切腹~日本人の責任の取り方~

切腹~日本人の責任の取り方~

770円 (税込)

3pt

4.0

そんなことで腹を切るの?――数々の史料に散見される切腹沙汰から見えてきたのは、あまりにも切ない武士の生き様だった。従来のイメージを覆す、431名の切腹絵巻。

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切腹~日本人の責任の取り方~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主命により死を賜る江戸時代の武士たち。制裁的な措置ならばともかく、理不尽な理由であってもプライドをもって命をなげうつ事例が多数あげられています。この時代に生まれついていない幸運を喜びたくなります。

    0
    2012年09月29日

    Posted by ブクログ

    「切腹」という、もはや日本人にさえも徐々に理解が困難になりつつある自死法について、事例を挙げながら、その歴史的、文化的な側面を分析している新書。

    私のこれまでの理解は、武士が己にかけられた恥辱、疑念などの汚名を濯ぐために誠(腹のなか)を示すというものでした。
    本書では、それだけに止まらない多くの事

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    切腹の処され方を、一級史料から事例を上げ説いた本。武士の世の「君主絶対論」を根底として上げているが、現代(発行の2003年当時)との結びつけ方はいささか乱暴かな。それでも面白かった。

    0
    2012年05月27日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    『会津藩家世実記』『加賀藩史料』などの一級史料に散見される数多の切腹。
    そこから見えてきたのは、武士社会の特異なあり方と、現在もなお続く、日本人固有の「責任の取り方」であった。
    本書では、史料に埋もれた多くの“ハラキリ逸話”に光を当て、誇り高く潔い、しかしどこか辛くて切ないサムライの生

    0
    2011年04月10日

    Posted by ブクログ

    切腹の概念の時代変遷とか、興味深い切腹のエピソードとか。
    どれもあまり「痛い」と感じる記述ではなく、痛いのが嫌いな僕にはぴったりの本だった。
    痛いのが嫌いなのにこんな本を手に取るなよ、と突っ込みを入れたそこのあなた!あなたは正しい。

    0
    2012年11月25日

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