数日前に、ポンディチェリーとオーロビルに行ってきた時に、オーロビンドやオーロビルに関する日本語訳の本が現地に一切売っていなかったので、この本をBookLiveで見つけて読みました。 オーロビルの中にある、オーロビンドの資料館に行った時に、彼の自伝を一通り見れましたが、この本を読んで、オーロビンドとマ
...続きを読むザーの知られざる一面、性格、エピソード等が散りばめられていて、沢山の新たな発見がありました。面白いです。オーロビンドの哲学は、筆者も言う通り、科学的に説明がしにくく、単純なものではないので、是非日本語で読みたいと思っていたら、この本に出会えました。オーロビンドの哲学を簡潔に、分かりやすく書いているため(彼の哲学についてあえて、どっぷり深くは書いていません)、オーロビンドの世界観が客観的にイメージしやすく、手の届かない思想という印象が少しなくなりました。数時間でサクッと読めるので、オーロビンドを初めて知った人にもおすすめです。
一箇所だけ、間違えと思われる箇所がありました。
第2章: 英国留学時代 1979年、7歳になったオーロビンド… とありますが、1879の間違えだと思われます。