作品一覧

  • 京都守護職始末 1
    4.0
    1~2巻2,079~2,277円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史は偽造されてよいか? 薩長の「力」によって明治維新は成立したが,それは孝明天皇の心意にそうものではなかった。その誠実さゆえに裏切られた旧会津藩士がつぶさに語る動乱の幕末史。第1巻は,文久2年(1862)から翌3年まで。巻末に解説を付す。
  • ロビン・フッドの森-中世イギリス森林史への誘い-
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 さて,中世イギリスの森のアウトローといえば,シャーウッドの森に愉快な仲間と暮らすロビン・フッドを思い浮かべる読者は多いのではないだろうか。「金持ちから金銭を奪い取って,貧しいものに与える」というロビン・フッドのイメージは後世につくりあげられたもので,本来のものではない。そう,この物語をひもときながら,変幻自在のロビン・フッドの多様な姿をさぐってみたい。それにしても,森と人間のかかわりは多様であり,時代の経過とともにさまざまな変貌を遂げてきた。本書では,そのごく一部にすぎないが,いくつかのルートをたどって歴史の中の森を散策することにしよう
  • 明治維新
    -
    1巻1,177円 (税込)
    近代日本の出発点である明治維新を,幕府,朝廷,各藩の武士たちや民衆の動き,さらに対外的要因なども含めトータルに描く,戦後歴史学における記念碑的著作.維新の始発を天保の改革(1841年),その終わりを西南戦争(1877年)と捉え,民衆の手になる政治的萌芽がつぶされ,絶対主義確立へと至る過程を明快に論じた.(解説=大日方純夫)

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  • 昭和史 新版
    3.7
    1巻924円 (税込)
    再びあの戦争体験を繰り返してはならない――その強烈な願望が本書を貫いている。なぜ私たち国民は戦争にまきこまれ、押し流されたのか。なぜ自らの力で防ぐことができなかったのか。第一次大戦から筆を起し、戦争とファシズム、そして敗戦後の占領時代とつづく昭和の激動の歴史を、豊富な資料を駆使して描き出す。

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ユーザーレビュー

  • ロビン・フッドの森-中世イギリス森林史への誘い-

    Posted by ブクログ

    中世イングランドの森にまつわる利用権の推移を紹介。中世人にとっては天然の食糧庫であり、生活物資調達の場だったがゆえに、王侯貴族は独占を図り、庶民はそこになんとか食い込もうとする、という図式があったと読んだ。うまく森の利用権をとれれば権力者とのせめぎ合いの歴史がはじまり、強引に利用すればアウトローとなる。21世紀でいうと人権とよく似た構図だと思うのは考えすぎか。

    0
    2024年11月02日
  • 昭和史 新版

    Posted by ブクログ

    この本は、第一次世界大戦→大正デモクラシー→金融・世界恐慌→満州事変→日中戦争→太平洋戦争→戦後といった第一次世界大戦から第二次世界大戦、そして戦後についてを詳細に書かれた内容だった。当時の状況など詳しく書かれているので、読んでいて非常にためになった。ただ戦前までって何か小難しい漢字が多くて読んでいてすぐに眠くなった笑
    こういった本の内容を主観的にレビューで残すのってあまりよろしくない気がするので、内容や感じたことは特に触れないようにしたいけど、ロシア革命の影響って世界的にむちゃくちゃでかいと思った。本当に。あとこの本の内容を読んでると、日本って原爆落とされる前に降伏すべきじゃないのかと思った

    0
    2015年11月03日
  • 京都守護職始末 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大抵のこの時代のフィクション、主に新選組を扱った物になると思うが
    容保さんがしょっちゅう具合が悪いというイメージで
    療養だとか具合が悪いとか倒れたとか
    そういう描写がとても多い。
    病弱な方かのような印象なのだが
    これを読んで納得した。
    こんな激務の最中にあって、具合が悪くならない方が寧ろ可笑しい。
    現代で言うなら、過労によるストレスだろうと思う。

    激務、という単語は他の書物で見かけたが
    やはり会津藩の家臣の方が著者であるだけあって
    微に入り細に入り書かれていてあらゆる点で納得した。
    また、この史料で初めて知ることも多かった。

    当然飽く迄も会津藩サイドから書かれている為会津寄りの視点ではある

    0
    2013年01月26日
  • 昭和史 新版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    再びあの戦争体験を繰り返してはならない―その強烈な願望が本書を貫いている。
    なぜ私たち国民は戦争にまきこまれ、押し流されたのか。
    なぜ自らの力で防ぐことができなかったのか。
    第一次大戦から筆を起し、戦争とファシズム、そして敗戦後の占領時代とつづく昭和の激動の歴史を、豊富な資料を駆使して描き出す。

    [ 目次 ]
    1 第一次大戦後の日本
    2 政党政治の危機
    3 満州事変
    4 日中戦争
    5 太平洋戦争
    6 戦後の世界と日本

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆

    0
    2011年04月25日
  • 昭和史 新版

    Posted by ブクログ

    昭和のはじまりから1950年代までの歴史の流れを概観している本です。

    本書の旧版に対して批評家の亀井勝一郎が「人間が描かれていない」という批判をおこない、いわゆる「昭和史論争」が引き起こされたことはよく知られています。執筆者の遠山は、日本を代表するマルクス主義の立場に立つ近代史研究者であり、そうした内容の偏りに対する批判もなされています。

    わたくし自身は、亀井のロマン主義的な歴史観に同調できないのですが、それでも本書に記されている大衆観がやや教条的であるように感じられました。この点では、政治的には左派に近い立場に立つ現代の歴史学者にとってもおそらく同様ではないかと思われます。安丸良夫や色川

    0
    2020年11月22日

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