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Posted by ブクログ 2013年01月06日
世界最古~現代(GPS)に至るまで、水路誌・海図の歴史をカバー。さまざまな文明圏の商人、探検家、国家が、間違った水路誌・海図に騙されて超ヒドイ目にあわされながらも、これを訂正し相互接続して、世界の全体像を描き出してきた歴史が生き生きと描かれる。近代史好きでポルトガル・スペイン萌え、オランダ萌え、イギ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月26日
どうしても西洋史に偏りがちなのは仕方ないか、でも第二次大戦は宣戦したのはアメリカではないのでそこは訂正されたい。
海図とともに世界観がどう形成され、世界が繫がり歴史が織り成されてきたかってとこで自分にとっては新しくて面白い視点だった。ギリシャ人のプトレマイオスの世界図、これが人々の世界観に影響を与え...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月26日
地中海・大西洋、インド洋、太平洋をそれぞれ第一、第二、第三の海として、ヨーロッパの航海者の行動範囲が時代とともに広がっていく様子を海という視点からまとめ上げた歴史書。
膨大な資料に基づく興味深い逸話が数多く盛り込まれているにも関わらず、全体の構成がしっかりしていて散漫になることなく、最後まで興味深く...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月05日
地図の本は読まねば、ということで・・・
地図はMapであるが、海図はChart。
Chartは「二つ以上の対象の相互関係や変化の状態を図形的に表現したもの」と言う事でChartで示されるのは方位と距離である。海図の歴史は航路開発の歴史でもある。そして本格的な遠洋航海はこの方位と距離がいかに正確に測れ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月27日
本書は、航海や海運に関する歴史を概観しつつ、地理的な発見がどのように海図に反映され、各時代の人々の地理観・世界観がどのようなものだったかを明らかにしていく。古代についても丁寧に説明されているが、やはり、バスコ・ダ・ガマ、マゼラン、コロンブスなど大航海時代が中心になる。彼らが行った新たな航路や大陸の発...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月24日
紀元前から現代までの人類史を海図の励起を通して、振り返った本、
庁舎は高校の教師を経て大学の教授となった宮崎正勝氏、2000年以上にわたる人類の通史を海図を通してえがくという視点が面白かった。
地図は自国を大きく捉えがちであったり、あるいは逆に未知の大陸が(未知故に)大きく描画されたりいろいろと本...続きを読む
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