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いつか春の日のどっかの町へ
40歳になった年、8年間活動を休止していた筋肉少女帯が再結成。その後、フジロックやロックインジャパンフェスティバル、アニメロサマーライブにも参戦し、音楽活動では人生何度目かのピークを過ごしながら、心の中には常に「アウェイ感」がつきまとう。このままでよいのだろうか、この先どうしたらよいのだろうか。これまでの人生でやり残したことはないのか。それが見つかるのだろうか――思い悩んだ挙げ句、楽器店でギターを購入した大槻ケンヂの挫折と挑戦と成長の日々。 「有限の人生の中で、でもどこからでもいつからでも人は新しいことを始めることがきっとできるのだと思うし、そう思った方が楽しいよ、という、おせっかいです」Byオーケン 笑えて泣ける、私小説! ※本書は、2014年3月に単行本化された『FOK46 突如40代でギター弾き語りを始めたらばの記』を加筆・修正し、改題した文庫が底本です。 -
五木寛之自選文庫〈小説シリーズ〉 ガウディの夏 THE SUMMER FOR GAUDI
CFプロデューサー峰井透は、オーディションで知り合った新人シンガー水科杏子とともに、他人の気配を強く感じる奇妙な一夜をホテルで過ごした……。その数日後、女優の宮森陽子は峰井を誘い出し、杏子との密会が情報機関にファイルされたことを彼に告げた。そして、宮森自身、また超大物女優原江知子さえも、情報ファイルの刻印をうたれた者たちであった。峰井は陰に、プライベートの情報操作により、人々を不安と絶望に陥れる謎の人物・岸矢吾郎の存在を知り、愛と自由を求め敢然と立ちむかっていった――。激しく加速度を増した情報社会における現代人の恐怖と苦悩を描いた衝撃の現未来小説の誕生。 -
5つの歌詩
BS放送と配信サービスを手掛ける「スターチャンネル」オリジナルドラマプロジェクトにDREAMS COME TRUEが全面協力!そして連続テレビ小説「ひよっこ」「余命10年」等ヒット作の脚本を手掛ける岡田恵和が贈る感動のアンソロジー、小説版です! ドリカムの数ある楽曲の中から選曲された4曲に加え、本企画のために描き下ろされた新曲を含む全5楽曲から、その“歌詩”の世界観をドラマ化。忘れられない恋人と再会した歩実(「空を読む」)。ヒロインになれないウエディンプランナーの咲良の恋(「マスカラまつげ」)。泣き虫の幼い息子が心配で仕方がない美月は、目を覚ますと、目の前には18歳になった息子がいて……(「TRUE,BABY TRUE.」)。仕事に苦労しつつも愛する家族と暮らす清一のもとに、30年前に蒸発した父親が見つかったという連絡が入る(「何度でも」)。誰にも通ずる「あなたの物語」。 -
いつの日も泉は湧いている
1969年高校生も政治の季節を生きていた。 6年ぶりに連絡をとった冨士真生子は、ニューヨークでの生活を引き払い、3週間前に帰国したばかりだった。中南米を舞台に報道写真を撮り続けてきた彼女だったが、折から東日本大震災が起きると、旧交を暖める間も無く、現地に飛んだ。9か月にわたる取材成果を披露する会場に現れた彼女はすっかり痩せて、人生の重大な局面に立たされていることを感じさせるのだった。 真生子とは、いまから40年以上も前、高校生の時に出会った。当時学生運動の波は高校にまで押し寄せてきており、彼女は市内の女子高に通う1学年上の活動家だった。そして、15歳のぼくは、彼女に淡い恋心を抱いていた。 ぼくは綴る、彼女の命を見つめながら、悲しみと痛みにみちた青春の日々を、そして輝ける人生の瞬間を。 -
いつもあなたがそばにいる~涙があふれる家族の感動実話~
大人気コーナー「ファミリースカッと」の感動エピソード10編を完全ノベライズ! 「オレ……オレ、じいちゃんにひどいこと言って」「バーカ、気にするな」大作はそんな勇吾の姿が愛おしくて目を細めた。「いつも手伝ってくれてありがとな」 (「おじいちゃんの牛乳プリン」より) 「ママ、ボクがママのかわりに怒ってあげたからね。ボクがママを守るからね」息子の気丈なさまを見て涙が止まらなくなる (「小さなヒーロー」より) きっと父は、初めてメールを打ったのだろう。このたどたどしい文章を打つのに一体どれだけの時間がかかったのだろう。涙で視界がかすんでくる。 (「不器用な父からのメール」より) 視聴者投稿による「スカッとした」話をショートドラマ化して紹介する人気バラエティ番組『痛快TVスカッとジャパン』の「ファミリースカッと」は、「家族っていいなと思った」「思わず涙してしまった」と、多くの視聴者が感動を覚える大人気コーナー。ここで紹介された珠玉のエピソード10編を収録しました。 母と子、父と子、祖母と孫、祖父と孫、義理の父と子、シングルマザーと子……さまざまな家族の日常にこぼれ落ちた涙の物語に心があったかくなること間違いなし! -
いつもあの子は踊っている
「今だって、わたしは踊り続けているの。ダンスはね、形通り踊ることだけがダンスでは、ないんだから」 大学1年生のスグルは、高校でも同級生だったサヤカと一緒に通学するようになった。やがて軽音楽サークルに入部し『Boketto』を結成したスグルと対照的に、ダンスが得意なサヤカはどのサークルにも所属しないと言う。 お互いに他愛もない話をするうちに、スグルは天真爛漫なサヤカに心惹かれていく。初めてのライブも大盛況で終わり、彼はついに想いのうちを彼女に明かそうと決意するのだが……。儚くも美しい、青春恋愛小説。 様々なジャンルで活躍する、総合芸術家である筆者の渾身のデビュー作。 〈著者紹介〉 アミュースケール 1987年9月11日生まれ。横浜市在住。 様々な芸術活動に没頭するなか、ドイツロマン派の文芸に触れる機会があり、感激し「現代版メルヒェン」として、独自の継承をしようと一念発起する。 ジャンルや形式には囚われず「総合芸術家見習い」と自らを称して、様々な芸術活動に精力的に取り組んでいる。 -
いつも、いつまでも。 丹波新聞「鳥部」フォトブック
奇跡の白スズメ夫婦にモフモフの冬モズ、ギュッとくっつく子ツバメ兄弟――。「癒される」「こんな記事だけ見ていたい」とYahoo!ニュースの写真コーナーで大人気。誰が呼んだか「丹波新聞鳥部」の野鳥記事がフォトブックになりました! 黄金色の田んぼで、一面の銀世界で、桜咲き誇る山里で、今日もただただ生きる鳥たち。レンズを向ける鳥部員の眼差しと愛あるツッコミに、クスリと笑えてジンとくる一冊です。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 -
イツモクルオンナノヒト
二人の男女を通して小説がどのようにして生まれるのか、その瞬間を描いた作品。 商店街の喫茶店に勤めるムンバイから来た青年トニーは、ライターの三浦に「イツモクルオンナノヒト」がさっき来たと伝えるところから始まる物語は、三浦の「イツモクルオンナノヒト」という言葉についての考察を経て、その当の「オンナノヒト」である仁美が小説を書くきっかけを作る。そして彼女が再び、その喫茶店を訪れた時、彼女の中に一つの物語が生まれる。この短編小説は、二人の男女を通して小説がどのようにして生まれるのか、その瞬間を描いた作品なのだ。しかも、その内容は、片岡義男流小説講座にもなっているという構造が見事。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。文筆家。大学在学中よりライターとして「マンハント」「ミステリマガジン」などの雑誌で活躍。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。著書に『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『メイン・テーマ』『日本語の外へ』ほか多数。近著に『珈琲が呼ぶ』(光文社)、『くわえ煙草とカレーライス』(河出書房新社)などがある。 -
いつもだれかが見ている
《世界のどこかで密やかに、出逢いとドラマが、生まれている》 14人の写真から広がる、せつなく、謎めいた14の小説。 国籍も性別も様々な写真の中の14人は、どんな物語を秘めているのか? レンズ越しに見つめているのはだれか? 見ること、ふれること、出会うことの現在を、鋭く映し出す小説集。 奇妙で、せつない、人間たちの営みを写しとる、小説×写真の競演。 -------------------------------------- 【目次】 ■オニグルミのような ■幸運ケーキ ■失踪 ■上塗り ■ピアノレッスン ■橋の上の男 ■どこかで見かけたあの人 ■まぶたの裏側 ■右半分 ■似ているかしら? ■やってきた写真 ■中毒 ■生きなかったもう一つの人生 ■ポーズする彼女 ■あとがき -------------------------------------- -
いつも通りの日々
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大切なことは、日常生活の中にひそんでる――。雪の日に訪ねてきたくま、雷神さんに嫁いだ妹、隣のうちのドアを抜けてたどりついた町・・・平凡な暮らしを営んでいる「わたし」たちに舞い降りた、ちょっと不思議な出来事と、その中で見つけるささやかな幸福。数々の名作、話題作の装画を担当してきた著者が、丁寧に描き出した十四の物語。 -
いつもの彼女、別な彼
動いていた1週間、動かない1週間 一緒に住んでいて、恋人と呼べなくはないが 家庭を営むには至らない男女がいる。 男は不意に会社を辞めるが、理由は明らかではない。 そして彼は1週間、実家に帰省する。 その際、女は、自分の親友で、彼の帰省先の近くに住んでいる もう一人の女に会うことをしきりにすすめる。 まるでその女と結婚させたがっているかのように。 しかもその女は離婚を経験し、娘を一人で育てている境遇だ。 ここで起こっていることは何か。 その1週間で男の何かが確実に変わってしまい、 しかし女は以前のように部屋から動かなかった。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/ -
いつも二人で
お前、まだ芸人続ける気か? 崖っぷちの中堅漫才師リンゴサーカスのボケ担当、加瀬凛太は、冬の寒空の下、絶望していた。年末の漫才日本一を決めるKOM(キングオブ漫才の略)敗者復活戦で敗れ、決勝進出の一縷の望みを絶たれてしまったのだ。おまけに相方は、今年ダメなら実家の生業を継ぐと公言していたため、コンビも解散となった。 なんとかして漫才を続けたかった凛太は、先輩KOM王者から驚くべきアドバイスを耳にする。それは、死神の異名を取る謎の構成作家ラリーにコーチに付いてもらえ、というものだった。同じ頃、もうひと組の漫才師にも同じミッションが下っていた。 ※この作品は単行本版『ワラグル』として配信されていた作品を改題した文庫本版です。 -
偽りと真実のあいまに
たみ子とのぶ子は、魅力的な結婚適齢期の姉妹である。よく似た顔立の2人だが、性質は対照的で、姉は引っこみ思案、妹は積極的でコケティッシュでさえある。ある日、のぶ子は、デパートの特売場で好意を感じている好青年・野崎正雄と出会い、急速に親しくなる。そこでのぶ子は、野崎とたみ子を結びつけるために、野崎の若い血潮を燃え上らせ「飢餓状態」に引き入れようと企んだが……。ユーモアと健康なエロティシズムで愛情の真実を描いた「偽りと真実のあいまに」の他、「ハシカのようなもの」「辛抱づよく生きたS氏の像」「私の犬はレオという」「猫」「老婆」を収録。 -
偽りの神仙伝―かくて公主は仙女となる
私は神仙に選ばれし女道士になるの。 誰も私に逆らえないほどに、輝かしい光になる。私は人を捨ててみせます 天候を言い当てる力をもった公主が、宮廷内の権力争いから愛する姉を護るために神仙になることを決意する! 時は唐の睿宗の時代。武則天・韋后・安楽公主は女性でありつつ夫の皇帝を殺すほどの絶大な権力を振るい、それを奪わんとする者は血のつながりがあろうとも苛烈な処断を行っていた。ようやくその武韋の禍をのりこえたものの、宮廷では権力をうかがう者たちの策謀が渦巻いていた。祖母の武則天に母を殺された玉真公主は、その策謀から最愛の姉を護るために女道士となり、神仙の張果の助力を得て、自らも神仙を目指す。 zunko・装画 -
伊藤ふきげん製作所 思春期をサバイバルする
思春期の「あのふきげん」とどう向き合うか。 家庭に1冊、備えて安心、悩める母の奮戦記。 子どもがつまずき、傷ついたとき、ベッド手ただただ、話を聞くこと。 体の変化を受け止めること。子どもを、そして自分自身を肯定すること。 いつかはきっと、笑顔になれる。 過激でまっとうな比呂美さんの子育て! 新収録を加えエッセイ増量。長女カノコからの一文も。 パワーアップして名著復刊。 〈読者の声続々!〉 「こんな母であってほしいと願ったし、こんな母でありたいと今は思います」 「いきなり海外で学校生活。姉妹と母親のしんどさがひしひしと伝わる」 「産む前に読んで、育てたあとに読んだら、別の本みたいで二度美味しい!」 -
いとしい恋人たち
幼い頃に父を亡くし、母の手一つで育てられた矢沢次枝は、恋人・勝田伸にプロポーズされたことを、母に言い出せなくて悩んでいた。依怙地な母は、娘の様子に恋人の存在を感じても、知らぬ振りをしている。伸はそんな状況のなかで、自分自身の勇気のなさに苛立ちつつ、次枝の態度に歯がゆさを覚える。次枝母娘と同じアパートに住む宮内咲子は、勤めのかたわら夜は学校へ通っているが、同級生の加治千太のやさしさを好意以上のものと感じながらも、伸に心ひかれるのだった。それぞれの思いを胸に秘めて、ひたむきに生きる恋人たちの姿と、人々の善意と哀歓を描く青春長編小説。 -
愛しのジュエラー
宝石への熱い思いを描いた注目の学園小説! 花岡ジュエリー・スクールの学生喜多川北斗は、宝石業界最大手のオーナーの御曹司。しかも、東大中退という異色の経歴だった。北斗は石留めの達人として、世界技能競技大会で入賞を果たしていたが、学内のデザインコンテストではデザイン画を提出することができず、自己嫌悪に陥っていた。学内の学習の華といえるのが、独創的なデザイン力だったのである。 ある夜、酔っ払った北斗は誰かに助けられ、その家で朝を迎えた。北斗を助けたのが、同じ学校に通う皆見みな美だった。そこで、みな美の手になるという優しい表情をしたスターローズクオーツを見た北斗は、みな美が研磨の卓越した技術を持っていることを知るとともに、彼女に興味を抱く。 折しも、学校が財政的に危機に瀕しており、このままでは借入先の銀行の手に渡ってしまうことが明らかにされた。そのため、資金集めとして学生たちによるオリジナル商品のジュエリーを作って売ることが宣言される。果たして、どんなジュエリーができるのか。 みな美と北斗、日賀翔太と仁科真由那の恋愛感情も入りくんできて……。 宝石の魅力と、宝石をこよなく愛する人たちの思いを伝える、注目の学園小説! ※【ご注意】この作品にはカラー写真が含まれております。 -
愛しの走馬灯
主人公は真の恋愛を探す長い旅のなかで、様々な澱んだ恋愛を体験する。そして、主人公は一つの恋愛の結論にたどり着く。 恋愛は『人の顔が様々違う様に、恋愛も人によって様々な形がある事を知った。恋愛は互いが作るもので、互いが満足をしているなら他人が批判や干渉などする事はできない。恋愛には正解などなく、本人の満足感が全てである』 そして、主人公が探し求めていた女性とめぐり逢い、一緒に生きて行くなかで数多くの喜びと残酷な試練を経験する。 『人生は時の流れの中、幸と厄が訪れ、人は幸を収得して厄を避け修正する。でも運命には従わなければなら』事を、主人公と女性は痛感した。そして、主人公はその後を親族に託す… 昭和・平成・令和と主人公の恋愛を通して一生を描いた心温まる純愛小説です。 読み終わった後、きっと心に残る一冊になるはずです。 -
いとの森の家
福岡市内の団地から緑に囲まれた小さな村に引っ越してきた加奈子は、都会とのギャップにとまどいながらも、次第に自然の豊かな恵みに満ちた暮らしに魅了されていく。 そして、森で出会った素敵な笑顔のおばあさん・おハルさんと過ごす時間の中で、命の重みや死について、生きることについて、考えはじめる――。 深い森がはぐくんだ命の記憶を、少女のまなざしで瑞々しく描いたあたたかな物語。 第31回坪田譲治文学賞受賞作。 -
移動動物園
復活した悲運の作家、幻のデビュー作。 『海炭市叙景』で奇跡的な復活を果たした悲運の作家、佐藤泰志のデビュー作の文庫版を電子化。山羊、栗鼠、兎、アヒル、モルモット…。バスに動物たちを乗せ、幼稚園を巡回する「移動動物園」。スタッフは中年の園長、二十歳の達夫、達夫の三つ上の道子。「恋ヶ窪」の暑い夏の中で、達夫は動物たちに囲まれて働き、乾き、欲望する。青春の熱さと虚無感をみずみずしく描く短篇。他に、マンション管理人の青年と、そこに住むエジプト人家族の交流を描く「空の青み」、機械梱包工場に働く青年の労働と恋愛を描写した「水晶の腕」を収録。作者が最も得意とした「青春労働小説」集。 -
いない
21歳の僕は「物語」の中を生きていた。同じ大学に通う恋人の香澄、彼女と同郷の先輩、プラネタリウム、そして失われた文庫本。手の中に果実はない。未来など見えない。見えるはずがない。しかし、何かを知っている人は何かを知らない人に伝えなければいけないのだ。不在を抱えて生きる若者の、追憶と哀しみを描く。 -
稲川怪談 昭和・平成傑作選
怪談語って半世紀。 怖くて楽しい名作選。 連続ラジオドラマ化! 新日曜名作座 2024年 8/11~9/15 毎日曜・連続六夜 19:25~(NHK-R1) 出演 西田敏行 竹下景子 原作 稲川淳二 本書の主な内容 おじさんと見た白尾/弁天岩の死体/真夜中のエレベーター/首吊りの因縁/血を吐く面/迎えにきたマネージャー/憑いてるタクシー/クラス会/長い死体/東北の山林の邸/奥秩父の吊り橋/沖縄の廃屋/赤いはんてん/ゆきちゃん/暗闇の病院/夢の中の踏切に立つ女/深夜の訪問者/遅れてきたふたり/身代わり人形/赤いぽっくり 私が怪談を語るようになってから、もう五十年ほど経ちますねえ。 怪談って、人を集めるんですよねえ。 怪談っていうのは、昔も今も、きっとこれからも、存在し続けるんじゃないでしょうか。 ――怖いのに、なぜか楽しく懐かしい。 ラジオ、テレビ、舞台で数多くの怪談を語り続ける第一人者による名作怪談傑作選。 -
稲川怪談 昭和・平成・令和長編集
怪談語って半世紀。 怖くて楽しい名作選。 NHK-R1「新日曜名作座」 連続ラジオドラマ化原作 本書の主な内容 真っ赤な男/パニック番組/真夜中のラジオ局/消えた家族/NPO/ビバーク/樹海の声/奥多摩の河原/目黒のスタジオ/八王子の首なし地蔵~お地蔵さんの祟り~八王子怨霊地帯/古い火葬場/そして俺は死んだ/真下の住人/東京大空襲~旧明治座の怪~師匠の思い出/深夜のタクシー/四国の廃病院/かくれんぼ 怪談は教えたり教わったりするもんじゃないからね。 噺を誰かが語りついでくれれば、私のことは忘れてしまっていいんです。 人のいるところに怪談はあるんですから。 ――どこか懐かしくて、温かくて、怖くて、楽しい。 ラジオ、テレビ、舞台で数多くの怪談を語り続ける第一人者による決定版名作怪談長編集。 -
いなくなりたい
いつか必ず、自分はいなくなる ここでは、おそらく誰もが人生の中で多少なりとも感じていながら突き詰めて考えたり苦しんだりしたことの無いことについて、あまりの純粋さゆえにのめりこんでいく少女の姿が描かれている。それは、自分とは何か、存在とは、時間とは何か、という問いだ。かつての自分と今の自分は別の人間であり、しかしながら記憶、というものがあるからその過去には今の自分として戻ることができるけれど今、その場所にかつての私はいない。私とはそう、いつだって「いなくなる」ことが確実な何か、のことなのだ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/ -
稲荷山誠造 明日は晴れか (本のサナギ賞受賞作)
ナニワの最強じいさん、見参! 関西の金融会社会長、稲荷山誠造(いなりやませいぞう)の前に現れた赤髪の今どきの青年。その正体は、とうの昔に縁を切った娘、桃代(ももよ)の息子 ――すなわち孫の翔(しょう)だった。 初めて会った孫は告げる。 「お袋がいなくなった」 金のことしか頭にない頑固者だが、パワフルな行動力と肝っ玉をもつ誠造(70歳)と、大食いなだけで頼りない翔(19歳)。 かみ合わない爺孫(じじまご)コンビは、桃代を見つけ出すことができるのか!? 登場人物紹介 稲荷山誠造 70歳 大阪でハピネスビジネスローン社を一代で築いた現会長。 「蝮の誠やん」と呼ばれた苛烈な取り立て屋。金と効率を何より重んじる。 五反田翔 19歳 誠造の孫で予備校生。色白で華奢な体つき。赤く立てた前髪が特徴。 自らを「ヘナチョコ」と称する気弱な性格だが、大食漢。 五反田桃代 誠造の娘で翔の母。労政福祉省の調査官。 父と義絶状態だったが、ある事情で翔を誠造のもとへ送る。行方不明となっている。 阿東高丸 65歳 政友クラブ幹事長。理知的な容貌で次期政権の要職を狙う。 誠造に10億円の融資を依頼するが、裏で不穏な動きを見せる。 藁井正 労政福祉省の監査担当参事官。色黒で眼鏡をかけた痩身。 川渡グループと姻戚関係にあり、事件の鍵を握る人物。 ※本書は、2015年4月に小社より刊行した『稲荷山誠造 明日は晴れか』を文庫化したものです。 ※本書はフィクションであり、実在の人物や団体等とは一切関係ありません。 -
稲荷山誠造 嵐のあとには青い空
このじいさん、無茶が過ぎる! 関西の金融会社会長・稲荷山誠造(いなりやませいぞう)、72歳。 金融管理庁の立入検査に大銀行からの買収話と、会社存亡の危機にてんやわんや。 そんな最中、金貸し会社には似つかわしくない若い女性が来社。彼女は告げる。 「翔(しょう)さんと連絡が取れないのです」 翔とは誠造の孫だ。 調査の結果わかったのは、翔は何者かに拉致されたらしいということ。 「孫のためなら何でもやったる!」 常識破りな大救出作戦が始まる。 登場人物紹介 稲荷山誠造 72歳 ハピネスビジネスローン社の会長。銀髪で怖い顔だが、孫思いの祖父。 苦労人で「破竹の勢い」を体現する行動派。「行蔵は我に存す」を信条とする。 五反田翔 21歳 誠造の孫で鴨志館大学の学生。大食いで純粋な心の持ち主。祖父とは2年前から同居。 赤い絶壁のような前髪がトレードマーク。 若生里栄 25歳 民和銀行勤務。翔の親しい友人。 清楚な外見だが運転が趣味で、ハンドルを握ると性格が豹変する。 加賀崎雄一 ハピネスビジネスローン社経営企画室長。誠造の元秘書で右腕的存在。長身の二枚目。 館林 迅速調査サービスの探偵。変装の達人で、毎回奇抜な方法で登場する謎多き人物。 薮下和多留 82歳 薮和不動産社長。投資家として巨万の富を築いた実業家。 薮下多可志 31歳 和多留の孫で薮和恒産社長。線が細く優しげな青年。イギリスでシェークスピアを研究していた。 -
稲荷山誠造 ハワイの空に虹を呼ぶ
オーディオブック大賞2025 特別賞受賞作続編! 笑って泣ける家族小説 今度の舞台はハワイ! ナニワのじいさん、南の島でも大暴れ!? 関西の金融会社会長・稲荷山誠造(いなりやま・せいぞう)、74歳。 ある朝、誠造は自身の送迎車に扮した男たちに拉致され、暗い倉庫に監禁されてしまう。 絶体絶命の窮地を救ったのは、組織の使い走りをさせられていた若き青年・カイだった。 カイには、最愛の妹の身に及ぶ「ある切実な事情」があった。自分を助けてくれた若き恩人の涙を見た誠造は、持ち前の義理人情で吠える。 「このわしに任さんかい。わしが何とかしたる!」 立ちはだかるのは、四国の海賊をルーツに持つ不気味な巨大組織。 恩人のため、そして自らの「信義」を貫くため、誠造は海を越え、いざハワイへ! 笑いと涙、そして痛快な逆転劇が幕を開ける! -
犬飼ですが、猫しか診ません
猫専門医がトラブル発生のもと? 「犬はお断りだ」 具合の悪いチワワのチーちゃんを動物病院に連れて来た塩見厚子は驚いた。 獣医の犬飼倫人がまさかの塩対応。 どころか、「ぼくは獣医じゃない。いわば通訳だ、猫の」とまで言い放つ。 幼馴染で市役所職員の獅子丸綾乃によると、有能な猫専門医というのだが……。 大雪のため、避難所に仮設された動物病院で、次々と起こる不思議な事件。 アメショーモモちゃん脱走、チーちゃん行方不明、ミックス錆猫タッちゃん誘拐――。 猫を偏愛しすぎて人間コミュ障の犬飼が、戸惑う周囲を巻き込んで解決に奔走する。 猫と通い合う心に涙がこぼれる、ハートウォーミングな物語。
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