堀川惠子のレビュー一覧

  • 透析を止めた日

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    透析というものについて、あまり知らなかったことが分かった。入院してる透析患者と関わることはあったが、終末期について考えることがなかなかなかった。最期をどう迎えるか、どう生きるか、当たり前に考えるべきはずのことを考えられていなかったと思った。腹膜透析についても、まだまだ知らないことが多いなと。私も本書にあるような偏見を持っていたのだと思った、、腎代替療法の治療選択を提示するような部署では働いてないが、透析患者と関わる上でとても大事な視点を教えてもらったように思う。読んで良かったと思った。

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    2026年07月19日
  • 透析を止めた日

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    今まで一番泣いた本
    医療従事者として働く中で透析患者さんと接する機会もあるため、すごく考えさせられた。
    家族としてはこのくらいやって欲しい。
    スタッフ側からしたらここまではできない。
    両方の現状がわかるので難しい。
    人手不足だし。
    でも家族が患者になったら…
    医療従事者にはぜひ読んで欲しい本です!

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    2026年07月19日
  • 教誨師

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    すでに亡くなった教誨師の方の独白。
    死刑宣告を受けたものに対しての教誨師がどうあるべきか、50年以上の歳月をかけて導いた答えには説得力があった。後悔したケースもあった様だが、真摯に向き合ってこその後悔だと思うし、これだけ負担のある仕事をされていることに頭が下がる。私自身死刑囚の気持ちに思いを馳せたことはなく、許す気持ちは持てないが、彼らの生きてきた環境も恵まれざるものがあったということも視野にいれたいと思う。

    死刑制度は誰も幸せになれない~これから日本で考えなくてはならないテーマだろう。

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    2026年07月15日
  • 透析を止めた日

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    今まで透析についてほとんど知識がなかった。
    (身近で経験した人はいたが)
    どこか自分とは遠い所にある出来事だと思っていたけれど、今や透析患者の高齢化が進んでおり、それこそが切実な問題になっているという事。
    読んでいて思わず、近くに腹膜透析(これも初めて知った透析)を引き受けてくれる病院はあるのだろうか?と調べてみたりもした。
    ホスピスは主にがん患者の為の施設であり、末期の腎臓病患者には開かれていないなど、意外なことも知った。
    お読みになることをお勧めしたい一冊です。

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    2026年07月14日
  • 透析を止めた日

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    この本は医療ビジネスの闇の部分を見事に曝している。
    医療を受けるということは、よい生を全うすることと必ずしもイコールではなく、医療ビジネスの餌食となる可能性を秘めていることを実感させられる。

    透析だけでなく、人がどう死に向かうべきなのかを考えさせてくれる本として、患者や家族、医療・介護現場で働く人は心して読むべき本だと思う。

    仕事上多くの透析患者さんと接する機会がある。透析患者さんはわがままだったり健康管理の意識が皆無の人が多くて、医療介護職から厄介者扱いされやすいと感じている。
    著者の堀川さんのご主人のように仕事をバリバリしたいからと食事制限を含めた健康管理をキチンとされている人はなかな

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    2026年07月06日
  • 教誨師

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    作品内に出てくる死刑が執行されても被害者も加害者も誰も幸せにならないという言葉の重さ、人間が人間を赦すということはどういうことかを考えさせられ、読んでいて何度も気持ちが押しつぶされそうになる。
    どんな人間であっても最後まで生を全うしようする。教誨師として死を待つ死刑囚を救うとはどういうことか。生と死の矛盾を感じた教誨師の苦悩。印象に残った一冊だった。

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    2026年06月28日
  • 透析を止めた日

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    同じ職場に人工透析をしながら働いている人がいます。彼はあまり多くを語りたがらないですが、あまり他者と関わらないようにひっそりと働いています。日々辛い闘病生活だと推測できます。

    また、以前同じ職場で働いていた別の透析患者は、50歳前後の男性でしたが、いつの間にか会社に来なくなり、しばらくしてから亡くなったと報告がありました。

    今では透析患者は、成人の約8人に1人であり、死因の5位だそうです。いつ自分や周りの人がなってもおかしくない病気です。日々健康に注意して不摂生をしないように気をつけようと思いました。

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    2026年06月22日
  • 教誨師

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    死刑囚に関わる映画は観たことがある
    デッドマンウォーキング 13階段 グリーンマイル
    本によって、赤裸々に語れた本はこれが初
    生きること、赦すこと、鋭利なナイフが突き付けられる
    これを読んで考えが変わらない人もいるし変わる人もいると思う
    それでも我々は読むべき本だと思う

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    2026年06月07日
  • 教誨師

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    死刑囚に教誨師という存在があることは知っていたが、色々と考えさせられる本だった。
    多くの死刑囚が、社会なり親なりからの被害者感覚があるという点。誰か一人でも罪を犯す前に理解者がいれば犯罪者にならなかったのではないかという人物。
    やるせない話が多く、なかなか読み進められなかった。
    教誨師である僧侶の渡邉普相はとても謙虚な人物だと感じた。だが、最後のウイスキーのくだりではちょっと笑ってしまった。僧侶とはいえ、苦悩も弱い部分も受け入れた、人間味にあふれた人物だったのだろうと思う。
    死刑の是非の議論とは別に、渡邉普相の教誨を受けられたことは死刑囚にとって救いだったと思う。

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    2026年05月29日
  • 教誨師

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    教誨師という、己の身も心も削る"仕事"をされている方の話でとても心に重く残る話であった。
    被害者の方を思うと、何とも複雑な気持ちになった。

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    2026年05月27日
  • 透析を止めた日

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    読んで良かった。体験部分の第一部は患者・家族の言葉や感情が刺さり、追加調査の第二部は医療従事者として働いていたけれど気付かなかった問題点がたくさん指摘されていた。とても読みやすい文章で、読んでいて頭が整理された。

    「腎不全患者のための緩和ケアガイダンス」が2025年に出たこと、2026年診療報酬改定で末期腎不全が緩和ケア病棟の対象になったこと。深い意味があるし、改めて勉強しておこう。

    数年前まで仕事で関わる場面があった、透析患者の終末期。透析困難になりそうな局面のたびにカンファレンスを開き意思決定を重ねていった上司の姿を思い出した。良い手本を見ていたと思う部分と、十分な説明が患者・家族にと

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    2026年05月25日
  • 教誨師

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    ネタバレ

    教誨師という職業に興味があり、この作品を読み始めた。

    死刑囚のイメージとして、到底許されざる犯罪行為を行なった、私のような一般市民とは通じ合うことが出来ない人種というイメージを抱いていた。

    だが、本作品を読み進めていくうちに死刑囚達は「怪物」ではなく選択肢を間違えてしまった、そう生きていくしかなかった私達とは何も変わらない人間なのだという事がわかった。

    私達にもその立場になり得る引き金は近くにあるはずで、その引き金を何かの弾みで引いてしまう事があるかもしれない。

    だから著者がこの小説に残したように、「人は弱い。
    だからこそ、それを許し、時には支え、見守ってくれる寛容な社会であることを心

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    2026年05月23日
  • 教誨師

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    とんでもない本に出会ってしまったと、自分の中で納得できない、でも読まずにはいられない一冊でした。
    教誨師は、ざっくりいうと罪人を社会復帰させるための手伝いをする仕事となるのでしょうが、既に死刑を宣告されているいわゆる死刑囚に、死ぬ前の心構えや懺悔、そして死との向き合い方を説いています。
    罪人たちからの言葉は少なめではありますが、彼らにも救いが必要だと真意に向き合う教誨師の姿勢に心打たれました。
    死刑囚ということは、必ず被害者がいるということで、被害者家族は加害者に救いや悔い改める時間などいらないと思うかもしれないので、すごく複雑な気持ちになりながら読み終えました。

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    2026年04月29日
  • 教誨師

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    ここ一年くらい読書をする中で、教誨師という役割の方がいらっしゃることを知り、ノンフィクションでもあることからこちらの小説を手に取りました。

    とりあえず読んで良かった。
    ノンフィクションだけに途中途中読むのに腰が重いってなった時はありますが、読むと没入します。
    教誨師である葛藤や、死刑囚とのやり取り、死刑実行の際のシーンなど色々印象深かったです。

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    2026年05月10日
  • 透析を止めた日

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    透析に至る背景や、通院生活や仕事との兼ね合いなど、ぼんやりとしか知らなかった患者や家族のリアルな暮らしぶりを具体的に知ることができて勉強になった。治療方法の選択や終末期の苦悩が伝わってきて、よくぞ文字にしてくださったと思う。緩和ケアの概念はずいぶん前からあることは知っていたが、こんなに苦しんでいる人がいるのに、未だ守備範囲が狭いことにも疑問を感じる。かかった病気の当たり外れで、あの世への道中の苦楽が決まるなんて、どう考えても地獄。

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    2026年04月22日
  • 透析を止めた日

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    ノンフィクション作家の夫が透析患者であり、その終末期を綴った。緩和ケアを受けられないなどの制度上の問題点を指摘し、今後のあるべき医療のかたちを展望した。

    私の夫は難病を発症してから人生の多くの時間を医療とかかわることで生かされた。しかし、信頼できるドクターと呼べる存在には一度も巡り会うことが叶わなかった。私自身、透析患者の死の現場に家族として身を置いたとき、そこには絶望しか感じなかった。

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    2026年04月21日
  • 教誨師

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    教誨師(きょうかいし)とは、刑務所や少年院などの矯正施設で、受刑者や少年たちの更生と心の安定を目的として、宗教的な教えを説いたり、相談に乗るなどして、犯罪者の人間性の回復を支援することで、罪と向き合う手助けをボランティアで、すなわち無報酬で行っている民間の宗教家(僧侶、牧師、神職など)をいうそうです。現在、全国の拘置所、刑務所、少年院には約1,800人の教誨師が活動しているそうです。

    刑事被告人が裁判の判決が確定するまでの間、勾留されるのが拘置所という施設で、ほとんどの者は実刑判決確定後すぐに刑務所へと送られます。

    しかし、死刑判決を受けた者だけは、死刑執行の日まで、そのまま拘置所に留め置

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    2026年04月21日
  • 教誨師

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    本書を読み、死刑制度を、被害者、被告、教誨師、執行者と様々な角度から考えさせられる内容だった。
    特に教誨師の苦悩は、これまで想像にも及ばないような内容で、改めて宗教の重みを感じた。また、死刑制度に関する歴史、日本の立場などを含め俯瞰して考える機会にもなった。死刑制度について是か否かは、わからないけれど、まずは知ることが重要であることを認識した。

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    2026年04月19日
  • 透析を止めた日

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    肝臓と腎臓に疾患を持つ夫の終末期における自身と医療の関わりから始まる話。夫が亡くなってからも取材を重ね終末期の透析とはを問うている。

    夫の闘病の時に医療者との縁がなかったと後に記している。医療者は患者家族に寄り添い適切な情報提供をし患者と家族が決定していくのを助け、納得する人生を送れるように支えることだ。患者家族のため研究をし新しいこと(病院を立ち上げる、腹膜透析に挑戦する)に挑戦し続ける業界にもあたまがさがる。

    日本の医療システムが遅れている、とは、そういう立場にならないと分からなかっただろう。この本を読んで現状を知ることができたし、現状に満足せず常に新しい視点で物事をみないとと自身を振

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    2026年04月15日
  • 透析を止めた日

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    ものすごく読みごたえがあった。
    フィクションではない人生が、二人の人生が淡々と書かれていて、こんな悲しみのなか、悲しみのあとにさらに追究して社会に向けて提起する、なんてわたしにはとてもできないと思う。
    こんな言葉では軽くなってしまいそうだけれど、知れてよかったと思う。
    同時に、どうにか、どうにか少しでも医療の現場が変わっていって欲しいと思った。

    最後、病気そのもの以上にそれが元で治らない皮膚の痛みになにより苦しんだ、というのが亡くなった父と同様で、知識としても感情としても自分に刻まれました。

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    2026年04月12日