ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日

ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日

1,320円 (税込)

6pt

4.3

ダリア・ミッチェル博士によって発見された謎のパルスコードは、高度な知性を持つ銀河系外の生命体が送信したものだった。
それは地球人のDNAをハッキングするコードであり、その結果、世界から数十億人が消失した。
パルスコードとは、いったいなんだったのか。
そして、消えたひとびとはどこへ行ったのか。
パルスコードの発見から5年。ジャーナリストのキース・トーマスが世界を変えた出来事の意味を明らかにする。
ミッチェル博士の私的な記録とアメリカ前大統領へのインタビューをはじめ、世界を変える現象に立ち向かった対策チームの機密記録、関係者へのインタビューをまとめた一冊が遂に刊行。

ファーストコンタクトをノンフィクション風に綴った、異色のモキュメンタリーSF。

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ダリア・ミッチェル博士の発見と異変 世界から数十億人が消えた日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月02日

    反転した表紙・背表紙に一瞬、我が目を疑う。あれ……不良品??ワクワクして即座に読む決意をした竹書房の逸品。

    裏表紙を読むとどうやらSFらしい。竹書房さんのSFか、どんなんだろう?手にとるとすぐに特殊な組み方をした小説だとわかる。インタビューや手記、会議録や機密記録など、何かの事件を扱ったノンフィク...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月19日

    これはもっと話題になっていいSF…!
    背表紙まで鏡文字になっている凝った装丁や、本中本として展開される「ノンフィクション」の作り、各ページみっちみちの注釈…本の技巧的なところにワクワクして買ったのだけど、中身もとても面白かった!

    深宇宙から届いた人工的な「パルス」、見えないはずのものが見える人々が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月30日

    この手の本、大好き。少しずれるかもしれないが、テッド・チャンの『地獄とは神の不在なり』とか、今この現実に何か1つ価値観をぐるりと変えてしまう出来事があったとして、その様子をドキュメンタリーチックに伝えるSF、モキュメンタリーの類。

    なんでしょうね。めちゃくちゃドラマチック、というわけでも実はないの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月27日

    ドキュメンタリー風に書かれたSF、とても良く出来ていてリアルな感じが秀逸。
    地味に、不安になりながら最後に希望があるのか、絶望なのか判断を悩む。
    飽きずに読める。

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    Posted by ブクログ 2023年04月18日

    先週紹介した「いずれすべては海の中に」と同様、竹書房のSFシリーズ。
    竹書房、おしゃれにしたいのはわかるけど表紙を鏡文字にするのはどうなのよと思いつつ、パラパラとめくってみたら面白そうだったので購入。
    先日、SFにはいろんなサブジャンルがあるって言ったけど、その中でも地球外知的生命との出会いを主題に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月16日

    SFなんだけどノンフィクションのような。
    これは2023年に起こるある出来事をまとめたもの。

    物語に入るというよりかはもう一つ上の階層で登場人物が読んでる手記を読んでるみたいな、、新感覚。

    最後は洋画っぽく、え?これからどうなるの?だったり、え?結局どういうこと?みたいな置き去り感があった。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月02日

    小説というのは語られる内容以上に、語り口、どのように語られるかが大事だったりするのだが、これはまさに語り方の勝利。モキュメンタリーの手法はホラー映画ではおなじみで、小説でもそこまで珍しいわけではない。例えば、長江俊和氏の「出版禁止」とか、同時期に早川から出た「異常論文」も、基本はこれのヴァリエーショ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年02月17日

    全編にわたって、会話の書きおこしとインタビュー的な文体が続いており、大変読みやすかった。
    主人公のダリア・ミッチェル博士が偶然宇宙からのパルスを発見し、パルスのDNA再編成機能によって人々が「上昇」し、世界が崩壊するという感じの話。

    脱落も含めて上昇したのは世界人口の約1/3とのことで、残った2/...続きを読む

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