教誨師
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教誨師

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554円 (税込) 12月25日まで

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半世紀にわたり、死刑囚と対話を重ね、死刑執行に立ち会い続けた教誨師・渡邉普相。「わしが死んでから世に出して下さいの」という約束のもと、初めて語られた死刑の現場とは? 死刑制度が持つ矛盾と苦しみを一身に背負って生きた僧侶の人生を通して、死刑の内実を描いた問題作! 第1回城山三郎賞受賞。

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教誨師 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なんというか、感想しずらい、、というか残しづらい。。フィクションならすらすら述べれるけど。

    ずっしりと覆い被さる。圧迫感を感じた。

    1
    2021年10月07日

    Posted by ブクログ

    すごい話だった…。“死刑”が法の上で許容されているこの日本は、いわば“殺人”を合法的に犯すことを黙認しているんだと気付かされた。自分から遠い話だった死刑制度の実態が、とても近くに感じた。今まで、重罪を犯した犯罪者が極刑に処されることに対して何も疑問を持たず、その執行が多くの人の苦しみの上に成り立って

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    50年にわたって死刑囚と対話を重ねて刑の執行に立会いつづけた教誨師の僧侶の語りに基づくノンフィクション。興味本位で読み始めたが、死刑という刑事罰のあり方について考えさせられた。贖罪とは、犯罪者の人権とは、執行を決める人と立ち会う人の心のありようとは。執行の現場における生々しい描写も多く、「よってたか

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    すごかった。
    軽率にに死刑制度は賛成か、反対か、なんて答えられない。浄土真宗の悪人正機説、「善人が救われるのであるから、悪人であればなおさらだ」というフレーズが初めはよく分からなかったが、全部読み終わった後なんとなく理解した。
    遺族はもちろん、加害者も執行側も教誨師も、一人一人が重いものを背負ってい

    0
    2025年02月15日

    Posted by ブクログ

    柚月裕子さんの「教誨」という作品の参考文献として挙がっていた本のひとつ。作者のあとがき、法科大学院の先生の解説までとても読み応えがある。
    印象に残ったフレーズが12もあって、文字起こしするのも一苦労。教養本として間違いなく読んでよかったと思えた作品でした。

    0
    2024年12月15日

    Posted by ブクログ

    死刑囚と対話を重ね、その最期にも立ち会う、「教誨師」という存在。本書は筆者が一人の教誨師の人生を辿ることによって「死刑とは何か」「人を裁くとは何か」についてという根源的な問いを突きつけてくるものです。




    僕が本書を読むきっかけとなったのは『AERA』の2014年3月10日号にて、僕が敬愛する作

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    常々疑問に思っていた死刑という制度について、改めて考える作品であった。
    死刑についての話を考えると、気分が落ちてしまい嫌になるのに、どうしても気になって読んだ。自分には関係ないと思っている自分がいたが、これはやはり日本に生きる人が真面目に考えなければならない問題であると思う。
    残忍な殺害が行われて、

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    50年に渡り死刑囚に教え諭し、死刑執行に立ち会い続けた教誨師への取材ルポ

    教誨師 渡邉普相
    「わしが死んでから世に出して下さいの」という約束のもとで語られた教誨の現場

    教誨師は、死刑囚と対峙して対話を重ね、死刑執行に立ち会う宗教家
    仏教系、キリスト系各宗派からボランティアで行われている
    教誨を行

    0
    2023年06月21日

    Posted by ブクログ

    教誨とは、受刑者が改善更生し、社会に復帰することを支援する仕事。しかし、本書が扱うのは「死刑」の教誨。これは大変な仕事と思います。
    未来のある懲役囚ならまだしも、死刑囚に神仏の教えを諭したり、人生に絶望しきっているような人間の心を救うことが果たしてできるのか。本書は50年のあいだ、死刑囚と対話を重ね

    0
    2023年04月17日

    Posted by ブクログ

    渡邉普相は、絞首刑の現場を
    「落ちた時に筋が切れて打ち首したのと同じ」
    「本人の意識はなく楽」
    「執行までが辛く、執行そのものは辛くないはず」
    と話していた。

    そのほか、
    ・執行までの教誨師の役割や死刑囚の日常
    ・執行する刑務官の苦労
    などが描かれている。

    「生きる」ことを含め「当たり前」として

    0
    2022年05月08日

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