解と愛着を得られるものと確信する。」(冒頭より)車掌の職業病である腰痛について、駅から0分の職場について、職員内の差別といじめの実態……柔らかな書き口でファン多数、車掌の日記。
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-『JRの秘密』『車掌の本音』にひきつづき、JRの車掌が全てをさらけ出す日記の第3弾。福知山線事故の車掌はブレーキを使えたか? 1時間で解決できた中央線の遅れが8時間にも及んだ訳、10秒遅刻で1分の賃金カットという厳しい現実、エビぞって起こす自動起床装置などなど……内部にいなければ知り得ることのないJRの事情もろもろを、やわらかなタッチで暴露する。鉄道ファン必読の1冊!
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-美貌で真面目な女子行員を信じがたい大胆な犯行に走らせた男は、外車を乗り回す派手好きなプレイボーイであった。彼女は全ての預金を男に貢いだ末に、コンピュータを悪用して一億三千万円もの大金の詐取に成功――そのままマニラに逃亡する。スキャンダラスな事件の全貌を明らかにする衝撃のドキュメント。
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-「横井って、どいつだ?」。「おれだ!」という言葉を聞くやいなや、隠していた拳銃を突き出す。凄まじい銃声が響いた―。学生時代に渋谷で愚連隊を組織し、いわゆる「安藤組」を率いて押しも押されもせぬ存在になっていた安藤昇。白木屋乗っ取り事件などで名前を轟かせていた東洋郵船社長・横井英樹襲撃事件を機に、その人生に大きな転換期が…。
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4.32011年3月11日に起きた未曾有の大災害・東日本大震災により、市街地が壊滅した岩手県陸前高田市。三陸沖に面した県最南端の自然豊かな田舎町を襲った惨劇とは。自身も妻を亡くした絶望的な状況の中、ゆるぎない信念を以て市民を導いた戸羽太市長が、震災当日の様子から復興へのシナリオまで、被災地の全容を明らかにする。社会の関心が政局と原発に流れる今、日本を復興するために絶対に忘れてはならない被災地の現実を真に理解できる1冊。佐藤正久議員との対談も収録!
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4.2大正12年9月1日午前11時58分、大激震が関東地方を襲った。直後に大規模火災が発生、首都圏一帯は一瞬にして地獄となった。絶叫し、逃げまどう人々──飛び交う流言が、自警団による陰惨な朝鮮人虐殺という悲劇をも引き起こす。本書は、地震予知を巡る抗争にはじまり、被害状況、死体処理、被災者のバラック街の様子から糞尿の処理にいたるまで、未曾有の大震災の真実を掘り起こす。20万の命を奪った“天災”と“人災”を浮き彫りにする、菊地寛賞受賞の名作。
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3.51970年代から原発問題に取り組み、関連著書に『原発列島を行く』(集英社)、『六ヶ所村の記録』(岩波書店 毎日出版文化賞)などがある鎌田慧氏。福島原発事故後の東電や国の対応についての情報分析はもちろんのこと、この本のもう1つの見どころは、事故が起こる37年前、1976年の福島原発ルポである。原発の風下に植えられたムラサキツユクサの突然変異率の高さ、周辺地の松葉から検出される高濃度の放射性物質、奇形児出産の噂、白血病の多発……。どれもこれも、原発との因果関係を立証する術はない。ただ著者は、行って、見て、聞いて、そして書いていた。福島ばかりの問題ではない。すぐとなりに潜む恐怖を、あなたは感じ取ることができるだろうか。
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-力強く生きる姿がありました 東日本大震災を受け、たくさんの報道がなされましたが、教訓となるはなし、心に刻みたいエピソード、驚くべき体験というものが、膨大な情報とともに流れ去ってしまっています。ここで、いま一度振り返り、これからもずっと語り継いでいきたいはなしを、河北新報、福島民報、岩手日報、三陸新聞など地方紙に掲載された記事や、シュープレス独自の取材の中から集約し、写真とともにじっくり読める一冊にまとめました。 「家族に“避難しろ”と伝えられなかった消防士。最愛の妻と一人娘を津波で失った。その後も捜索活動に取り組むのは“仲間といると壊れないでいられる”からと。はんてん姿の男達が支え合っている」 「避難所の小学生が作る、いいことしか掲載しない“ファイト新聞”」 「“見捨てるなんて、同じ生きものとして恥ずかしい”――警戒区域となった原発20キロ圏内に戻り、放射能汚染で出荷できない牛をいまも世話し続ける畜産家」 「“計算していては商品提供に時間がかかりすぎる”店長の独断で、商品を無償提供した西友汐見台店。その後、一時閉店を告げた張り紙には“ご恩は一生忘れない”など感謝の言葉で埋まっていた」 「仙台から石巻へ続くたった一本の幹線道路。救援物資を届けた帰りの人が必ず目をとめる場所に、いつからか“ありがとう”と書かれたプレートが並べられた」…など。
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-僕は狂っていない。間違って入院させられただけである。だが、今度は彼らが本当に僕を精神障害者にしようとしていた。平静を装う現代社会に深く潜む病巣を浮き彫りにする問題作。
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4.12011年4月9日、脱原発活動を宣言。仕事減、恋人との別離、刑事告発、ネット上での誹謗中傷の嵐…。でも「後悔は何ひとつしてへん」。原発廃絶に向けて芸能界でたったひとり闘い続ける役者・山本太郎の活動の軌跡を追うノンフィクション。「原発はいらん、イヤや」って意思表示するだけに、何でここまで悩まなアカンねん。(本文より)
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-突然のトレード通告で移籍を強いられるエース、意に反して引退を余儀なくされたベテラン、ファンに惜しまれながら自らバットを置く大打者…毎年のように繰り返されてきたプロ野球界の人事往来。選手たちにとって人生の転機となったあの日、何があったのか…悲喜こもごも33篇のドラマ
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-KARA、少女時代などのK-POPから、イ・ビョンホンらベテラン韓流スターまでの裏事情を徹底レポート! 華々しい舞台の裏側で伝えられる、分裂騒動や奴隷契約、セックス接待などのスキャンダルを、現地通ライターが解き明かす。少女時代屈辱の「10ミニッツ」事件とは? 韓流芸能人はなぜ自殺が多い? 女優の「整形」カミングアウトが流行中? 「本当のところ、どうなってるの?」という疑問に答え、韓国芸能界独特の歴史やルールまで網羅したファン必読の一冊。
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3.7新聞という産業は今、様々な危機に直面している。止まらない読者の減少、低下し続ける広告収入、ITの包囲網、消費税アップ、特殊指定の見直し――そして何より、金科玉条としてきた「部数至上主義」すなわち泥沼の販売競争は、すでに限界を超えている。いったい新聞は大丈夫なのか。生き残る方策はあるのか。元大手紙幹部が徹底的に解き明かす、新聞が書かない新聞ビジネスの病理と、再生への処方箋。
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4.0食料が足りなければ農家を襲い、肉が食いたければ豚を盗む。上官に取り入るには賄賂を渡す。恋に破れた男は大量殺人のあげくに自爆死。脱走した兵士は自動車強盗を働く……。朝鮮族の研究者である筆者が中国で出会った脱北者から聞いたエピソードの数々。立身出世の夢を持って入隊した軍隊での生活は想像を絶するものだった。一人の北朝鮮人兵士が十年にわたる軍隊生活のすべてを包み隠さず語りつくした貴重な記録。
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3.3日本人の暮らしを変えたコンビニ、自販機、宅配便。このなかで、民間宅配便業は、明治の「飛脚」以来百三十年間、常に官立組織の風下に立たされてきた。とりわけ、今日の「宅急便」を実現させるまでにヤマト運輸が監督官庁と繰り広げた闘いは長期に渡った。現在、民営化を控えた「郵政公社」が、民業に対抗し、宅配便事業を着々と進めている。国際資本の参入や、新事業の展開など諸問題を抱えた宅配便の未来は?
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3.4貧しく純粋なイスラム教徒が、やむにやまれぬ思いに駆られてテロに走る――。自爆テロにはしばしば、こうした「美しい物語」が付いて回る。しかし、これは真実だろうか。現場を歩いてみると、自爆テロが「貧困」とも「イスラム教」とも関係がなく、「中途半端な若者たちの自分探し」の結果だった姿が見えてくる。「テロリスト」に対する甘い幻想を全て打ち砕く、画期的ノンフィクション。
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3.9失敗は開発のチャンス――。国際舞台での敗戦がつづくなか、敗因の分析からすべては始まった。F2、DTM、インディ500と経験を重ね、ついに最高峰のF1に参戦。そして、強大な宿敵ミシュランに圧勝し、二十年前に喫した惨敗の屈辱を晴らす。タイヤ開発の苦闘、過酷なレースの内幕、F1の経済学、M・シューマッハーの素顔など、日本人エンジニアが描くモータースポーツの世界。
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4.0最も身近な存在は、最も危険な存在にもなる。我が子を段ボール箱の中で餓死させた両親、夫を尺八で撲殺した老婆、娘に性的虐待を繰り返した「理想の父親」、妻の身内を殺害した暴力夫……。身内の凶行により、家庭は逃げ場の無い密室と化す。児童虐待、DV、近親姦、高齢者虐待等、増加しつづける家庭内犯罪の実態とは――。加害者、被害者への膨大な取材を通じ、家庭に潜む病巣の正体に迫る。
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3.0ここには人間のドラマがある。眼光紙背に徹すれば、たった十数行の記事でも、その一語一語が奥深い――。夏目漱石から司馬遼太郎まで、文学者の死はいかに報じられてきたか。芸能人はなぜバカでかい記事になるのか。経済人や野球選手の扱いは業績に比して小さい。名前の右に傍線が引かれる由来は。軟派の社会面は見出しで勝負。……誰もが毎日目にしながら、実は知られていないその読み方。
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3.8饗宴のテーブルは時に、表向きの言葉よりも雄弁に「本当の外交関係」を物語ることがある。ブッシュが食べたフレンチフライ、「海の幸だけ」が出された独仏首脳の会食、天皇主催の晩餐会で飲まれなかった高級ワイン、日韓首脳会談における盧武鉉の驚くべき発言……。真の政治的メッセージは、そうした饗宴の細部に宿るのだ。ワインとメニューから読み解く国際政治の現実。
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3.637歳という若さで横浜市長となった。だが、事実上、政治家として殺された。ある日、突然襲った謂れのないスキャンダルの嵐。その身の潔白は、すべての裁判で勝訴をおさめたことで証明された。 では、いったいなぜそのようなことが起こったのか? 裏には何があったのか? 読者から「知ってよかった」と大反響の、日本の「政治・社会の真実」とは。 全組織に共通する病根がわかれば、日本は変わる!
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3.0ケンカとはコミュニケーションである! コミュニケーション力がある人間はけんかも強い! 刺青は、心にも入れられる。 光と闇それぞれの世界の頂点に立つ者は、どんな態度で日々をシノいでいるのか? なりふりかまわなくなったニッポン社会でワリを食わないための、正しく楽しい活路の発見法。
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3.5園児の小さな身体を二十数箇所も刺し続けた「中国人妻」。統合失調症に罹患し通常ならば不起訴処分となるはずが、その虚ろな目の前で裁判は強行された――。加速度的に悪化していく症状の中で、女が辿った無期懲役への道程。面会と書簡を重ね垣間見えた、心を覆う漆黒の闇とは? 精神障害者を裁く「司法のタブー」を抉る。
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4.4国内320万人、男性20人に1人が色弱者――街の色が変わり始めた! カラーユニバーサルデザイン最前線。近年、交通信号機や電光掲示板などの公共物、鉄道や地下鉄路線図、地図、教科書や教材などの刊行物、駅や病院、各種施設などの案内表示、そして電子機器から家電の操作画面に至るまで、何かが変わったことに気づいている方もいることでしょう。それは今、確実に世の中に浸透し、大きく育まれようとしています。
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-本書は、第一部では、『今昔物語』『古今著聞集』などに記されている上古や中世の漂流物語を、第二部では、近世の有名な漂流の記録がまとめられている。さまざまな出来事が意外な結末や影響をもたらしてきたことを知ることができる。
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-このシリーズ中では一転して、歴史的事実、事件の裏にある悲しくいたましい秘話、エピソードを発掘したもの。リンドバーク二世誘拐殺人事件、聖バレンタイン・デーの惨劇、全滅したフランクリン探検隊の秘話など興味深い14話で構成。
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3.7栄光のドラフト一位。しかし誰もが成功を収めるわけではない。その“称号”はその後の人生に、損だったか得だったか…。ブレービーに入った島野修、台湾に渡って後復帰、悲願の一勝を挙げた野中徹博、ホーナーの打撃投手となった黒田真二、暴漢に襲われ選手生命を縮めた荒川堯、プロ拒否した小林秀一…九つの様々なドラマ。
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4.0ある日、背中の痛みを訴えだした父。その原因にたどり着いたとき、事態は想像を超えて悪化していた――食道ガンの発見、手術拒否、そして転移。「ほんまに、お前がいてくれて助かるわ。なんで嫁になんて出してしもうたんやろか」……病に倒れてなお奔放な父と献身的に見守る娘が闘病を通じて育んだ、かけがえのない絆を描く感動秘話。
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5.0■念願かない「さかな町」で筆を振るった朝日新聞の名物記者が描く、石巻と東北再生の物語。泣けて、怒って、笑えて、ついでに魚が食べたくなる一冊!■久米宏氏推薦「三陸の人間達の必死の『生』を、無数のさかなの眼が大海原の奥から見つめている」■この本は、石巻で三年間、「さかな記者」の修業をした私の震災考であるとともに、何かしなければという思いに突き動かされた私の行動録である――著者
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4.0テレビからおびただしく流れてくる“像”はイコール現実ではない。ところがわれわれはこの“像”を現実そのものと錯視することで、メディアとその背後にいる権力の罠にはまり、いいように操られている。この国の管理の本質はイデオロギーによる統制ではなく、“像”というコンセンサスを市民社会に共有させることで完成するのだ。豊富な事例とともに、このウソがホントになり、ホントがウソになるカラクリを教えてくれる本書を読み終えた時、読者にはメディア・ファシズムの罠を見抜くリテラシーが身についている。原発、TPP、消費税、小沢一郎……、すべてのニュースの見方が変わる本。
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3.4盗撮、盗聴、徹底監視。必要なら身内さえ尾行する。決して公にしない捜査手法で、公安警察は誰を追っているのか。共産党や過激派が失速し、オウム事件から十六年が経った現在、何と闘っているのか。潜在右翼の増殖、シー・シェパードの横暴、サラリーマンを狙うロシアスパイ、北朝鮮工作員を支援する「土台人」……。特高警察のDNAを受け継ぐ公安最強の組織・警視庁公安部の事件簿から、その実態と実力を描き出す。
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5.0世界最強のロシア騎兵を防ぎ、戦史に名を残す激戦を繰り広げ「日本騎兵の父」と称えられた兄・好古。日本海海戦で無敵といわれたバルチック艦隊を破る秘策を立て、名将・東郷平八郎から「智謀湧くが如し」と絶賛された弟・真之。この兄弟を抜きにして日露戦争は語れまい。礼儀作法を重んじ、無欲恬淡、豪放磊落な好古と、形式にとらわれず、つねに本質を見極め才気走ったところがある真之。全く異なる性格のふたりだが、ともに共通していたのは、戦場ではつねに作戦のことを考え、作戦以外のことは気にかけなかったことだ。本書は、松山に生まれた兄弟の幼少期から真之の死、好古の中学校校長時代まで、真っ直ぐに明治を生き抜いたふたりのエピソード満載の一冊。『坂の上の雲』以上にこの兄弟に魅せられることは間違いないだろう。人間的な魅力溢れるこの兄弟の知られざる素顔に迫る人物評伝。
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4.3
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4.6「振興銀・SFCG事件」は何を物語るのか 破綻した日本振興銀行の木村剛と、SFCG(旧商工ファンド)の大島健伸の人生を辿り、「振興銀・SFCG事件」が意味するものをえぐりだすノンフィクション。金融史上かつてない特異な事件の全容を描く。 日本振興銀行は木村の超個人主義的な独自の思考によって破綻し、わずか6年ちょっとというその浅い業歴に比べればあまりに巨額の損失をあとに残した。日本振興銀行の経営破綻から3カ月後、無惨な廃墟の後片付けに入った預金保険機構が取りまとめた数字によれば、同行の債務超過は6700億円という途方もない金額であった。 大島が一代で築き上げたSFCG(旧商工ファンド)が経営破綻したのは2009年2月のことである。当時の公表額だけでも負債は3380億円に上った。SFCGの資金繰りが綱渡りの状態に陥っていた最中、大島は自らの報酬を月額2000万円から9700万円へと大幅に引き上げている。混乱するばかりだった現場で呻吟する従業員を尻目に、倒産間際の会社からひと月に1億円近い報酬を受け取ることができる神経は並大抵の図太さではない。 2010年に逮捕・起訴されたこの二人の成功と転落を通じて、日本の戦後経済社会史を透視する。東大卒・日銀出身でバブル崩壊後の不良債権処理に強い影響力を持っていた金融エリートの木村と、在日・帰化人で商工ローンという金融の辺境から世界的な富豪にのし上がった大島という二人の人間の異なった人生が一瞬だが交錯し、ともに奈落の底に落ちていく様を描写する。
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-1990年に親や市民の手で立ち上がって、登校拒否・不登校を考える全国ネットワークの1泊2日の2009年夏の記録集。代表理事の奥地圭子(東京シューレ主宰)の20年を振り返る講演、評論家の芹沢俊介氏による「存在論的ひきこもり論」、体験した親のシンポジウム、山下英三郎氏(スクールソーシャルワーク)、内田良子(カウンセラー)、喜多明人(子どもの権利条約、早稲田大学教授)シンポジウムなど。不登校を知りたい親や関係者の入門書です。
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3.0発達障害を持ちながら会社で働く、現在20代の上野康一。当初はLDと診断され、その後、高機能自閉症であることを知り、日々成長していく様子を本人、母、父が綴る。不登校を経験した後、高校へ進学、そして就職など、紆余曲折を経てきた今までの詳細な記録がここに。発達障害を支える家族へ向けて、具体的なやりとりが参考に。
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5.0学童保育で働く母と、ゲイを告白した息子。 さまざまな子どもと出会いながら、子どもの生きる力を真正面から受け止め、まっすぐなまなざしで向き合った感動の手記。 前半は息子のカミングアウトから著者が何を考え、どのように接していったのか、本人の育ちとともに振り返る。後半は、著者が学童に携わり子どもたちから受け取り感じてきた思いなど。さりげない優しさと愛が、そこにはあふれている。
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4.0
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-学校に行かなかった子ども達がいきいきと過ごす中学校。入学するのに「不登校」が条件になっている私立中学校が新しく生まれた。著者は不登校の子どもたちと向き合って30年。学校外の居場所・フリースクールを開設し、学校に行かない・行けない子どもたちの成長を支援してきました。学校に行かない子どもたちが苦しまずに、育っていける場所を一から作り活動してきた様子を描いた3年間の記録。
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4.0宇宙には人間が生きるために必要なものが何もない。「空気、重力、生鮮食品、あったかいシャワー、プライバシー、ビール…」人間は何にどれだけ耐えられるのか? 無重力空間で健康は保てるのか? 一般人が宇宙に行くことは実現可能か? 口の堅い宇宙開発研究ラボの扉をこじ開けた、渾身の体あたりルポルタージュ。
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4.0「再刊のためのまえがき」より 「福島原発大災害への道」 私はこの本を11年前に執筆した。しかし今読み返してみると、「福島への道」をたどりつつあった原子力発電の問題点を、原子力界の内部からかなり掘り下げることができたと思っている。異論を排除して開発を推進する産官学の癒着体制、ハイリスク・テクノロジーでありながら、その対応を怠ってきた当事者や規制当局、つぎつぎに起きる事故・故障、そして機会さえあればそれらを隠してしまう隠蔽体質、日本の原子力界はこうしたことを反省することなく、ひたすら「福島への道」を急ぎつつあった。 考えてみれば、福島原発で起きたこと──この地震による電源の喪失、冷却材の喪失、炉心溶融、水素爆発などは、この本の執筆当時から、原子力関係者で安全に関心をもつ人たちには広く知られていた事象だった。全て本書にも書かれている。それがどうして福島第一原発では、災害への予防も含めて、適切に対応できなかったのだろうか。かつて原子力技術の一端に身を置いたものとして、このことに一番の「原子力の闇」を感じる。スリーマイル島事故などの教訓が生かされず、技術が正しく伝承されていなかったのである。その理由は何か。この間の事情を知ってもらうためにもと、10年前に執筆した本書を再刊したのであるが、あえて誤植などを除いてそのまま再現することとした。事故が発生してからの後知恵ではなく、事前にどのような警告ができたかを知ってもらうためである。
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3.5戦後日本はひたすら走り続け、空前の繁栄を実現した。だが、今の社会は本当に我々が望んだ姿なのだろうか。己の力を顧みず、夢を追うと言いながら親に寄生する。努力せず不平等を嘆き、世の不条理にすぐに挫けてしまう。気がつけば、そんな幼稚で情けない日本人が増えすぎてはいないか――。日本人から常識と生きる力を奪った全ての元凶、「戦後教育」の罪を炙り出し、解決策を提言する警世の書。
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4.0「マクロ」は大きいを、「ビオス」は生命を意味し、「マクロビオティック」とは日本古来の食の知恵を活かした食養法のことである。米国では、このマクロビオティックに関する資料がスミソニアンの博物館に殿堂入りしているほど普及したものとなっている。そもそもこの食養法は、明治のある陸軍薬剤監が編み出した独自の食事療法が元だった。明治・大正・昭和を生きた三人の破天荒な人物を追い、世界の食を変えた日本の知恵を探る。
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3.6現役判事が司法の抱える問題点を鋭く突く。不要に原告を疲弊させ、理不尽に被告を傷つけ、無駄に裁判を遅延させる「蛇足」の正体とは何か。戦後補償訴訟、中国人の強制連行、ロッキード事件、ロス疑惑、「悪魔ちゃん」事件など、現実の裁判を例にあげて蛇足の弊害を明らかにする。まったく新しい視点から裁判を論じた画期的な提言。裁判を見る目が一変すること間違いなし。
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3.8由布院は盆地である。かつては山に囲まれた普通の田舎だった。名所旧跡もない。温泉の湧出量は全国第二位という豊富さだが、客は少なかった。現在、旅館も増え、みやげ物屋が立ち並び、国内温泉地のなかでトップクラスの人気を集めるようになった。年間の観光客は三百八十万人、宿泊客は九十五万人を数える。この奇跡的な成功の陰にはどのような努力があったのか。「由布院ブランド」を築き上げたまちづくりの物語。
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3.8一生のうちに同じ局面は二度とやってこない。たった一度の判断が、評価を大きく左右する。それが「引き際」だ。では、引き際を見事に飾れた人と誤った人は、何が違ったのだろうか。完全燃焼できるまで頑張る、一つのことを成し遂げたことでけじめをつける、過去の実績とは全く関係ない世界に新たに挑戦する――。6タイプ9人の引き際にまつわる物語をひもときながら、男にとって引き際とは何かを探る。
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3.6在日朝鮮人のために生まれた組織が、なぜ「北朝鮮・金日成親子の走狗」へと変質していったのか――。組織結成の知られざる経緯、祖国望郷の思いを利用し裏切った「帰還運動」、そして北朝鮮への送金のカラクリや、批判者に対する執拗な糾弾の実態、日本人拉致問題で暴かれたウソ……そのすべてがいま明かされる。かつて組織内に身を置いた著者が、痛恨と義憤の思いで綴った「もう一つの戦後史」。
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4.0授業時間と学習量を減らしても、「落ちこぼれ」も「不登校」もなくならなかった。なぜか。それは、教育改革が制度論に終始し、学校は勉強するところであり、授業こそが学校の「魂」であることを忘れているからにほかならない。一方、不毛な改革論議に左右されることなく、ひたすら子供たちの学力向上を願い、授業技術の開発と熟練に挑んできた教師たちがいる。彼らの授業に学校を再生させるカギが隠されている。
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3.4入口の均一台を見逃すな。絶版文庫を探せ。古雑誌の山に向かえ。検印紙も魅力のうち。書き込み本を無視するなかれ。古書目録は面白い。古本祭りには攻略法がある。ネット・オークションに参加したら。いつか売る日はやってくる。……自慢じゃないが、金はない。しかし誰より古書が好き。この三十年、「均一台の鬼」となり、赤貧古本道をまっしぐら。安い本には滅法強い著者の執念と超絶技巧の数々。
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4.0日本にもかつて防諜、謀略を担っていた極秘の組織があった。その名は通称「ヤマ」。戦後これまでも世に出ることはなかった存在である。わずかながらの手がかりを元に生き残りの関係者や資料をたどっていくと、次第に驚くべき実態が露になってきた。信書の開封、電話の盗聴、スリを使った秘密文書の入手、時に人殺しすら……。そして定説を覆す、「二十世紀最大のスパイ事件」ゾルゲ一団の摘発の真相も明らかに。
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3.6正月最大のイベント、箱根駅伝。メディアに後押しされ、関東のローカル大会が、大学スポーツの枠を超えた全国的人気を誇るまでになった。宣伝効果も絶大だ。レースの結果は、大学の入学志願者数を大きく左右し、監督には激しいプレッシャーがかかる。一方、箱根重視の練習は、その後の選手生命に響くとも指摘される。往復200キロ超の行程には、監督の手腕、大学の生存戦略、日本長距離界の未来が詰まっている。感動の舞台裏を徹底分析。
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3.2量刑とは、裁判官が当事者らの言い分や証拠を、刑法の定める範囲内で酌量し判決を下すことである。その判断は各裁判官に委ねられているものの、先例判例主義が重視されるため、「一人殺しは無期」「三人殺しは死刑」といった刑罰の“相場”が自ずと形作られてきた。例えばゴルフ場からロストボールを“大量”に持ち帰れば懲役10カ月、“衝動的”な放火で“一人”焼死させたら懲役10年など、微罪から重罪まで、法の番人たちが共有する刑罰の約束事が全て明らかに!
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3.6列島を揺るがせた未曾有の震災と、終わりの見えない原発事故への不安。今、この国が立ち直れるか否かは、国民一人ひとりが、人間としてまっとうな物の考え方を取り戻せるかどうかにかかっている。アメリカに追従し、あてがい扶持の平和に甘えつづけた戦後六十五年余、今こそ「平和の毒」と「仮想と虚妄」から脱する時である――深い人間洞察を湛えた痛烈なる「遺書」。
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5.0アメリカ・オレゴン州にあるマクラーレン青年更生施設を舞台に、 罪を犯した若者と、捨てられた犬の交流を描いた NHK BSドキュメンタリー番組の単行本化。 マクラーレン青年更生施設では、捨て犬の飼育を通じて受刑者の更生を促す 「プロジェクト・プーチ」と呼ばれるドッグ・プログラムの取り組みが行われている。 全米の刑務所の再犯率の平均が5割といわれるなか、 このドッグ・プログラムを受けた若者たちは、再犯率ゼロを記録し続けている。 ATP賞2010ドキュメンタリー部門優秀賞を受賞!
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3.0大手石油会社で、ハイオク・ガソリンの開発にとりくんだ著者が、「21世紀の環境問題のカギを握るのは女性である」との信念から、幼少教育に決定的役割を果たす、「母親予備軍」たちへの教育に情熱をそそいだ「夢追い」体験記。
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-57歳のとき、医師から「末期がん」「余命半年以内」と宣告された著者が、通院自宅療養を選び、食事療法を中心とした自己免疫による自然治癒力で、3年経過に「完治した状態」にした克明な記録。
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3.0偉人たちの死因を追いながら、現代医療の進歩の様と、未だに難病であり続ける病変の現状をレポート 古今東西世界を動かした偉人たちは、その名を歴史に残してきたが、その死亡原因となると戦死、暗殺、自殺以外はあまりしられてなかった。病で倒れた偉人たちの死因を知ることは、その時代の医学、医療の水準を計ることになる。あの時代だったからこそ、夏目漱石は早死にし、キュリー夫人は白血病に倒れ、徳川家康は食中毒死したのだ。偉人たちの死因から浮かび上がってくる現代医療の“秒進分歩”の発展ぶりと、あらたな病の現実を考察する。 武田信玄と胃がん/マルクスと肺がん/キュリー夫人と白血病/周恩来と胃がん/源頼朝と脳梗塞/パスツールと脳出血/エールリヒと高血圧/レーニンと動脈硬化/ラントシュタイナーと心筋梗塞/藤原道長と糖尿病/足利尊氏と化膿/ナポレオンと砒素中毒/徳川家定・家茂と脚気/トルストイと肺炎/メンデルと肝臓病/スコットと凍死/徳川慶喜と肺炎/夏目漱石と胃潰瘍/若山牧水とアルコール性肝炎/藤原房前と天然痘/アタワルパと天然痘/結城秀康と梅毒/シューベルトと梅毒/平賀源内と破傷風/リヴィングストンと赤痢/アレキサンダー大王とマラリア/徳川家康と食中毒/島津斉彬とコレラ/滝廉太郎・樋口一葉と肺結核/正岡子規と脊椎カリエス/島村抱月とインフルエンザ
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4.0
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4.0パイロット、パーサーなどの飛行機の乗務員だけが飛行機を飛ばすのではない。空港カウンター、貨物の搭載、機内クリーニング、整備、運航管理、航空管制、税関など、空港で働く人々が携わる仕事のすべてを取材。彼らの語る自分の仕事内容と、安全に飛ばす誇りから、飛行機は誰が飛ばしているのかを描く。※本書は1996年1月、草思社より刊行された「大空港25時」を改題し、加筆・訂正したものです。
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-直木賞作家・山口瞳夫人が初めて明かす「本当の瞳さん」。 2人は昭和21年に、開設されたばかりの鎌倉の学校で出会った。大恋愛の末、2人は結婚。小さな出版社の編集者だった夫はその後、サントリーの宣伝課に転職する。大企業に入れたことで安穏とした、小市民的な生活を手に入れることができたと妻は安堵していた。ところが、週末の夜に社宅の寝室兼居間で書いていた『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞を受賞。作家に転身し、安穏とした生活が一転する……。19歳と18歳で出会ったときから別れまでを、妻しか知りえないさまざまなエピソードをまじえつつ、夫がそのとき何を悩み苦しみ、何を喜んだのか――妻の視線で直木賞作家・山口瞳の素顔を綴った。
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-戦後闇市から立ち上がった風雲児の激動の人生、各地域の新旧勢力の衝突から、最大組織山口組の全国展開…仇討ち、シノギ、跡目争い、さまざまな理由からヤクザ組織は血塗られた抗争劇を繰り返してきた。熾烈を極めた「沖縄戦争」、史上名高い“仁義なき戦い”「広島抗争」、泥沼化した「中京戦争」、度重なる衝撃事件から長期化した「大阪戦争」、山口組大分裂による「山一抗争」、平和共存時代に起きた各地の抗争など、戦後主要な50の事件・抗争を網羅。
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-暴力団や銃器や薬物犯罪、さらに外国人による組織犯罪に対処するため、2003年に新設された組織犯罪対策部、通称「組対(ソタイ)」。なかでも急激に増加し、複雑・巧妙化する来日中国人犯罪に対し、日本の警察や当局はどのような対策を練り、捜査に反映させてきたのか。密航集団「蛇頭」、歌舞伎町や池袋を跋扈するマフィア「怒羅権」などの黒社会犯罪捜査の最前線と、警察官の苦闘、そして我々の身近で起こりうる数々の危険を暴いたノンフィクション。
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-ハリウッド最初の日本人プロデューサー、岡本直文が描く衝撃のドキュメンタリー。ノーベル平和賞を受賞した平和運動家・アウンサンスーチーと著者の本音をぶつけ合う貴重な会話や、著者がアウンサンスーチーを提訴する決意をした経緯に衝撃を隠し得ない。アウンサンスーチーの映画化を巡り、奔走した9年9か月の貴重な記録。
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-8人の女性を強姦殺害し死刑に処された稀代の強姦魔・大久保清は、その動機を問われてこう言った。「オレが悪くなったのは世間が悪いからだ」――なぜ男たちは強姦するのか? 実際の事件に、そのおぞましい性犯罪の根源を探る、著者渾身のドキュメンタリー・ノベル!
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-独身女性のマンション、女子高生のたむろするバス停、人気のない避暑地…欲望の捌け口を求め彷徨う男に選ばれた女とは!?最新の犯罪調書をもとに、女を蹂躙する男たちの激情を描くドキュメンタリー・ノベル!
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3.8企業生命にかかわる粉飾・横領事件は、オリンパス、大王製紙だけではない――。ノリタケ、林原、ローソンエンターメディア、広島ガス、近鉄、フタバ産業、メルシャン、JVCケンウッド、本田技研工業・・・・・・。誰もが知っているあの会社で起こった、総額3000億円の不正手口を公開。経理、人事、マネジメント層、経営者、投資家、必携の書。「粉飾・横領」は、こうして見抜け!
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-昭和25年、国産初のブラジャーを売り出したワコールは倒産の危機を迎えた。売り上げがなぜかパタリと止まり、資金も底をついてしまったのだ。だが、創業社長・塚本幸一は起死回生の秘策を思いついた。後に瞠目すべき新製品を立て続けにヒットさせ、世界のワコールとして不動の地位を築いた塚本の、最初の大いなる賭けだった…!徹底的な取材をもとに、企業の大躍進を支えた社員たちの真の姿に迫る、小説・ワコール王国。
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3.620年前に著者が予見した西武・堤義明氏の蹉跌! 第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。 昭和末日本を騒然とさせた、あの名著がいま甦る。天皇と日本人、伝統とモダン。近代天皇制に織り込まれた記号を、世界を一周する取材で丹念に読み解いた、渾身の力作。プリンスホテルはなぜ旧皇族の土地を次々と取得し、一大グループをつくり上げることが出来たのか。その謎と西武王国・堤家支配の仕組みも解明。なぜ、いま、コクド(旧・国土計画)による西武鉄道支配が問題になってきたのかが手に取るようにわかる。
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3.8普通のおっさんである砂原康治(著者)がジャスコで買った4万円の自転車がとても軽くてよく走るので気に入りました。そしてツールドのとに出場してしまったのです。3日間で410km走る過酷なサバイバルレースです。普通のおっさんでも条件が不利でもがんばればできる事を証明してみました。
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-女体を武器に大学病院乗っ取りを謀る教授秘書、乗っ取り王の道具にされた女優の肉体をかけた裏切り、あの三越事件で勇名をはせた竹久みちの愛と欲にまみれた半生など、男を手玉に取って華やかな成功を夢見た女たちを迫真の筆致で描くドキュメンタリー・ノベル!
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4.5虐待に走る母親の心にはいったい何が起きているのか。「底が割れた」と形容される虐待の現場には、どのようなメカニズムが働いているのか。私は我が子を虐待した母親を訪ね、ありままの声を聞くことにした。変化する家族、親や子どもが抱える悩み、主婦の現状などを自分の目で確かめてきた著者が、児童虐待の凄惨な現実を訴える。
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4.7「何で日の丸を降ろすんだろう」――昭和二十年八月十三日、朝鮮の港町・仁川に住む七歳の著者は不思議な光景を目にする。それは、当たり前の生活と秩序が崩れ去る前触れだった。玉音放送の後、優しかった現地の青年は豹変して「この家の物はオレのもの」と凄んだ。隣組では、上陸した米兵に「慰安婦」を差し出す相談が持ち上がった。仁川神社の宮司は行方不明に……小さな目と耳が捉えていた、敗戦下の貴重な記録。
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3.4「眠れない」「会社に行くのが辛い」「気がつくと手首を切ってしまう」――さまざまな症状に苦しみ、精神科を訪れる人々。しかし、そこでは実際にどのような「治療」が行われているのか、意外と知られていません。精神科医が、豊富な臨床経験をもとに、診察室でのやりとりを再現。原因は? 治療法は? 薬の副作用は? 誰もが知りたい「心の病」に関する二十の疑問に、医師が本音でこたえます。
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3.4日本人から信心が失われて久しい。それでもお寺は、「葬式仏教」を頼みに、かろうじて生き延びてきた。しかし、法外なお布施や戒名料ばかりを要求する一部住職に、檀家さんの我慢は限界寸前。結果、仏教に頼らない葬儀が急増、さらに過疎化や後継者難の影響もあって、地方の末寺は崩壊の危機に……。自業自得の日本仏教に、再生の道はあるのか。お坊さんが黙して語らない、それでも知っておきたい、現代のお寺事情。
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3.5連日、どこかのレストランがテレビや雑誌で絶賛されている。しかし言うほど素晴らしい店がどれだけあるのか――。頭の中は金儲けばかりの「性格の悪い料理人」、メディアと店の癒着、問題だらけの『ミシュラン』……、今まで誰も語らなかった弊害を、辛口評論家が暴露。「客をなめ切った高圧的な店」「大間の鮪はそんなにない」など、業界を敵に回してでも伝えたい、グルメの「不都合な真実」。もう外食で外しません!
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3.3全世界で数億人、日本で64万人以上が死亡! 性別や年齢を越え、世界中に同時流行し、悶死への恐怖に苛まれる強毒性の感染症「新型インフルエンザH5N1型」。密かにしのびよる「見えない悪魔」と私たちは闘えるのか? そして、もし罹患してしまったら……? 恐ろしい感染症の歴史と数々の病状。その対策の最前線に迫り、人類が生き残る可能性を探る警鐘レポート。
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3.5炸裂する癇癪、飛び交う怒号、喧嘩腰のビジネス――一九八〇年代後半から九〇年代初頭、IT業界のグローバルスタンダードをめぐって歴史的な戦いがあった。破綻したマイクロソフトとアスキーの共同戦線、撤退してゆくPCメーカーとソフトメーカー、次々現われる新規格……幾多の難局を乗りこえ、ウィンドウズは爆発的に普及した。ヨーロッパと日本で最前線にいた著者が、自身の体験とともにその理由を解き明かす。
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3.6「心に傷を受けた」と宣言したら、あとはやりたい放題。詳しい検証もなく、一方的に相手を加害者と断罪する――そんな「エセ被害者」がのさばっている現代日本。PTSD、適応・パニック障害から、セクハラ、痴漢冤罪、医療訴訟まで、あらゆる場面で「傷ついた」という言い分が絶対視されている。そう、「被害者帝国主義の時代」が到来したのだ。過剰な被害者意識はもうたくさん! 現役精神科医が示す処方箋。
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4.2日本人は死生観を失った。リスクのない治療はない。患者は消費者ではない――。医療の現場を崩壊させる、際限のない社会の「安心・安全」要求、科学を理解しない刑事司法のレトリック、コストとクオリティを無視した建前ばかりの行政制度など、さまざまな要因を、具体例とともに思想的見地まで掘り下げて論及する。いったい医療は誰のものか? 日本の医療が直面する重大な選択肢を鋭く問う。
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3.7たった一人で患者宅を訪れ、医療行為から生活面のケアまで全てをこなす「訪問看護師」。在宅介護や在宅死が大きな注目を集め需要が高まる中、その数は急速に増えつつある。そうした数ある訪問看護ステーションの中でも最先端を走るのが聖路加病院だ。11人のナースたちが昼夜を問わず飛び回る。終末期医療から難病の小児まで――「よりよく生きることとは何か」に正面から向き合う彼女たちの等身大の姿を描く。
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3.4国際政治の中枢であり、世界の最高権力者・アメリカ合衆国大統領の官邸でもあるホワイトハウス。そこはすべてにおいてアメリカ最高水準を極めた「メイドインUSの宮殿」である。大統領一家の日々の営みを支える職人のうち、本書にはフランスきっての菓子職人、SS出身の学芸員、アフガン首相の娘だった理髪師、1着4000ドルの仕立屋ら6人が登場。彼らだけが見た歴代大統領とホワイトハウスの素顔に迫る。
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3.8大阪のある被差別部落では、そこでしか食べられない料理がある。あぶらかす、さいぼし……。一般地区の人々が見向きもしない余り物を食べやすいように工夫した独自の食文化である。その“むら”で生まれ育った著者は、やがて世界各地にある被差別の民が作り上げた食を味わうための旅に出た。フライドチキン、フェジョアーダ、ハリネズミ料理――。単に「おいしい」だけではすまされない“魂の料理”がそこにあった。
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3.5長男が二歳の段階で軽度自閉症と診断された。医者は「適切な訓練」を受ければ、小学校入学時までに健常児に等しいレベルになると言う。しかし、「適切な訓練」を求めた著者の先には数々の障害が待ち構えていた。「重度重視」の福祉政策、専門医の決定的不足、「特殊学級」を強いる教育関係者、そして、時に「鬼」と化する自分自身の心……。これまで語ることの少なかった自閉症児の父が綴る、渾身の手記。
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