未承認国家と覇権なき世界

未承認国家と覇権なき世界

1,155円 (税込)

5pt

3.6

戦争は、ここから、生まれる

ポスト冷戦、テロとの戦いの次にやってくるのは、どんな時代なのか。ウクライナ紛争はどこへ向かうのか。ロシアはなぜクリミアを編入できたのか。次に戦争が起きるのは、ウクライナか、アフリカか、アジアなのか。無秩序な世界の狭間で、大国の論理に翻弄される国家にあらざる国、未承認国家。未承認国家を起点に、不安定化した世界を読み解き、破綻した主権国家システムの行方を占い、歴史の転換点をときほぐす。

[目次]
第1章 戦後世界を概観する
第2章 未承認国家という現実
第3章 コソヴォというパンドラの箱
第4章 帝国の遺産
終章 未承認国家の向こう側

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未承認国家と覇権なき世界 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    実質的には国家であるにもかかわらず,国際的な承認を得られていない未承認国家。その誕生の背景や個別の実情,将来の地位について見通しよく描き出した快著。ロシアによるクリミア編入や,ISILの問題で騒がしい昨今,複雑な国際関係の理解を深めるためにも読んでおくべき一冊。
    既存国家の領土保全・主権尊重と,民族

    0
    2015年03月05日

    Posted by ブクログ

    未承認国家という言葉を恥ずかしながら初めて知りました。それぞれに状況は違いますが、ウクライナ問題が継続している今日、未承認国家が国際社会にとって、ますます大きなファクターになっていきそうだと感じました。
    コーカサスのあたりの状況をあまり理解していなかった私にとって、コーカサスを舞台とした欧米とロシア

    0
    2015年01月30日

    Posted by ブクログ

    今読んでおく価値があると思う。台湾のような半ば認められた存在はさておき、ソ連崩壊後から今に至るまで続いている未承認国家や、国家と言いつつ内部分裂が起きている地域は実に数多く存在していることを改めて知る。
    読んでいて、今、世界で戦争が起きているという実感がある。アメリカもロシアもヨーロッパもそこに手を

    0
    2014年09月14日

    Posted by ブクログ

    そもそも難しいだろうなぁ、と思って手に取った本だが、やはり難しかった。
    でも、地理好き・歴史好き・国際政治好きにはオモシロいと思うよ。
    実際よかったわ。

    0
    2016年01月26日

    Posted by ブクログ

    「国」の相対性。「はじめに」の「現代の未承認国家一覧」にほぼ全てが詰まっている。本文以降は詳細な総覧で、勉強する強い意志が無ければ目が滑る。

    0
    2015年08月16日

    Posted by ブクログ

     一定の領域を実効支配し、独自の統治機構を備えながら、一般的な国際的承認を受けていない「未承認国家」の現状と課題を明らかにしている。台湾やパレスチナが冷戦期からの「未承認国家」として有名だが、本書では主に、ソ連やユーゴスラヴィアの解体に伴って出現した「未承認国家」(旧ユーゴのコソヴォ、旧ソ連のナゴル

    0
    2015年05月24日

    Posted by ブクログ

     ロシアによるクリミア併合や、ウクライナ東部の親ロ派の分裂独立騒動などが世界を騒がせている今、時宜を得た書であると思った。
     未承認国家として、古くは満州、台湾、パレスチナを挙げ、また最近のコソボやグルジア近辺の南オセチア等の動向について、経緯や状況を整理し分かりやすくまとめている。特にコソボの承認

    0
    2014年11月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クリミアのロシア編入。
    国民の気持も考えないで、どうしてそんなことが許されるのか。
    初めてニュースを耳にした時に、抱いた感想。
    ただ、実際のところ、事情はよくわかっていない。

    連日、ニュースを耳にしても、もやもや感はいっこうに解消されない。それどころか、そのニュースを避けるようになってしまっていた

    0
    2014年10月09日

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