人間の器量
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人間の器量

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優れた人はいる。感じのいい人もいる。しかし、善悪、良否の敷居を超える、全人的な魅力、迫力、実力を備えた人がいない。戦後、日本人は勉強のできる人、平和を愛する人は育てようとしてきたが、人格を陶冶し、心魂を鍛える事を怠ってきた。なぜ日本人はかくも小粒になったのか――。その理由と本質に迫ることこそが、日本人が忘れたものを再認識させ、人生を豊かにしてくれるのである。

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人間の器量 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年05月20日

    要約

    ▽筆者の主張
    –人を測る物差しが乏しくなっている世間
    –複眼で見なければ分からないのが人間なのに
    –でも器は大きくできるモノだから学ぼう
    ▽器量とは何か?
    –人の微妙さを測る為に古の人が生み出した言葉
    –全てを包み込む風呂敷のような言葉
    –厳しい体験から己の良し悪しを探し続けるモノ
    ▽どのよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月23日

    器量とは何かを知りたくて読書。

    読みやすくて勉強になる。人間の器量を考えるために幕末から戦後までの人物のエピソードを紹介している。著者の視点が面白く新たな歴史の側面を知ることができる。

    横井小楠、西郷隆盛、伊藤博文、原敬、高橋是清あたりが目からウロコ。

    著者の知識量のすごさを感じさせてくれる一...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月07日

    人間の器が大きい、とはどうゆうことか。近現代の先人たちの立ち振舞いを交えて、ポンポンと軽妙な語り口の面白い一冊。

    「貧しくなることも富むことも煩わしい」現在の日本人の中からは、なるほど「人物」と呼べる人物は出てこないわけだ。

    考えさせられます。オススメ。

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    Posted by ブクログ 2019年11月06日

    戦前と戦後で人材教育の何が違うのか。筆者は江戸時代をも評価し、明治維新、列強入りは人物がいたからだと、大隈重信、西郷隆盛らを例に挙げながら説明を試みる。薩摩藩士が島津公と狩に出かけた話。ある藩士が号令前に銃声を上げてしまい、獲物が一斉に逃げた。切腹ものだと島津公。それを聞いた薩摩藩士は一斉に銃声を上...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月02日

    器量の大きい人間について書いた一冊。

    主に明治以降の人物についてだが、あまりよく知らない人物もいて非常に興味深かった。

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    Posted by ブクログ 2017年08月27日

    本の紹介にあるが、戦後、日本人は勉強のできる人、平和を愛する人は育てようとしてきたが、人格を陶治し、心魂を鍛える事を怠ってきた。
    なぜ日本人はかくも小粒になったのか――。
    その理由と本質に迫ることこそが、日本人が忘れたものを再認識させ、人生を豊かにしてくれるのである。
    ということで、内容であるが、
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    Posted by ブクログ 2012年07月07日

    改めて自分の人間力向上の必要性を決意させられる書。以前の日本人の持っていた器の大きさ、規模と時間軸、スケールの大きさを問われる。

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    Posted by ブクログ 2012年02月22日

    著者の得意分野、実は徹頭徹尾エシカルと言っていいような価値の切削。特に近代史に至って筆は冴えている。最後に今村均大将が来て、ケリがつけてある。

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    Posted by ブクログ 2011年04月09日

    器量とは辞書(といってもgoo辞書ですが)によると
    1ある事をするのにふさわしい能力や人徳。「指導者としての―に乏しい」
    2その人の才徳に対して世間が与える評価。面目。多く、男性についていう。「―を上げる」
    3顔だち。容貌(ようぼう)。多く、女性についていう。「―のよい娘」
    4もののじょうず。名人。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年08月08日

    過去の偉人たちや時代背景を例にして、現代人の「人間力」の無さを訴えている。

    やたらと宗教的だったり、時代錯誤じゃないかと思う記述も多々あるんだけども、膨大な言葉の山の中から、今の自分のフィーリングに合ったエピソードなりセンテンスなりを拾い上げることができるなら、なかなかの良書だと思う。

    少くとも...続きを読む

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