泣ける作品一覧
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4.0“花生み”とは、流した涙を美しい花に変える体質の者。 花生みは、秀でた知力と体力を持つ“花食み”から汗や涙などの体液を得ないと生きていけない。 同じく花食みも、花生みの体液と涙の花を糧とし、依存関係を求める――。 花生みの孤児・アミリは、十歳の時、修道院で花食みのレオナルドと出会う。国の第四王子である二十八歳のレオナルドは、孤独に泣くアミリに寄り添い、瞳から流れる薔薇の花びらを「美しい」と称賛してくれた。そんなレオナルドから「いつか家族になろう」と約束されたアミリは、彼のすべてに惹かれ、花嫁になりたいと強く夢見るようになっていった。 それから七年、一国の王となったレオナルドの元で暮らす日がやってきた。迎え入れてくれたレオナルドは心からアミリを慈しみ愛してくれるが、それは親愛の情であって、アミリが望む大人の花生みに向ける情ではなかった。どうすればレオナルドに愛され、花嫁にしてもらえるのかと思い悩むアミリだが…?
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3.5赤穂浪士・大石内蔵助の妻、りく。 忠臣として語り続けられる大石内蔵助ではなく、その妻にスポットライトを当てた、影の「忠臣蔵」。 討ち入り後、りくは遺児となった大三郎とともに生きるが、その生涯は哀しいものだった。赤穂に嫁ぎ、夫を支え、そして夫亡き後は忠臣たちの遺族のもとをまわるなど、最期まで武士の妻であった。そんなりくの人生を平岩弓枝が鮮やかに描き出した傑作長編。涙なくしては読めません。 第25回吉川英治文学賞受賞作。 ※この電子書籍は1990年に新潮社より刊行され、文藝春秋より2020年12月に刊行した文庫版を底本としています。
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5.0
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3.6アメリカと日本の間で揺れた家族の物語。 ハナコの家族は、ロサンゼルスでレストランを経営して暮らしていた。 しかし、大きな戦争が終わり、船で日本を目指すことになる。 日本は、ハナコにとって未知の国だ。 「ハナコ、ぼく、こわいよ。 どうして、こんな船に乗らなきゃいけないの?」 「もう、アメリカには、私たちの居場所はないからよ」 ハナコたちは、すべてをなくして、日本に降り立った。 ハナコたちを待っていたのは、戦後間もない荒れ果てた大地。そして、ハナコたちを愛してくれる祖父母だった。 歴史に翻弄されながらも、前を向いて生きる強さを教えてくれる感動作品。
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4.4鍵盤に手を置くと指が自然とメロディーを奏でる。弾けないはずのピアノなのに、まるで魔法のように。そして桂は思い出す。会えないはずの少女に会った記憶を(「別れの曲」)。かすみ草を使って優しいお見舞いの花束をつくる木太郎。届け先は老いたパティシエがひとり住まう家。彼には遠い日に亡くした愛娘がいた(「火車」)。哀切で愛らしく、ほのかに怖い短篇集。
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4.3
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3.0
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3.5
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2.7いじめられっ子の北条和秀は幼い日、父に「十六歳の誕生日に運命の人が来てくれる」と言われ、甘い期待を抱きその日を待ちわびていた。しかし当日、北条家に訪れた人物は――!?可憐な主・和秀と、主命の従者・正成のゾッコンv主従ラブ参上!!
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3.7写真家畠山直哉が真摯に語る写真とは何か。 石灰石鉱山の写真集『LIME(ライム) WORKS(ワークス)』で一躍注目を浴び、いまや日本のみならず世界的に活躍する写真家・畠山直哉。石灰工場、石灰石鉱山の発破の瞬間、都市のビル群などのたぐいまれに美しいプリントで多くのファンを獲得している。撮影対象の面白さと写真の美しさで話題になることの多い畠山だが、いっぽうで「ことばを発する写真家」としても知られている。 本書は、畠山のことばの中から、講演・講義といった、「話された写真」についてのものを集めて、一冊にまとめた著書の待望の文庫化である。畠山の〈見ること、認識すること、考えること〉から紡ぎ出された写真についてのことばの中から、さらに、聞き手に伝え、理解を促すことを念頭に考えられた「話し言葉としての写真論」を並べてみると、思考と認識の手段として写真を選んだ、日本にこれまでにあまりいなかった「考える写真家・畠山直哉」が浮かび上がってくる。「写真とは何か」ということを絶えず問い続ける真摯なひとりの写真家の姿である。スマホの普及も相まって、大きく概念を変えつつある写真について、もういちどきちんと考えるきっかけとなる一冊である。
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5.0「見える世界」と「見えない世界」から紐解く 世にも美しい「お金」と「ビジネス」の話。 本書でお伝えするのは、 「お金を稼ぐ方法」ではなく、 「お金持ちとして生きる方法」です。 お金持ちとは、生き方です。 歌が歌えたらミュージシャンになれるわけではありません。 文章が書ければ作家になれるわけでもありません。 お金があることと、 お金持ちであることは、まったく違うことなのです。 お金が人を幸せにすることはありません。 しかし、お金持ちが幸せであることは事実です。 なぜならば、人は幸せに生きていれば、自動的にお金持ちになっていくからです。 お金があるから幸せなのではなく、幸せだからお金持ちなのです。 著者は、ベストセラー『花を飾ると、神舞い降りる』を書かれた 須王フローラさん。 ご自身も法人を3社経営し、主宰するビジネススクールからは 著作家や実業家を多数輩出しています。 花とお金。 一見関係なさそうなこれらは、非常に密接した関係にあります。 どちらの話をしても同じところに辿り着きます。 これから、誰の真似でもない、 あなたがあなたとして、幸せなお金持ちをはじめるための 実践的な人生哲学をお伝えします。
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3.5その欲望は決して叶えてはいけない――。不倫を続ける夫との生活に疲れた妻は、猛暑を超える暑さをもたらす灼熱の太陽を利用した完全犯罪を思いつく。その夫の不倫相手もまた、自分のものにならない男を手に入れようとして極寒の吹雪の中、男を手にかけた。殺意はまるで季節のように巡る。一線を越えるか、踏みとどまるか――。さまざまな季節に花開く、秘密と欲望を描いた短編集! 咲き誇れ、殺意。
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4.5企業のチームに所属する競泳選手の青木昴は肩を痛めてしまい、今後の進退を考え鬱々としていた。そして病院の帰り道、苛立ちまぎれに民家の庭に咲く花を握り潰してしまったところ、その家の住人である依田香織に目撃されてしまう。それをきっかけに顔を合わせるようになり、徐々に距離が近づいていく二人。そんなある日、満足に練習できない現状への弱音をこぼした昴に、香織はつい辛辣な意見を述べてしまう。立ち去ろうとする昴を引き留めた香織は、衝動的に彼にキスをしてしまった。そのまま一線を越えてしまい、熱に浮かされたように互いの身体に溺れていく二人だったが、やがて昴は香織の心に自分ではない誰かがいるのに気づき……。
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4.1客に惚れたら、遊女は地獄…… 仕事相手である西苑寺子爵に連れられて吉原を訪ねた南条貴師は、そこで四年前、自分の前から突然消えた少年と再会する。しかし彼はいまや吉原の奇蹟、吉原唯一の男遊女、華嵐だった!! 過去を忘れ、遊女として振る舞う華嵐。遊女を憎み、嫌う南条だったが、華嵐が見知らぬ男に抱かれる姿を思うと、自分でも抑えることのできない激情に囚われる。ならばいっそ自分の手で……華嵐の水揚げを決意する南条だったが──豪華絢爛吉原遊廓絵巻!!
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4.5来生花は仕事運も男運もないやさぐれ気味の28歳OL。 ある日、階段で足を踏み外し――― 目が覚めたら17歳の女子高生・山田花の姿になっていた! なすすべなく山田花の下宿する<生田荘>で 社会人の陽希や、高校生の晴親に囲まれ 女子高生・花として生活することになった28歳・花。 男子に危うくときめいて 人のカラダで恋しちゃいけないと思い悩んだり 逆に「好き」なんて言われちゃったり。 花は再び自分の姿に戻れるの!?
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4.0「自分の思い通りにならないと、すぐに泣いたり怒ったりする」 「うちの子は、同年齢の子に比べて幼い」 「うちの子どもは、友だちづきあいがヘタ」 「友だちに嫌なことをされても、『やめて』と言えない」 そんな悩みをもつお母さん・お父さんはいませんか。 「わが子にどんな大人に育ってほしいですか?」というアンケートをとると、「他人に優しくできる“思いやりの心”」や「自分の夢や目標に向かって前向きに頑張る“たくましい心”」をもつ人になってほしい、という回答が上位を占めるそうです。 そうです。この2つがあれば、先のような悩みをもたずにすむ子どもに育つのです。 そこで、全国132カ所に317教室を展開する花まる学習会では、思いやりとたくましさ=子どもの生きる力を伸ばすことを重視したカリキュラムを展開。 本書では、花まる学習会が設立初期から重要視しているカリキュラムの1つ、野外体験学習を、10年以上中心になって運営してきた著者が、逆境に負けない、生きる力をもった子どもを育てるために有効な、家庭でできる教育法を紹介します! ──“うちの子なんて”と謙遜しない ──“勉強しなさい”と言わない ──教えるときは同じ方向を向く ──親が先回りしてなんでも決めてしまわない など、簡単で効果絶大な「子どもが伸びる育て方のコツ」が満載。 本書を読んで、ぜひ試してみてください!
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4.4交通事故で夫・花守透を亡くした桜子は、嫁いできた愛知県渥美半島にある夫の実家で、料理上手の義母との暮らしを続けている。花守家の庭には“透の木”――ハナミズキが植わり、毎年七夕には短冊を吊るして願いをかけるのが恒例だ。古民家での二人暮らしは穏やかで温かいが、いつまでこの暮らしが続くのだろうとふと不安が過ることもある。そんな折、夫の前妻との子を名乗る少女が訪れ、事件が起きて……? 著者最新の家族小説。
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5.0ビビりな花屋の息子・高爪統吾とドSな寺の息子・柄沢悟は霊が視えるという共通点を持つ友人同士。 大学二年の夏休みの終わり、悟の部屋にいつの間にか花びらが置かれていた。 何の花か分からない悟が統吾に見せに行くと、それは蓮の花で、統吾の元にも置かれていたという。 統吾が花びらを霊能力で探知した結果、出所は以前行ったことのある神社だった。 着いた途端に神社の守り神のおハスが現れるが、小さな男の子の幽霊を連れていて……。 表題作他6編収録!
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4.0愛してる。独りぼっちになっちまった俺が、最初にお前を見た時からずっと■ドゥハ国の末姫ラティーファは、ジャラームビ国で行われる「花嫁選びの儀」に出なければならず、その際、唯一の希望として父王に、自らが育てた愛しい獅子ザジの同行を強く願った。渋る父王を説得し、ザジと共に砂漠を渡って皇太子ヘイルのもとへと向かう。ザジもまた愛しいラティーファのために、静かに寄り添い、その言を忠実に守っていた。到着したジャラームビ国でザジはひょんなことから、花嫁はすでに決まっていて、選ばれなかった姫は侍女になるか妾になるかしか道はなく、祖国に帰ることも誰かに嫁ぐこともできないと知り、激しく憤る。しかし己は獅子。人の言葉は解すれど話せず、人でない身は姫を愛することもできない。そんなザジの前に、自らを魔女と名乗る女が現れ、「相手がお前を愛してくれれば、お前は人間になれるがどうする?」と、魔の契約を結ぶかどうかを尋ねてくるのだが――。
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4.0『魔王は人間の娘を妻に所望している』魔界からの要請に貴族たちは震え上がった。だが、伯爵令嬢セルイラは自ら花嫁候補に名乗り出る。なぜなら彼女には、200年前に魔王ノアールに嫁いだ娘の記憶があった。突然離縁されて故郷に戻され、絶望して自害した前世。伝えられなかったけれど愛していたから……文句を言って殴ってやりたい! そうして魔界を訪れたセルイラは、元夫のノアールや成長した息子と再会するが――!? 転生令嬢と魔王の再会ラブファンタジー! ※電子版はショートストーリー『セルイラとアルベルト』付。
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2.0とあるきっかけで現代から異世界へ 飛ばされてしまった会社員の鵐ユウ。 そこへイケメン竜神アッシュが現れ、 ユウは半ば強制的にアッシュの花嫁として 扱われることに。 ノンケであるはずのユウだったが、 アッシュの強気な求愛行動とやさしさに 徐々にときめいていく――。
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1.0結婚式の総合プロデュース会社の女性社長ゲイルは、自分自身の結婚式の苦い体験をばねに、今日の地位と評判を築いていた。自らプロデュースした大富豪の結婚式会場で、ゲイルは花婿の長男アレックスと初めて顔をあわせた。義母となる女性は財産目当てであり必ず本性をあばく、と言い放つ彼の態度にゲイルは怒りを覚え口論になった。ところが挙式後の披露宴の席で、突然アレックスは、「きみが欲しい、結婚以外はなんでも与えよう」とゲイルに囁いた・・・!?
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4.2「シンデレラ――きみを愛している」 両親を亡くし、毎日継母達にいじめられていた希望は、ドレスを着せられ無理やり連れていかれたパーティーで、冷たい目をした紳士・レオに出逢う。第一印象は最悪で、忘れようと思っていた矢先、彼は希望の働く洋食店に現れた。あの夜に会ったシンデレラを捜しているというレオに本当のことを言えず、希望は咄嗟に嘘をついてしまう。罪悪感を抱きつつ、一緒にいる機会が増えていくうち、希望はレオのことが気になるようになる。彼が求めているのは「幻の彼女」なのに……希望の心は揺れてしまい!?
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4.3「魔法を使って、私の花嫁になれ」 大学生の渓が引き受けたのはベビーシッターのバイトだったはず――。留学先で出会った紳士・デイビッドは容姿家柄は完璧、ただし性格は少々難ありの傲慢男!? 次々送り込まれてくる再婚相手の撃退策として、渓に花嫁になれと告げたデイビッドは有言実行、その足で教会へと向かい、式を挙げてしまう。実際は息子のベビーシッター、なのに外では花嫁を演じなければいけないジレンマ。愛がないのに、次第に渓は彼に愛されているような錯覚に陥ってしまい……。
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4.3「王」の権力を見せつけるため造られた、古代の巨大建造物、古墳。そこに据えつけられた埴輪は、古墳を荘厳に見せる飾りであり、家形・動物形・人物形とバリエーションが増えることで多彩なシーンを再現するようになる。盛装した王を中心とした水の神をまつる祭祀のシーン、猪・鹿・鷹などの狩猟シーンなど。しかも複数のシーンは一本化され、立体絵巻のようにビジュアル化されている。治水や狩猟など王の業績をアピールして、治世の正当性を主張しているのだ。大量の埴輪生産を可能にした、工人組織の存在や社会的な“ゆとり”まで、埴輪が語る古墳時代の社会を読む。
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4.0澄ノ島に住む高校生・陽咲(ひさき)には誰からも愛される天使のような美少女・ほたると、明るくスポーツ万能な駆(かける)という幼馴染がいた。 だが、高校入学直前の春休み、陽咲の目の前でほたるが自殺を計る。 なんとか一命は取り留めたが意識が戻らないほたる。 その悩みに気づけなかったと、陽咲と駆は心を閉ざすようになった。 それから半年後、二人は東京から訪れた大学生・柊(ひいらぎ)と知り合う。 陽咲がほたるのことを話すと、柊は自身が持つ不思議なチカラを使って、本当のほたるの気持ちを解き明かしていき――。
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3.0メガンが自宅のアトリエに引きこもるようになって、もう三カ月になる。流産の傷はとうに癒えたが、心の傷は治るどころかますます深くなるばかりだ。これまで優しく見守ってくれていた夫のジェイムズも、いよいよ焦りを感じ始めているらしい。ある朝、ジェイムズはメガンに意外な提案をしてきた。「きみを二度目のハネムーンに連れていく」一瞬心を躍らせたメガンだったが、はっと思いとどまった。夫は何かをたくらんでいるのかもしれない。だって、ジェイムズは私のことなど愛していないのだから……。■「復讐のための結婚」、「ボスに捧げた夜」の関連作をお届けします。周囲の誰もが不安視していたジェイムズとメガン夫妻の微妙な関係が揺らぎ始めて……。
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4.5「ハネモノ」な私でもあなたを愛していいですか――中原千絵30歳。もし人間に品質検査があったら、私はきっと「ハネモノ」なんだと思う。病気をして手術をして…子宮がないから。夫とは離婚した。新しい恋も本気になれない…もう、嫌な思いはしたくないから…。 自分に自信がなくなっていた時、偶然立ち寄った画廊で知り合った榊先生。先生は穏やかで一緒にいると満たされていく…。でも、この気持ちが恋心になったところで、私の身体ではきっと悲しい結末が待っているんだろう。 恋に期待できなくなった千絵と、悲しい過去を持つ榊の切なくて暖かい大人の純愛ストーリー。【第1話~第3話を収録】
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4.3【※こちらの作品は『ハネモノ』を分冊したものです。】「ハネモノ」な私でもあなたを愛していいですか――中原千絵30歳。もし人間に品質検査があったら、私はきっと「ハネモノ」なんだと思う。病気をして手術をして…子宮がないから。夫とは離婚した。新しい恋も本気になれない…もう、嫌な思いはしたくないから…。 自分に自信がなくなっていた時、偶然立ち寄った画廊で知り合った榊先生。先生は穏やかで一緒にいると満たされていく…。でも、この気持ちが恋心になったところで、私の身体ではきっと悲しい結末が待っているんだろう。 恋に期待できなくなった千絵と、悲しい過去を持つ榊の切なくて暖かい大人の純愛ストーリー。
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3.9母が嫌いだった。わたしの脳内は母の固定観念で支配され、わたしはわたしが嫌いだった。母から逃げるように飛び出した東京、タバコとパチンコに溺れた日々、愛想もお金も無いわたしを雇ってくれた水商売&雀荘、ひと時の夢を見せてくれたオトコ、“笑い”で幸せを運んでくれた先輩たち、そして、自分より大事な存在となった娘……。自分のことが嫌いだったオンナ・青木さやかが、こじれた人生を一つ一つほどいていく。生きることの意味を追い求めるヒューマンストーリー。 母との確執やギャンブル依存症など、自身の経験を赤裸々に綴った「婦人公論.jp」で話題沸騰中の「47歳、おんな、今日のところは○○として」に、書籍だけのオリジナル原稿を加筆。
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3.0「小川真由美は素晴しい女優でしたが、“母親”としては失格でした。娘の私にしたこと、私の体験をすべてお話しします──」。 昭和を代表する大女優・小川真由美と、2011年に急逝した名優・細川俊之の一人娘として生を受けた著者だが、幼少時に両親が離婚してから、人生の歯車が狂い始めた。ドラマ『浮世絵 女ねずみ小僧』『アイフル大作戦』で人気を博し、映画『復讐するは我にあり』で日本アカデミー賞を受賞するなど大スターとして活躍した母・真由美は、私生活では奔放な男性遍歴を続け、育児には興味を示さず、娘に対して虐待やネグレクトを繰り返す。一週間も食事をさせず、放置されていたことさえあった。 著者は高校を中退し、母の仕事の手伝いをするようになる。しかし、真由美の奇行は止まらない。常軌を逸した浪費癖、さらには占いや風水、怪しげな宗教に凝り出し、付き人は次々と辞めいく。真由美の歪んだ愛情に翻弄される著者は、うつ病を患い、逃げるように母から遠ざかる。そして、真由美は「出家」し、芸能界から消えてしまう──。 「この本がきっかけになって、出来れば平穏無事なごく普通の親子関係を取り戻したい」 あまりに特異な環境で過ごした娘と母の40年の愛憎を、赤裸々な筆致で描いたドキュメント。
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4.3アルバイトで塾の講師として働く大学生のゆきは、ある光景をきっかけに幼かったころを思い出す。 母親はおらず父親と祖母に育てられたが、家庭のぬくもりなどない家の中で、いつもひとり孤独だった。 そして、中学3年生になったゆきは、初潮を迎えたことで徐々に母親に想いを馳せるようになる。 しかし、ある日、祖母の勘違いから母に関する衝撃の事実を知らされて……。 母親というよすがを失い、家庭の中で宙ぶらりんのまま愛情を知らずに育った子どもの、葛藤と成長を描いたコミックエッセイ。 【目次】 プロローグ/1話 三者面談/2話 救いの言葉/3話 初潮/4話 真実/5話 捨て子/6話 死と現実/7話 生きる意思/8話 決別/9話 祖母の手/10話 箱の外/11話 父の回想(前後編)/12話 祖母の告白/エピローグ
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3.7今年デビュー45周年を迎えた国民的歌手・森昌子さん。 昨今、フジテレビ系『ダウンタウンなう』やTBS系『サワコの朝』で放送された“森昌子流スパルタ子育て”が話題に。 子供の頃からの夢だった「よき母」になるため、人気絶頂の27歳のときに歌手を引退。 27歳で結婚して19年の長きにわたって専業主婦に専念していました。 その子育て法が独特! 幼少期は長男を「1番」、次男を「2番」、三男を「3番」と呼ぶ独創的な子育てで、兄弟同士でも年上の兄には敬語。 もちろん、闇雲に厳しいわけではありません。 わが子をメシが食える大人に育てるため、母親に依存せず、年上を敬い、自分のことは自分でする。 そんな社会に出てから必要になることを幼いころから身につかせ、18歳になったら強制的に家を出し自立に導いてきたそうです。 自分が一人っ子で甘えて育てられた分、三兄弟が将来、一家の大黒柱になり、長い人生でなんらかの壁にぶつかったとき、いろんな考え方をもって対処できるようにしたかった。 そんな独特の子育てを通し、これからの不透明な世界を見据えて、わが子をメシが食える大人に育てる方法を教えてもらえる1冊。 「18歳まで十二分に愛情をもって育てたんだから、あとは、あんたら男なんだからちゃんとやれや」 この一言は素敵すぎる。
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4.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は公益社団法人「認知症の人と家族の会」千葉県支部会報に連載の内容をベースに書籍化。まんがを追加し、介護用語の説明や、役立つ介護のワンポイントも加筆。介護にあたる家族には同じ思いを共有できる読み物として、福祉、医療、行政に関わっている人には、介護家族の声として役立つ1冊です。まんがでわかりやすい。サービスが複雑で難解な介護についても、家族(介護者)の視点で分かりやすく解説しています。 【目次】 1.母57才。診断は「加齢による物忘れ」 2.アルツハイマーと診断されて 3.要介護1 はじめてのデイサービス 4.要介護3 「家族の会」との出会い 5.要介護4 父の覚悟 6.要介護4 小規模多機能型居宅介護事業所 7.要介護5 欠かせないパートナー 8.要介護5 残された時間 ●【用語】【介護をして分かったこと】ポイント説明付き
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3.5息子が生まれた時から「なんか変?」と感じていたけど、少しずつの「なんか変」が蓄積されていく。だけど毎日の生活に追われ、悩んでいる暇がなかった。そして3歳の時、「確実に変」だと確信し、3歳半検診で息子は「発達障害」だと診断される。さらに、2歳違いの娘の発達もかなり怪しい……。将来は二人とも独立して生きていけるように、失敗ばかりの自分らしい子育てが始まりました。 スーパーで魚を手づかみする、酒瓶を倒しまくる、寝ない、偏食がひどい息子、家では喋りまくるけど、外では母から離れられない娘、様々なトレーニング、医者や近所の人たちとの軋轢、自身のパニック障害、さしのべられる優しい救いの手、そしてトドのようにテレビの前から動かないダンナ……。 それでも、現在息子は高校1年生、娘は中学2年生になりました! 失敗もたくさんしました。いや、失敗ばかりの子育てだったけど、子どもも私も成長出来ました(ダンナもね)。現役の特別支援教室専門員で元気と愛情いっぱいの母さんが贈る、子育て奮戦記です。
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3.0「死ぬなら、今だよ!」 母はアクセルを思いっきり踏み込んだ・・・・・・。ネグレクト、肉親からの性虐待、虐待の連鎖、失明の恐れ・・・・・・生きていることが不思議なほどの過酷な現実。母は、20代で死のうと思っていた。娘は、「2年後に死のう」と決めた。愛し合いながらも、交わらない瞳と瞳。それでも母と娘は、生きることを選んだ。サヘル・ローズさん推薦! 開高健ノンフィクション賞受賞作『誕生日を知らない女の子』から12年、運命の母娘を追いかけた衝撃のノンフィクション!
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5.0終戦直後の小豆島を舞台に,母のない子どもたちと,子のない母であるおとらおばさんがくりひろげる,あたたかい人間愛の物語。 (※本書は1976/5/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
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5.0歴史を剝ぎ取られ母を失った人々の声を時を超えてよみがえらせる、現代ブラック・スタディーズの古典的作品にして、紀行文学の傑作。 「歴史が個人の物語になるとき、ソウルを揺さぶる一冊になる」 ──ブレイディみかこ ブラックスタディーズの作家・研究者、サイディヤ・ハートマンが、かつて奴隷が旅をした大西洋奴隷航路を遡り、ガーナへと旅をする思索の物語。奴隷になるとはいかなることか? そして、奴隷制の後を生きるとはいかなることか? ガーナでの人々との出会い、途絶えた家族の系譜、奴隷貿易の悲惨な記録などから、歴史を剝ぎ取られ母を失った人々の声を時を超えてよみがえらせる、現代ブラック・スタディーズの古典的作品にして、紀行文学の傑作。 "わたしは、消滅した人々の残余を発見するという目的とともに、ガーナに降り立った。(…)奴隷制という試練がいかにして始まったのか、理解したかった。いかにしてひとりの少年が綿布二メートル半やラム酒一本と、そしてひとりの女性がかご一杯の宝貝と等価になったのかを、了解したかった。類縁と他者を隔てる境界を越えたかった。名のない人々の物語を語りたかった──奴隷制の餌食となった人々や、捕囚を免れるために辺鄙な、荒漠とした土地へと追い込まれた人々の物語を。(「プロローグ」より)" 【目次】 プロローグ よそ者の道 第一章 アフロトピア 第二章 市場と殉教者 第三章 家族のロマンス 第四章 子よ、行け、帰れ 第五章 中間航路の部族 第六章 いくつもの地下牢 第七章 死者の書 第八章 母を失うこと 第九章 暗闇の日々 第十章 満たされぬ道 第十一章 血の宝貝 第十二章 逃亡者の夢 訳者あとがきにかえて──『母を失うこと』についてのノート
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3.8父を亡くして遺品の整理をしていたら、愛犬と一緒に家ごと異世界に転移!? しかも思い出せてないだけで、どうも僕の生まれは『こっち』らしくて……? エルフの幼馴染がいたり、失踪したはずの母親が高名な魔女だったり、驚き戸惑うこともあるけれど――目覚めたチートでどうにかなるし、愛犬も元気で可愛いし、再会した母と幼馴染も溺愛してくれる。 畑を耕して料理を作って、家の周囲を開拓して。たまに出てくる強い魔物はものともせずに、のんびり気ままなスローライフを送ります! 父さん、なんやかやで異世界に行っちゃったけど、こっちで上手くやれそうです。
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3.9純愛小説の名手がつづったキュートな物語! 彼女の履いていた靴下の話がきっかけで付き合い始めた高校2年の僕たち。平凡な毎日を送っていたある日、彼女は唐突に僕に言った。 「私ね、後、一週間で死んじゃうの」 病気の進行を知り、運命を受け入れていた彼女は、残されたわずかな時間を自分らしく生きたいと願う。僕は心が追いつけないまま、彼女の望みをかなえることに奔走した。 少し寒いからあたためてほしい。そう言って僕のベッドで眠った翌朝、彼女に死が訪れる――。 透明なラストシーンが胸に迫ります。乙女派のバイブルと呼ばれた名作『ミシン』の系譜を正統に継いだ、切ない、切ない純愛ストーリーです。
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3.7精霊に愛された精霊使いである公爵子息エミールは、その特殊な能力ゆえに自国の第二王子と婚約していた。しかし、結婚式が一月後に迫ったある日、身に覚えのない罪によって投獄、婚約を破棄されてしまう。その上、婚約者だった王子は、平民出身の男爵令嬢と結婚式を挙げるという。エミールとの式が予定されていた、ちょうどその日に。婚約者に裏切られ、最下層の牢で衰弱していくエミールだったが、幼い頃に結婚を申し込んできた帝国の皇太子シグヴァルトが現れて――「お前以上に大切なものなんてない」 ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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4.0───その令嬢、前世、非凡な才能を持つ祓い屋!? 不幸な死から西洋風の異世界に転生した子爵令嬢ニコラ・フォン・ウェーバー。そんな彼女は、ニコラの前だけ甘えたな美形侯爵ジークハルトとの再会をきっかけに、厄介事に巻き込まれてばかり。 人にも人外からも好かれてしまう彼の面倒事を祓い屋スキルで解決する日々を送る中、今度はジークハルトから身分差違いの求愛を受けて波乱の予感……!? 「婚約するのも結婚するのも、私はニコラ以外嫌だよ」 ドタバタなあやかしライフと、たまにじれったい恋愛を添えて―― これは平凡な日常を求める彼女が、いつか幸せになるまでの物語。
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3.0ベストセラー『原節子 あるがままに生きて』に続くシリーズ第二弾!「私はギャラが半分でもいいから、小津さんの作品に出演したい」「洋服でも靴でも食事でも、一軒に決めたらそこばかり」「きれいにとれなくってもいいからごく自然に、自分らしい写真が好きよ」――膨大な資料から選び抜いた伝説の女優のことばを、映画史的背景とともに紹介し、その真意をさぐる。小津監督と主演映画について、好きな映画、ファッション、愛読書と苦手なもの、家族、結婚、引退についても。飾らないけれど、知的でユーモラスな発言の数々から、「伝説の女優」の魅力的な素顔を明かす名エッセイ。
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4.2『夏の花』で知られる作家・詩人、原民喜(1905―51)。死の想念にとらわれた幼少年期。妻の愛情に包まれて暮らした青年期。被爆を経て孤独の中で作品を紡ぎ、年少の友人・遠藤周作が「何てきれいなんだ」と表した、その死――。生き難さを抱え、傷ついてもなお純粋さをつらぬいた稀有な生涯を、梯久美子が満を持して書き下ろす、傑作評伝。※(以下、新刊案内2018年7月6頁掲載の引用文)「私の文学が今後どのやうに変貌してゆくにしろ、私の自我像に題する言葉は、/死と愛と孤独/恐らくこの三つの言葉になるだらう。」(原民喜「死と愛と孤独」一九四九年)
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1.0平凡で心優しい看護婦フェイは、ある日出会ったばかりの有名映画監督ルーにプロポーズされる!「結婚するのは一人で生きるのに疲れたから」と断言し、愛を軽蔑するルー。ただ良い妻でいればいいと言う彼に、なぜか心惹かれたフェイは結婚を決意する。やがて、きらびやかなハリウッドでの新婚生活が始まった…!
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3.0我が子をこの手で抱けるかもしれない──やむを得ず手放した息子との再会を前にして、モリーは高まる期待を必死に抑えつけた。そもそも息子の養母は私の顔も見たくないはずなのに、なぜ招いたのだろう……。邸宅を訪れると、養母は不治の病に冒されており、思いがけず温かく迎えてくれる。だが養母の親しい友人、キーガン・マッケトリックはかつて一度会っただけのモリーを見るや否や、今すぐ町から出ていけと言い放った。彼女が息子を奪い返そうとしていると決めつけて。頭ごなしに侮辱され、モリーは激しい怒りに身を震わせた。
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