教育作品一覧

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  • 徳川十六将 伝説と実態
    3.7
    多くの優秀な部将を抱えたことで有名な徳川家臣団。そのなかでも側近として家康に仕え、江戸幕府の樹立に功績を残した酒井忠次・本多忠勝・榊原康政・井伊直政の四天王に、服部半蔵・渡辺守綱など12人を加えた部将たちは「徳川十六将」と呼ばれ、絵画にも描かれてきた。彼らはどんな人物だったのか。従来のイメージを覆す逸話を紹介しながら、「戦国最強家臣団」の実像に迫る!
  • 知りたい気持ちに火をつけろ! 探究学習は学校図書館におまかせ
    4.0
    レポートの参考資料を探す,データベースで情報検索をする,論文を入手する……,学校図書館は探究学習の強い味方.デジタル化が進み幅広い学びに役立つ図書館の活用法を名物司書が紹介します.新書を読むための「点検読書」の方法や地域に広がる読書活動の様子もお伝えします.

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  • 2018年受験用 全国高校入試問題正解 数学
    -
    1巻2,068円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2017年高校入試より数学の問題と解答解説を掲載。公立高校と主な国立・私立および高等専門学校を収録。 都道府県別・高校ごとに「出題傾向と対策」、問題ごとに詳しい「解き方」を解説。最新の高校入試問題を系統的に分析・学習できる入試対策必須の一冊。 思考力を問う問題には、思考力マークを表記。 ※一部電子書籍版では掲載できないページがあります。予めご了承ください。
  • 日本の先史時代 旧石器・縄文・弥生・古墳時代を読みなおす
    3.8
    日本史の教科書で最初に出てくる、旧石器・縄文・弥生・古墳時代。三万六〇〇〇年に及ぶ先史の時代区分は、明治から戦後にかけて定着していった。しかし近年、考古学の発展や新資料の発掘に伴い、それぞれの時代の捉え方は大きく塗りかえられている。本書では、各時代の「移行期」に焦点を当て、先史の実像を描き出す。人びとの定住、農耕の開始、祭祀、「都市」の出現、前方後円墳の成立――。研究の最前線を一望する決定版。
  • 高校入試 でる順ターゲット 中学英熟語400 四訂版(音声DL付)
    -
    1巻649円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高校入試の過去問題を分析して選んだ、頻出度の高い400熟語を、「でる順」に4つのレベルに分けて掲載しました。入試によくでる順に学習できるので、重要な熟語を効率的に覚えることができます。見出し語すべてに例文つきで、熟語の使い方や覚えるべき点・注意すべき点なども詳しく解説しています。 400熟語以外にも、会話表現編・グルーピングチェック編など、暗記に役立つ特集ページも掲載しています。 また、無料音声ダウンロードサービスもついており、英語の発音もチェックすることができます。 そのほか、リスニング機能がついており、熟語の語義の三択問題に挑戦できる、公式無料アプリ「(中学生向け)高校入試ターゲット」(iOS/Android)もおススメです!
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福
    4.3
    ホモ・サピエンスが文明を築き、世界を制覇したのはなぜか? 人類の誕生から狩猟採集、農業革命を経て歴史の統一まで描く、巨大な物語。世界的ベストセラーついに文庫化!
  • 古代への情熱
    -
    ドイツ北部の町に生まれたシュリーマンは、経済的な理由から大学を諦め、雑貨店や商社などを転々としたのち、商人として大成功をおさめる。 その資金を元手に、不屈の精神で遺跡の発掘へと邁進し、ついには通説を塗り替える大発見へと至った。 没後まとめられた本書は、人々を考古・歴史のロマンへと導き、今なおその魅力が色あせることはない。 ドイツ文学者・池内紀の訳で、情熱あふれる男の物語を堪能する。 解説・周藤芳幸 【目次】 はしがき  ソフィア・シュリーマン 第一章 幼い頃、及び商人時代(1822-1866) 第二章 イタカ、ペロポネソス、トロヤへの最初の旅(1868-1869) 第三章 トロヤ(1871-1873) 第四章 ミケネ(1874-1878) 第五章 トロヤ 第二次・第三次発掘(1878-1883) 第六章 ティリンス(1884-1885) 第七章 晩年(1885-1890) 訳者コラム 訳者解説 解説  周藤芳幸
  • いまさら聞けない「日本書紀」と天皇126代
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2020年は、『日本書紀』編纂1300年の年にあたります。 『日本書紀』は『古事記』とともに日本の古代史を語るうえで欠かすことのできない史料ですが、聖徳太子やそれ以降の事件などに関して、『古事記』にはない記述も多く、重要で魅力あふれる内容が多く含まれています。 本書では、知っているようで知らない、今さら人に聞くことのできない『日本書紀』の内容をダイジェストでご紹介します。初代天皇からつづく126代全ての天皇の系譜を、チャートとSTORYで分かりやすく解説。 この国の成り立ちとその後の歴史を、鮮やかなイラストともに再認識できます。 【ご利用前に必ずお読みください】 ■誌面内の目次やページ表記などは紙版のものです。一部の記事は、電子版では掲載されていない場合がございます。 ■一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。 ■電子版からは応募できないプレゼントやアンケート、クーポンなどがございます。以上をご理解のうえ、ご購入、ご利用ください。 《目次》 4ページでわかる!…『日本書紀』すごろく いまさら聞けないQ&A…『日本書紀』とは何か? いまなお謎多き日本の正史…『日本書紀』研究最前線 [1]蘇我氏は悪者ではなかった? [2]聖徳太子は実在しなかった? [3]『日本書紀』では「二種の神器」だった? [4]『日本書紀』の編纂には渡来人もかかわっていた? 【第1章/『日本書紀』ダイジェスト 前編】 巻1 神代上─天地のはじまり 巻2 神代下─国譲りと天孫降臨 巻3 神武天皇─神武天皇の東征 巻4~6 綏靖~垂仁天皇─崇神天皇の諸国平定 巻7 景行・成務天皇─日本武尊の遠征 巻8・9 仲哀天皇・神功皇后─神功皇后の新羅遠征 巻10 応神天皇─渡来人の来訪 【第2章/『日本書紀』ダイジェスト中編】 巻11~13 仁徳~安康天皇─倭の五王 巻14 雄略天皇─雄略天皇の治世 巻15・16 清寧~武烈天皇─皇統断絶の危機 巻17 継体天皇─継体天皇の大和入り 巻18 安閑・宣化天皇─屯倉の設置 【第3章/『日本書紀』ダイジェスト後編】 巻19・20 欽明・敏達天皇─仏教の伝来 巻21 用明・崇峻天皇─蘇我氏と物部氏の争い 巻22 推古天皇─聖徳太子の執政 巻23・24 舒明・皇極天皇─乙巳の変 巻25・26 孝徳・斉明天皇─新政権の発足 巻27 天智天皇─白村江の戦い 巻28・29 天武天皇─壬申の乱 巻30 持統天皇─律令国家の完成
  • 禁断の中国史
    値引きあり
    3.9
    1巻1,078円 (税込)
    「本書を読めば、読者の皆さんは「中国」と「中国人」の本質を知ることになるでしょう。あなたの中の誤った中国像が音を立てて崩れていくかもしれません。しかしこれが中国の真の姿なのです」(まえがきより) ベストセラー作家・百田尚樹、初のR15指定本! 中国4000年のタブーを全て暴く!
  • 幕末歴史散歩 京阪神篇
    4.0
    京都・三条大橋のたもとに、御所に向かって遙拝する銅像がある。それまで忘れ去られていた天皇を「発見」し、勤王志士のさきがけとなった高山彦九郎である。彼が扉を開いた幕末は、開国の混乱、大津波、尊攘派と幕府との攻防、大政奉還を経て新時代へと突き進む。本書は、いまも関西に残る幕末維新の史跡を訪ねる「足で読む歴史」である。ウォーキング、出張、修学旅行のお供にも。巻末に『戊辰戦記絵巻』前篇を付す。
  • 望月光の古文教室 古典文法編 改訂版
    4.5
    1巻1,012円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は『望月光の超基礎がため 古文教室 古典文法編』を改訂したものです。今回の改訂では、初版に掲載のなかった助動詞や助詞を追加し、入試で重要なものを収めるよう配慮しました。確認問題や解説部分も適宜差し替えました。 ●「ウォーミングアップ編」、「実践編」の二部構成で、すべて講義形式になっています。「ウォーミングアップ編」では古文を学習していくための基礎を学びます。「実践編」では助動詞・助詞・敬語と、古典文法をひととおり学びます。 ●各章には講師である望月先生からの「例題」があります。その章を読みすすむにつれて、その「例題」の意味と、答え、そして何よりも大切な「答え」にたどりつくまでの「道のり」が記されています。各章を読み終えるごとに、一つ一つ、確実に古典文法が身につきます。
  • 望月光の古文教室 古文読解編
    -
    1巻1,012円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、基礎編と実践編の二部構成です。 ●【基礎編】読解のために必要な8つのポイントを紹介 古典文法や古文単語を覚えても、なかなか古文の問題が解けるようにならない…と悩んでいる人が多いのではないかと思います。 古文は見るべきところ・考えないといけないところをしっかり理解すれば、確実に読解力があがります。そこで、本書の基礎編では、読解のために必要な8つのポイントを丁寧に解説しています。 ●【実践編】重要知識を掲載 読解に必要な「文法知識(助詞を中心に)」「ジャンルと作品」「古文常識」「和歌の知識」を紹介しています。 望月先生が、授業のような語り口調で分かりやすく解説しています。 楽しみながら、古文読解を学んでください。
  • 森と山と川でたどるドイツ史
    3.9
    豊かな森,南にそびえるアルプス山脈,縦横に流れる豊かな河川――その自然を抜きにして,ドイツという国は語れません.環境先進国,音楽の国として花開いた独特の自然観は,じつは苛烈な魔女狩りやナチスによるユダヤ人迫害とも無縁ではないのです.ドイツの歩んできた光と影の歴史を,自然との関わりを切り口にたどってみましょう.(カラー4ページ)

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  • 歴史・戦史・現代史 実証主義に依拠して
    4.3
    1巻1,012円 (税込)
    戦乱の狂騒に抗す。 ウクライナ戦争、独ソ戦、太平洋戦争……。動乱の時代には俗説(フェイク)が跳梁跋扈する。 理性を保ち、史実と向き合う術を現代史家が問う! 軍事・戦争はファンタジーではない。 日本では報じられなかったウクライナ侵略戦争の「作戦」分析、『独ソ戦』で書ききれなかった挿話、教訓戦史への強い警鐘に歴史修正主義の否定、そして珠玉のブックガイドを収録した論考集。 俗説が蔓延していた戦史・軍事史の分野において、最新研究をもとに新書を著し、歴史修正主義に反証してきた著者が「史実」との向き合い方を問う。 戦争の時代に理性を保ち続けるために――。 ■戦争を拒否、もしくは回避するためにも戦争を知らなければならない ■軍事は理屈で進むが、戦争は理屈では動かない ■軍事理論を恣意的に引いてきて、一見もっともらしい主張をなすことは、かえって事態の本質を誤認させる可能性が大きい ■歴史の興趣は、醒めた史料批判にもとづく事実、「つまらなさ」の向こう側にしかない ■歴史「に」学ぶには、歴史「を」学ばなければならない ■イデオロギーによる戦争指導は、妥協による和平締結の可能性を奪い、敵国国民の物理的な殲滅を求める絶滅戦争に行きつく傾向がある ■戦争、とりわけ総力戦は、体制の「負荷試験」である。われわれ――日本を含む自由主義諸国もまた、ウクライナを支援し続けられるかどうかという「負荷試験」に参加しているのである 【目次】 まえがき 第一章 「ウクライナ侵略戦争」考察 第二章 「独ソ戦」再考 第三章 軍事史研究の現状 第四章 歴史修正主義への反証 第五章 碩学との出会い あとがき 初出一覧
  • ここまで知りたい!朝鮮王朝
    2.0
    朝鮮王朝の歴史は波乱に満ちている。1冊で多くの歴史を取り上げるのには限界があるが、本書では重要な部分をわかりやすく解説。当時の社会を激変させた出来事、歴代王27人や王妃についても説明している。また、朝鮮王朝の仕組みをより詳しく知るために、Q&A方式で身分制度や女性の立場など紹介。韓国の歴史解説書のベストセラー作家・康熙奉が企画監修を務め、読ませるストーリーがたっぷりとつめ込められている。韓国時代劇ファンには必携の1冊。 電子書籍版制作 ピッチコミュニケーションズ
  • 子どもを攻撃せずにはいられない親
    4.0
    「言うことを聞かないなら、もう何も買ってあげない」などと脅して子どもを思い通りに支配しようとする、「あなたのためを思って言っているのよ」などと言いつつ、実際は子どもの気持ちよりも世間体や見栄を優先しようとしている、子どもを罵倒する、必要なものを与えない、子どもの領域を平気で侵害しようとする、兄弟姉妹で格差をつける、しつけと称して暴力をふるう……。なぜ我が子にそんな仕打ちができるのか。そこには、「子どもは自分のもの」という所有意識、「子どもは自分をよく見せるための付属物」という歪んだ認識や「攻撃者との同一視」という心理メカニズムなどの様々な原因が窺える。非常によくみられる例を一つ挙げると、子どもが「いい学校」「いい会社」に入ることを親が願うのは、子どもの幸福のためだと親は信じている。だが実際は、「自慢したい」という思惑や打算が潜んでいることがしばしばある。しかし親は「自分は正しいことをしている」と思い込んで疑わないのだ。攻撃的な親から身を守るために、そしてあなた自身がこんな親にならないために。精神科医が自身の経験も語りながら解説。
  • 「食」が動かした人類250万年史
    3.0
    食による脳や身体の成長が、人類の進化にどうかかわってきたのか、また「食」の革命が人類と世界をどう変えたかを明らかにする。 ●約400万年~約200万年前 アウストラロピテクス 脳容積は現生人類の35% ●約240万年~約140万年前 ホモ・ハビルス 狩りをして肉を食す。脳が劇的進化 ●約150万年 アフリカに出現 ホモ・エレクトス 石器の使用などを始める 食への欲求を司るブロードマン10野が発達した集団が自然淘汰の戦いに打ち勝つ 脳内のブロードマン10野が発達したヒトは、あらゆる動物のなかで、もっとも食べ物を美味しく食べられるように進化してきた。そして雑草、酵母を栽培化して、イネ、ムギ、パン、酒をつくり出してきた。作物の不作による西ローマ帝国の滅亡から大航海時代を支えた保存食、じゃがいも飢饉らによるバイデン政権の誕生など、食が動かした人類史を明らかにする。 ●人類の脳は肉食で大きくなった ●ヒトは雑草を進化させて食料を生み出した ●塩が古代文明を支えた ●古代ローマ人が愛した調味料ガルム ●イスラムが生み出した蒸留酒の世界 ●最初は危険と思われたトマト ●食の工業化が人口爆発を引き起こした
  • 米国トップ大学受験バイブル
    5.0
    1巻1,699円 (税込)
    ハーバード大学など海外有名大学への進学を目指す高校生が増えている。グローバルな舞台で活躍する人材になるためには欧米の名門大で学び、スキルや人脈を形成することが圧倒的に有利だ。著者は、日本屈指の海外トップ大学進学塾の塾長・尾澤章浩氏とハーバード大学2022年卒の向井彩野氏。国内大受験には、教科ごとに必要な情報がまとまった便利な参考書がたくさん販売されているが、米国大受験においては、「アメリカ受験といえばこれ」といったようなテキストは国内には存在しない。「アメリカ受験するならこれ」といった、「バイブル」のような本にする、と覚悟を決めて2年間、丁寧に執筆を続けたという向井氏。本書の後半には米英のトップ33大学の情報もあり、大学生活のリアルな一面も知れるように構成されている。海外大学進学を目指すすべての人、そして将来、子どもを世界で活躍する大人に育てたいと考える保護者は必読の一冊。
  • 流れをつかむ日本史
    4.0
    時代が動くには理由がある。その転換点を押さえ、大きな流れの中で歴史を捉えることで、歴史の本質をつかむことができる--。  日本列島に人類が住むようになった遥か三万数千年前の原始・古代時代から現代まで、各時代の特徴と、時代が推移した要因を解説。  なぜそれが起きたのか、その時代に生きた人たちがどのように考えていたのか、史実の間の因果関係を丁寧に紐解いた、第一線の歴史家による最新日本通史! ■日本人はどこから来た? ■縄文時代と弥生時代はどこが違うか? ■邪馬台国はヤマト政権の源流か? ■奈良時代はなぜ政争が多いのか? ■院政はなぜ始まったのか? ■鎌倉幕府滅亡の最大の原因は? ■慶喜は、なぜ大政奉還を決意したのか? ■大正デモクラシーがなぜ戦争の時代につながったのか? ■アメリカ映画「パールハーバー」のウソとは? ■なぜ無謀にも、戦艦大和は沖縄へ向かったのか? など [もくじ] 序 章 日本史の流れ 第一部 原始・古代 第二部 中世 第三部 近世 第四部 近代 終 章 現代の日本と世界
  • イタリア史10講
    4.0
    ヨーロッパ・地中海世界の要たるこの地には、古来じつに多様な人びとが行きかい、ゆたかな歴史を織り上げてきた。リソルジメント(統一運動)以降の近現代史はもちろん、古代・中世における諸勢力の複雑な興亡も明快に叙述。北と南、都市と農村といった地域性や、文化史にも着目し、その歩みをとらえる。好評「歴史10講」シリーズ第四弾。

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  • 昆虫考古学
    3.0
    縄文土器の表面や断面に現れた当時のタネやムシたちの「圧痕」は、いわば「人が作った化石」といえる。土器の製作時に粘土中に練り込まれたコクゾウムシなどの貯蔵食物害虫をはじめとする家屋害虫は、縄文人が定住し、植物を栽培し、それらを貯蔵するようになって自然に集まってきたムシたちであった。従来の方法ではその資料的限界からわからなかった縄文時代の人々の意(衣)食住の実態を、今、この圧痕ムシたちが語り始める――。 1章 コン虫とガイ虫 2章 縄文土器はごきぶりホイホイ 3章 ムシとヒトの歴史――シラミとゴキブリ 4章 ウンチの中から出てくるムシたち 5章 ハエが見ていた人の死――葬送昆虫考古学の世界 6章 殺虫・防虫の考古学 7章 クリを食べたコクゾウムシ 終章 害虫と人の未来
  • 持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」
    3.7
    後の天智天皇の子として大化改新の年に誕生した少女は、五歳のときに祖父が自害し、心痛の余り母が没するという悲劇を体験する。十三歳で叔父の大海人皇子(後の天武天皇)と結婚。有間皇子の謀反や白村江の戦いの後、二十七歳のとき、古代最大の争乱である壬申の乱を夫と共に起こし、弟・大友皇子に勝利する。その後は中央集権化に邁進し、兄弟継承だった皇位を父子継承に転換させた。古代国家を形作った女帝の実像とは。
  • ヨーロッパ史入門 市民革命から現代へ
    4.3
    一八世紀になるとヨーロッパをまとめてきたキリスト教の影響力が弱まり,ヨーロッパを形成する国々はさらなる合体や分裂をくり返すことになった.近代国家成立を決定づけた革命や新しい思想の誕生,二度にわたる大戦,アメリカや中国の台頭を経て,「古い大陸」ヨーロッパはどこへ向かうのか? 近代から現代までの歴史を俯瞰する.

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  • 図解 古事記と日本書紀
    -
    両書は読み物としての味わいも格別だ。エロティックな性描写、英雄による巨大モンスター退治、ホラー映画のような場面もあれば、男女の愛憎劇や流血のクーデターの話もある。まさにエンターテイメント性満載の書物であり、読んでいてじつにおもしろい。 本書はそんな両書の「おいしいところ」を抽出して、わかりやすく構成している。『古事記』『日本書紀』入門の世界を思う存分お楽しみ願いたい。 (「まえがき」より)
  • 韓国人に教えたい 日本と韓国の本当の歴史
    値引きあり
    4.5
    戦後、日本を呪縛し続ける「歴史問題」。韓国人が「世界一残虐な植民地政策だった」と非難する日韓併合、強制連行、従軍慰安婦などの真実を、わかりやすく解説する。日韓併合から現在まで、韓国を救い続けた日本と、その日本を貶め続けた韓国。歪められた歴史をいまこそ正す。
  • 三国志 演義から正史、そして史実へ
    4.1
    日本人をも魅了し続ける、三国志。しかし、『三国志演義』や、それを下敷きにした小説・ゲームの世界は「虚構」に満ちている。また、「正史」と呼ばれる歴史書の『三国志』も書き手の偏向がつきまとう。本書は、一般に親しまれている『演義』を入り口に、「正史」の記述を検討。そして、史実の世界へと誘う。暴君董卓の意外な美点、曹操が文学に託したもの、劉備と諸葛亮の葛藤-あなたの知らない三国志がここにある。
  • 【3冊合本版】日本史「その後」の謎<3部作>
    -
    1巻1,960円 (税込)
    歴史雑学の定番テーマである「歴史事件・人物の“その後”」をまとめた、『誰も書かなかった 日本史「その後」の謎』『続・誰も書かなかった 日本史「その後」の謎』『学校で教わらなかった 日本史「その後」の謎』の3書目に収録された珠玉のエピソードを一冊で楽しめる合本版! 日本史における注目のトピックスを厳選し、最新の検証等もふまえた上で、雑学読み物的テイストで、あくまでわかりやすく解説していく内容。 本文には写真・イラストも適宜挿入。思わず誰かに話したくなる「日本史の逸話」、満載! ※本電子書籍は『誰も書かなかった 日本史「その後」の謎』『続・誰も書かなかった 日本史「その後」の謎』『学校で教わらなかった 日本史「その後」の謎』の合本版です。 ※本作品は電子書籍化にあたり、許諾等の理由から写真、イラストの一部を掲載しておりません。あらかじめご了承ください。
  • 満洲国から見た近現代史の真実
    値引きあり
    4.3
    1巻831円 (税込)
    実は清朝史以降しか中国には歴史などなかったし、いまの中国人のアイデンティティは実は清朝という満州人によってつくられた国家にルーツがあった。ところが、中国・韓国などが国民国家となっていく過程で満州人という存在が消されていった。本書は、大興安嶺の東側にいた満州人の視点からこれまでゆがめられてきたアジアの近現代史を大きくとらえなおす試みである。
  • 未完のファシズム―「持たざる国」日本の運命―
    4.4
    天皇陛下万歳! 大正から昭和の敗戦へ――時代が下れば下るほど、近代化が進展すればするほど、日本人はなぜ神がかっていったのか? 皇道派vs.統制派、世界最終戦論、総力戦体制、そして一億玉砕……。第一次世界大戦に衝撃を受けた軍人たちの戦争哲学を読み解き、近代日本のアイロニカルな運命を一気に描き出す。

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  • 海の東南アジア史 ──港市・女性・外来者
    3.5
    近世から現代まで、ヨーロッパ諸国、中国、日本などから外来者が多く訪れ、交易をし、また植民地支配を行った東南アジア。そこでは、人喰いの風聞を広める人、現地人女性、ヨーロッパ人と現地人の間の子孫、華人などさまざまな存在が、外の世界と現地の間に介在していた。その様相を見ると、いかに多様な人々が各地に存在し、複雑な関係を持っていたか、各地の国民国家形成に影響を与えたかがよくわかる。主に東南アジア海域を舞台に、前近代と近現代、西と東をつなげる画期的な一冊。
  • AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争
    4.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【『この世界の片隅に』片渕須直監督 推薦】東大教授×現役東大生のユニットが戦前から戦後の貴重な白黒写真約350枚を最新のAI技術と、当事者との対話や資料、SNSでの時代考証などをもとに人の手で彩色。戦前の平和な日常と忍び寄る不穏な影。真珠湾攻撃、硫黄島の戦い、沖縄戦、度重なる空襲、広島・長崎の原爆。そして終戦し、残ったのは破壊の跡と復興への光――。カラー化により当時の暮らしがふたたび息づく。
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法
    4.0
    1巻825円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 紀元前500年頃、孫武が勝負は運ではなく人為によるとし、その勝利の法則を理論化した兵法書。情報分析や見極め、行動の時機やリーダー論等、現代に通じるものとして今も人気が高い。「名言」を図解でわかりやすく紹介する。 「世界最古の兵法書」といわれ、今なお広く愛読される『孫子』の名言は、決して戦いや争い事での「必勝法」「リーダー論」だけはなく、ビジネスに、生活に、人生すべてに通じ、応用できる珠玉の言葉。「敵を知り、己を知る」「戦わずして勝つ」など、あらためてその意味を味わいたい。 <著者> 島崎晋(しまざき すすむ) 1963年、東京生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒業(東洋史学専攻)。大学在学中に中華人民共和国山西大学へ留学。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集者を経て独立。主として歴史・神話関連等の分野で活躍中。著書多数。
  • 勉強ができる子は何が違うのか
    3.9
    成績の良い子は、認知能力の他に、自分をやる気にさせる力や忍耐強く物事に取り組む力や感情をコントロールする力などの、非認知能力を身につけている。さらに、自分をモニターするメタ認知能力にも長けている。実は、学力向上のコツは自分自身を客観的に認識する能力「メタ認知」にある。では、「メタ認知」はどのようにして鍛えられるのか? 勉強ができるようになるためのヒントがここに! 【目次】第一章 成績の良い子と悪い子、何が違うのか?/第二章 やる気も粘りも非認知能力しだい/第三章 自分の学習スタイルをモニターしているか?──メタ認知について/第四章 読書と学力は密接に結びついている── 読解力と認知能力について
  • 三井大坂両替店 銀行業の先駆け、その技術と挑戦
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    元禄四年(一六九一)に三井高利が開設した三井大坂両替店。当初の業務は江戸幕府に委託された送金だったが、その役得を活かし民間相手の金貸しとして成長する。本書は、三井の膨大な史料から信用調査の技術と法制度を利用した工夫を読み解く。そこからは三井の経営手法のみならず、当時の社会風俗や人々の倫理観がみえてくる。三井はいかにして栄え、日本初の民間銀行創業へと繋げたか。新たな視点で金融史を捉え直す。
  • 京都
    4.2
    京都の発展のあとを地域的にたどり、千年の古都というその歳月を、都の中に求める試みが本書である。太秦の地に歴史の胎動を探り、街の規矩に平安朝の繁栄をしのぶ。古えを彷彿させる祇園祭。歴代王朝に因縁深い嵯峨・宇治・大原。京都を愛し、長くこの地に住む歴史家が、遺跡をめぐり時代を再現する。これこそ真の京都案内書といえよう。

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  • 日本の近代とは何であったか 問題史的考察
    3.9
    政党政治を生み出し、資本主義を構築し、植民地帝国を出現させ、天皇制を精神的枠組みとした日本の近代。バジョットが提示したヨーロッパの「近代」概念に照らしながら、これら四つの成り立ちについて論理的に解き明かしていく。学界をリードしてきた政治史家が、日本近代とはいかなる経験であったのかを総括する堂々たる一冊。

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  • ヨーロッパ史入門 原形から近代への胎動
    3.3
    「ヨーロッパ」誕生以前の古代ギリシャ・古代ローマから,文化的統合体としてのヨーロッパが成立した中世半ば,そして大航海時代,ルネサンスや宗教改革を経て,絶対王政の全盛期である一七世紀末までを俯瞰.まとまりでありながら常に多様性を内包し,個性的なプレーヤーがぶつかり合いながら推進されてきた,その歴史とは?

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  • 平安貴族とは何か 三つの日記で読む実像
    4.6
    「驕れる道長」は虚像? 歴史の主役としては光の当たらない平安貴族。 だが、武士が台頭し不安定化する世情にあって、彼らは国のために周到に立ち回り、腐心しながら朝廷を支えていた。 NHK大河ドラマ「光る君へ」の時代考証も務める著者が、知られざる平安貴族の実像を、 藤原道長『御堂関白記』、藤原行成『権記』、藤原実資『小右記』という三つの古記録から複合的に明らかにする。
  • 数学I・A単問ターゲット334 四訂版
    -
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年4月からの新学習指導要領対応商品(2022年4月以降に入学した高校生が対象です) 本書は、初版1998年から続く安心のロングセラーです。 三訂版までの刷り部数はシリーズ累計34万部になりました。 本書の問題は、数学Iと数学Aの基礎的な問題246題(コア・エクササイズ)、それにプラスアルファの標準問題88題(スタンダード・エクササイズ)の合計334題です。 コア・エクササイズの246題をしっかり固めれば、定期試験や模擬試験の小問集合の対策ができます。つまり、短期間に基礎固めができる本になっています。 【著者の木部先生から一言】数学は、得点しにくい教科であると思われるかもしれませんが、本当は簡単にしかも確実に得点できる教科なのです。なぜなら、試験に出題される内容は決まっているからです。この本は、試験に最も出やすい内容を精選して配列してあります。皆さんを高校数学の最速コースにご案内しましょう。
  • 近代中国は日本人がつくった 今も残る日本の莫大な遺産
    値引きあり
    -
    1巻762円 (税込)
    日本は中国を「侵略」したのではなく、 中国の再生に「貢献」してきた。 日本がいなければ今の中国は存在しない! 戦後、中国は一方的に「正しい歴史認識」を日本に突きつけている。 「過去について『正しい認識』を持たないかぎり、将来を語ることはできない」などと非難する。 しかし、文明史から見れば、日清戦争以降百余年来の日中関係の本質は、戦争というより、 むしろ明治維新に次ぐアジアでの第二の「文明開化」の波を、中国が日本から受けていたという事実にある。 つまり、日本は日清戦争以降、中国を「侵略」したというより、 むしろ中国の再生を願い、政治、経済、文化、そして文明そのものの再構築に驚くほどの貢献をしてきたのだ。 その意味で、近代中国をつくったのは日本人であり、 少なくとも日本なしでは中国の近代化は絶対にあり得なかった。 本書を一読すればそれが過言ではないことを理解できるはずだ。 [本書の内容紹介] 第一章 日清戦争の文明史的貢献 第二章 中国に波及した日本の「文明開化」 第三章 日本に学んだ清朝末期「黄金の十年」 第四章 中華民国の建国に奔走した日本人 第五章 日本の陸士が育てた近代中国軍 第六章 日本が中国で築いたインフラ──日本人の占領地建設 第七章 日本が中国にもたらした経済奇跡と遺産 終 章 文明史から見た大日本帝国の歴史貢献
  • ヘタリア Axis Powers 歴史読本 ヘタリア的世界遺産 古代ローマから欧州誕生まで
    5.0
    1巻1,018円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 各国の「世界遺産」をヘタリア的にまあるくご紹介!大人気のヘタリア的歴史読本!!
  • ヘタリア Axis Powers 歴史読本 ヘタリア的世界遺産 III フランス革命から21世紀まで
    5.0
    1巻1,018円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 有名世界遺産にまつわる歴史をイタリア達がひも解くよ~!ヘタリア的視点で歴史をざっくり学ぶシリーズ!!
  • ヘタリア Axis Powers 歴史読本 ヘタリア的世界遺産 II ルネサンスからアメリカ登場まで
    5.0
    1巻1,018円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 有名世界遺産にまつわる歴史をイタリア達がひも解くよ~!ヘタリア的視点で歴史をざっくり学ぶシリーズ!!
  • ヘタリア Axis Powers 原作ガイドブック ヘタリア的WW2
    5.0
    1巻1,018円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大反響!!ヘタリア原作ガイドブックWW2版が登場!!世界の面白エピソードや近代史を、ヘタリア的に「まあるく」紹介!!
  • ヘタリア Axis Powers 原作ガイドブック ヘタリア的WW1
    4.3
    1巻1,018円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヘタリア原作ガイドブック、遂に登場!!世界の面白エピソードや近代史を、ヘタリア的に「まあるく」紹介!!
  • ヘタリア Axis Powers 原作ガイドブック ヘタリア的独立編
    5.0
    1巻1,018円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大反響!!ヘタリア原作ガイドブック「アメリカ大陸編」登場!!原作屈指の名シーンを近代史を交えながら徹底解説!!
  • 魔女狩り
    4.3
    西欧キリスト教国を「魔女狩り」が荒れ狂ったのは、ルネサンスの華ひらく十五―十七世紀のことであった。密告、拷問、強いられた自白、まことしやかな証拠、残酷な処刑。しかもこれを煽り立てたのが法皇・国王・貴族および大学者・文化人であった。狂信と政治が結びついたときに現出する世にも恐ろしい光景をここに見る。

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  • [新版]中東戦争全史
    3.8
    戦争、内戦、テロ……。なぜ今、中東地域で惨禍が繰り返されるのか? その理由を、パレスチナやイスラエルの歴史、数次にわたる中東での戦争から、詳細にわかりやすく解説。そして現代のテロやイスラム国(IS)登場の真相にも迫る!
  • ビタミンママvol.94 いま、中学受験が増えている理由(ビタミンママ)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ中学受験をするの?(2023年度入学予定の方向け)今号では注目の私立中高一貫校17校や、国公立中高一貫校という選択肢のご紹介、さらに東京都と神奈川県の私立中高一貫校リストに加えて、中学受験前に解消しておきたい小学生のカラダの悩みや、好きを育てる習い事など盛りだくさんの内容でお届けします。巻末には小学生が憧れる職業の方のインタビュー企画も。これから中学受験を考える親子へのバイブルとして、ぜひ読んでいただきたい一冊です。 【人気の私立中高一貫校17校】校長先生からのメッセージ&学校行事・校内施設などの写真が満載&座談会。 【改革を行った3つの中高一貫校】これまでの伝統を大切にしながら、時代の変化に応じて改革を行った私立中高一貫校をピックアップ。 【もうひとつの選択肢 国公立中高一貫校】近年、注目度が急上昇中の国公立中高一貫校。中でも東京都と神奈川県の人気校を取材しました。
  • 平安朝の事件簿 王朝びとの殺人・強盗・汚職
    4.0
    平安時代を生き抜け 平安朝で巻き起こる凶悪な犯罪の数々。治安を司る検非違使の長官が残した文書に記された生々しい現場の声。真の平安時代が蘇る。
  • 奥羽越列藩同盟 東日本政府樹立の夢
    3.8
    鳥羽伏見の戦いに敗れた会津藩救済を当初の目的とした列藩同盟は、いつしか明治天皇を奉戴する薩長閥政権に対抗して、輪王寺宮公現法親王を擁立する東日本政府樹立に向かって結束を固めていく。なかでも仙台藩の玉虫左太夫は、渡米体験をもつ国際派参謀として精力的に活動する。凄まじく厳しい権力抗争の渦中に身命を投じて敗者となった仙台、米沢、会津、庄内、秋田、長岡諸藩の志士の動向に、秘められた戊辰戦争の諸相をみる。
  • 教え上手
    4.3
    1巻799円 (税込)
    教えたいことがたくさんあるとき、初対面の相手に教えないといけないとき、何をどの順番で教えるか悩んだとき。あなたの力量が、そこにあらわれます。著者は50年近く第一線で活躍してきた教育界のカリスマ。多くの子どもたちを「追究の鬼」に育て上げてきました。その教育方法は「わざと間違った答えを教える」「大事なことほど教えない」「わかりやすさよりもおもしろさ優先」といった、一見すると非常識なもの。でも、本書を読めばそれが理にかなっていて、教え方の王道であるとわかるはず。これまでに170冊以上の著書を出してきた著者が、今回はじめて一般向けにそのノウハウを公開します。部下を持つ上司、子を持つ親など、すべての「教える立場」の人たちにとって役立つ内容が満載です。
  • 30の「王」からよむ世界史
    3.7
    ◎好評の世界史シリーズ新刊 法で復讐の連鎖を終わらせたハンムラビ王、ローマの最盛期を築いたトラヤヌス帝、 近代化のために異国の造船所で学んだピョートル大帝…… 世界史を読み解く上で外せない30人の君主をとりあげ、古代から近代までを俯瞰する一冊です。 彼・彼女らの生き様や、人材活用方針、そして後世に与えた影響とは……? ◎本書で取り上げる「王」 ハンムラビ王/ラムセス2世/ダレイオス1世/アレクサンドロス大王/始皇帝/ アウグストゥス/トラヤヌス帝/コンスタンティヌス大帝/ユスティニアヌス大帝/太宗/ カール大帝/ハールーン・アッラシード/アルフレッド大王/オットー大帝/ヘンリ2世/ フリードリヒ2世/フビライ=ハーン/永楽帝/スレイマン1世/フェリペ2世/ エリザベス1世/アクバル大帝/ルイ14世/康煕帝/ピョートル1世/ マリア・テレジア/ナポレオン1世/ヴィルヘルム1世/ヴィクトリア女王/ニコライ2世
  • 足利義満 公武に君臨した室町将軍
    4.2
    電子版は本文中の写真の一部をカラー写真に差し替えて掲載。 公家社会と深く交わるなかで王朝文化に精通し、明国の皇帝には日本国王の称号を授与され、死後、朝廷から太上天皇の尊号を宣下される――。三代将軍足利義満の治世はしばしば「皇位簒奪」「屈辱外交」という悪評とともに語られる。だが、強大な権力、多様な事績に彩られた生涯の全貌は、いまだ明らかにはなっていない。本書では、新史料にも光を当て、公武に君臨した唯一無二の将軍の足跡をたどる。
  • 「異形」の古墳 朝鮮半島の前方後円墳
    値引きあり
    4.0
    前方後円墳は日本列島独特の墳墓であるといわれてきた。築かれた地域は、ヤマト政権が支配する範囲とおおむね一致すると考えられてきたのに、なぜ、それらが朝鮮半島西南部の栄山江流域にまで広がっているのか。この地域はヤマト政権の支配下にあったのか。倭の一部だったのか……。朝鮮半島に残るすべての「異形」の前方後円墳を探訪。これまでの通説をめぐる現状と課題を見直し、永年問われ続けてきた古代史の深遠な謎に迫る。
  • 上杉鷹山 「富国安民」の政治
    4.4
    半世紀に及ぶ粘り強い取り組みによって,窮乏する米沢藩を立て直した上杉鷹山(一七五一~一八二二).江戸時代屈指の「明君」として知られる彼が目指したのは,何のため,誰のための政治だったのか.改革を担った家臣たちの思想と行動,また鷹山明君像の形成を新たな角度から描き出し,その改革を日本の歴史に位置づける.

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  • しつけない道徳
    3.3
    1巻990円 (税込)
    子どもや未成年による重大な犯罪やいじめ事件が取りざたされ、社会問題になりつつある昨今。SNSをはじめ、子どもを取り巻く環境がこれまでにないスピードで大きく変わる中、「ひとりの人として、どうキチンと生きるか?」「人として、正しい道とはなにか?」「そのために、どう大人になっていくか?」……つまり子どもの道徳教育が学校でも、家庭でも問われるようになってきています。でも、そんな中で、「どうやって子どもを導けばいいのか……」迷ったりとまどったりしているパパやママが増えています。しつけのつもりが、体罰や虐待になってしまうことも少なくありません。そんな、変化の大きな新しい時代の道徳とは、道徳の伝え方とはいったい何でしょう?「他人の命を大切に扱える社会」「人生を大事にできる子ども」を育てる新しい道徳を、教育評論家・尾木ママと一緒に考えましょう。 【内容】 「生きる力になる道徳」を求めて―まえがきにかえて― 《STEP1》道徳なんて信用できない  01|道徳は「正義のヒーローではない」  02|「イイコだから」で良心は育たない  03|「ケンカはNO!戦争はOK!」の矛盾  04|「グラデーション化する世界」をまずは知る  05|「満員電車のベビーカー」は正しい?正しくない?  06|道徳を振りかざす「匿名の暴力」 《STEP2》それでも道徳が必要なワケ  07|不安な未来を「幸せに生き抜く羅針盤」  08|相手を「受け入れて思いやる心」  09|夢もやさしさも「すべては想像力から」  10|今日という日は「誰かがあってこそ」 《STEP3》しつけない道徳  11|子育てに「お仕置きはいらない」  12|他人よりもまず「自分を思いやる」  13|道徳の時間に「決して頼らない」  14|「今日こんなことがあったよ」がはじめの一歩  15|あなたの道徳は「額に入れて飾っておく」  16|神対応は「しない」「させない」  17|上手な理屈より「下手でいいからごまかさない」  18|言ってはいけない「生きていればいいことがある」  19|だから、「今日をまっすぐに生きる」
  • 新編 日本語誤用・慣用小辞典
    4.2
    あなたの日本語、大丈夫? 今すぐチェック! 好評だった旧版(正・続)の内容を精選し新項目を加えて1冊に。豊富な実例を材料に正用・誤用を判別し原因を分析。誤用から日本語の仕組みや変容がわかる。(講談社現代新書)
  • 戦国の陣形
    3.9
    ◆鶴翼、車懸、魚鱗…「兵法」の意外な新事実/軍勢を軍隊へと改めたのは織田信長ではなかった!? 甲斐武田氏と越後上杉氏が取り組んだ軍制改革の中身とは!? 歴史とは事実であらねばならない――。徹底的に真実を掘り起こした渾身の一冊。◆伊東潤氏絶賛!/川中島の、三方ヶ原の、関ヶ原の実相はこうだったのか!頭を割られたような衝撃が走る。中世軍事史に一石を投じる快作。
  • 教科書に載せたい日本史、載らない日本史~新たな通説、知られざる偉人、不都合な歴史~
    4.5
    変わる日本史の教科書。歴史は常に“進化”する 新史料の発見や発掘調査などによって歴史上の人物や出来事の解釈が変わり、過去の話にも関わらず歴史は“進化”している。それに伴い学校で習う日本史も変わっている。本書では、「大化の改新は645年ではない」「古墳時代終末期に登場する八角墳とは?」などの近年の教科書変化を取り上げるとともに、これから教科書に載るであろう最新の日本史研究成果を紹介する。 例えば、「織田信長は天下統一を目指していなかった」「坂本龍馬は薩長同盟に関与しておらず、船中八策はフィクションだった」などの説だ。 加えて、「幕末に天然痘のワクチンを普及させ多くの命を救った殿様」や世界遺産級の近代遺産「高輪築堤」など、ぜひとも教科書に載せたい歴史も取り上げている。 一方で、教科書に載る歴史人物の中には、人には知られたくないだろう不都合な真実もあるが、そうしたエピソードも紹介している。 教科書が変化する面白さと、新説の驚きを堪能できる一冊。
  • 元老―近代日本の真の指導者たち
    4.4
    明治憲法成立後の1890年代以降、天皇の特別な補佐として、首相選出を始め、内閣の存廃、戦争、条約改正など重要国務を取り仕切った元老。近代日本は、伊藤博文、山県有朋、西園寺公望ら元老8人の指導下にあった。非公式な組織のため、当初は政治の黒幕として批判されたが、昭和初期の軍部台頭下では未成熟な立憲国家を補う存在として期待が高まる。本書は、半世紀にわたり権力中枢にいた元老から描く近代日本の軌跡である。
  • 「日本国紀」の天皇論
    4.1
    1巻968円 (税込)
    『「日本国紀」の天皇論』電子版です。
  • 「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史
  • いまさらですがソ連邦
    4.0
    いまはもう無いふしぎな超大国を、手描きイラストコラムと詳細解説でハラショーに紹介! “東側諸国”の盟主として、世界を二分する存在だったソビエト連邦。 人民の解放という理念を追いつつ、強烈な一党独裁体制。 世界第二位の強国なのにモノ不足。 そんな鉄のカーテンの向こう側をのぞき見しよう! これを読めば、みんなタワリシチ!! ソ連・ロシア好き声優・上坂すみれさん絶賛!! ========== 親愛なる同志諸君!! ソ連邦の栄光は永遠である!!︎ ウラーー!! …ステレオタイプじゃないソ連のあれこれ、是非読んでほしいです! ========== ※電子版には速水螺旋人先生描き下ろしの「購入特典ペーパー」も収録!
  • 大東亜戦争 敗北の本質
    4.0
    なぜ日本は大東亜戦争に敗れたのか。情報・対情報・兵站の軽視、そしてそれを招いた科学的思考の欠如、日露戦争辛勝以後の組織の制度疲労がまず原因として挙げられる。だが数々の失敗を検証するなかで見えてくるのは、戦略がまったく欠如していたこと、そして何より失敗から学ばず、その失敗を「なかったこと」にしてしまう、帝国陸海軍の自己革新能力の劣化と喪失であった。戦史研究に長年携わってきた著者が、戦後七十年の今こそ、敗北の裏にあったものは何かを問いなおす。
  • 未来を育む友に贈る:希望の指針 励ましの知恵
    5.0
    今を生きる子どもたちとどう接すればいいか、その保護者をどう支えればいいか──こうした声に応えるため、「家庭教育の工夫」「不登校」「子どもを叱るとき」「わが子の勉強の悩み」「思春期」「発達障害」「信仰の継承」などについて、知っておくべき指針、ヒントとなる知識をまとめた。子育て、未来部育成、教育支援──宝の子どもたちと関わるすべての人へのアドバイス。
  • 暗殺の幕末維新史 桜田門外の変から大久保利通暗殺まで
    4.0
    近代日本が生まれた幕末維新期。日本史上これほど暗殺が頻発した時期はない。尊皇攘夷論の洗礼を受けた者をはじめ、彼らはなぜ暗殺に走ったのか。本書は大老井伊直弼から内務卿大久保利通に至る国家の中枢、外国人、坂本龍馬らの“志士”、市井の人々までが次々に標的となった事件の凄惨な実相と世間の反応を描く。さらに後世、一方で暗殺者を顕彰し、他方で忌避した明治国家の対応も詳述する。闇から見つめる幕末維新史。
  • 「過干渉」をやめたら子どもは伸びる(小学館新書)
    4.2
    教育改革最前線。うちの子はどうなる? 学習指導要領が約10年ぶりに改訂され、2020年度より小学校、2021年度より中学校で実施。かたや大学入試制度改革は迷走し、日本の教育が大きな転換期を迎えている。 一方、国際経営開発研究所が発表した、主要63か国の「世界競争力ランキング2019」では、日本は順位を5つ下げ、30位に急落。東アジアの中でもシンガポールや中国、台湾、タイ、韓国の後塵を拝し、もはや日本型教育では、国際社会で通用しないことは明らかだ。 さらに近い将来、現在ある職業の大部分がAIに取って代わられるといわれる。 「いい学校に入れば、いい生活が送れる」時代は終わった。 こうした危機的状況にいち早く気づき、子ども主体の教育に舵をきってきた人がいる。 1人は「校則なくした中学校」の校長、もう1人は名門男子中高一貫校の理事長、最後の1人は子育てやいじめ問題に真正面から取り組んできた教育評論家だ。 立場の異なる教育最前線の3人が、意外と気づきにくい「子どもが生まれ持つ本来の特性」を解きながら、才能を伸ばしていく方法を明らかにする。 学校に息苦しさを感じる親も子も、教壇に立つ先生も、ぜひ読んでほしい1冊です!
  • 国語が子どもをダメにする
    4.0
    国語力とは論理的思考力である。しかし、学校では感性の授業ばかり。一方、進学塾の模試やセンター試験は読解偏重、難解複雑信仰、長文速読主義で弊害が多い。カリスマ教師が、国語教育の大罪を内部から検証し、脚光を浴びる「ふくしま式」メソッドを伝授。革命的な国語教育論。
  • 中先代の乱 北条時行、鎌倉幕府再興の夢
    4.1
    鎌倉幕府滅亡から二年後の一三三五年、北条高時の遺児時行が信濃で挙兵。動揺する後醍醐天皇ら建武政権を尻目に進撃を続け、鎌倉を陥落させた。二十日ほど後、足利尊氏によって鎮圧されるも、この中先代の乱を契機に歴史は南北朝時代へと動き出す――。本書は、同時代に起きた各地の北条氏残党による蜂起や陰謀も踏まえ、乱の内実を読み解く。また、その後の時行たちの動向も追い、時流に抗い続けた人々の軌跡を描く。
  • 磯田道史と日本史を語ろう
    4.4
    日本史の達人が語り尽くす 日本史を語らせたら当代一! 磯田道史が、半藤一利、阿川佐和子、浅田次郎、養老孟司ほか、各界の「達人」を招き、歴史のウラオモテを縦横に語り尽くす。最新科学で探る日本人の起源から、歴史上のリーダーたちの品定め、弥生式土器を自作した少年時代を語った「磯田道史ができるまで」など、歴史好きなら参加したくなる歴史談義。目からウロコの連続です。 ・DNAでここまでわかった日本人のルーツ ・頼朝から家康まで リーダーの知られざる素顔 ・信長はアスリート体形? ・秀吉、淀殿の「カルテ」を読むと ・家康自ら調合した薬が現存する? ・昌平坂学問所の首席を輩出した会津の教育 ・「靖国の原型」は柳川藩と薩摩藩? ・龍馬 刀傷三十八カ所の意味 ・スパイ戦に長けた西郷兄弟 ・学歴エリートの陸軍、海軍の武士道 ほか 目次 「磯田道史」ができるまで ×阿川佐和子 日本史のリーダーを採点する ×半藤一利 日本人の不思議な起源 ×篠田謙一・斎藤也 信長はなぜ時代を変えられたのか? ×堺屋太一・小和田哲男・本郷和人 戦国武将の養生訓 ×酒井シヅ 徳川家康を暴く ×徳川家広 幕末最強の刺客を語る ×浅田次郎 歴女もハマる! 幕末のヒーローたち ×杏 「龍馬斬殺」の謎を解く ×中村彰彦 脳化社会は江戸から始まった ×養老孟司 鎖国か開国か? グローバリズムと日本の選択 ×出口治明 幕末からたどる昭和史のすすめ ×半藤一利
  • 「馬」が動かした日本史
    4.0
    馬が日本の歴史を動かした! もともと馬がいなかった日本列島に、馬が持ちこまれたのは五世紀ごろ。 古墳時代の中期である。それを期に、この国は大きく変貌を遂げた。 「馬」という補助線をひいて、日本の歴史を考えると、これまで謎とされてきた事象が説明できる。 ○なぜ世界最大の古墳は、ヤマト王権の中心地であった奈良ではなく、大阪・河内地方にあるのか。 ○なぜ東日本最大の古墳は群馬県にあるのか。 ○なぜ九州最大の古墳は宮崎県にあるのか。 ○なぜ前方後円墳がもっとも多いのは千葉県なのか。 ○なぜ武士政権は東日本に誕生したのか。 こうした謎を解く鍵が「馬」なのである。 山がちでありながら、じつは日本列島には馬の飼育に適した草原が広がっており、東アジア随一の巨大な馬の生産国だったのだ。 おもな馬の生産地は北東北、千葉、山梨、伊勢、河内、九州南部。 すなわち奥州藤原氏、平将門、武田信玄、平清盛を輩出した伊勢平氏、源頼朝のルーツ河内源氏、島津家と、日本史に輝く武将の地盤と重なっているのだ。 徳川家康の生まれた三河も馬産地である。 古代から近代以前、馬は重要な輸送機関であり、軍事兵器だった。 だから高値で売買され、莫大な富を馬産地にもたらした。その馬産地から、馬の活用にたけた武力集団が誕生し、彼らが権力を奪取した。 この国のかたちを決めたのは「馬」なのだ。
  • 高校数学公式活用事典 第五版
    -
    1巻1,518円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2022年4月からの新学習指導要領対応商品(2022年4月以降に入学した高校生が対象です) 本書は、高校生の皆さんが、数学の定義・定理・公式、あるいは問題解法の手がかりなどを調べる際、使いやすい数学事典を目指して作りました。 一番の特長は、本文を  【左ページ(定義・定理・公式)】→【右ページ(解説&活用)】 の見開き構成にして、使いやすくしてあることです。 また、紙面の左右につけた、数学I、数学Aなどの科目名も、用語を探す目安になるかと思います。何となく開いて探してみるときは、左ページの項目名を参考にしてください。使い慣れてくると、パラパラめくりながら見つけることもできます。初版1986年から30年以上のロングセラーの書籍です。普通の公式集と誤解されがちですが、実は、定義・定理がきちんとのっている「高校数学小事典」なのです。
  • みんなの日本語初級II 第2版 教え方の手引き
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『みんなの日本語初級II 第2版』を使って教える人のための指導書です。二部構成で、第1部では、『みんなの日本語初級II 第2版』の構成と内容、『初級I』との違い、基本的な授業の進め方、復習のしかた、動詞の活用について、第2部では、各課の教え方を授業の流れに沿って具体的に紹介してします。なお電子書籍版には紙の書籍に付属しているCD-ROMの内容は収録されていません。CD-ROMの収録内容と同じデータファイルは、弊社サイトからご購入いただけます(補助教材「『みんなの日本語初級II 第2版 教え方の手引き』付属CD-ROM収録資料」 価格:500円+税)。
  • 女ことばってなんなのかしら? 「性別の美学」の日本語
    4.6
    日本語の「女ことば」。それは日本人に根付く「性別の美学」の申し子である。翻訳家としてドイツ語・英語に長年接してきた著者が、女ことばの歴史や役割を考察し、性差の呪縛を解き放つ。
  • 独ソ戦 絶滅戦争の惨禍
    4.2
    「これは絶滅戦争なのだ」。ヒトラーがそう断言したとき、ドイツとソ連との血で血を洗う皆殺しの闘争が始まった。日本人の想像を絶する独ソ戦の惨禍。軍事作戦の進行を追うだけでは、この戦いが顕現させた生き地獄を見過ごすことになるだろう。歴史修正主義の歪曲を正し、現代の野蛮とも呼ぶべき戦争の本質をえぐり出す。

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  • 日本人に遺したい国語 101歳最後の授業
    4.6
    日本語の力は生きる力。本を読み、手紙を書けば、人生はどんどん豊かになる。「生まれ変わってもう一度授業がしたい」――101歳でこの世を去った、伝説の国語教師の遺言、緊急出版!!
  • 1冊でマスター 大学の微分積分
    4.0
    1巻2,508円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大学数学の必須科目「微分積分」について高校の復習から大学生を悩ませるε-δ論法まで懇切丁寧に解説します。図とグラフを多用し,式の意味を理解しながら,また豊富なパターンの問題で実際に計算しながら,読み進めていくことができます。単なる解説ではなく,どうしてそう考えるのか,また間違いやすいところについてはなぜなのか,どうとらえるとよいかといった実際に学ぶ人の視点を意識した内容になっています。さらに別冊には,演習問題と確認問題を見開きでつけているので,よりスキルアップを図ることができます。
  • 望月光の古文単語333
    -
    1巻913円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 代々木ゼミナールの人気講師、望月光先生による初の単語帳です。 古文の基礎をかためる上で必要な333語を精選しました。 ■理解しやすい・覚えやすい解説!■ この単語帳では、単語をやみくもに「暗記する」のではなく、「理解する」ことに重きをおいています。語の成り立ちから説明したり、訳語の多いものには「基本となるイメージ」の説明をして、訳語をしぼって覚えるなどのポイントを示したり、初級者の人への道案内が記されています。著者による「オリジナル例文」や「ひとことナビ」などを活用して、効率良く学習してください。 ■単語の理解をさらに深めるイラストつき!■ 単語の理解をより深め、ホッとするイラストが随所にちりばめられています。イラストは人気イラストレーター花くまゆうさく氏が担当。
  • ものがたり世界史 古代~近代へ
    5.0
    1巻2,497円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ヒストリーの語源は、ストーリーと同じである」。時代、地域ごとに語り部が入れ替わり、古今東西の歴史をひもといていく。激動の人生を生きた世界史上の人々の別の顔が垣間見え、面白くてスラスラ読める、新しい参考書。全ページフルカラーイラストつき。
  • インドネシア ──世界最大のイスラームの国
    3.0
    世界一のイスラーム人口を誇るインドネシアは、独立後、シャリーア(イスラーム法)を国法としない共和国となった。しかし、教義に厳格なムスリムと、より柔軟に教義を解釈するムスリムの溝は埋まることはなかった。そのなかで人々は何を考え、どのような社会を創り上げたのか。インドネシアに計8年間暮らし、その文化と宗教を研究してきた社会人類学者が、綿密なフィールドワークで得た多様なムスリムの声とともに、教義と実践の狭間で揺れる大国の論理と実態を描きだす。
  • 国民国家と戦争 挫折の日本近代史
    -
    開国から明治維新の近代国家創設、日清・日露戦争を経て植民地帝国への拡大、満州事変から日中戦争、第二次世界大戦敗北による帝国崩壊まで……。日本は、アメリカ・フランスのような理念型ではなく、民族型の国民国家を形成し、天皇中心の国体に収斂してしまった。国民による戦争への積極的な関わりにも注目。「国民」をキーワードに、日本近代史を解明し、単純な支配・被支配関係ではない国民国家・日本の実像に迫る。
  • 中世騎士物語
    4.5
    中世盛期のフランスに生まれたジェラールという架空の人物を案内役として、騎士の本当の姿を語っていく。騎士についてだけでなく、彼らが生きた中世ヨーロッパがどのような時代であったかについても紹介し、さらに武器や戦術といった要素も詳細に解説している。
  • 細川ガラシャ キリシタン史料から見た生涯
    4.3
    明智光秀の娘として生まれ、細川忠興の妻として非業の死を遂げた細川ガラシャ。神父に宛てた書翰をはじめ、海の向こうのイエズス会史料にも、彼女の記録は遺されている。本書は、それらの史料をひもとき、ガラシャの生涯に新たな光をあてる、意欲的な試みである。父光秀の謀叛、秀吉によるバテレン追放令、関ヶ原の戦い直前に襲った悲劇。キリシタンでありながら最後に死を選択した、彼女の魂の真の軌跡に迫る。
  • 本能寺前夜 西国をめぐる攻防
    3.2
    信長との合戦を繰り広げ、将軍の権威を利用して西国諸大名との連携を試みた毛利氏。一方、毛利氏の勢力拡大に反発する大名・領主層を抱き込む包囲網を目論んだ信長。西国経略において競合していた軍事指揮官の秀吉と光秀は、最大の敵・毛利氏との決戦と、天下一統とが近づくにつれ、立場に齟齬を生じさせる――。本能寺の変の背景を、合戦を軸に西国大名の関係に着目し検証。天下一統への希求を生んだ状況に最新研究で迫る。
  • 神経とシナプスの科学 現代脳研究の源流
    4.0
    生体のニューロン回路の謎解明に挑む。18世紀末、イタリアの物理学者ガルバニによって世界で初めて生体を流れる電気信号の存在が明らかになった。電気信号が、脳や体をどうやって動かすのか、その謎を解明するのに150年以上を要した。日本人を含む偉大な研究者たちがそのメカニズムを解き明かすことで、神経とシナプスで起こる複雑な生体電気信号の実体がわかってきた。記憶や意識は脳の中でどのように生まれるのか。ニューロン同士はどのように連係し合っているのか。21世紀の脳科学は生体電気信号をより深く知ることで意識の謎を解き明かす道を切り拓くかもしれない。(ブルーバックス・2015年11月刊)
  • 韓国は日本人がつくった 朝鮮総督府の隠された真実〈新装版〉
    値引きあり
    -
    1巻693円 (税込)
    「日帝36年」がなければいまの韓国はなかった! ――「七奪」ではなく「七恩」だった日本統治 千年の長きにわたって中華帝国の属国にすぎなかった韓国を独立させ、近代国家建設を進め、 現在の繁栄の基礎を築いたのは、「日帝」支配だった。 いまなお非難される「日帝36年の非道」の嘘を暴き、 日本統治の功績を綿密な史料から検証。 日韓関係最大のタブーの真実に迫る。 ――『韓国は日本人がつくった』という本書のタイトルは、大げさに聞こえるかもしれない。 しかしそれは、決して嘘ではない。 実際、朝鮮半島は「日帝」によって独立し、また産業の近代化、近代教育、近代医療を享受できたのである。 日本がなければ、いまの韓国はなかったと言っても過言ではない。 このことに疑問があるならば、まずは本書を一読してほしい。 確かな史料をもとに、複眼的に歴史をとらえようとしている私の論拠には、 日本人も韓国人も納得してくれると確信している。 (「まえがき」より) [目次紹介] 第一章 韓国の独立と主権を確立したのは日本だった 第二章 「醜い韓国人」はいかにして生まれたか 第三章 李朝崩壊の混乱を防いだ日韓合邦 第四章 「日帝三六年」は朝鮮人の命を救った 第五章 「日帝」による近代化教育とハングルの普及 第六章 創氏改名と皇民化政策の真実 第七章 飢餓の国を近代農業国に変身させた日本 第八章 朝鮮半島の近代化に尽力した日本 第九章 韓国が日本に絶対に勝てない理由
  • 最新図解 ADHDの子どもたちをサポートする本
    4.5
    1巻1,485円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ADHDを正しく理解するための、最新の解説書! ADHDの常識が変わる?!近年大きな展開のある薬物療法についても詳しく解説! 家庭、幼稚園・保育園、小学校での支援に役立つ、ケース別の対応例とポイントがわかる! ■行動特性・診断の流れ・治療と支援のしかたまで~ADHDの基礎知識がわかる ADHDの子どもたちを理解し、寄り添い、適切にサポートしていくためのヒントをまとめました。 ADHDを含む発達障害の基礎知識や発症の原因をわかりやすく説明した上で、 医療機関へのかかり方、支援の仕方や治療法をイラストとともに解説しています。 ■環境変容法、行動療法、ペアトレ、大きく変わりつつある薬物療法も詳しく紹介 診断や治療の目的は、子どもの困難を正確にとらえ、適切にサポートすることにあります。 さまざな治療法を組み合わせながら、生活上のつまずきやストレスの軽減を目指します。 近年大きな展開のある薬物療法についても詳しく説明しました。 ■家庭・園・学校で…支援に役立つケース別の対応例とポイントがわかる! 子どもの抱えるつまずきや不適応が起こる場面は、ひとりひとり違います。 よくみられるつまずきの場面別でのサポートの方法、ポイントを具体的に多数紹介しています。 さまざまなサポートを試しながら、目の前の子どもにあった対応法を探してみてください。 【主なもくじ】 巻頭 これだけは知っておきたいADHD 1章 ADHDを理解する 2章 ADHDの基礎知識 3章 医療機関へのかかり方と治療法 4章 園・学校や家庭でできるサポート 5章 将来へ向けたサポートと準備
  • 地名でたどる 埼玉県謎解き散歩
    値引きあり
    -
    埼玉ってなんで「埼玉」なの? 県内各地の不思議な地名や見慣れた地名がどうして今のようになっているのか……。なるほど納得の理由から、思わず仰天する理由まで、埼玉の地名の由来をとことん探った一冊です!
  • 足利将軍たちの戦国乱世 応仁の乱後、七代の奮闘
    4.3
    足利将軍家を支える重臣たちの争いに端を発した応仁の乱。その終結後、将軍家は弱体化し、群雄割拠の戦国時代に突入する。だが、幕府はすぐに滅亡したわけではない。九代義尚から十五代義昭まで、将軍は百年にわたり権威を保持し、影響力を行使したが、その理由は何か――。歴代将軍の生涯と事績を丹念にたどり、各地の戦国大名との関係を解明。「無力」「傀儡」というイメージを裏切る、将軍たちの生き残りをかけた戦いを描く。
  • 昭和史 新版
    3.7
    再びあの戦争体験を繰り返してはならない――その強烈な願望が本書を貫いている。なぜ私たち国民は戦争にまきこまれ、押し流されたのか。なぜ自らの力で防ぐことができなかったのか。第一次大戦から筆を起し、戦争とファシズム、そして敗戦後の占領時代とつづく昭和の激動の歴史を、豊富な資料を駆使して描き出す。

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  • 日本語の発音はどう変わってきたか 「てふてふ」から「ちょうちょう」へ、音声史の旅
    4.0
    問題「母とは二度会ったが父とは一度も会わないもの、なーんだ?」(答・くちびる)。この室町時代のなぞなぞから、当時「ハハ」は「ファファ」のように発音されていたことがわかる。では日本語の発音はどのように変化してきたのか。奈良時代には母音が8つあった? 「行」を「コウ」と読んだり「ギョウ」と読んだり、なぜ漢字には複数の音読みがあるのか? 和歌の字余りからわかる古代語の真実とは? 千三百年に及ぶ音声の歴史を辿る。
  • ―教養としての歴史―日本の近代(上)
    3.3
    1~2巻660円 (税込)
    近代化の原動力となった江戸の実力、アジア初の立憲国家として憲法を守り通した意義、韓国から近代化という「青春」を奪った日清・日露の二度の対外戦争――。アジアの小国から世界標準の国家を作りあげた苦闘の道程をたどりながら、著者の卓越した歴史観を通して、「日本にとっての近代とは何であったのか」を大胆に整理する。単なる知識ではない教養としての日本近代史入門。〔全二冊〕

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  • 海図の世界史―「海上の道」が歴史を変えた―
    3.8
    古来、地図には二種類あった。陸上で自分たちの知りうる範囲を描いた「マップ」、何もない海上に航海のため正確な経線・緯線を付した「チャート」。「チャート」すなわち海図を描くことは、世界を俯瞰する試みでもあった。新大陸発見から産業革命、資本主義の誕生、世界大戦まで、海の視点から読みとくと、全く新たな通史が見えてくる。

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  • 「スイス諜報網」の日米終戦工作―ポツダム宣言はなぜ受けいれられたか―
    4.7
    「無条件降伏」以外譲ろうとしない米国、「国体護持」が認められなければ徹底抗戦しかないとする日本、両者相容れぬ緊張状態の中、在スイスの米OSS支局長アレン・ダレスの下で、とある諜報網が作られた。日本の陸・海軍武官、公使、国際決済銀行のスウェーデン人、亡命ドイツ武器商人……両政府の間を取り持ち暗躍する陰の主役達を描く。※新潮選書版に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。
  • なぜ中学受験するのか?
    4.4
    延々とくり返されてきた中学受験の是非論に、気鋭の教育ジャーナリストがファイナルアンサー!! 著者は「そもそも中学受験にメリットもデメリットもない。むしろ中学受験で得られるもののうち、何をメリットと感じ、何をデメリットと感じるかにそのひとの教育観、幸福観、人生観などの価値観が表れる」「中学受験はやり方次第で良薬にも毒にもなる」と語る。膨大な取材経験を背景に、中学受験の意味を壮大なスケールで描き出す。
  • 書ければ読める! くずし字・古文書入門―教育漢字千字文
    -
    小学校で習う教育漢字1000字のくずし字を、書いて覚える実践編! くずし字・古文書読解力が一気にレベルアップする! 「千字文」とは、漢字圏で広く用いられた漢字学習と書道の教科書のこと。
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    3.9
    灘校で中学3年間をかけて『銀の匙』1冊を読みこむという授業を続けてきた橋本先生の教育論。「国語はすべての教科の基本であり、学ぶ力の背骨」という伝説の教師が国語の学び方を伝えます。「早急に答えを求めてはいけない、すぐに役立つものはすぐに役立たなくなります」など「学び」の原点に気づかされる1冊。

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  • 江戸の天才数学者―世界を驚かせた和算家たち―(新潮選書)
    3.6
    1巻1,210円 (税込)
    鎖国下の江戸時代、日本独自の数学文化が華ひらく。なぜ男たちは和算に人生を賭けたのか。いかにして世界に先駆ける研究成果を生み出したのか。吉田光由、渋川春海、関孝和、建部賢弘、有馬頼ゆき、会田安明、山口和、小野友五郎……個性豊かな8人の天才たちの生涯から、江戸流イノベーションの謎に迫る歴史ノンフィクション。
  • 『ジューコフ回顧録』完全版が明かす 独ソ開戦の真実
    -
    1巻896円 (税込)
    ■すべてはスターリンから始まった ソ連政府に検閲削除されていた新資料をもとに、独ソが開戦に至るまでの経緯と真相に迫る1冊。 ドイツとソ連は独ソ不可侵条約を結び、ポーランドへ一緒に攻め込むなど蜜月関係にあった。 しかし1941年6月22日、突如ドイツ軍はバルバロッサ作戦を発動しソ連領に侵入。奇襲を受ける形となったソ連軍は壊滅的な被害を受けた。 ここで2つの大きな疑問が持ち上がってくる。 ・なぜ、ヒトラーはソ連を攻めることを決断したのか? ・ドイツが300万人もの大兵力を国境に集めていたのに、なぜスターリンは戦争準備を怠ったのか? 真珠湾攻撃でも囁かれる陰謀説のように、わざとドイツ軍に攻めさせたとでもいうのだろうか? 独ソ不可侵条約や、日独伊三国同盟、東ヨーロッパ諸国の問題などが複雑に絡み合うが、結局は、スターリンの判断からすべてが起きていた。 ソ連崩壊とともに次第に明らかになってきたジューコフやモロトフの回顧録など膨大な新資料をもとに、 第二次世界大戦の勃発から独ソ戦直後まで、スターリンとソ連側の行動を逐一追うことで、現実に何が起こったのか、そして何がなされなかったのかを検証する。 ■著者略歴 守屋 純(もりや・じゅん) 1948年生まれ。早稲田大学卒。現在、中部大学非常勤講師。専攻は国際関係史・軍事史。著書に『ヒトラーと独ソ戦争』(白帝社)、『独ソ戦争はこうして始まった』(中央公論新社)、訳書に『ドイツ参謀本部興亡史』『詳解 独ソ戦全史』『ヒトラーが勝利する世界』(学研)、『総統は開戦理由を必要としている』(白水社)など多数。 ■序文からの抜粋  本書で取り扱ったのは、第二次世界大戦史において今日まで議論されることの多い、大戦勃発直前の独ソ不可侵条約締結から独ソ開戦までの約1年と10ヵ月間の時期、ソ連の指導者スターリンがどのような判断をし、それがどのような結果をもたらしたかについてである。この主題についてはこれまで各国の研究者による多くの労作がある。ではなぜ今、筆者がこの主題を取り上げることになったかと言えば、元々はソ連邦元帥ゲオルギー・ジューコフの回顧録『回顧と思索(Vospominaniia i Razmuishleniia)』の整理と復元を手掛けたことがその始まりである。  1969年に刊行された「ジューコフ回顧録」の初版は当時のソ連当局によって大幅な検閲と削除が施されたもので、ジューコフ自身が「自分の著述は半分だけ」と嘆くほどの有り様だった。その後、ソ連末期の1990年になって検閲削除されていた部分と、ジューコフが追加補筆した原稿とが公表され、その後は次々に改訂新版が公にされて、結局2002年版が今では最新版となっている。  しかし「ジューコフ回顧録」の叙述の裏付けを得るために関係する資料と証言を検討していくうちに、結局はスターリンの判断からすべてが発していることがわかり、冒頭に述べたような主題に焦点をしぼりこんだ。その結果、新たな事実も判明し、また逆に新しい疑問点も浮かび上がってきた。

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