堀川惠子の作品一覧
「堀川惠子」の「透析を止めた日」「狼の義 新 犬養木堂伝」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「堀川惠子」の「透析を止めた日」「狼の義 新 犬養木堂伝」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
教誨師という職業に興味があり、この作品を読み始めた。
死刑囚のイメージとして、到底許されざる犯罪行為を行なった、私のような一般市民とは通じ合うことが出来ない人種というイメージを抱いていた。
だが、本作品を読み進めていくうちに死刑囚達は「怪物」ではなく選択肢を間違えてしまった、そう生きていくしかなかった私達とは何も変わらない人間なのだという事がわかった。
私達にもその立場になり得る引き金は近くにあるはずで、その引き金を何かの弾みで引いてしまう事があるかもしれない。
だから著者がこの小説に残したように、「人は弱い。
だからこそ、それを許し、時には支え、見守ってくれる寛容な社会であることを心
Posted by ブクログ
とんでもない本に出会ってしまったと、自分の中で納得できない、でも読まずにはいられない一冊でした。
教誨師は、ざっくりいうと罪人を社会復帰させるための手伝いをする仕事となるのでしょうが、既に死刑を宣告されているいわゆる死刑囚に、死ぬ前の心構えや懺悔、そして死との向き合い方を説いています。
罪人たちからの言葉は少なめではありますが、彼らにも救いが必要だと真意に向き合う教誨師の姿勢に心打たれました。
死刑囚ということは、必ず被害者がいるということで、被害者家族は加害者に救いや悔い改める時間などいらないと思うかもしれないので、すごく複雑な気持ちになりながら読み終えました。