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Posted by ブクログ 2011年04月22日
著者自らの実践の記録。と同時に、その背後にある仏教観、お寺観がよく分かる。同種の「スーパー僧侶」の書いた著書に「寺よ、変われ」があるが、あちらは行動力がスゴすぎて、あまり参考にならないような気がした。こちらは、具体的内容はともかく、方向としては、多くの寺が真似できるものだと思うし、一般の人の共感も得...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月16日
題名に期待した内容は第5章以下にあった.勿論、應典院での活動は素晴らしいが、第5-6章の内容は重要な点を多く含んでいる.葬儀社に駆り出された坊主のお経には何の意味もないことは、参列者のほとんどがわかっている.でも葬儀社に任すとそうなってしまう.自分らしいエンディングを企画するために宗教家の出番がある...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月02日
関係性としての仏教、そしてその場としての寺。
著者も言うように、仏教書ではなく應典院の代表として経験してきたことを綴っただけ。良くも悪くも仏教の必然性を感じられず、『お寺には、宗教はない。自分には、ただの風景にしか見えなかった』という一言が突き刺さる。
だが、應典院のやってきたこと自体は評価できるし...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月27日
檀家制度によって支えられてきた葬式仏教は、高度成長期が終わったこの時代には適さないようである。仏教伝来から千数百年の歴史の中でもやはり特異なことであったのではなかろうか?お寺の意義には、ドラッカーが指摘したように、また寺子屋がまさにそうであったように慈善的なNPO的な大乗仏教の思想を体現することもあ...続きを読む
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