堀川惠子の作品一覧

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作品一覧

2024/01/23更新

ユーザーレビュー

  • 戦禍に生きた演劇人たち 演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇
    八田元夫さんも丸山定夫さんも全く知らなかったが、著者の手により、読んでいる間ずっと生き生きとわたしの中で存在した。たくさんの人が出てきたが、それぞれ背景や出来事が丹念に描かれ、その人たちの性格や暮らしぶりや、内面の苦悩や喜びが手に取るように伝わった。
    どの職業の人も戦争の間、不条理な目にあったことが...続きを読む
  • 狼の義 新 犬養木堂伝
    ノンフィクション作家さんによる記述で、複雑な政局や時代背景でもわかりやすく、感情移入して読むことができました。以前に原敬の小説を読んだことがあったので、二人を対比してみることができて面白かったです。
  • 暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ
    数多の将兵を送り出した広島の宇品港
    日清戦争から昭和20年の終戦まで、およそ半世紀に渡って帝国陸軍の兵站の要を担っていた宇品に陸軍船舶輸送司令部があった。
    普段スポットライトが当たらない船舶輸送司令官の視点から歴史を紐解いていく本書は、これまでにない解像度だった。
    よく目がする「要約された歴史」では...続きを読む
  • 裁かれた命 死刑囚から届いた手紙
    それはまだ「永山基準」と呼ばれる死刑基準が出来る前の
    ことだ。1966年に強盗殺人事件の容疑で逮捕されたのは
    長谷川武、22歳。

    ほとんど弁明もせずに、彼は一審での死刑判決を受け入れた。
    しかし、母には受け入れがたい判決だった。母からの熱心な
    懇願で、小林健治弁護士は二審の弁護を引き受ける。

    ...続きを読む
  • 暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ
    凄い。

    最後のページの写真。
    読み終わる前に目に入って、なんの写真か分からなかったのだが…
    読み終わり、ページをめくったら、言葉をなくした。

    組織は狂う。
    俊英が集い、そこらの通りがかりが見ても、愚かしい隘路に、何故全力で突き進むのか。

    組織の狂った突進に、軋みに、不条理に轢き殺される多くの人...続きを読む

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