コーカサス 国際関係の十字路

コーカサス 国際関係の十字路

946円 (税込)

4pt

ロシアの外交・軍事戦略を知るうえでの必読書!
ウクライナ侵攻から遡ること14年前、ロシアが侵攻したのはコーカサス地域のグルジア(現ジョージア)だった。

日本人がいちばん知らない地域で、今なにが起きているのか?
コーカサスは、ヨーロッパとアジアの分岐点であり、古代から宗教や文明の十字路に位置し、地政学的な位置や、カスピ海の石油、天然ガスなどの天然資源の存在により、利権やパイプライン建設などをめぐって大国の侵略にさらされてきた。
またソ連解体や、9.11という出来事により、この地域の重要性はますます高まりつつある。
だが、日本では、チェチェン紛争などを除いて認知度が低いのが現実である。本書では、今注目を集めるこの地域を、主に国際問題に注目しつつ概観する。
第21回アジア・太平洋賞特別賞受賞!

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コーカサス 国際関係の十字路 のユーザーレビュー

4.0
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    Posted by ブクログ

    北コーカサスのチェチェンについては多くの本がでていますが、ジョージア、アルメニア、アゼルバイジャンの三国についてもわかりやすく解説してくれる本となるとなかなか貴重です。

    この本は2008年に出版された作品ですので、2022年段階では最新の情報というわけではありません。ですがソ連崩壊から15年以上経

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    本書は2008年に刊行された本。
    それから2014年経った今、既読。
    アルメニアに関する本を読んで、コーカサス地方に(関する本)興味をもったので、本書を手に入れて読んだ。

    コーカサス地方(アゼルバイジャン、グルジア、アルメニア)の抱える問題などについて、わかりやすく書かれている本。
    黒海やイランや

    0
    2014年10月25日

    Posted by ブクログ

    出版後数年を経て各国の情勢は変化しているとはいえ、コーカサスをみる上で基本的考え方を提示してくれるよい本。国際政治を学ぶ人には必読の一冊。

    0
    2011年03月20日

    Posted by ブクログ

    コーカサス地方っていうとチェチェンなんかの問題が特に有名ですね。
    世界史の先生の紹介で知りました。
    その日の帰り道に本屋で見つけて即買い余裕でした^^
    買ってよかった。すごく分かりやすいです。

    0
    2009年11月03日

    Posted by ブクログ

    地政学の入門書とも思えるほど、懇切丁寧な解説。
    コーカサス地域関連のニュースのよくわからなかった点が、この本を読むことで雲散霧消する。
    むしろ、政治や国際情勢に興味の無い人にこそ読んでほしい。

    0
    2009年10月04日

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