作品一覧

  • アトラス・パラドックス 上
    -
    6人の魔法使い【メディアン】たちの〈協会〉への入会争いの中、ある候補者が死体で発見された。動揺する残りの候補者はそれぞれ己と向き合うが
  • シリコンバレーのドローン海賊 人新世SF傑作選
    3.3
    1巻1,500円 (税込)
    人新世とは、「人間の活動が地球環境に影響を及ぼし、それが明確な地質年代を構成していると考えられる時代」、すなわちまさに現代のことである。パンデミック、世界的な経済格差、人権問題、資源問題、そして環境破壊や気候変動問題……未来が破滅的に思えるときこそ、サイエンス・フィクションというツールの出番だ。本書に収められた短編10編とインタビューで、不透明な未来を見通し、それが社会や家族や個人にどんな影響を与えるか、そして希望をもたらすにはどうしたらよいか、グレッグ・イーガンを始めとする気鋭の作家たちが探ってゆく。/【目次】序文――人新世におけるサイエンス・フィクション=ジョナサン・ストラーン/シリコンバレーのドローン海賊=メグ・エリソン/エグザイル・パークのどん底暮らし=テイド・トンプソン/未来のある日、西部で=ダリル・グレゴリイ/クライシス・アクターズ=グレッグ・イーガン/潮のさすとき=サラ・ゲイリー/お月さまをきみに=ジャスティナ・ロブソン/菌の歌=陳楸帆(チェン・チウファン)/〈軍団(レギオン)〉=マルカ・オールダー/渡し守=サード・Z・フセイン/嵐のあと=ジェイムズ・ブラッドレー/資本主義よりも科学――キム・スタンリー・ロビンスンは希望が必須と考えている=ジェイムズ・ブラッドレー/謝辞=ジョナサン・ストラーン/解説=渡邊利道/編者紹介/訳者紹介
  • 穏やかな死者たち シャーリイ・ジャクスン・トリビュート
    4.0
    『丘の屋敷』『ずっとお城で暮らしてる』『処刑人』「くじ」など数々の名作を遺した鬼才シャーリイ・ジャクスン。日常に潜む不安と恐怖、目には見えない邪悪な超自然的存在との出会いや家族間の複雑な関係、人間心理の奥底に流れる悪意を鮮やかな筆致でえぐりだした彼女に敬意を表し、ケリー・リンク、ジョイス・キャロル・オーツ、ジェフリー・フォード、エリザベス・ハンドら当代の錚々たる幻想文学の名手たちが書き下ろした傑作18編を収録する、珠玉のトリビュート・アンソロジー。シャーリイ・ジャクスン賞特別賞、ブラム・ストーカー賞受賞作。/【目次】序文=エレン・ダトロウ/弔いの鳥=M・リッカート/所有者直販物件=エリザベス・ハンド/深い森の中で――そこでは光が違う=ショーニン・マグワイア/百マイルと一マイル=カルメン・マリア・マチャード/穏やかな死者たち=カッサンドラ・コー/生き物のようなもの=ジョン・ランガン/冥銭=カレン・ヒューラー/鬼女=ベンジャミン・パーシィ/ご自由にお持ちください=ジョイス・キャロル・オーツ/パリへの旅=リチャード・キャドリー/パーティー=ポール・トレンブレイ/精錬所への道=スティーヴン・グレアム・ジョーンズ/柵の出入り口=ジェフリー・フォード/苦悩の梨=ジェマ・ファイルズ/晩餐=ジョシュ・マラーマン/遅かれ早かれあなたの奥さんは……=ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン/抜き足差し足=レアード・バロン/スキンダーのヴェール=ケリー・リンク/謝辞/解説=深緑野分/編者紹介/訳者紹介
  • ロボット・アップライジング AIロボット反乱SF傑作選
    3.0
    1巻1,500円 (税込)
    人類よ、恐怖せよ――進化を続けるAIやロボットは猛烈な勢いで現代文明に浸透しつつあるが、もしもそれらがくびきを逃れ、反旗を翻したら? 『フランケンシュタイン』から『2001年宇宙の旅』『ターミネーター』『マトリックス』まで、繰り返し扱われてきた一大テーマに気鋭の作家たちが挑む。1955年にAI(人工知能)という言葉を初めて提示した伝説的科学者ジョン・マッカーシーの短編を始め、アレステア・レナルズ、イアン・マクドナルド、ヒュー・ハウイー、アーネスト・クライン、コリイ・ドクトロウらの傑作を収録したアンソロジー。/【目次】序文=ダニエル・H・ウィルソン/神コンプレックスの行方=スコット・シグラー/毎朝=チャールズ・ユウ/執行可能(エクセキユータブル)=ヒュー・ハウイー/オムニボット事件=アーネスト・クライン/時代=コリイ・ドクトロウ/〈ゴールデンアワー〉=ジュリアナ・バゴット/スリープオーバー=アレステア・レナルズ/ナノノート対ちっぽけなデスサブ=イアン・マクドナルド/死にゆく英雄たちと不滅の武勲について=ロビン・ワッサーマン/ロボットと赤ちゃん=ジョン・マッカーシー/ビロード戦争で残されたいびつなおもちゃたち=ショーニン・マグワイア/芸術家のクモ=ンネディ・オコラフォー/小さなもの=ダニエル・H・ウィルソン/謝辞/解説=渡邊利道/編者紹介/訳者紹介
  • アトラス6 上
    3.0
    選ばれし魔法使いたちが、世界中の貴重な蔵書を守護する秘密組織〈アレクサンドリアン協会〉。10年に一度、〈協会〉により6人の候補者が選ばれ、そのうち5人が入会を果たす。入会者には富と名声が約束されていた。そしてまた〈管理人〉アトラスの導きによって6人が選ばれた――リビー、ニコ、レイナ、トリスタン、カルム、パリサ。あらゆる異能をもつ彼らのうち、選ばれるのは5人だけ!謎と危険に満ちたゲームが開幕した
  • 世界の終わりの天文台
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    どうやら、人類は滅亡するらしい。最後の撤収便に乗らず、北極圏の天文台にひとり残ることを選んだ孤独な老学者オーガスティンは、取り残された見知らぬ少女とふたりきりの奇妙な同居生活を始める。一方、帰還途中だった木星探査船の乗組員サリーは、地球との通信が途絶えて不安に駆られながらも、仲間たちと航行を続ける。終末を迎える惑星の片隅で、広漠たる宇宙の大海の中で、長い旅路の果てに彼らは何を失い、何を見つけるのか? 終わりゆく世界を生きる人々のSF感動作。ジョージ・クルーニー監督主演映画『ミッドナイト・スカイ』原作。/解説=勝山海百合
  • 創られた心 AIロボットSF傑作選
    3.7
    1巻1,500円 (税込)
    人工的な心や生命。ゴーレム、オートマトン、ロボット、アンドロイド、ボット、人工知能――人間ではないが人間によく似た機械、人間のために注文に応じてつくられた存在というアイディアは、はるか古代よりわたしたちを魅了しつづけてきた。そしていま、その長い歴史に連なる最新のアンソロジーがここに登場する。ケン・リュウ、ピーター・ワッツ、アレステア・レナルズ、ソフィア・サマターをはじめ、本書収録作がヒューゴー賞候補となったヴィナ・ジエミン・プラサドら期待の新鋭を含む、今日のSFにおける最高の作家陣による16の物語を収録。/【目次】われわれが必要とする「他者」をつくるということ=ジョナサン・ストラーン/働く種族のための手引き=ヴィナ・ジエミン・プラサド/生存本能=ピーター・ワッツ/エンドレス=サード・Z・フセイン/ブラザー・ライフル=ダリル・グレゴリイ/痛みのパターン=トチ・オニェブチ/アイドル=ケン・リュウ/もっと大事なこと=サラ・ピンスカー/ソニーの結合体=ピーター・F・ハミルトン/死と踊る=ジョン・チュー/人形芝居=アレステア・レナルズ/ゾウは決して忘れない=リッチ・ラーソン/翻訳者=アナリー・ニューイッツ/罪喰い=イアン・R・マクラウド/ロボットのためのおとぎ話=ソフィア・サマター/赤字の明暗法=スザンヌ・パーマー/過激化の用語集=ブルック・ボーランダー/謝辞/解説=渡邊利道
  • ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日
    4.3
    1巻1,320円 (税込)
    ダリア・ミッチェル博士によって発見された謎のパルスコードは、高度な知性を持つ銀河系外の生命体が送信したものだった。 それは地球人のDNAをハッキングするコードであり、その結果、世界から数十億人が消失した。 パルスコードとは、いったいなんだったのか。 そして、消えたひとびとはどこへ行ったのか。 パルスコードの発見から5年。ジャーナリストのキース・トーマスが世界を変えた出来事の意味を明らかにする。 ミッチェル博士の私的な記録とアメリカ前大統領へのインタビューをはじめ、世界を変える現象に立ち向かった対策チームの機密記録、関係者へのインタビューをまとめた一冊が遂に刊行。 ファーストコンタクトをノンフィクション風に綴った、異色のモキュメンタリーSF。
  • 不死身の戦艦 銀河連邦SF傑作選
    4.2
    1巻1,496円 (税込)
    フォーマルハウト星系で、人類の派閥間の戦いに身を投じる「ぼく」と相棒のヤロウが遭遇した“女王”とは……(スパイリーと漂流塊の女王)金属の殻に封じ込められ、神経シナプスを宇宙船の維持と管理に従事する各種の機械装置に繋がれたヘルヴァは、優秀なサイボーグ宇宙船だった。〈中央諸世界〉に所属する彼女は銀河を翔けめぐる(還る船)―― 広大無比の銀河に版図を広げた星間国家というコンセプトは、無数の SF 作家の想像力をかき立ててきた。オースン・スコ ット・カード、アン・マキャフリーら、その精華を集めた傑作選がここに登場。/【目次】序文=ジョン・ジョゼフ・アダムズ/スパイリーと漂流塊の女王=アレステア・レナルズ/カルタゴ滅ぶべし=ジュヌヴィエーヴ・ヴァレンタイン/戦いのあとで=ロイス・マクマスター・ビジョルド/監獄惑星=ケヴィン・J・アンダースン&ダグ・ビースン/不死身の戦艦=G・R・R・マーティン&ジョージ・ガスリッジ/白鳥の歌=ユーン・ハ・リー/人工共生体=ロバート・シルヴァーバーグ/還る船=アン・マキャフリー/愛しきわが仔=メアリー・ローゼンブラム/巨人の肩の上で=ロバート・J・ソウヤー/囚われのメイザー=オースン・スコット・カード/文化保存管理者=ジェレミア・トルバート/ジョーダンへの手紙=アレン・スティール/エスカーラ=トレント・ハーゲンレイダー/星間集団意識体の婚活=ジェイムズ・アラン・ガードナー/ゴルバッシュ、あるいはワイン-血-戦争-挽歌=キャサリン・M・ヴァレンテ/謝辞/解説=大野万紀/訳者紹介
  • 巨神降臨 上
    3.5
    1~2巻1,100円 (税込)
    全世界で1億人の犠牲者を出しつつも、人類が辛うじて滅亡の瀬戸際で踏みとどまってから9年。地球にただ1体残された巨大ロボットを修復したアメリカはそれをラペトゥスと名づけ、自国の思うがままに他国を蹂躙していた。それに抵抗する各国とのあいだで地球に全面核戦争の危機が迫る中、姿を消していたテーミスとエヴァたちがついに地球に帰還する。彼らが語りはじめるのは、6000年前に巨大ロボットを地球に遺してゆき、9年前の危機を引き起こした異星種族との本格的遭遇であった。星雲賞受賞『巨神計画』『巨神覚醒』に続く、三部作完結編!
  • 巨神覚醒 上
    4.0
    1~2巻1,100円 (税込)
    ロンドン中心部に忽然と現れた、第二の巨大ロボット――あれから9年、ついに恐れていた事態が現実になったのだ! この男性型ロボットが6000年前、地球に巨大ロボット・テーミスを残していった異星種族のものであるのは間違いない。だが、人類を試すかのごとく沈黙を守る巨神に対し、恐怖と打算に駆られた人々は愚かな行動に出る。それが地球滅亡の危機を招くとも知らずに……人智を超えた存在を前に、人類の命運はテーミスと国連地球防衛隊(EDC)に託された! 原稿段階で映画化決定のデビュー作『巨神計画』待望の続編、空前のスケールで登場!
  • 巨神計画 上
    3.9
    1~2巻999~1,100円 (税込)
    アメリカの片田舎で少女ローズが発見した、イリジウム合金製の巨大な“手”と、謎の記号群が刻まれたパネル。それらは明らかに人類の遺物ではなかった。長じて物理学者となったローズの分析の結果、その手は6000年前に地球を訪れた何者かが残した、体高60メートル超の人型巨大ロボットの一部分であると判明。そして、謎の人物“インタビュアー”の指揮のもと、地球全土に散らばっているはずのすべてのパーツの回収・調査という、空前の極秘作戦がはじまった。原稿段階で刊行よりも早く即映画化が決定した、巨大ロボット・プロジェクトSF開幕!
  • 竜に愛されし少女イオナ 上
    -
    政変が起き、真の皇帝カイゴは玉座を追われた。暴虐きわまる皇弟セソンから逃れた竜眼卿イオンは男装を解き、少女イオナとして宮城を脱出しカイゴと合流をはかる。だがイオナはまだ鏡の竜の力を制御できずにいた。竜の力をわがものにするため、イオナは囚われの身である鼠の竜眼卿イドを救出しようとするが……
  • 竜に選ばれし者イオン 上
    -
    十二頭の竜の力によって守られる国で、竜に選ばれた者は〈竜眼卿〉となり、皇帝に次ぐ高い地位が与えられる。竜に選ばれるべく厳しい修行を積んでいた男装の少女イオンは、長らく姿を消していた幻の竜に選ばれ、権謀術数渦巻く宮城へとその身を投じることになる……。華麗なる中華風ファンタジイ二部作第一弾!

ユーザーレビュー

  • 世界の終わりの天文台

    Posted by ブクログ

    才能がある天文学者は、北極の天文台で人生最後の研究をしていた。人間嫌いで、戦争のために天文台から撤収する軍用機が来た時も、1人残る決意をする。その後、再び飛行機は来ず、すべての報道、テレビ、無線が途絶える。
    ただし、撤収後に、天文台には1人の女の子がいた。ほとんど喋らず、野生動物のようなその子の世話をするうちに、彼は自身のうちにある愛情に気がつき、未来を切り開くために天文台を出て、少し南の無線基地に行く。
    一方、木星探査から戻った宇宙飛行士たちが地球に帰還する。帰還中、地球から一切の連絡が途絶えるも、なんとかISSまで戻る。が、そこに残った地上帰還ソユーズには全員乗れないため、乗れない人間はI

    0
    2026年05月13日
  • 創られた心 AIロボットSF傑作選

    Posted by ブクログ

    SFってやっぱ面白い、と思わせてくれる16編と盛りだくさんの短編集。文庫も物価高騰のあおりを受けてこんなに高くなったか・・・と思いつつ買ったが、元は取れたと思う。

    どの作品も味わい深いのだが、意識を持ったAIは物理的につながりさえできれば、ハード(シャーシ)を乗り換えていけるって設定が興味深い。人間が求めてやまない不死不老をAIなら実現できるという夢。
    究極は「罪喰い」の世界で、人間はみな仮想空間(天国)に旅立ち、荒廃した地上にはロボットだけが残る。遺していく記憶を選べるってとこが業だ。

    一方で、製品が成長したり、メンターがいたり、ロボット同士のいじめがあったりって世界の作品もあって、自意

    0
    2023年06月30日
  • 不死身の戦艦 銀河連邦SF傑作選

    Posted by ブクログ

    SFの肝である"センス・オブ・ワンダー"を刺激する題材を絶妙にチョイスしてくるアンソロジストがここで選んだのは「銀河帝国」もの。いくつもの長編シリーズ作品が生み出されてきた古くて新しいテーマが、悠久の時を経たドラマではなく短編世界で描き出されているという素晴らしさを味わえる。

    0
    2022年10月16日
  • ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日

    Posted by ブクログ

    反転した表紙・背表紙に一瞬、我が目を疑う。あれ……不良品??ワクワクして即座に読む決意をした竹書房の逸品。

    裏表紙を読むとどうやらSFらしい。竹書房さんのSFか、どんなんだろう?手にとるとすぐに特殊な組み方をした小説だとわかる。インタビューや手記、会議録や機密記録など、何かの事件を扱ったノンフィクション風に構成されているのだ。

    内容としては、ファーストコンタクト+パンデミック+オカルト(UFO&陰謀論)をミステリーを感じさせる構造でミックスした感じ、というところ。古くからあるSFや最近のテクノロジー・オカルト情報などから多様な要素を盛り込んでおり、驚天動地のようなパンチのある展開は

    0
    2022年07月02日
  • 創られた心 AIロボットSF傑作選

    Posted by ブクログ

    コミック『アトム・ザ・ビギニング』を読んでいたところで本作を偶然手に取ったのだが、ロボットの擬人化という単純な物語など遥かに超越した16篇の来るべきAI世界にまつわる思索小説としても大変興味深い短編が名編者J・ストラーンによって集められている。J・J・アダムズ編による銀河連邦、パワードスーツものなども読みたくなる。

    0
    2022年05月28日

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