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Posted by ブクログ
死刑囚に教誨師という存在があることは知っていたが、色々と考えさせられる本だった。
多くの死刑囚が、社会なり親なりからの被害者感覚があるという点。誰か一人でも罪を犯す前に理解者がいれば犯罪者にならなかったのではないかという人物。
やるせない話が多く、なかなか読み進められなかった。
教誨師である僧侶の渡邉普相はとても謙虚な人物だと感じた。だが、最後のウイスキーのくだりではちょっと笑ってしまった。僧侶とはいえ、苦悩も弱い部分も受け入れた、人間味にあふれた人物だったのだろうと思う。
死刑の是非の議論とは別に、渡邉普相の教誨を受けられたことは死刑囚にとって救いだったと思う。
Posted by ブクログ
とんでもない本に出会ってしまったと、自分の中で納得できない、でも読まずにはいられない一冊でした。
教誨師は、ざっくりいうと罪人を社会復帰させるための手伝いをする仕事となるのでしょうが、既に死刑を宣告されているいわゆる死刑囚に、死ぬ前の心構えや懺悔、そして死との向き合い方を説いています。
罪人たちからの言葉は少なめではありますが、彼らにも救いが必要だと真意に向き合う教誨師の姿勢に心打たれました。
死刑囚ということは、必ず被害者がいるということで、被害者家族は加害者に救いや悔い改める時間などいらないと思うかもしれないので、すごく複雑な気持ちになりながら読み終えました。
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小説・文芸
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