堀川惠子のレビュー一覧

  • 透析を止めた日

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    全く知らなかった未知の世界で衝撃の連続だった。その立場にならないと知らずに終わる事は多い。
    治して命を繋ぐ医療、穏やかな死へと繋ぐ医療。
    とても良い勉強になった。

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    2026年08月24日
  • 教誨師

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    とても重いテーマの本と出会ってしまった‥
    死刑囚の教誨師…

    歎異抄、自利と利他
    知らない事ばかりでとても勉強になりました。
    中でも特に心に残った文章を書き留めてみました。

    それは、軽率な言葉の刃物で相手の心をズブリと貫き、治らない傷を刻みつけ、その人生をも狂わせてしまう者を罰する法律は見当たらない。見えない傷は法律では裁けない。何より言葉を吐いた側の多くは自分がそんな大変な事態を招いている事に気づいてもいない。

    何とも心が締めつけられます。だからって殺して良いわけがない。ココが揺らぐ事は無いのだけれど‥

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    2026年08月22日
  • 透析を止めた日

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    透析のことは知人に透析を受けている人がいたり、血液透析がどんな風に行われるかは結構知っていたつもりだったが、血液透析の終末期がこんなに辛いなんて全く知らなくて、この本はものすごい衝撃だった。
    透析患者のブログなどでは途中で更新が止まってそれきり、というものばかりで、そこはブラックボックス。その先はただ『死』なのだろうと推測はするだろうが、その『死』までの間に起こることが読んでいて恐怖を感じた。
    著者の夫は難病が原因となり、血液透析を始めている。透析が続けるのが難しくなり、終末期に激痛と溺れるかのような呼吸困難がダブルで襲い、なのに緩和病棟はおろか緩和ケアもまともに受けられない。
    血液透析の導入

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    2026年08月16日
  • 透析を止めた日

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    前半と後半の二部構成。
    前半はご主人との共闘の日々。後半は、日本の医療に関する現状を述べている。

    こういう本の場合、読み手としてどこを軸にすべきか非常に迷う。読み進める中で患者たるご主人がどのように死ぬのかを読み手(自分自身)が期待しているんじゃないかと勝手な興味本位を感じたりもする。非常に複雑だ。

    しかし、筆者たる患者の妻はこれを記録として出版してくれている。読まないより読んだ方が絶対いいのだ。

    後半は正直、読み流した。前半部分が重く(充実?濃い?もちろん良い意味)どうでもよかった。

    医者も仕事。利益追求もよく理解できる。医者だけが責められることもない。毎度難しいテーマだ。

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    2026年08月15日
  • 透析を止めた日

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    腎不全の方の終末期、看取りの問題を取り上げており、透析の闇を赤裸々に綴ってくれております。
    ガンの見取り、ホスピスなどは国策として進んでいるが、末期の腎不全の方の対応は希薄な状況です。
    腎不全になったら透析をしなければならないという固定観念ができていると感じています。
    特にDrは透析はやるべきものという考えが強いかもしれません!特に血液透析ですね。
    これだけ血液透析ができる場所が増えてますし。
    腹膜透析という選択肢が、出来るように在宅で生活の質が高いまま最後を迎えられるように、どんどん増えていくべきだと感じております。
    是非、今の腎不全の医療・看取りについて知ることが出来る本です。

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    2026年08月13日
  • 透析を止めた日

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    透析という言葉は一般的な言葉として認知されていると思うので、メガネを見て障がい者だと思わないように、透析をしてるから辛そうと思っていなかった。緩和ケアをなされないなんて、患者だけでなく、患者の家族含めた多くの日本人が経験する1番身近な地獄なのではと思った。

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    2026年08月11日
  • 裁かれた命 死刑囚から届いた手紙

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    人が人を裁くとはどういうことか、深く考えされる内容だった。日本で行われている絞首刑による死刑制度。死刑執行は罪を犯したものの最大限の償いと今まで考えてきたが、理解が不十分だった。
    長谷川武が罪を犯してから死刑執行されるまでの心の成長は著しい。自分の犯した罪を省みて、被害者や遺族に思いを寄せている場面はすくわれる思いがした。
    法を犯すものとそうでないものの境界線は曖昧だ。人間らしい死刑囚の一面を知り、私たちと大きな違いがある人とは思えなくなった。苦境に立たされた時、自分が法を犯さずにいられるのか、自信がなくなる。

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    2026年08月09日
  • 透析を止めた日

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    ネタバレ

    透析の最期の迎え方に関して知識がないため非常に勉強になると共に、このような医者にはならない様にしようと読んでて感じた。
    腹膜透析で苦しんでいる在宅の患者さんもいたりする為、読んでいてそこまで良い様に思われている患者さんもいるのだなと感じた。

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    2026年08月09日
  • 透析を止めた日

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    透析というものについて、あまり知らなかったことが分かった。入院してる透析患者と関わることはあったが、終末期について考えることがなかなかなかった。最期をどう迎えるか、どう生きるか、当たり前に考えるべきはずのことを考えられていなかったと思った。腹膜透析についても、まだまだ知らないことが多いなと。私も本書にあるような偏見を持っていたのだと思った、、腎代替療法の治療選択を提示するような部署では働いてないが、透析患者と関わる上でとても大事な視点を教えてもらったように思う。読んで良かったと思った。

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    2026年07月19日
  • 透析を止めた日

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    今まで一番泣いた本
    医療従事者として働く中で透析患者さんと接する機会もあるため、すごく考えさせられた。
    家族としてはこのくらいやって欲しい。
    スタッフ側からしたらここまではできない。
    両方の現状がわかるので難しい。
    人手不足だし。
    でも家族が患者になったら…
    医療従事者にはぜひ読んで欲しい本です!

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    2026年07月19日
  • 教誨師

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    すでに亡くなった教誨師の方の独白。
    死刑宣告を受けたものに対しての教誨師がどうあるべきか、50年以上の歳月をかけて導いた答えには説得力があった。後悔したケースもあった様だが、真摯に向き合ってこその後悔だと思うし、これだけ負担のある仕事をされていることに頭が下がる。私自身死刑囚の気持ちに思いを馳せたことはなく、許す気持ちは持てないが、彼らの生きてきた環境も恵まれざるものがあったということも視野にいれたいと思う。

    死刑制度は誰も幸せになれない~これから日本で考えなくてはならないテーマだろう。

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    2026年07月15日
  • 透析を止めた日

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    今まで透析についてほとんど知識がなかった。
    (身近で経験した人はいたが)
    どこか自分とは遠い所にある出来事だと思っていたけれど、今や透析患者の高齢化が進んでおり、それこそが切実な問題になっているという事。
    読んでいて思わず、近くに腹膜透析(これも初めて知った透析)を引き受けてくれる病院はあるのだろうか?と調べてみたりもした。
    ホスピスは主にがん患者の為の施設であり、末期の腎臓病患者には開かれていないなど、意外なことも知った。
    お読みになることをお勧めしたい一冊です。

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    2026年07月14日
  • 透析を止めた日

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    この本は医療ビジネスの闇の部分を見事に曝している。
    医療を受けるということは、よい生を全うすることと必ずしもイコールではなく、医療ビジネスの餌食となる可能性を秘めていることを実感させられる。

    透析だけでなく、人がどう死に向かうべきなのかを考えさせてくれる本として、患者や家族、医療・介護現場で働く人は心して読むべき本だと思う。

    仕事上多くの透析患者さんと接する機会がある。透析患者さんはわがままだったり健康管理の意識が皆無の人が多くて、医療介護職から厄介者扱いされやすいと感じている。
    著者の堀川さんのご主人のように仕事をバリバリしたいからと食事制限を含めた健康管理をキチンとされている人はなかな

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    2026年07月06日
  • 教誨師

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    作品内に出てくる死刑が執行されても被害者も加害者も誰も幸せにならないという言葉の重さ、人間が人間を赦すということはどういうことかを考えさせられ、読んでいて何度も気持ちが押しつぶされそうになる。
    どんな人間であっても最後まで生を全うしようする。教誨師として死を待つ死刑囚を救うとはどういうことか。生と死の矛盾を感じた教誨師の苦悩。印象に残った一冊だった。

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    2026年06月28日
  • 透析を止めた日

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    同じ職場に人工透析をしながら働いている人がいます。彼はあまり多くを語りたがらないですが、あまり他者と関わらないようにひっそりと働いています。日々辛い闘病生活だと推測できます。

    また、以前同じ職場で働いていた別の透析患者は、50歳前後の男性でしたが、いつの間にか会社に来なくなり、しばらくしてから亡くなったと報告がありました。

    今では透析患者は、成人の約8人に1人であり、死因の5位だそうです。いつ自分や周りの人がなってもおかしくない病気です。日々健康に注意して不摂生をしないように気をつけようと思いました。

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    2026年06月22日
  • 教誨師

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    死刑囚に関わる映画は観たことがある
    デッドマンウォーキング 13階段 グリーンマイル
    本によって、赤裸々に語れた本はこれが初
    生きること、赦すこと、鋭利なナイフが突き付けられる
    これを読んで考えが変わらない人もいるし変わる人もいると思う
    それでも我々は読むべき本だと思う

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    2026年06月07日
  • 教誨師

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    死刑囚に教誨師という存在があることは知っていたが、色々と考えさせられる本だった。
    多くの死刑囚が、社会なり親なりからの被害者感覚があるという点。誰か一人でも罪を犯す前に理解者がいれば犯罪者にならなかったのではないかという人物。
    やるせない話が多く、なかなか読み進められなかった。
    教誨師である僧侶の渡邉普相はとても謙虚な人物だと感じた。だが、最後のウイスキーのくだりではちょっと笑ってしまった。僧侶とはいえ、苦悩も弱い部分も受け入れた、人間味にあふれた人物だったのだろうと思う。
    死刑の是非の議論とは別に、渡邉普相の教誨を受けられたことは死刑囚にとって救いだったと思う。

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    2026年05月29日
  • 教誨師

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    教誨師という、己の身も心も削る"仕事"をされている方の話でとても心に重く残る話であった。
    被害者の方を思うと、何とも複雑な気持ちになった。

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    2026年05月27日
  • 透析を止めた日

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    読んで良かった。体験部分の第一部は患者・家族の言葉や感情が刺さり、追加調査の第二部は医療従事者として働いていたけれど気付かなかった問題点がたくさん指摘されていた。とても読みやすい文章で、読んでいて頭が整理された。

    「腎不全患者のための緩和ケアガイダンス」が2025年に出たこと、2026年診療報酬改定で末期腎不全が緩和ケア病棟の対象になったこと。深い意味があるし、改めて勉強しておこう。

    数年前まで仕事で関わる場面があった、透析患者の終末期。透析困難になりそうな局面のたびにカンファレンスを開き意思決定を重ねていった上司の姿を思い出した。良い手本を見ていたと思う部分と、十分な説明が患者・家族にと

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    2026年05月25日
  • 教誨師

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    ネタバレ

    教誨師という職業に興味があり、この作品を読み始めた。

    死刑囚のイメージとして、到底許されざる犯罪行為を行なった、私のような一般市民とは通じ合うことが出来ない人種というイメージを抱いていた。

    だが、本作品を読み進めていくうちに死刑囚達は「怪物」ではなく選択肢を間違えてしまった、そう生きていくしかなかった私達とは何も変わらない人間なのだという事がわかった。

    私達にもその立場になり得る引き金は近くにあるはずで、その引き金を何かの弾みで引いてしまう事があるかもしれない。

    だから著者がこの小説に残したように、「人は弱い。
    だからこそ、それを許し、時には支え、見守ってくれる寛容な社会であることを心

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    2026年05月23日