二〇世紀の歴史

二〇世紀の歴史

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作品内容

激動の時代とよばれる二〇世紀。それは差別と被差別、支配と被支配の構造が世界を覆い、暴力と戦争にみちた帝国主義の時代であった。アフリカの分割、植民地の拡大、二度の世界大戦、冷戦の激化、独立抵抗運動の広がり。帝国世界の形成から解体まで、「長い二〇世紀」という視角から、現代につながる歴史の大きな流れを描く。

ジャンル
出版社
岩波書店
掲載誌・レーベル
岩波新書
ページ数
300ページ
電子版発売日
2014年11月20日
コンテンツ形式
XMDF

Posted by ブクログ 2015年06月04日

帝国主義という思想をベースに、帝国(中心)と植民地(周縁)との関係から、20世紀の歴史、特に帝国主義の現場=植民地の歴史を叙述した本。帝国主義の登場、強化から、反帝国主義≒民族自決思想の萌芽と普及、枢軸国の逸脱と崩壊、帝国の崩壊までがよく整理されている。その中で帝国主義における暴力の実相をえぐり出す...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年04月05日

20世紀とはどのような時代であったのか。
本書では1870年代~1990年代初頭までの「長い20世紀」を、支配-被支配関係を軸に、一つの際立った時代として描いていく。

支配-被支配関係で読み解いていく視角が、個人的にはとにかく分かりやすかった。受験世界史で学んだ出来事が、新たに有機的に結合していく...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年02月15日

著者はイギリス帝国史を専門とする木畑洋一。

本書で扱う「20世紀」について、

起点: 世界が帝国的な支配構造で覆われるようになり始めた時=1870年代

終点: アフリカの各地域の独立(1990年ナミビア独立)、アパルトヘイト体制の終結、ソ連解体=1990年代初頭

としている。


暦の上で...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年02月15日

 こういう世界史の本というのは、図解雑学本なるビギナー向けの本か、プロ向けの専門書かに二極分化される傾向がある。それでも、本書は新書サイズで20世紀、特に帝国主義が勃興し終焉した1870年代から1990年代までの世界の歴史を(特に、国民国家体制を作り上げ、第1次世界大戦や第2次世界大戦などに代表され...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年11月06日

本作は、20世紀を振り返る「世界史を一定程度鳥瞰する」というような一冊である。欧州諸国、アジア、アフリカ、米国、太平洋と広い話題を要領よく集めている。細々とした用語を覚えるようなことに四苦八苦するのではなく、こういうような「世界史の一時期を鳥瞰」という論に触れて、「私達が生きている世界は、どういう経...続きを読む

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