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村が水害にあい、練習もままならない蜷谷高校・通称ニナ高の野球部。剛速球投手コーキも、日々その素質をくすぶらせていた。そんなニナ高に目を付けた名門野球部K高。格下相手を練習台にしようというのだ。自分の球に絶大な自信を持つコーキは、合同練習初日に勝負を挑むが結果は特大ホームラン。プライドをボロボロにされたコーキはリベンジに向けて、猛練習を開始した! ダメダメ野球部のむやみに熱い青春ストーリー!!
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Posted by ブクログ
なんだ、これ⁈ 元々野球の話だし、面白いだろうとは思っていたが、ストーリーも、泣かせどころも笑わせどころも、ぜんぶどハマりした。もう、今年はこれ以上の本は読めないような気がする…
おもしろかった〜!!! 実は読むのすごく時間かけてしまったのですが、野球のテーマは元々すきだし、水害にも関わる話ということで、色んな感情も渦巻きながら読みました。
水害に遭った蜷谷村の人々は、仮設住宅で避難生活を余儀なくされています。練習もままならない蜷谷高校の野球部の投手コーキと捕手モウは毎日ダラダラ。監督の大木は練習場所の提供者を探していますが、なかなか見つからず。町には野球の名門である圭真高校、通称K高があり、そのK高監督の結城は大木の教え子。大木は結城...続きを読むの才能を潰してしまったという思いから、結城には声をかけられずにいました。しかし、蜷谷高校野球部の話を聞いた結城のほうから声をかけます。こうして合同練習を開始する名門野球部と田舎の駄目野球部。読み終わった直後は「まぁまぁ」という感想でしたが、じわじわと沸いてくる爽涼感。 さまざまな野球小説に共通して言えるのは、この『イレギュラー』の一文。「忘れてはならないのは、イレギュラーではボールデッドにならないということ。どこに当たって痛がっていようが、呆然と立ち尽くしていようが、プレーは継続されるということだ」。人生も同じこと。
久しぶりのレビューです。 やっぱり野球好きだわ! 特に高校野球は、たまらん(*^^*) 田舎のヤンキーが主人公って設定も大好き(^з^)-☆ もう少しで高校野球も始まるし、ワクワクしちゃうなぁ! ぜひ続編を!!
笑いあり涙あり。。。 「被災」という現実が突きつけれ・・・ 暗くなる場面もありながら、 笑わせられる部分も多々あります。 おもしろかったです。
この本がハードカバーで刊行された頃、他の作家さんも甲子園モノを刊行されてて、同じ甲子園モノでそれぞれの青春を描いているのに、作家さんによって読み味が全然違うのが面白かったのを覚えてました。 この本に関しては、被災地の高校生が甲子園を目指すという重たくなりそうな題材を、三羽さんらしいポップで明るい、思...続きを読むわず笑ってしまうような小説に仕上がっていて面白かったです。
洪水被害で村ごと避難生活を余儀なくされている高校球児(超クセあり)が、避難先の町の高校(強豪校)のグラウンドを間借りして練習を再開し、そこの野球部とのすったもんだがありつつ、村民の期待を受け甲子園出場を目指す。 買ったまんま長~いこと放置して(忘れて?)ました。すまぬ。 読みだしてみたところ・・...続きを読む・・・、こりゃおもしろーい! 熱血高校野球小説のテイストもちゃんとありつつ、全編にからめられた笑えるシーンが、まあ絶妙。 「うんこボール」て・・・・・、ぎゃははは! 笑いだけでなく、涙も感動もがっつりあります。 登場人物も、最終的には全ていい人になってしまいました。いわんや悪人もです。 あと、避難所生活についての描写もあり(東日本大震災よりだいぶ以前の作品です)、現実にこの生活を多くの皆さんが今も続けているのだと改めて認識することができました。
私はこういう小説に弱い。そして甘い。 真剣なのに笑えて、ちょっと現実を突き付けられるけどなんとなく都合よく解決していったりしてなくもないが・・・小説なんだからそれでいいと思う。こういうこともあるんだよって暗くならずに教えてくれて、なんかいろいろあって大丈夫じゃない気もするけどなんとかなるかもしれない...続きを読むよって感じでちょっとふざけてても、元気になれるから。
野球の底しれぬ素質は持ちつつも、水害に遭い、町の人間に対して不信感を抱き、やり場のないエネルギーを持て余すコーキ。自信は軽く砕かれ、本気モードへ。野球に向けられたエネルギーは仲間たちとライバル、嫌っていた町の大人たちの見守りで昇華していく。ありがちな青春物語に災害被害者が仮設住宅から元の生活を取り戻...続きを読むす大変さを織り交ぜている点がいいと思った。
自分は野球が大好きです。プロ野球もアマチュア野球も結構観に行く。やるのはからっきし 野球漫画やドラマは昔こそ見てたが最近はあまり見ていない。『事実は小説よりも奇なり』この言葉は野球のためにあるのではないかと思うほどだ そして今回は野球の話…なんだけどこれは「野球の話」だけでは絶対にまとめてはいけな...続きを読むい話だと思う。 被災した方々の人間ドラマ、そこでの若者たちの葛藤 そこに定番のライバル達とのストーリーがある。最初は本当に生意気なだけのどーしようもない奴が主人公だなあと感じた。でも読んでいくうちにこの野球と被災を組み合わせた時、この主人公でないとと感じるほどあってるしかっこいい 自分の中で勝手に主人公のイメージを固めて、相方の捕手のイメージを監督をマネージャーって当てはめると思うけど、その生意気だった主人公の見た目のイメージは現DeNAの藤浪をイメージしてた。(自分が阪神ファンだからだけど。藤浪はもっと頭良いタイプだと思うけど)野球好きだからそういうイメージもしやすくて楽しかった。 後半もアツくて。主人公のコーキの野球人としての続きが見たくなった。 こういうタイプはあっさりプロとかの夢を捨ててもっとすごいことをしてしまうタイプな気もするけど、やっぱりこういう真っ直ぐなタイプは野球に向いてる。そう感じた。 少し余談を三つ 一つ目 この話本当に素敵で面白かった。なんかこの感想中身に触れてなさすぎたけど、分けて読みすぎたから細かい中身を書けん。すまん 嫌なキャラが出てくるのは小説の上で必須だとは思うけど、そのキャラもみんな話の中で評価が変わるってのが、キャラへの愛というか使い捨てみたいなキャラもいないのがすごい。一人一人設定細かいんだろうなあとか、感じる 二つ目 NHKあたりでドラマにしたらめちゃくちゃあいそう 俺が映像監督ならな〜 …無理か 三つ目 主人公にメジャーの茂野吾郎感を感じてた。 才能、センス、態度はメジャー級、悪態をつく(もちろんタバコや酒はしないけど…) 投げるボールの球質も、ここぞのところで本人に不慮の事態が襲うのも逆境のマウンドで力投(もし怪我がなければ…) 伝染する闘志 野球の物語には変な捻りはいらねえな 真っ直ぐな奴でいい!
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三羽省吾
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