社会・政治の検索結果
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パルチザンの理論 ――政治的なものの概念についての中間所見
二〇世紀の戦争を特徴づける「絶対的な敵」殲滅の思想の端緒を、レーニン・毛沢東らの《パルチザン》戦争という形態のなかに見出した画期的論考。 === 王朝間の戦争を、傭兵を用い、「在来的な敵」を相手どって行なうゲームとすれば、ナポレオン軍に対抗したスペインのパルチザンは、史上初めて相手を、自らの実存を脅かす「現実の敵」と認識した。19世紀までのヨーロッパ公法は、主権国家と「正しい敵」(この「在来的な敵」と「現実の敵」)概念によって秩序づけられていた。20世紀はこの崩壊を目の当たりにする。一方、19世紀初頭以来萌芽状態にあったパルチザンは、レーニンと毛沢東によって革命と戦争の主役に躍り出るとともに、敵概念にも決定的変化をもたらした。爾来、「絶対的な敵」殱滅への道程が用意される。《パルチザン》をキーに20世紀の経験の変容を叙述した、シュミット政治学の白眉。 【目次】 はじめに 序論 Ⅰ この論文の出発点──一八〇八年から一八一三年まで Ⅱ われわれの考察の視界 Ⅲ パルチザンという言葉と概念 Ⅳ 国際法の状態への展望 理論の展開 Ⅰ パルチザン主義に対するプロイセンの不適合 Ⅱ 一八一三年のプロイセンの理想としてのパルチザンおよびその理論への表現 Ⅲ クラウゼヴィッツからレーニンへ Ⅳ レーニンから毛沢東へ Ⅴ 毛沢東からラウル・サランへ 最近の段階の局面と概念 Ⅰ 空間局面 Ⅱ 社会構造の崩壊 Ⅲ 世界政治との関係 Ⅳ 技術的局面 Ⅴ 合法性と正統性 Ⅵ 現実の敵 Ⅶ 現実の敵から絶対的な敵へ 訳者解説 第二刷への訳者あとがき -
増補 アルコホリズムの社会学 ――アディクションと近代
ひとはなぜアルコホリズム(アルコール依存)に陥るのだろうか。原因を「意志の弱さ」に求めていては何も解決しない。自分の意志ではどうにもできないと認めることが回復への第一歩となるのだ。そこから見えてくるのは、「自らの意志で欲求をコントロールする主体」という、近代社会の理想的人間像である。アディクション(依存症)とは、そうした近代的あり方の綻びが露呈したものに他ならない。だとすれば、回復への道は近代合理主義が切り捨ててきたものの中にこそ見出し得る──。ベイトソンやギデンズの思想に依拠しつつ、アディクションを社会学的に解明した先駆的名著。 -
社会学への招待
社会学は、社会を研究対象とする学問だ。だが、そこで言われる「社会」とは、私たちの「日常」とイコールではない。それどころか、ときに日常は、より本質的な社会問題や社会構造を隠蔽し、見えにくくしてしまう。逆に言えば、社会の根本問題は一見「当たり前」に思える物事にこそひそんでいるのであり、それをあえて疑い、執拗に探究することが重要となる。社会学とは、そうした探究を通じて社会の成り立ちを明らかにし、その構成単位である人間主体のありようをも解明しようとする試みにほかならない―。世界中で長年使われてきた、アメリカ社会学の泰斗による大定番の入門書! -
弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 車椅子ライター厳選!軽い力で使える文具。 軽い力でラクに使える文具を50個以上紹介! この本では、車椅子ライターの波子さんが「使いやすい!」と感動した文具を紹介します。 波子さんは筋力が低下する病気にかかり、約10年前から車椅子を使用しています。握る力や体幹が弱い波子さんが選んだ文具には、「安定して持てる」「強い力がいらない」「片手で使える」という特長があります。 ・かわいいだけじゃない!衝撃の握りやすさ「チョコレートカッター」 ・手のひらを開かなくても切れる携帯はさみ「フィットカーブ ツイッギー」 ・平たい形が意外に持ちやすい蛍光ペン「テイパー ツインハイライター」 など、全部で50個以上の「頼もしい文具」を紹介しています。 また、文具好きなら誰もが知っている文具王こと高畑正幸氏と、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』などの構成作家で文具ライターとしても活躍する古川耕氏との鼎談も収録。文具愛あふれる3人のトークは必読です! ※本書はWEBマガジン「文具のとびら」の人気連載「車椅子ライターから見た 弱い力でも使いやすい文具たち」を書籍化したものです。 ※この作品はカラーです。 (底本 2022年10月発売作品) -
Xデイ到来 資産はこう守れ!
インフレになっても、金利を上げられない日銀。 円安、物価上昇はこれからが本番。 ※Xデイ=日本経済が大混乱に陥る日 今、世界では長く続いていたデフレの時代が終わり、インフレ懸念が生じている。インフレが進むと国民の生活が苦しくなるため、各国の中郷銀行は金利を引き上げて、インフレを抑えようとしている。 ところが、世界一の借金大国である日本は、金利を上げると、保有国債の金利も上がって評価損が出てしまうため、金利を上げることができない。そのため日銀の黒田総裁は、3月下旬から10年国債の0.25%での「指し値オペ」を始める始末。 アメリカは徐々に金利を上げていくから、日米の金利差は開く一方で、ドル高円安も止まらなくなる可能性も。 著者は、以前から警告してきたXデイ(日本経済が大混乱の陥る日)が近いと予測。 この先、日本経済はどのように崩壊しているのか? 個人はXデイから自分の財産をどのように守ればいいのか? 今こそ知っておくべき知識・情報が詰まった、日本国民必読の書。 -
増補 女性解放という思想
「女性解放」を論じることはなぜ難しいのか。あるべき解放論を示すのではなく、かつて女性解放の運動と理論が直面した対立や批判、矛盾やその破綻を描くことで、今なお残る困難の数々を深く鋭く明かす論考集。1部には、イデオロギーに根ざす80年代女性解放論への批判と、「性差があるから差別ではない」とする言説の本質的な不当性を喝破した論考を収録。2部では、ウーマンリブ運動の思想史的位置付けと再評価を行い、3部では、フェミニズム運動への「からかい」が、非難や攻撃にもまさる抑圧的効果をもったことを明かした「からかいの政治学」など、メディアにおける女性表象の問題を追求した。今日までの状況を俯瞰する1章を加えた増補版。 -
新型コロナワクチン 副作用が出る人、出ない人
新型コロナワクチンの有効性と副作用の実態。 ワクチンを打つ前に知ってほしい最新情報を公開! 第1章 変異株の疑問に答える 第2章 ワクチンの必要性 第3章 よくわかる免疫の仕組みQ&A 第4章 人々が知らされていないワクチンの不都合な真実 第5章 コロナワクチンの特徴と臨床試験 第6章 ワクチン接種後の死亡例と副作用 第7章 日本人の副作用死の実情 第8章 結局、ワクチンは打った方がいいの? etc 新型コロナとワクチンについて、わかりやすく解説しています。 ・インド株は本当に脅威なのか? ・日本人にアナフィラキシーショックが多いのはなぜ? ・新たな副作用「血栓症」と「脳卒中」はなぜ起こるのか? ・副作用は女性に多い、は本当か? ・若い世代にワクチンは必要なのか? これからワクチンを打つ予定の若い世代やお子さんのいる親御さんたちにも広く読んでいただきたい一冊。 (底本 2021年7月発行作品) -
数字でわかる! こどもSDGs 地球がいまどんな状態かわかる本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ベストセラー『こどもSDGs』に続く第二弾! 親子で一緒に学ぶSDGsの世界 地球の未来を守りたい! 数字が伝える世界の「現実」 地球は思ったよりひどい状態です。 その現実から目をそらさないことが よりよい世界をつくる出発点です。 SDGsは17の目標を掲げて、さまざまな問題の解決を目指していますが、 いまのこどもが大人になるころの地球はどうなっているのでしょうか。 それを考えるためには、まず「いまの現実」を知ることが大切です。 地球はつながっています。 もはや日本だけ、日本人だけでどうにかできなくなっているのです。 こどもたちが大人になったとき、グローバルな視野で現状を把握し、 その現状をよりよくするためにどうすればいいのかを、 これまで以上に考えることが求められることになるはずです。 本書は、こどもたちにわかりやすく具体的な数字やデータを使って、 世界の「いまの現実」を知らせる内容になっています。 このままでは立ち行かない地球をつくってきてしまった大人たちと 未来の世界を担うこどもたちが話し合い、一緒に考えるきっかけになる1冊です。 数字だからこそ、はっきりわかる世界のSDGs事情 ・新型コロナで1億6800万人のこどもが学校に通なくなった ・ 1日200円未満で生活するこどもは世界に何人いる? ・電気がないまま生活をしている人が7億8900万人もいる! ・世界のこどもの12人に1人は小学校にすら通えていない! ・このままだと地球の気温は2100年までに最大3.2℃上昇する ・2050年には海洋プラスチックの量が海にいる魚を上回る!? ※本書の売上げの一部は「一般社団法人こども食堂支援機構」支援のために使われます。 【 も く じ 】 はじめに いまの世界の現実を知らなければ、よりよい世界をめざすことができない! 第1章 新型コロナが世界に与えた影響を見てみよう 第2章 クイズに答えて世界の現状を理解しよう 第3章 「暮らし」の現実を数字で見てみよう 第4章 「差別」や「格差」の現実を数字で見てみよう 第5章 「環境」の現実を数字で見てみよう 付録 SDGsの17の目標をもっとくわしく知る -
こども地政学 なぜ地政学が必要なのかがわかる本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これからの日本はどうなるのか。世界の動きが見えてくる! 国の動きは地理的な環境、隣国との関係に常に影響されます。 地政学とは、地理、歴史、資源…などが、国々の関係にどのような影響をおよぼすのか、 それが平和と安定をどのように脅かすのか、といったことを分析する学問です。 本書は、未来を生きる子どもたちが、グローバル化時代の世界において必要とされる知識、感覚、 “国際情勢を正しく読み解くチカラ"を育むための入口となる一冊を目指しています。 また本のつくりとして、親子が会話をするきっかけとなるような、家庭内コミュニケーションを推進する本となることを心がけながら編集しています。 地政学は地理、歴史、資源、人口、それから宗教、民族、人種などが国々の関係にどのような影響をおよぼすのか、 それが平和と安定をどのように脅かすのか、といったことを分析し、ともに生きる知恵を学ぶ営みです。 地政学の「政」は政治の「政」です。 パワーです。地政学を学ぶということは、政治を深いところで理解するということにほかなりません。 <中略> 世界の平和を維持するには、秩序(の正当性)とパワー(のバランス)の双方が必要です。 それを実現するには、リーダーシップと大国間の協調が求められます。国際秩序が崩れるとき、ルールもないがしろにされ、 平和が脅かされます。いまがまさにそうした危うい時代です。平和の理想と闘争の現実は対立する概念ではありません。 それを同時に追求する以外、安定はありません。そのためにも、地政学と地経学の洞察から学ぶことは多いと私は信じています。 【監修者執筆・本書はじめにより】 ※本書の売上げの一部は「一般社団法人こども食堂支援機構」を通じて全国のこども食堂支援に使われます。 【目次】 はじめに 地政学とは、国々がともに生きる知恵を学ぶこと。 第1章 私たち日本世界の関係を見てみよう 日本がどこにあるのか世界地図を眺めてみよう 日本の地理的な特徴を考えてみよう …など 第2章 ところで「地政学」ってどんな学問なの? 「みんな仲良く」が理想だけど、現実は難しい なんで地政学では「地理」が重要なのだろう…?など 第3章 地政学で絶対に知っておくべきキーワード 「ランドパワー」と「シーパワー」ってなんだ? 「ハートランド」と「リムランド」ってなんだ? 「バランス・オブ・パワー」がないと戦争が起こる …など 第4章 日本の地政学的リスクに見ていこう どうして海上自衛隊は遠く離れた中東に行くの? 北朝鮮のミサイルは発射後7分で日本に着弾する…など 第5章 2つの超大国アメリカと中国の関係を知ることが大事 中国が「超大国」と呼ばれるようになったワケ アメリカと中国が仲が悪くなっているワケ…など 第6章 歴史を振り返ると地政学がよくわかる ランドパワーとシーパワーは交互に力をもってきた 日本でもランドパワーとシーパワーが戦ってきた…など 第7章 未来の日本について考えてみよう 軍隊をもたない日本は攻められても大丈夫なの? 「サイバーパワー」をめぐる争いが新たな主戦場に…など 各章ごとに用意されたコラムでは歴史に名を残す「地政学の重要人物」を紹介! ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
まんがでわかる妻のこと
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ふたりで幸せになるためだったハズなのに……あれ… 妻が夫への不満を溜め続けた「がまんダム」決壊を防ぐために。 いまや「結婚(夫婦)=幸福」に必ずなるわけではない、というのは周知の事実。 とはいえ、縁あって夫婦となった両者の関係を、なんとか幸福へとつなげるために知っておきたいことを、まんがの登場人物たちを通して、わかりやすく紹介します。 令和の時代となっても根強く存在する、夫(男)と妻(女)の役割における素朴な疑問や「異議あり! 」を、[まんが]と[考察・解説]とともに見ていくことで、“当たり前のように思っていた夫婦関係”を見つめなおして、『共同生活者の良き関係』を築きましょう。 【目次】 はじめに 妻と夫 そのボタンのかけ違いはどこから? Chapter1 「子はかすがい」は、今は昔… Chapter2 夫には結婚も家庭も他人事? Chapter3 妻と良好な関係を築ける夫の秘密 Chapter4 夫の有能な教師は「妻の不在」 Chapter5 幸せの鍵=コミュニケーション Chapter6 げに悩ましきは「他人の物差し」 Chapter7 初心に戻ると見えてくるもの おわりに 「夫婦」は2人で創り上げる人間関係 -
図解ポケット SDGsがよくわかる本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 SDGs(持続可能な開発目標)は、MDGsの後継として2015年に国連サミットで採択された国際目標です。本書は、ビジネスパースン向けにSDGsの基礎知識と現状、業務に組み込む優先度や使用するツールなどを解説した入門書です。企業はなぜSDGsを戦略に取り込むべきなのか、SDGsの17の目標、開発目標の本質と背景、169のターゲットの見える化、ESG投資との関係性、日本政府や企業の取り組みを図表をつかってわかりやすくまとめています。 -
中国敗戦 米中新冷戦の真実と結末
米中対立・日韓衝突は「中華思想」と「近代文明」の最終戦争だ! 国際ルールを守らない大中華・小中華を世界は潰すことを決めた! ついにアメリカから対中制裁第4弾を実施され、さらには「通貨操作国」にまで認定された中国。 中国はWTOのルールを守らず、韓国とともに「発展途上国」を装って優遇措置を受け、 為替自由化も市場開放もせず、補助金で国有企業の国際市場シェア独占を助け、 東シナ海や南シナ海の領有権を主張し続けている。 一方、韓国も日韓基本条約や慰安婦合意を反故にし、国家間の約束を守らない。 この2国に共通するのが「中華思想の国」ということだ。 中華思想は「自分だけが正しく、優れている」という優越思想であり、 両国とも国際ルールなど無視で、自分勝手な独自論理を押し付けてくるところもまったく同じである。 本書は、「中国がもっとも恐れる評論家」である黄文雄(台湾出身)と石平(中国出身)が、 米中貿易戦争の正体から、中国と習近平政権の今後、世界経済への影響、日韓衝突の行方、 2020年の台湾総統選挙の帰趨などについて、政治・経済・歴史・文化などさまざまな観点から縦横無尽に論じ合う。 -
笑おうね 生きようね ~いじめられ体験乗り越えて~
いじめが辛いときに読んでください。 著者は、よしもとNSC(お笑いタレント養成所)の名物講師。これまで1万人以上の芸人志望の若者たちを指導し、見続けてきました。 芸人になる人の中にも、過去にいじめを受けたという人は少なくありません。 また、著者自身も喘息の持病で留年したことをきっかけに、小学生時代、いじめで辛い思いを経験しています。 でも、生きているからこそ、今があるのです。 著者の教え子でもある一流芸人や、著者自身のいじめられ体験と、それに負けずに生き抜いたことを、今、いじめに直面し辛い思いを抱えている人たちに伝えたい。 そして、あなたは決して一人ではないということを知ってほしい。 笑うことで生きる力を取り戻せるなら・・・。 笑おうね。そして、生きようね。 一人ひとりに明るい未来はあるはずです。 -
「激動の世界をゆく」大越健介取材ノート
徹底した現場主義で世界の潮流を読み解く。 1989年、ベルリンの壁が崩壊して以降、世界のあらゆる垣根を取り除こうとする「グローバリズム」の波が席巻した。しかし、今、垣根が取り除かれたはずの世界で新たな「壁」があちらこちらで築かれようとしている。その「壁の正体」とは何なのか? NHKのキャスター大越健介氏が徹底した現場主義を貫き、世界各地を巡りながら綴った取材ノートをもとに壁の正体に迫る一冊。 人気番組「激動の世界をゆく」(BS1)で訪れた中から「ジョンウンは道化師か」(北朝鮮)、「せりあがる国境」(メキシコ)、「疾走する民主主義」(台湾)、「ロシアをにらむ小国の矜持」(バルト三国)、「ポピュリズムの行方」(オランダ)、「終わらない欧州危機」(スペイン・ポーランド)、「寛容のイスラム」(インドネシア)、「もったいない国」(カザフスタン)、「魂に火をともす」(日本・五輪)の全9章で構成される。 小気味よくわかりやすい文章で綴られた。 -
都知事失格
沈黙、破る。 <かつて「一世を風靡した」舛添要一が、落ちぶれてライオンに食われかけている。こん面白い見世物はない。都職員、都庁記者、国会議員、都議、右翼、左翼、カジノ推進派、石原シンパなど雑多な人たちがライオンをけしかけた>――本文より 舛添バッシングから1年――。 石原都政、東京五輪、豊洲移転。 何があったか、どこで誤ったか。 自ら綴った反省と後悔と、そして小池知事への伝言。 <目次> 第1章 誰が私を刺したのか 第2章 都庁は「不思議の国」だった 第3章 韓国訪問とヘイトスピーチ 第4章 ファーストクラスは「悪」なのか 第5章 見果てぬ東京 第6章 五輪と敗戦 第7章 小池知事へ ――カジノ・豊洲・広尾病院 -
わが家で最期を。~家族の看取り、自分の“そのとき”に後悔しない50の心得~
住み慣れた家で安らかな最期を迎えるには? 最期のときは、住み慣れたわが家で穏やかに迎えたい。 親や家族もそうして看取りたい。 多くの人の切実な願いは、団塊世代が後期高齢者になり「多死社会」を迎えるこれから、かなえることができるのか? 「できる」、と著者は答える。 わが家での看取りは病院よりお金がかからない。 ちゃんと家で亡くなれば、警察沙汰にはならない。 家族に迷惑をかけずにひっそり死ぬという考えこそ、実はいちばん迷惑。 既婚者で子どもがいたとしても最後はひとりで死ぬ覚悟が必要。 ひとりで死ぬことと、さみしく死ぬことは違う。 長生きすると、ラクに死ねる。 「あの世」はあると思ったほうが人生を終(しま)いやすい。 ――など、在宅看取り医として、多くの亡くなった方から教わった大切なことを伝える一冊。 -
日本語防衛論
英語がしゃべれれば幸せになるのか? 2011年4月より、小学5年生から英語教育が「外国語活動」という名称の正式科目となり、担任教師が英語の教師か否かにかかわらず週に数時間の英語を教えることになる。またユニクロ、楽天といったグローバル企業が2012年より英語を社内公用語にすると発表し、日本人だけ参加する会議でも英語を使用するほか、公式文章はすべて英語化することを戦略としてかかげている。 その一方で、このような英語偏重傾向の反動として、日本語教育を重視し、日本語を保護するべきだ、との意見が言語学者の間でも盛んになっているほか、「ニホン英語」(※日本語文法にのっとった間違いだらけの英語でもよしとする英会話中心主義の英語/例;複数、三人称単数のSは省くなど)を推進する教師を中心としたムーブメントも起こっている。 そこで本書では、朝日新聞(2010年9月3日オピニオン欄)で『(英語の)「幸せな奴隷」になってはいけない』(無自覚に“英語による支配”を受けている日本国語話者を指す)の記事が話題になった著者による「英語支配論」をわかりやすく展開し、経営者、教育者に警鐘を鳴らすだけでなく、一般読者にも危機感を抱かせる貴重な一冊。 -
憲法って、どこにあるの? みんなの疑問から学ぶ日本国憲法
◆改憲、護憲を議論する前に、まず「知憲」。憲法のこと、もっと知っておきませんか? ◆大阪大学での「日本国憲法」講義が大人気、メディアでも活躍する谷口真由美先生が、みんなの疑問に答えつつ、憲法を超わかりやすくズバッと解き明かします!! ●憲法とか法律で使われている言葉は、どうしてあんなに難しいの? ●憲法って、変えてもいいんですか? ●18歳から有権者になったら酒もタバコもOKですか? ●親がお金を払っている子どものスマホを見るのは違法なのか? ●息子の部屋を片付けたら、プライバシーの侵害と言われましたが…… ●憲法が「幸せになる権利」を守ってくれるって本当? ●どうして同性だと結婚できないの? ●外国資本に買われた島は、日本の領土でなくなるの? ●集団的自衛権と、個別的自衛権はどう違うの? などなど。◆日本国憲法は、私たちの普段の暮らしの中にしっかりと息づいています。せめて一度は、ちゃんと全部読んで、それから議論をしませんか? 憲法に興味を持ち、深く知り、考えるきっかけをくれる一冊です! -
きみがもし選挙に行くならば 息子と考える18歳選挙権
今夏、7月の参議院選挙から適用された18歳選挙権。昨今、益々、若者たちの責任が重くなって来ています。この本は、新たに有権者になる約240万人の18、19歳の若者達、そして、その親達に向けた現職国会議員と彼の息子との問答集です。「若者が選挙に行くと、ホントに政治が変わるの?」「何で投票所に行かないといけないの?」「集団的自衛権行使に歯止めはかけられるの?」「『愛国心』とはいったい何?」等々、政治、選挙について知ってるようで知らないことに関して、丁寧に分かりやすく、口語で解説してくれます。この本を読んで、選挙に行こう! 選挙権を行使しなければ、君の将来はない。そして、日本の未来もない! -
日米首脳会談 政治指導者たちと同盟の70年
日本の「参勤交代」「物乞い」とまで当初揶揄された日米首脳会談。 経済面での日本の台頭、米国の翳りから、貿易摩擦や安全保障問題を抱える関係、2国間を超えた国際社会でのパートナーへと変貌。 他国と比しても会談頻度は増している。 トップ同士の対話や人間関係は、何を生み、創ってきたか――。 本書は、米国14人、日本28人の首脳による約150回に及ぶ会談を追い、70年以上にわたる日米関係を政治指導者を通して描く。 【目 次】 まえがき 序 章 首脳会談とは何か―重層的な拡がり 第1章 「参勤交代」の時代―日米安保体制の成立 1 幕開け―吉田とトルーマン、アイゼンハワー 2 「日米新時代」と安保改定―岸とアイゼンハワー 3 「イコール・パートナーシップ」― 池田とケネディ、ジョンソン 4 沖縄返還と「密約」― 佐藤とジョンソン、ニクソン 第2章 首脳会談の定例化―冷戦と負担分担 1 大統領初来日とサミット体制―田中・三木とニクソン、フォード 2 ガイドラインと「同盟関係」―福田・大平・伊東・鈴木とカーター、レーガン 3 「ロン・ヤス」関係―中曽根とレーガン 4 昭和のおわりと冷戦の黄昏―竹下・宇野とレーガン、ブッシュ 第3章 同盟の漂流と再定義―ポスト冷戦と日米摩擦 1 「湾岸戦争のトラウマ」―海部とブッシュ 2 通訳不要の首相―宮澤とブッシュ、クリントン 3 北朝鮮核危機と経済摩擦―細川・村山とクリントン 第4章 蜜月と短期政権―「戦時の同盟」 1 アフガニスタン戦争とイラク戦争―小泉とブッシュ 2 不安定な日本政治―安倍・福田・麻生とブッシュ、オバマ 3 対等性の模索―鳩山・菅・野田とオバマ 第5章 安定政権の登場―自由で開かれた国際秩序を求めて 1 「希望の日米同盟」―安倍とオバマ 2 揺らぐ国際秩序―安倍とトランプ 3 「ハブ」としての日米首脳会談へ―菅・岸田とバイデン 終 章 変化する首脳会談と日米同盟 あとがき 付 録 日米首脳会談一覧(1951~2024年) -
日本よ、もう謝るな!
「私は韓国人が目を丸くして驚嘆している光景を何度か見たことがある。それは、彼らが日本人に堂々と反論された時だ。 日本人は反論しない、歴史認識問題で責めれば黙って下を向く――韓国人や中国人はそう思い込んでいる。 だから日本人が冷静に、論理的に反論してくることは、彼らにとって驚天動地の事態なのだ」(本文より) 理路整然と英語で反論し、海外で驚かれた著者、国際社会での戦いをまとめた初の単行本! 慰安婦像が世界中に憎しみを広げ、日本人子弟への暴力が頻発している。 特定民族を標的にした攻撃と戦う在外邦人を、外務省は支援しない。 邦人保護の責任を放棄するばかりか、外務省と朝日新聞が今も英語で発信し続ける虚偽情報のおかげで、 在外邦人は本国からも弾を撃たれ続けている始末だ。 海外マスコミ・中韓反日団体・国連・国際NGOがリンクした反日包囲網が、日本を滅ぼす。 慰安婦・歴史問題における左翼弁護士・官僚・学者・マスコミエリート「背信の構造」とは? 「謝罪外交」で慰安婦・歴史問題は解決しない。 国連を巻き込んだ国際世論戦で、中韓に反撃開始! (目次より) 序 敗戦レジームという「死に至る病」 第一部 オーストラリア発・慰安婦像設置をこうやって阻止した 第一章 慰安婦像反対のレトリック 第二章 オーストラリアから、日本人へのウェイクアップコール 第三章 なぜ韓国人は「慰安婦像」をむやみに設置したがるのか 第四章 反日韓国人と結託する怪しい牧師 コラム 亡命中国人外交官・陳用林の警告 第二部 日本人が知らない、外務省と朝日新聞のひどすぎる英語発信 第五章 慰安婦問題で「無条件降伏」し続ける外務省の罪 第六章 ひどすぎる日本人の英語発信力 第七章 朝日新聞の背信~どこまで日本をミスリードするのか 第八章 アジア女性基金の背信~謝罪して名誉回復は成されたのか 第三部 ゆがんだ報道空間――メディアと国連、国際NGO、左派ジャーナリストの“反安倍政権プロパガンダスパイラル” 第九章 日本を「敗戦レジーム」に閉じ込めたいメディア 第十章 「国連報告者」という反日左翼の代弁者 -
習近平vs.トランプ――世界を制するのは誰か
北朝鮮問題と中朝関係の全真相!誰も語らない北朝鮮問題の根本矛盾、今後の行方、解決策を中国研究の第一人者が徹底解説! さらに新・米中蜜月の裏の巨大取引を解明!そこには中国の代弁者キッシンジャーがいた。アメリカを操ってきた世界最大の暗部をはじめて解き明かす。 ・アメリカを私物化するキッシンジャー ・中国の対北朝鮮制裁はどこまで行くのか ・中国は中朝軍事同盟を破棄できるか? ・AIIB、一帯一路の真の狙い ・中国最強の知恵袋・王滬寧(おうこねい) ・大の親中派・イヴァンカ ・米中をつないでいる米財界人・清華大経済管理学院顧問委員会リスト初公開! (目次より) 第1章 「一つの中国」――水面下で動く米財界と中国 第2章 米中蜜月「世紀の大芝居」か 第3章 北朝鮮問題と中朝関係の真相 第4章 中国の野望、世界のリスク 第5章 歴史の真相に怯える習近平 -
戦争がイヤなら 憲法を変えなさい
「憲法を口実に米軍を助けないなら、尖閣は守らない」(米議会・下院議員) アメリカは憲法9条が日米同盟を機能させる上で“危険な障害”になったと考えている。 尖閣・沖縄に襲いかかる中国を目の前に、憲法を保つか、日米同盟を保つか、二者択一を迫られた日本。 下り坂の日米同盟を立て直し、新たな安保条約へ刷新できるか、米専門家たちの多くが警鐘を鳴らす! 日本のマスコミがなぜか報じない、アメリカからの改憲要求、日米同盟反対論のかつてない高まりを緊急報告! 第一章 アメリカは警告する 第二章 米中戦争も尖閣から始まる 第三章 それは南シナ海から始まった 第四章 中国の日米分断作戦 第五章 新しい時代の真の日米同盟 -
世界のニュースを日本人は何も知らない - 激レア&ディープ情報版 -
元・国連専門機関職員の著者が忖度なしで書く 60万部突破の大人気シリーズ 特別版―― 「世界はそんなことになってたのか!」 日本のメディアが報道しない 驚きの激レア&ディープ情報が満載 (内容紹介[一部]) ●中国の若者に“邪悪”なライフハックが流行 ●カニエ・ウェストが清朝貴族になるドラマで大バズり ●スペインの「悪魔が赤子の上を飛び跳ねる奇祭」 ●日本人が知らないビジュタージュの恐ろしい実態 ●ヒッピー、ペンタゴンを空中浮遊させようとしていた! ●スウェーデンのヒットマンは小学生だらけ ●芋を捨てた農家に支援金3万ユーロ! ●結婚生活に悩みまくるインド人 ●マナー講師がついにピザの食べ方に最終通告を出し涙 ●イタリアの病気禁止令:ベルカストロ村の奇妙な条例 ●欧州インフルエンサーがドバイでパニックに! ●日系アメリカ人が主人公のPixerのビーバーアニメ ●世界の「マイナー&ローカルニュース」を知る方法 ――など 世界を見る目が“ガラッ”と変わる! 衝撃の体験をあなたに。 【著者プロフィール】 谷本真由美(たにもと・まゆみ) 著述家。元国連職員。 1975年、神奈川県生まれ。 シラキュース大学大学院にて国際関係論および情報管理学修士を取得。 ITベンチャー、コンサルティングファーム、国連専門機関、外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。 日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験がある。 X上では、「May_Roma」(めいろま)として舌鋒鋭いポストで好評を博する。 趣味はハードロック/ヘビーメタル鑑賞、漫画、料理。 著書に『キャリアポルノは人生の無駄だ』(朝日新聞出版)、『日本人の働き方の9割がヤバい件について』(PHP研究所)、『不寛容社会』(ワニブックスPLUS新書)、『激安ニッポン』(マガジンハウス新書)など多数。 -
世界のニュースを日本人は何も知らない7 - フェイクだらけの時代に揺らぐ常識 -
元・国連専門機関職員の著者が忖度なしで書く 57万部突破の大人気シリーズ 第7弾―― 「世界はそんなことになってたのか!」 日本のメディアが報道しない驚きのニュース満載 (内容紹介[一部]) ●日本人はフェンタニルの恐ろしさを何も知らない ●移民政策大失敗を認めたイギリス ●スペインを破壊するオーバーツーリズム ●中国大学の軍事研究は1校だけでオーストラリアの国防予算に匹敵 ●日本人が知らない中国の“スパイ網” ●ロシアの「ハイブリッド戦争」を甘く見すぎていた西側政府 ●治安が悪化しまくり、無法地帯が出現したデンマーク ●裁判でうさぎに負けたフランス軍 ●ケニアの終末思想カルト ●米議会委員会がデューク大学と中国大学との提携停止を要請 ●ハリウッド映画に飽きはじめた中国の消費者 ●中国のアニメが日本上映されることから見える未来の日本の風景 ●過度なマノソフィアは男性の心を蝕むので距離を置くべし ●ドイツの市議がスワッピング旅行視察を提案 ●ダースベイダー扱いされた女性が職場を訴え勝訴 ●諜報機関の本家から学べるAI活用術 ●健康になりたいなら都会に住め! ●ピカチュウは民主主義と自由の世界的なシンボル ――など 世界を見る目が“ガラッ”と変わる! 衝撃の体験をあなたに。 【著者プロフィール】 谷本真由美(たにもと・まゆみ) 著述家。元国連職員。 1975年、神奈川県生まれ。 シラキュース大学大学院にて国際関係論および情報管理学修士を取得。 ITベンチャー、コンサルティングファーム、 国連専門機関、 外資系金融会社を経て、現在はロンドン在住。 日本、イギリス、アメリカ、イタリアなど世界各国での就労経験がある。 ツイッター上では、「May_Roma」(めいろま)として舌鋒鋭いツイートで好評を博する。 趣味はハードロック/ヘビーメタル鑑賞、漫画、料理。 著書に『キャリアポルノは人生の無駄だ』(朝日新聞出版)、『日本人の働き方の9割がヤバい件について』(PHP研究所)、『不寛容社会』(ワニブックスPLUS新書)、『激安ニッポン』(マガジンハウス新書)など多数。 -
万国お菓子物語 世界をめぐる101話
たかがお菓子というなかれ。甘さのかげに歴史あり。愛とロマン、政治に宗教、文化の結晶としての世界のスイーツ101の誕生秘話! すっかり日本でもおなじみとなったマカロン。原形は数あるお菓子の中でも大変古典的な部類に数えられます。 宗教の時代ともいわれる中世ヨーロッパ、その流れを引いた近世で政略結婚を含めた各国の交流が進んだ背景のもと、マカロンの旅も始まりました。まずイタリアのフィレンツェの名家メディチ家のカトリーヌ姫が嫁ぐ時に帯同した製菓職人の手によってフランスにもたらされました。それを機にフランス各地で作られるようになり、それぞれの地で銘菓として評価されていきます。17世紀~18世紀には各地の修道院でつくられるマカロンが有名となり、それを求めて時の皇太子ご夫妻が修道院を訪れたこともありました。――政略結婚によって他国へ伝わったマカロン、参拝記念として配られたレープクーヘン、名称をめぐって裁判にまで発展したザッハートルテ、また大航海時代、ポルトガルによってはるばる日本までやってきたカステーラ……。南蛮菓子からヨーロッパ・アメリカへ渡り、またアジアへ戻るお菓子にまつわる物語。ヨーロッパとアジアをつなぐトルコのロクムやちょっと切ない誕生経緯のハワイアン・バター餅など新たに9話を追加しました。製菓業界の第一人者がお届けする世界をめぐるお菓子101話。 (原本・吉田菊次郎『万国お菓子物語』、晶文社、1998年。文庫化にあたって新たに9話追加しました。) 本書で取り上げるお菓子 南蛮菓子 カステーラ ボーロ コンペイトウ ビスカウト 世界のお菓子 マカロン チョコレート シュトレン ザッハートルテ ポルボロン プディング スペキュラース 悪魔のお菓子と天使のお菓子 月餅 日本のお菓子 ショートケーキ 饅頭 お汁粉 どら焼き 外郎 ちんすうこう ほか -
未完のレーニン 〈力〉の思想を読む
◇◆資本主義の「外」は断じてあり得る!◆◇ 『主権者のいない国』『永続敗戦論』『武器としての資本論』著者が、はじめて世に問うた単著であり、 その政治学・思想史学の確固たる原点として記念されるべき主著、ついに文庫化。 ◆「革命」のコペルニクス的転回とはいかなるものか?◆ レーニンという思想史上の事件そのものである人物の思想、その核心を、 二つの著作『国家と革命』『何をなすべきか?』のテクストを鋭い視角のもと読み込むことで、 現代に生きる私たちに意義あるものとして、新たに捉え直す。 著者の政治思想研究の確固たる原点にして、いまいっそう強く響く、鮮烈な論考! ◇著者からのメッセージ◇ どう見ても間違った構造のなかに自分たちがいることに気づいているのに、それをどうすることもできないという苦悩こそ、新型コロナウイルスと同じように、世界中に広がってきた精神状態にほかならない。 だからこそ、「外部」は開かれうることの可能性をもう一度探求してみることの意義は、いままさに高まったのではないか。レーニンは、第一次世界大戦の勃発と、第二インターナショナルの破産という、それこそ苦悩の極みから起ち上がって、ボリシェヴィキ革命を成就させた。本書が取り組む彼のテクストは、今日のわれわれはまだ絶望するには早すぎることを教えてくれる。そのような意味で、本書の原稿が書かれた初発の問題意識から読者が何かを感じ取ってくれることを著者としては心から願っている。 ―「文庫版まえがき」より― ◆本書の内容◆ 第一部 躍動する〈力〉の思想をめぐって 第一章 いま、レーニンをどう読むか? 第二章 一元論的〈力〉の存在論 第二部 『何をなすべきか?』をめぐって 第三章 〈外部〉の思想―レーニンとフロイト(I) 第四章 革命の欲動、欲動の革命―レーニンとフロイト(II) 第三部 『国家と革命』をめぐって 第五章 〈力〉の経路―『国家と革命』の一元論的読解(I) 第六章 〈力〉の生成―『国家と革命』の一元論的読解(II) 第七章 〈力〉の運命―『国家と革命』の一元論的読解(III) 解説 《革命のテクスト》の文体 [國分功一郎] 付録 レーニンの生涯 ※本書の原本は、二〇〇七年に講談社選書メチエより刊行されました。 ※巻末付録は『現代思想の海チャート図 レーニンからバトラーまで』(法律文化社)を初出とするものです。 -
実践! 介護フットケア 元気に歩く「足」のために
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高齢者のケアで見逃しがちなのが、足に対するケアです。高齢者の7割以上が足になんらかの問題があると言われています。高齢になると、加齢により身体機能が低下します。足についても、長年の生活習慣の影響で、指が変形したり、巻き爪が生じたり、さまざまな変化が起こります。弱くなった皮膚は白癬(水虫)に感染しやすくなります。足の異変や異常は、「足の生活習慣病」ともいえるのです。 高齢者に足の異常が起こると、歩行困難、活動域の制限につながり、生活の質にも影響していきます。高齢者の足のケアは、足だけでなく生活を守るための大切なケアなのです。 本書では、介護職や家族の人が、高齢者の足や足の爪の健康を維持するために必要な知識とケアの方法を、わかりやすく解説しています。足の異変を知らせる観察ポイント、加齢によって変化した体に合わせた爪の切り方、足の洗い方、踵のケア、足湯、清拭といった介護に役立つ5つのフットケアを多彩なイラストを添えて紹介しています。また、足の変形を防ぎ、転倒を予防するために靴の選び方や靴の履き方など、日常生活で気をつけることもアドバイス。 介護者が、高齢者の足について知識を身に付ければ、初期段階の異変に気づきやすくなり、重症化を防ぐことにつながります。高齢者が、いつまでも元気に自分の足で歩くために、介護に役立つフットケアをまとめた、待望の1冊です。 【主な内容】 第1章 介護に役立つフットケア 介護になぜフットケアが必要か? フットケアの効果 第2章 高齢になると足はどうなるのか 皮膚の変化や病気 足や足指の変化 爪の変化 骨・筋肉・関節の変化 神経や感覚の変化 ケア要因・社会的要因 足にも変化を起こす病気 第3章 観察編 フットチェックの仕方 フットチェックは気持ちを理解することから 足と爪の観察ポイント 第4章 実践編 フットケアをやってみよう フットケアの種類・目的・行う間隔 ケアを始める前に 基本の身支度 足浴 爪切り 踵のケア 保湿 清拭・足湯 第5章 日常生活編 足の生活習慣病を防ぐ 正しい靴の選び方 正しい靴の履き方 足の健康維持のための簡単な運動と靴下のチェック 高齢者・認知症の人との接し方のコツ フットケアQ&A フットチェック&ケアシート ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
食べない人、食べられない人の介護食メニュー
栄養学の専門家である著者が実母の介護生活で書きためた日誌は、4年間で大学ノート11冊。この介護日誌で綴った毎日の食事のメニューや日々のトラブルから生まれた生活の知恵を書籍化。ちょっとした工夫で普通食から介護食(ソフト食や刻み食)を作り出す方法をはじめ、感染症、床ずれ、便秘、認知症など、様々なトラブルを改善する食事を紹介します。できるかぎり口から食べる生活を送りたい人におすすめしたい一冊です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
美容福祉の魔法のちから
第一線で活躍中の美容福祉のスペシャリストが介護に役立つ美容術を伝授。認知症が進み、能面のように表情がなくなり、言葉を発しないお年寄りに、髪の毛をカットしただけで、笑顔や言葉が出始めた! そんな魔法を生んだ美容の効果とテクニックの数々を紹介します。元気のないお年寄りをその気にさせるきっかけづくりから、お化粧、コミュニケーションを生むマッサージ、ヘアスタイルの提案まで、介護現場ですぐに役立つ一冊です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
混迷の東アジア【2冊 合本版】 『東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割』『金正恩の北朝鮮 独裁の深層』
韓国、中国の執拗な日本外し、北朝鮮とロシアの接近、東南アジア諸国と中国の衝突――なぜ東アジアは混乱しているのか。世界地図の上下を逆にすれば、日本が大陸の国家にとって大きなフタになっていることに気付く。長く防衛研究所で研究官として東アジアを追ってきた著者が、地政学的観点から各国の外交戦略を分析。日本が東アジアで、そして世界で果たすべき役割に言及する。 『東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割』は、緊張が続く東アジアの現状と、その原因を分析。かつてナポレオンI世は「一国の地理を理解すれば、その国の外交政策が理解できる」と言ったが、日本では注目されなかった。しかし、現在進行形の混沌を読み解くのに、地政学の視点は欠かせない。著者によれば、大陸国家(ランドパワー)である中国、ロシア、モンゴル、北朝鮮、韓国などと、海洋国家(シーパワー)であるアメリカ、日本、オーストラリアなどがまとまりはじめ、同時に、せめぎ合う時代が到来しているという。そのなかで戦略的な場所にある日本はどのような振る舞いをしていけばいいか探る。 『金正恩の北朝鮮 独裁の深層』は、韓国在住30年超の日本人記者との対談によって構成。「北と南はどこが違う?」「なぜつぶれない?」「拉致問題は解決する?」など、日本人が持つ疑問に答えながら、金正恩の第一書記就任後の変化を読みとく。スキー場建設など“新経済政策”で変化を感じる一方、戦争危機騒動などの威嚇行動も続ける。“猛虎出林”と称される猛々しい人々の気質、韓国より先進的だった理由、金正恩に刻印された日本――さまざまな事象から知られざる国の現状に迫る。 ※本電子書籍は『東アジア動乱 地政学が明かす日本の役割』『金正恩の北朝鮮 独裁の深層』を1冊にまとめた合本版です。 -
イスラム国衝撃の近未来
世界を震撼させているイスラム国は、これからどうなるのか?世界と日本は、そして「あなた」は、テロにどう立ち向かえばいいのか?軍事と危機管理のエキスパートが、テロへの備えと、これから起こる本当のことを明かす。日本はどう立ち向かえばいいのか!テロからどう身を守ればいいのか。〇テロリズムはイスラム固有のものか?〇何が「イスラム国」の台頭を許したのか〇「イスラム国」は崩壊するのか――有志連合の攻撃と近未来のシナリオ〇「イスラム国」との戦いの近未来シナリオ: 空爆・地上作戦〇北アフリカにおけるイスラム過激派グループの台頭とその影響〇ヨーロッパにおけるイスラム過激化問題とホームグロウンテロの脅威〇化学兵器テロ/生物兵器テロ/核兵器テロ〇テロリストによるサイバー攻撃の方法とサイバー防衛策〇日本はテロにどう向き合えばよいのか〇9・11の教訓からみた米国のテロ対策〇一国民として考えるべきテロ対策〇原子力警備対策〇災害以外のテロその他各種のリスクに遭遇した時の管理者としての対応――国外での暴動/爆発物(火災を含む)/誘拐/銃撃 -
ホーム・ビジティングの挑戦 : イギリス・家庭滞在型の新しい子ども家庭福祉サービスの展開
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わが国ではまだ聞き慣れない言葉かもしれない“Home Visiting”。ホームヘルパーなど家庭に入り支援する予防的なサービスを指している。わが国でも高齢分野、障害分野の社会福祉領域にはこういったサービスが一般化されてきた。しかし、子ども家庭福祉分野ではまだまだ取り組まれていないのが現状である。先進的な取組みをしているイギリスの事例を考察、紹介し、わが国の実際の取組み、今後の課題にまで言及する。/新しいイギリスのトレンド I 子ども家庭支援のためのイギリスの新たな挑戦 II シュア・スタートの実際 III 多様な民間活動の活用 IV ホーム・ビジティングの実際 V 日本の家庭滞在型サービス(Home Visiting) -
極道の品格
山口組の分裂により勃発した山一抗争において、山口組の竹中四代目暗殺という大事件を起こした元一和会直参・悟道連合会会長・石川裕雄。 石川は事件直後の状況でも、山口組関係者の中では「これほどの仕事をできるやつは石川しかいない」といわれ、その人物像も「弱気を助け、強きをくじく」という仁侠精神を貫いたとして、敵の山口組内、他団体のヤクザからも「ヤクザの中のヤクザ」として評価されているほど。 現在、獄中生活を送っている石川に、数度の面会による独占インタビューを行い、貴重な証言の数々を収録。 今まで明かされてこなかった半生と竹中四代目暗殺をめぐる山一抗争の裏側とは? -
繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史
経済崩壊、貧困拡大、環境汚染、人口爆発……。メディアを席捲する知識人は、われわれ人類は今にも破滅に向かうと日々嘆く。だが実のところ、こうした悲観的未来予測は200年前から常にあったのだ――ほとんど外れてきたにもかかわらず。各種データを見れば、事実はまったく逆だ。「今」ほど最高の時代はない。そして人類の生活レベルは地球規模でなお加速度的に向上している。なぜか? 有史のある時点で、交換と分業が生まれ、それによって個々の知識が「累積」を始めたからだ。石器時代からグーグル時代にいたるまでを、ローマ帝国、イタリア商人都市、江戸期日本、産業革命期英国、そして高度情報技術社会などを例に、経済、産業、進化、生物学など広範な視点で縦横無尽に駆けめぐる。東西10万年をつうじて人類史最大の謎「文明を駆動するものは何か?」を解き明かす英米ベストセラー。 -
原発再稼働「最後の条件」 「福島第一」事故検証プロジェクト 最終報告書
原発再稼働「最後の条件」 国会事故調査も政府事故調査も、問題の本質を見誤っている! --原発の課題と対策がみるみるわかる、写真・イラスト満載の「事故調査最終報告書」。 原発を動かすのに必要な「条件」とは何か? 福島第一で、メルトダウンした原子炉と生き残った原子炉の分かれ道とは? その教訓と対策とは何か? そして、大前氏が提示する原発を動かす「最後の条件」とは? 2012年、夏。電力需要のピークを前に、政府は関西電力・大飯原発を再稼働させることを決断し、需給が非常に逼迫する事態を回避しました。 ですが、国民や、再稼働を求めていた産業界の側にも、大飯原発でどんな安全対策が取られたのかを把握している人は少ないでしょう。政府にもそれを理解し説明できる人材がいないからか、“足りないから動かす”という議論だけが一人歩きしたのは、非常に残念です。 我々日本人は、あの悲劇的な事故から、いったい何を学んだのでしょうか。再稼働を決断した経緯を見ていると、政府も国民も「何も学んでいないのではないか」と疑わざるを得ません(「はじめに」より)。 政府の事故調査委員会や国会の事故調査委員会の調査・報告書では見えてこない「原発の大問題」を、図・イラスト・写真満載でわかりやすく解説します。 【ご注意】※この作品はカラー版です。白黒端末の場合、図の解読が難しい部分が含まれます。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 -
火葬秘史 ~骨になるまで~
語られざる「火葬」のタブーに迫る渾身作。 日本中が将来の右肩上がりの成長を信じていた昭和の時代、葬儀は、参列者の数を競うような壮大なスタイルで行われていた。しかしバブル経済の崩壊、そしてそこから続く「失われた30年」を経て、人の尊厳を守り、生きてきた証を残すはずの弔いは、急速に簡素化が進んでいる。 《そんな傾向に抗する気持ちが、私は年々、強くなった。人間だけが行う「葬送」という文化が失われていいのか。皆で弔い両親や先祖に畏敬の念を持って接する場所(墓)を確保する習俗は、後世に残すべきではないのか――》(「はじめに」より) 筆者の問いは、ここから始まる。 本書では日本人が「死」と「弔い」にどう向き合ってきたのか、その歴史と変遷を振り返る。さらに、そのダイナミックな時代の動きの中で暗躍した人々の生き様をたどる。 古代から続く「ケガレ」の思想と、「キヨメ」を担った人々。 「肉」と「火葬」という二大タブーを逆手に取って富と権力を手にした、明治の政商。 戦後の混乱と復興を象徴する、昭和の怪商。 争奪戦を制した、中国人経営者―― 圧倒的な取材力を持つ筆者が、語られざる“タブー”に迫る。 -
アメリカの知性は何を考えているか
テロ、反グローバリズム、民主主義の機能不全、経済至上主義、飢餓―― 不確かな時代を乗り越える処方箋をアメリカの知性が提言。 ハーバード、スタンフォード、コロンビア……、米国屈指の識者21人への珠玉のインタビュー集! ルー・マリノフ(哲学者、アメリカ実践哲学協会) デイビッド・ハンセン(コロンビア大学ティーチャーズカレッジ教授) ヌール・ヤーマン(文化人類学者、ハーバード大学名誉教授) フランシス・ムア・ラぺ(スモール・プラネット研究所主宰) ハービー・コックス(ハーバード大学名誉教授) ミハイ・チクセントミハイ(心理学者、クレアモント大学院教授) ほか。