哲学・宗教・心理作品一覧
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4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 長崎のキリシタンの里に下宿した医大生〈隆吉〉が一生をかけて築いてきたものは灰となった。 自らの生い立ちから原爆投下にいたるまでの浦上生活を、病床に伏しながら書き綴った永井隆博士の自伝的私小説。 作品は2部構成で、第2部の最後では救護活動が一段落した3日後の夕方、初めて家に帰り、妻〈春野〉の遺骨を拾う場面が描かれているが、そこでロザリオの鎖を見つける話は、別著『ロザリオの鎖』を読むと事実のままであることが理解される。 すべてが灰になった絶望に茫然とするうち、〈隆吉〉は昏睡に陥り、やがて翌朝目覚める。そして暁の明星を見ながら、静かにささやくイエズスの声を聞くのである。 著者はこの後、第3部の執筆を強く希望するが、体力の衰えが著しく、主人公のその後の生活については「消息の一班を別著において伝えたい」と後記にしるしている。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人生の「肝心かなめ」を語ろう。教育、家族、ひきこもり、差別、クローン人間、タマちゃん……、本書は、身近な暮らしの一コマや現代のさまざまな事象を、法華経の智慧の光を照らして見つめたものです。法華経は宗教経典としてばかりではなく、思想書としても、哲学書としても、あるいは人生訓としても、読む者に新鮮な感動をもたらしてくれるすばらしい智慧の宝庫です。底なしの不景気、犯罪の増加、教育の荒廃と難題山積の現代、そのなかで私たちは、どう生きればいいのでしょうか。本書は、法華経の一句一句が光を放って、私たちに語りかけてくれる人生論です。
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-「右傾化」といわれる昨今。ネットで見かける「右寄り」言説は本当に「保守」で「右翼」なのか?「右からの反原発デモ」に携わるnoiehoieが保守主義者の立場から語る!
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3.0「思い過ごし」「考えすぎ」「取り越し苦労」……どうしてわたしたちは実際以上にものごとをうわのせして"たいへん"に感じるのでしょうか? そこにはなにかのパターンがあるのでしょうか? このストーリーでは、しっかり者だけど、いつもちょっとたいへんなきまじめA子ちゃんと、なかよし楽天B子ちゃんがこころのクセ(奇妙な思考パターン)を考え、その背景にある感情と思考の関係について探ります。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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4.5本書が完成するまで30年を要したという。「近代文学」によっての活動の一方、童話への取組から二大神話のひとつギリシャ神話へと関心が移行していった結晶として、永く読み継がれる名作が誕生した。付・北欧神話。
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5.0『ツァラトゥストラはかく語りき』ほど19世紀の思想に衝撃を与えた書はない。ヨーロッパ近代の精神的危機に対する、ニーチェ思想のすべてが盛り込まれた哲学的叙事詩を、難解な語句をさけ、物語風にまとめた労作。
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-原典は、弟子の唯円が師の言葉を聞き書きし鎌倉中期に完成させたもの。人生や社会についの懊悩のはてに到達した親鸞の思想は、現代人にも通じるところが多い。財界人などからなる在野の研究成果として定評あるもの。
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4.0「これからどう生きるべきか?」は、すべてブッダの言葉の中にある! なぜ苦しみや執着が消えないのか? 欲や憎しみ、怒りはどう克服すればいいのか? 二千数百年年以上受けつがれてきたブッダの言葉には、これら難問への答えが全部見つけられます。 幅広い教養を持ちなさい。 技術を身につけなさい。 仏の教えをきちんと理解しなさい。 良い言葉を発しなさい。 両親に孝行しなさい。 妻子を大切にしなさい。 堅実に働きなさい。 尊敬の念を抱きなさい。 常に謙虚でありなさい。 現状に満足しなさい。 今、生かされていることに感謝しなさい。 (中略) 以上のことを守れば、どこにいても厄災に敗れることはなく、いつでも幸福に包まれるでしょう。 (本書より) ベストセラー『空海 人生の言葉』(ディスカヴァー刊)、弊社文庫『空海 今を生きる言葉』の著者・川辺秀美氏が贈る、ブッダの言葉の超訳集。 世界三大宗教の一つ、仏教の開祖ブッダ。 その言葉は、あまりにシンプル、かつストレートに“幸せに生きるための方法”を伝えているため、言葉の真意がつかみにくいとされています。 本書では、現存する最古の経典で、あのニーチェにも影響を与えたという『スッタニパータ』から133にわたる珠玉の言葉をセレクト。その「生きるための方法」を、苦しい時代に翻弄される読者のために、わかりやすく解説し、どう活用すればいいのかを、提示しています。 本当にブッダが伝えたかったこと、その解釈を中心に、ブッダの智慧を現代人が無理なく、そしてこころの状態を保ちつつ、いかに「強く生きていく」べきかを解説してゆく一冊です。
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-河合栄治郎は戦中、軍部ファシズムを臆せず批判した人物として知られる。本書は、彼が平賀粛学と呼ばれる裁定によって東大の教壇を追われ、加えて出版法違反で訴追されるなか、若い人々へ心血をそそいで発したメッセージ。
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-日本近代におけるマニュフェストともいえるもので、明治の精神形成の一方の旗幟をなした古典的名著。文語体としては画期的に平易な文章で書かれていたが、本書では全17篇を読みやすい現代語に全訳した数少ないもの。
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-生活の指針となる禅のこころと神髄を、簡潔な一話一話のかたちで解説。例えば「冷暖自治」。わかりにくいか説明のつかないようなこと、冷たい、あついも、自分で一度触ってみなければ理解できない。それをあえて教えないことをいう。
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-星や星座の神話伝説には、人類の遠い祖先の宇宙観や夢が反映されている。ギリシャ神話はもちろん、世界各地に伝えられないところはない。地域別、星座別、太陽系の神々とに蒐集集約した本書は、ファンタジーの祖型事典の観がある。
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2.0著者とキリスト教との出会いは東北大学に阿部次郎を慕って入学したときに遡る。文学的立場の曲折はあったものの、教養主義的ヒューマニズムを終生堅持したのもその裏打ちからであった。「山室聖書」と称された名著。
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4.0友人として、恋人として、伴侶として、そして隣人として、理想の相手――多くの人にとって、それは「やさしい人」なのではないだろうか。殺伐とした時代をよく生きるために、現代人が求めてやまない「やさしさ」。その本質とは、いったいどんなものなのか? 本書は、ラジオ「テレフォン人生相談」のレギュラーパーソナリティーもつとめる心理学者による人生論。目立たないけれど、いちばん尊い生き方を追究する。「やさしくなるためには、心の葛藤を解決しなければならないし、やさしい人と接しなければならない」と著者はいう。そこで、やさしくなれない原因を探り、心の傷について解説。さらに、やさしさを演じる人々の見きわめポイントや甘えの心理分析と共に、自分自身との向き合い方、「やさしい人」であるための心の持ち方、これからの生き方についてアドバイスする。生きることがつらい人、思うように生きられない人に、幸せへの道案内をする一冊。
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3.8◆二百年に一度の大事件。 譲位、女系、女帝、旧皇族の皇籍復帰の是非について“先例”に基づいてすべてを答える! 天皇を知ることで「日本」が見えてくる 平成二十八年八月八日に天皇陛下のおことばによって議論がはじまった譲位問題は、国民が改めて天皇という存在について思いをいたすきっかけとなりました。そして、天皇陛下が譲位され上皇になられると、光格上皇以来二百年ぶりの大事件となります。そこで本書では三つの疑問に取り組みます。 一、なぜ、天皇は必要なのか 二、なぜ、皇室は一度も途切れることなく続いてきたのか 三、そもそも天皇とは、そして皇室とはなんなのか ……どれだけの人がきちんと答えられるでしょうか。 世界最長不倒の歴史を誇る皇室を知ることで、「日本」が見えてきます。百二十五代続く長い歴史のなかで、天皇はいかにして権力を手放し立憲君主になったのか。 そして今回、論点となった譲位、女系、女帝、旧皇族の皇籍復帰の是非について、すべて「先例」に基づいて答えることで、日本人として当然知っておくべき知見を述べました。日本一やさしい天皇の講座のはじまりです。
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-ブッダの教えを、わかりやすい文章と図を使って解説した超入門書。意外と知られていないおもしろくてためになる仏教の教義や世界観を用語編、自然編、歴史編、美術編、実践編のパート別に厳選して紹介! 1 用語編(3分でわかるブッダの約80年の生涯 ブッダの教えは多くの言語に訳された ほか) 2 歴史編(僧侶でなくとも、悟りが開ける!? ミャンマーの国民は3回も出家する!? ほか) 3 自然編(古代インド人が発見した奇跡の数字 56億7000万年後に菩薩さまが人間を救う? ほか) 4 美術編(仏像の楽しみかた1 如来 仏像の楽しみかた2 菩薩 ほか) 5 実践編(ブッダの足跡をたどる巡礼 八十八ヵ所は四国だけではない ほか)
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-思い通りに娘を支配しないと気が済まない母、体が痛い、寂しいと言って同情を引こうとする母、文句ばかりで何をしても非難してくる母…。 本書では母親のタイプ別に、娘に及ぼす影響とその対処法を詳しく記しています。 さらに、あなたが母を許し、のびのびと生きられるよう、心のしこりを溶かす手立てもお教えします。 遠慮することも、罪悪感を抱く必要もありません。あなたは自分のために生きていいのです。
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3.8宗教や文明が盛衰する中で、聖地は古来より不動のまま、無数の人々から巡礼の対象とされてきた。エルサレムは現在も複数の宗教の聖地であり、メッカはイスラム教成立以前から聖地として機能していた。なぜ聖地は動かないのだろうか。その深層には何があるのか。サンティアゴ・デ・コンポステラ、日本の奈良、ギリシャの神殿をはじめ、関連する様々な事象を考察しつつ、聖地という空間がどのような存在なのかを明らかにする。 【目次】はじめに/01 聖地の定義/02 石組み/03 この世に存在しない場所/04 ドン・ファンの教え/05 もうひとつのネットワーク/06 巡礼/07 世界軸 axis mundi/08 二つの聖地/09 夢見の場所/10 感覚の再編成/註一覧/おわりに
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4.0人生に起こるさまざまな事柄――それらは、偶然のようにもみえ、一方では運命とも思える。不確実な現世のなかで、身に降りかかる幸不幸を、私たちはどう考えるべきなのだろう。未来が見えないとき、いったいどうしたらよいのだろうか。ストレスなく、楽しく暮らすためには、何が必要なのだろうか。占い、確率、宗教、スピリチュアルを超え、偶然のしくみを知ることから始める、幸せに生きるための新しい方法論。【目次】はじめに 偶然とは何か/1 自分で選択するべからず/2 世の中にはどうにもならないこともある/3 自分の身に起こったことはすべて必然と考える/4 たかが確率、されど確率/5 思いは全部どこかでつながっている/6 いい流れには黙って従う/7 すべてはなるようになる/注/あとがき
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4.1その膨大な講和の中から、憲法にかかわる部分をまとめた『自由インドのためのガンジー的憲法案』が、60年前のインドで刊行されていた。しかし、建国の父とまで謳われた聖人の憲法案は、今日に至るまで黙殺されたままである。それは一体なぜなのか? その謎を解く鍵は、産業資本主義の生産方式とライフスタイル、および国民国家の存立根拠とは相容れない幻の憲法案を、もう一度精査することにある。日本国憲法第9条とはまったく異質なその戦争放棄思想は、金融資本主義が壊滅しつつある現在、異様なリアリティをもって我々に迫ってくる!【目次】はじめに/第一章 最大のタブー/第二章 幻の憲法論の全貌/第三章 起こったことと、起こらなかったこと/補論 ガンジー思想の可能性/おわりに
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3.8今の世の中、狂っていると思うことはありませんか。世間の常識を信用したばかりに悔しい思いをすることもあるでしょう。そうです、今は社会のほうがちょっとおかしいのです。当代きっての仏教思想家である著者は、だからこそ「ただ狂え」、狂者の自覚をもって生きなさい、と言います。そうすれば、かえってまともになれるからです。人生に意味を求めず、現在の自分をしっかりと肯定し、自分を楽しく生きましょう。「狂い」と「遊び」、今を生きていくうえで必要な術はここにあるのです。【目次】I 「狂い」のすすめ/II 人生は無意味/III 人間は孤独/IV 「遊び」のすすめ/あとがき
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4.1人は意識と無意識の間の、ふわふわとした心理状態にあるときに、犯罪を犯したり、自殺をしようとしたり、扇動されて一斉に同じ行動に走ってしまったりする。その実行への後押しをするのが、「自分ではない者の意志」のような力、すなわち「悪魔のささやき」である――。精神科医、心理学者、そして作家として半世紀以上にわたり日本人の心を見つめてきた著者が、戦前の軍国主義、六〇年代の学園闘争、オウム真理教事件、世間を震撼させた殺人事件など数々の実例をもとに、その正体を分析。拝金主義に翻弄され、想像を超えた凶悪な犯罪が次々と起きる現代日本の危うい状況に、警鐘を鳴らす。【目次】はじめに 二十一世紀の日本を蝕む悪魔のささやき/第一章 悪魔はいかにして人を惑わすか/第二章 日本人はなぜ悪魔のささやきに弱いのか/第三章 人間を嘲笑い破滅させる、ささやきの正体/第四章 豊かさを餌に太り続ける現代の悪魔/第五章 いかにして悪魔のささやきを避けるか/おわりに
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-運命の人と結婚するための第一歩! 「運命の人と結婚したいのに、結婚できない」 という女性たちには、いくつかの共通の問題があります。 「この部分を少し直せば、すぐに結婚できそうなのに」 「この考え方を変えることができたら、いいお嫁さんになるだろうな」 この本は、そんな彼女たちの問題を解消して、結婚への扉を開くための実例をたくさん紹介してあります。 もし、そろそろ結婚したいと考えているのに、運命の人と出逢えないとか、なぜか結婚できないという状況が続いているのなら、ぜひ読んでみてください。 きっと、自分も気づいていなかった、出逢えない理由と、そのための改善策を見つけることができるはずです。 その反対に、何をやってもうまくいかない人がいます。職場では意見が通らず、恋愛をしても長くは続きません。体調はどこかしら悪く、いつも難しそうな顔をしています。 この人たちの幸せの温度差は、どこからくるのでしょうか。実は、この差を決めるのは、とても簡単でシンプルなことだったのです。 人間関係に悩んだときや恋愛に迷ったとき、仕事で困ったとき、病気でつらいとき、あなたはどんな言葉を口に出しているでしょうか。 壁に突き当たったとき、そのときに使う言葉で人生の道は大きく分かれるのです。 そんなときにこそ、「ありがとうございます」と感謝ができる人は、本物の幸せをつかむことができます。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毎月100万人(UU)が訪れる、日本最大級の恋愛の悩み解決サイト「恋愛ユニバーシティ」を主宰する、カリスマ恋愛カウンセラーぐっどうぃる博士が、あなたの恋と結婚の悩みをすべて解決。実際の恋愛相談をもとにした「24」の典型的な相談と、それに対する博士の意見や分析、解決策を読んでいくうちに、男性の心がどのようにできているかを理解でき、あなたの恋愛でどうするべきかのヒントを得られる!
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4.0幸福論、リーダー論、心おだやかに暮らす方法、強い心の持ち方、人間関係を良好にするための作法など、悩み多き人生をしぶとく生き抜くための知恵がつまった「菜根譚」。中国古典の第一人者である著者が、現代人のために、解説をつけて現代語訳した。小さな失敗はとがめない。かくしごとはあばかない。人から受けた恩を忘れるな。人に施した恩は忘れたほうがいい。恩恵を施すときは、最初は少なく、後から手厚く。最高に完成されたものは、平凡そのものである。一歩さがって人に譲れば、道は広くなる……など。400年も前に書かれた不朽の名著が、迷ったとき、悩んだときに答えを示してくれる。この時代を生きるために、とらわれない、ゆるがない自分をつくる――。*『[新訳]菜根譚』(PHP研究所刊)を見出しを変えて再編集。
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-「活学」とは、学んだことを知識のみに留めず、知恵として発展させ、実践することである。――今日の変転極まりない社会情勢の中、高い志を持って生き抜くため、我々は今こそ東洋の叡智にその指針を求める必要がある。本書は、『論語』『三国志』『唐詩選』等を通して、東洋学の真髄を現代に活かす方途を語った、滋味あふれる講話録である。物知りは人間の知性の遊戯であり、本質的な値打ちはない。難しい論理や哲学を学んでも、受身による知識の吸収では、生きる力にはならない。自ら主体となって積極的に“深究”して得た知識こそが、生きた学問、すなわち「活学」となる。そうして学んだことは、人間としての立命、情熱、風格、安心となって現れてくる……“東洋学の泰斗”と称えられた著者の、確かな視座からのアドバイスが、心に響く好著である。『活学としての東洋思想』以来、6冊目となる、PHP文庫“安岡活学”シリーズ、待望の完結編。
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4.0『維摩経』は、初期大乗仏教典として古来から日本人に親しまれてきた。聖徳太子の三経義疏の1つが『維摩経義疏』(注釈書)であることからも、それがうかがえる。ところが、このお経は変わっている。「維摩」という在家の仏教者が病気になった。ブッダは弟子たちに見舞いに行くようすすめるが、辞退者が続出。維摩に手ひどく論破された経験が尾を引いていたのだ。ようやく文殊菩薩がその任を受け、維摩のもとに向かう。文殊菩薩の巧みな問いかけによって、維摩が説く仏教のかたちが見え始めていく……。まるで物語のような展開を見せる『維摩経』だが、経文どおり訳していくと難解かつ膨大な量になってしまう。そこで仏教をやさしく語って人気の著者が、そのエッセンスを踏まえながら、まさに「話し口調」で大胆に超訳&解説。読み終えたとき、本書のタイトル「なりきる すてる ととのえる」の意味がわかり、心がラクになります。
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-死んだらどうなるのか?――この人類最大のミステリーを解き明かすべく、古今東西の多くの哲学者・文学者たちが叡知のかぎりを尽くしてきた。本書では、プラトン、アリストテレス、カント、スヴェーデンボリなど、歴史に残る偉大な思想家たちの「死後」をめぐる思索を解説しながら、「霊界」についての考え方を掘り下げる。たとえば、大哲学者プラトンは霊魂の不滅を信じ、仏教の「極楽」と酷似した霊界の有り様を著作に書き残した。また、視霊者スヴェーデンボリは、実際に霊の世界と交信できると主張し、ヨーロッパ中の話題を集めた。それに対して、カントはスヴェーデンボリの主張に真っ向から異を唱え、現実の世界を生き抜くことを強く主張した。他にも、シェイクスピア、フロイトなどによる多くの議論を取り上げながら、知の巨人たちが「霊界」の真相究明に挑んだ軌跡をユニークな視座から読み解いている。『人間は霊界を知り得るか』を再編集。
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3.0日本の仏教界に多大な影響を与えた弘法大師・空海。今もなお慕われ続けている空海は、「物事が興ったり廃れたりするのは、必ずそれを行う人物による」「片手だけでは拍手はできない。片足だけでは歩むことができない」「人生百年も生きられないのに、楽しみだけ求めて、万年もの業を積む」「他人の病気のことをとやかくいう前に、自分の病気をまず治せ」「どしゃ降りの雨も、その一滴一滴は同じ水になる」……などなど、思わず「ハッ」とさせられる名言をたくさん残している。それら名言の背景にある空海の考え方、人々に伝えたかった思いを、著者の大栗先生がやさしく、面白く噛み砕いて解説。空海の力強い言葉が沈んだ気持ちを吹き飛ばしてくれる、あなたの“心のお守り”になる一冊。
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-プレッシャーに弱く、「平常心」を失いがちな私たち日本人。ここ一番というとき、普段できていることさえもうまくいかなくなることは、よくあること。では、そうならないための方法は、果たしてあるのか…。ふだんの暮らしはもちろん、ビジネスやスポーツなど、あらゆる場面において、どんなことを心がければ「平常心」を保てるようになり、勝負どころに強い人間になれるのか。脳と心の研究の第一人者が、その秘訣をわかりやすく解説。読んでいるうちに、さまざまな状況における心の持ち方、かわし方、さらりと受け流す方法や迷いにピリオドを打つ方法が自然に身につき、自分に自信が持てるようになる!
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