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【本好きのみなさんへ】本書は、ネット書店に電子書籍、新刊の量は星の数……という便利な今だからこそ復刊された、知的生産術の名著です。「もっとたくさん本を読みたいけれど時間がない」「買ったまま開いていない本が結構ある」「どんなに読んでも内容をなかなか吸収できない」「どうすれば文章が上達するのかわからない」……。読み書きにまつわる悩みは、たくさんあります。それに、読むのも書くのも、量を増やせば質が下がるし、質を上げれば量は減る。これは、インプットとアウトプットの永遠のジレンマだと言えるでしょう。そんな悩める読書家たち、そして文章を書く人たちに、この本は、教えてくれます。「量を増やすことで、質を上げる方法があるのだ」と。福田和也氏が、圧倒的な量を吸収しながら空前絶後の量を放出する、その奥義はいったいどこにあるのでしょうか。――答えは意外にも、「紙の本」と「手書き」にありました。アナログすぎる? 面倒くさい? いえいえ、本書の中にたくさん出てくる方法のなかから、気に入ったものだけ選んで真似してみてください。ありきたりな速読や文章練習では身に付かなかった、〈情報〉や〈知恵〉や〈美しい文章〉が、とうとうあなたのものになること、請け合いです。プロフェッショナルがどのようにインプットとアウトプットを磨いているのか、実際の仕事術を満載した貴重な書、ぜひご一読ください。《本書の内容》第I部◎どう読むか 第1章 本の「効率的」な読み方 第2章 「抜書き」の多様なメリット 第3章 本以外の情報の集め方 第II部◎どう書くか 第4章 情報整理から表現へ 第5章 文章上達の「近道」とは 第6章 より幅広く書くために
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年10月26日
文芸評論家として活躍する著者が、読書法と文章の書き方を読者に教授する。まず、どの本を読むにしても共通するが、本を読む目的を初めに定めなければならない。たとえ小説であったとしても、目的以外の内容は軽く読み飛ばすことを推奨する。また、本には、内容が難しくて読みづらいものもある。その場合、基本的に読まな...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月13日
"猛烈に、ひたすら読んで書いて"というわけではなく、本の選び方、抜き書きの効用など様々なツールが紹介されています。
特に目を引いた箇所
・『書くテーマは人と人の間、つまりはコミュニケーションの中にあるのだ』
・『関心領域を広げるには、意識的にイレギュラーな出会いをつくること』
...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月10日
再読です。
ひと月百冊読、すごい!
中身は、速読方法というより、
いかに本によって要点を見つけ出して
内容を把握するか、というもの。
目的意識のハッキリした読書を行う人にはいいんだど思う。
単純に、小説100冊読みたい!
とかだと、ちょっと参考になりませんでした。
意外と時間管理術も書かれて...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月17日
『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』
福田和也
まず、読む前にそのポイント、つまり自分は何のためにこの本を読むのか、ということを明確にしておかなければなりません。(p27)
物語にしろ、着眼点は必要だろう。
メモ帳に、下を折ったところを書き写し、コメントをメモする。
この、書き写すと...続きを読む
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