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スポーツコラムニストのミッチ・アルボムは、テレビで偶然、恩師を見かける。モリー先生は、体が動かなくなる難病に侵されていた。見舞いに訪れたミッチにモリーは言う。「憐れむより君の問題を話してくれないか」。毎週火曜日、二人だけの最後の授業が始まった。テーマは「人生の意味」について。
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Posted by ブクログ
死を考えるということは、生きることを考えること 社会人になり毎日忙しなく、一生懸命に働いてる人たちはこの本のどこか1文が必ず心に響くと思います。 1度読んで終わりにせずに1年に1回、半年に1回など定期的に読んで自分の生活をこの本と一緒に振り返りたいと思える運命的な1冊でした
互いに愛せよ、さなくば滅びあるのみ。 死を目前に控えた先生は、愛の重要性を説く。 改めて、今目の前にある愛を大切にしないといけない。特に家族。家族は何を差し置いても大切にしなければいけないものとモリー先生に教えられた。 人生観、結婚観、仕事観、周りに流されず自分の人生を生きていきたい。
昔から、病気と向き合うみたいなノンフィクションが苦手だった。 読み終わったあとの感情の持っていき方がわからなかったから。完全に読まず嫌い。 恥ずかしげもなく「愛」を語るモリー先生。 かつて「ILoveYou」を「月が綺麗ですね。とでも訳しておきなさい」と言った夏目漱石を、なんかよくわからんけどTHE...続きを読む 日本人!な感じがいいなぁと思ってたけど、ダイレクトに「愛」を伝えるモリー先生も、それはそれは素晴らしいと感じた。 「いかに死ぬかを学ぶことは、いかに生きるかを学ぶことだ」 人間誰しも遅かれ早かれ必ず死ぬ。 「死」を”諦め”じゃなく”目標”にできたら、人生はより良くなるかもしれないなぁ。
ああ、物凄く良い読書ができた。というのが読み終わっての感想。 モリー先生に私の話も聞いてもらいたかった… でも本を読んでいるだけでも辛く苦しい気持ちに寄り添ってもらえている気分になれる、そんな本でした。 とても良いフレーズが盛りだくさんでした。自分ももっともっと家族の事1番に考えて人に優しく思いやり...続きを読むを持って余生を過ごそう。
人生において何が大切なことなのか、何が人生を価値あるものにしてくれるのかを教えてくれる本。お金や仕事やキャリアではなく、自分の大切なひとたちと過ごす何気ない当たり前の日常が価値あるものなのだ、ということを教えてくれる本。そのとおりだと思います。時に、自分のキャリアや仕事で頭がいっぱいになってしまうと...続きを読むきがあります。もちろんそれも重要だと思うし、お金がなければ日常をふつうに送ることもできませんが、何よりも家族との時間を豊かにすることが重要なことで、仕事やお金はその手段に過ぎないのだ、ということを忘れないようにしたいと思いました。私もモリー先生のような温かいひとに出会えたらいいな、と思いました。
初めて読んだときは、次第に気乗りしなくなって途中で読むのを止めた本だったのですが、今回、手放す前に一読しておこうと久しぶりに手に取ると、続きがあまりに気になって、一日で読破してしまいました。 初めて読んだときと比べ、多少人生経験を積んだことで、この本から受け取るものがずいぶん変わったんだろうと思いま...続きを読むす。 ホント今回読むことにして良かったです。 もう手放すのはやめにします。大切に保管しておいて、数年後の自分がふと読み返したときにどう感じるのか、楽しみにしています。
効率性や目に見えるものに心も奪われ、満たされない気持ちの中で如何に生きていけば分からなくなる中、読みながら何度も何度も心が揺さぶられた本。20世紀を代表する本の一つとして後世まで読まれると確信するし、もっと広く読まれるべき本の一つ。 与えられることを与えること(それは物でもなく、経験や知識、人の話を...続きを読む丁寧に聞くことも)の大切さを深く考えた。 そして死を学ぶこと、それが生きることを学ぶことであること。 「死を目の前に控えてここに座っている私に言えることは、かねや権力をいくら持っていても、そんなものはさがし求めている感情を与えてくれはしないっていうこと。 それをいちばん必要としているときにね」 モリー先生は、わたしたちは「いまの文化」に騙され、流されているという。でも、モノも、お金も、名声も、権力も、人を幸福にしない。けれど「いまの文化」はそれさえ手に入れればバラ色の人生が待っていると私たちに教える。そして人々はそれに騙されている。 身につまされる思い。 行動を変えようと思う。
押し付けがましくも、わざとらしくもなく、けれどスッと入ってくる率直な言葉が素敵でした。 相手を尊重していなければ、トラブルが起こる。 妥協を知らなければ、トラブルが起こる。 ふたりの間のことを率直に話せなければトラブルが起こる。 人生の価値観が共通でなければトラブルが起こる。 相手を受け入れ、許...続きを読むし、わかり合い、大切なものが同じだと信じれることを大事にしたいと思いました。 私にとって生きるっていうのは、相手の気持ちに反応できることなんだな。 など、相手を思いやること、愛することの手がかりがたくさんあったように、思います。
再読。15年ぶりぐらいかな。コーチ(≒師)を持てるか持てないかは、人生において重要なことの1つだろう。愛(≒博愛)を語る。訳者あとがきにもあるが、こういった本質的な語りがいつの世にも必要なのだろう。嘲笑せず、蔑まず...。また、いつか読み返したい一冊。
人生について書かれた本は色々あって、ベースは似たことが書いてある気がします。でも、わかるようでわからん!と思っている方、本書を読むとなにか進んだような気がするかもしれません。 「頭からどーんと飛び込む」「蛇口を開ける。その感情で体を洗う。着なれたシャツみたいに体につけてしまえば」など、身近に捉えられ...続きを読むる表現が沢山散りばめられている本です。
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モリー先生との火曜日
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ミッチアルボム
別宮貞徳
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