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インドという未知の世界を旅する。
「インド! 絶対いっしょに行く」と宣言した姉の横で、
「わたしは行かない」とあっさりと答えた三葉。
父が赴任するというインドに、全く興味が無かった三葉だが、偶然知ったある人のインドの小説に夢中になり、気持ちはどんどんインドの魅力に引き込まれていく。
小説の中の主人公は語る。
都会から都会へ、飛行機でヒューンと飛んでいって、適当に観光をして、お土産を買って「ああ、楽しかった」と、自己満足をして戻ってくる。そんな旅ではない旅がしたかった。まさに地をはうような、手探りの旅。そういう旅からしか見えてこない、インドを見たかった。手探りで何かを、この手でつかみたかった――。
どんな冒険が始まるのだろうか?
三葉の心の中でも化学変化が起こりだした。
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Posted by ブクログ
小手鞠るいさんが二十代から三十代にかけて、二度インドへ旅をしたとき(合計五か月)の体験に基づいて書かれた本(児童書)です。
インド象に乗った女の子の装画が気に入って、読み始めました。
中学生の三葉が読んでいる絵本作家の原稿が、インドへの興味をかきたてました。「インドは宇宙」という言葉どおりに、想像もつかないようなことが起きる未知の場所でした。中学生のときにインドに触れることができ興味関心がわいたら、大きな目を養うきっかけになるのでは、と思いました。
インドは大好きになるか、嫌いになるかの二択しかないことと、母なるガンジス川と言われる意味が、初めてよくわかりました。
いい本に出会えました。
〈もくじ〉
絵本
手紙
訪問
原稿
第1章 ブロードランズホテルへ
第2章 人人人牛のカオスの海へ
第3章 列車に揺られて
第4章 ガンジス川のほとりで
引力
第5章 菜の花の風にふかれて
詩集
第6章 波の音に包まれて
最終章 さようならインド
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