作品一覧

  • いつか旅するひとへ
    -
    1巻880円 (税込)
    人生は旅。旅もまた人生。それをどういう色に染め、上等なものにしていくかは、それぞれの人の腕次第。お金をかけなくても、満足のゆくものにはできるはず。「プロの旅人」を自任する著者が、日本全国そして世界中を彷徨い歩いて、拾い集めた宝物のかけらたち。鮮烈に旅を切り取り、心に沁みいる清涼剤のような珠玉の紀行エッセイ。旅の達人が拾ったとっておきのよもやま話。直木賞作家・重松清氏も激賞! こんな旅がしてみたい!
  • この国を滅ぼすバカとアカ
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    1巻1,155円 (税込)
    自国を貶める瀕死のマスコミ&国内外のバカたちを一刀両断! 「週刊SPA!」巻頭コラムを単行化。月刊「WiLL」連載の朝日新聞批評「あっぱれ!築地おどり」も収録。大マスコミが日和見的に報じる事件事故の本質を過激に読み解く!
  • 獺祭 この国を動かした酒
    4.7
    脚光を浴びている山口の酒『獺祭』。 オバマ大統領をもてなした、最高峰の日本酒ができるまで。 発想と革新が導いた、地方の蔵の再生物語… 筆者は、まだ知る人ぞ知る存在だったときから、その素晴らしさを語り続けてきた。傾きかけた蔵を柔軟な発想と革新で再生に導いた蔵元の物語。 読んでから呑むといっそう、うまい。 日本酒を呑むということは、日本文化を味わい育てることであり、郷土を愛することでもある。 『獺祭』はもちろん天下を制した酒ではあるが、それぞれの地元には地元に愛されている酒がある。 さまざまなよさがある。……「地方創生」などと言われているが、そのネタの一つは日本酒にあると考えている。 空気、気温、水、米、そして人。 地方のすべてのエッセンスが日本酒には凝縮されているのである。 まだまだ素晴らしい酒はある。どんどん呑んで、応援しよう!
  • バカが隣りに住んでいる
    3.5
    1巻1,155円 (税込)
    SPA!人気連載、巻頭コラム「ニュース バカ一代」書籍化第四弾連載3年余りの時評コラム約160本を収録。日中・日韓関係が再び悪化するアジア情勢、東日本大震災、原発事故、解散総選挙……などを通じた壮大なバカ群像を過激に論じる。
  • ディアスポラ
    3.8
    1巻590円 (税込)
    “事故”により日本列島が居住不能となり、日本人は世界中の国々に設けられた難民キャンプで暮らすことを余儀なくされた。チベットのラサから2000キロ離れたここ、メンシイにも日本人の難民キャンプがある。国連職員としてキャンプを訪れた“私”の目に映ったのは、情報から隔絶され、将来への希望も見いだせないまま、懸命に「日本人として」生きようとする人々の姿だった――。3・11に先駆けること10年、破滅的な原発事故で国土を失った日本人を描き、日本人のアイデンティティを追究した予言的傑作「ディアスポラ」をはじめ2篇を収録。
  • 鳥頭紀行 ジャングル編 どこへ行っても三歩で忘れる
    3.5
    1巻638円 (税込)
    ご存じサイバラ先生、カモちゃん、ゲッツがジャングルに侵攻! ピラニア、ナマズ、自然の猛威まで敵にまわした決死隊たちの記録!

ユーザーレビュー

  • ディアスポラ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    入院した身内の見舞いに行ったら長時間待つ羽目になったので、待合の「院内文庫」にあった本のうちこれを手に取ってみた。チベットの地の鮮やかな描写に惹き込まれてよくわからないままに読み進めると、設定が次第に明らかになってくる。
    原発事故で日本の全土が居住不能レベルに汚染されたとしたら―この作品は小説の形をとった思考実験なのである。
    表題作はディアスポラ(撒き散らされた者)となりチベットの地に難民として暮らす日本人、同時収録作「水のゆくえ」はダム建設予定地だったとある地に残留する村人が仮定されている。
    こんないい小説なのになぜあまり話題にならなかったのか不思議だなと思うくらい。著者のガラの悪さがために

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    2019年11月09日
  • 獺祭 この国を動かした酒

    Posted by ブクログ

    純米大吟醸「獺祭」を製造する旭酒造と社長(当時)である桜井博志氏の話が中心ですが、単なる旭酒造の成功談ではありません。氏の苦労と失敗の道のりも記し、旭酒造と桜井氏を取り巻く日本酒業界や農業界の陋習、そして日本の産業界や行政の欠陥まで描いているところが興味深いです。まちおこしをはじめ「地方創生」というテーマに携わる人にも読んでほしい一冊です。

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    2019年08月08日
  • ディアスポラ

    Posted by ブクログ

    コーマック・マッカーシー「ザ・ロード」に負けない日本の文学。スケールも大きいし悲しみもかけています。テレビの印象があるのかもしれないけれど置いて読んでほしいな。質の高い文学作品だと思います。日常についていろいろ思ったり日本酒が飲みたくなったり原発の向こう側の作品です。福島原発事故前に書かれた作品で踏まえて書いてない中で、これを書いたのはすごいなと思う。ただ、そういうの抜きにして日本に住んでいる文学好きには多く手に取ってほしい作品。

    0
    2017年12月18日
  • 獺祭 この国を動かした酒

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2016/12/27 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。
    2018/6/21〜6/26

    勝谷誠彦さんが獺祭を生み出した旭酒造と桜井氏について書いた本。私が獺祭のすごさに気づいたのは2007年のこと。外国人を連れて居酒屋に行く機会があったのだが、まだ日本でもそれほど知られていない時期にヨーロッパから来ていた人が、獺祭がメニューにあるのを見つけて喜んで注文していたのを思い出す。その裏にはこういう物語があったんだな。閉塞した現状に苦しむ業界や分野があると思うが、それを打破する一つの大きなヒントがここにあると思う。

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    2018年06月26日
  • バカが隣りに住んでいる

    Posted by ブクログ

    勝谷誠彦氏、1960年生まれ、コラムニスト・写真家、「バカが隣りに住んでいる」、2015.1発行。思い切ったタイトルと内容、歯切れがいいです。「はじめに」から名調子です。中国は戦勝国ではない。日本に勝ったことはないし、しかも当時は中華民国という別の国家。今の共産党独裁国家にいろいろ言う資格はない。韓国、北朝鮮に至っては植民地、いわば「負けた側」であって日本を罵倒するなどもってのほか。基本筋で同感です! 特に、韓国サイトに載ったという「靖国での放尿」、これは馬鹿の愚行自慢では許されない。イスラム国のモスクでなされたら犯人は直ちに斬首。確かに、いいかげんにしてもらいたいものです。

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    2019年10月02日

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