堀川惠子の一覧

「堀川惠子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2019/07/12更新

ユーザーレビュー

  • 教誨師
    死刑制度に関し深く考えるキッカケをくれた本。

    死刑囚は最後まで悪魔ではなく、
    善なる心を教誨師や刑務官の努力によって
    持ち直すことができることが記載されています。

    ただ法は絶対なので、
    どんなに更生しても迫りくる死は避けられず、
    職業の意と反する現状の苦悩。

    また彼らの行為は決して許される事は...続きを読む
  • 教誨師
    教誨師渡邊普相は、世に出すのは1970年ごろまでの話に限ってほしいと著者に頼んだという。近しい類縁の者が存命のうちはという理由はもちろん、むしろそのころまでは拘置所にもまだいくぶん長閑さがあり死刑囚の人間味を垣間見る環境が残っていたからであろう。

    現在は、死刑囚は周囲との接点を遮断し生きる意欲をな...続きを読む
  • 教誨師
    人を殺した者が、人によって殺されるまでの間、宗教者に何ができるのか。

    死刑制度の是非を問うとか、そういうことではなく、死刑執行の現場はこうであり、執行される側の人間はこういう人間だった、そして執行する人間がいるという事実を教えてもらった。
    最後のほうの渡邉普相の言葉が、リーガル・ハイの堺雅人の言葉...続きを読む
  • 教誨師
    その「たったひとり」との出会いにすら恵まれない人生を不運と片付けるのは 何ともやりきれない。
    何度も出てきたこの「たったひとり」との出会い という言葉。誰か信じられるひとや大切に思い思われるひとと どこかで出会っていたら。出会ったことに気づいていたら。

    まさに最期の時まで 教誨師として走り続けた
    ...続きを読む
  • 教誨師
    二度と娑婆に出ることのできず、狭い房に収監されている死刑囚に、精神的な広がりを与えようと取り組む僧侶である教誨師の話。
    死刑囚との面談だけではなく、彼らの刑の執行にも立ち会う、非常に精神的に辛い役割も担っている。
    教誨師である渡邉普相は、そういったストレスからアルコール中毒になっていくが、その弱さ・...続きを読む