遠野なぎこの作品一覧
「遠野なぎこ」の「一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ」「摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
YouTubeでこの方のインタビューを見かけ、あまりにも引きこまれた。それで、この本も読んでみた。
後半に「お悩みに答えるコーナー」があって、そこの回答が本当に優しくて思わずうるっとしてしまった。
著者は、ある時から自分の過去を「可哀そうだった」と思えるようになり、そして自分を好きになる努力をしようと変化できたという。そういう方だからこその優しさがあるように思った。
特に印象的だったのは以下
・私の毒出しが誰かの心の毒出しのきっかけになれるのかもしれないって思えたから。
これからも様々な心の病を少しでも多くの人に理解してもらえるように、発信していければと思ってる。
これは「この世に生まれてきた意味」「生きづらさを感じていても、生き続けなくてはならない意味」を私自身が探す旅でもあるから。
・分かっている、皆ちゃんと分かっている。自殺願望を持つことが正しいことだなんて、きっと誰ひとり思ってないよ。思っていないけれど、リストカットをしなければ、薬を飲まなければ、母親のせいにしなければ自分を保っていられない人々が、この世にはたくさんいることを、どうか知ってほしい。心の闇からくる行動すべて、決してやりたくてやっているわけじゃないんです。「生きる」ために、今はやめられない行為なのです。
理解できなくてもいいから、せめて否定はしないでほしい。死のうとしている行為ではなく、「必死に生きようとしている行為」だということを、せめて知ってほしい。