AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

1,650円 (税込)

8pt

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【『この世界の片隅に』片渕須直監督 推薦】東大教授×現役東大生のユニットが戦前から戦後の貴重な白黒写真約350枚を最新のAI技術と、当事者との対話や資料、SNSでの時代考証などをもとに人の手で彩色。戦前の平和な日常と忍び寄る不穏な影。真珠湾攻撃、硫黄島の戦い、沖縄戦、度重なる空襲、広島・長崎の原爆。そして終戦し、残ったのは破壊の跡と復興への光――。カラー化により当時の暮らしがふたたび息づく。

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AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    1930年頃から戦中・戦後の写真を、AIと手動補正でカラー化した写真集。
    白黒と比べると、ここまで臨場感が違うかと驚いた。
    人々の営み、感情も、戦争の苛烈さも、白黒で見るよりぐっと伝わる。
    この写真を眺めながら、戦争経験者の身内と会話ができると、そしてその場に我が子がいれば、このうえない機会になるな

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    先日読んだ「モノクロの夏に帰る」─額賀澪著─
    に出てくる写真集のモデルが本書と知り、手に取った。

    著者の庭田さん(広島市出身)と東大教授の渡邉さんによる「記憶の解凍プロジェクト」の成果をまとめたものだそう。

    まず、AI技術でモノクロ写真を「自動色付け」する。
    次に、戦争体験者との対話・SNSで寄

    0
    2024年04月13日

    Posted by ブクログ

    白黒写真に色が着くだけで歴史が地続きになるようだ。遠いどこかの世界の過去の出来事ではなく、リアルにあった出来事だと認識出来る。戦前は人々も笑顔に溢れ夜には光もあった。それが時が進むにつれガスマスクを被り、笑顔が無くなっていく。衣装は地味になり、戦争を意識させる言葉が溢れ、子どもたちが軍服を着る。空襲

    0
    2022年12月13日

    Posted by ブクログ

    歴史の事柄として知ってはいた戦前、戦争の時代だったが、カラーの写真で見ることで、その時代、その人達にも生活があり、生きてきて、私達と繋がっているんだ。

    ということを強烈に感じた良書だった。

    言葉ではうまく表せないが、祖父母が小さい頃の時代を知れ、懐かしく、切なく悲しいが嬉しい気持ちになった。

    0
    2022年10月03日

    Posted by ブクログ

    カラーになり、より実感を伴って読めた。モノクロだと、もう起こらない昔のこと、というふうに無意識に思っていたと思う。

    0
    2022年06月05日

    Posted by ブクログ

    昔の白黒写真をカラー化するという、面白い試み。日独伊三国同盟のカラー写真はtwitterで見たことある人も多いのではないか。

    試み自体は面白いものの、正直カラー化になんの価値があるのかと思いながら読んだ。しかし、驚きではあるが白黒で見た(昔)の写真が、カラー化によって地続きの過去になっていくのが実

    0
    2021年10月11日

    Posted by ブクログ

    百聞は一見に如かず、ましてカラーをや。。
    モノクロで記憶され続けている自身の昭和初期像を塗替え、歴史上のではなく、今を生きる自分たちの少し過去の延長戦上の日本人として活写されている点は非常に興味深い。特に庶民の日常の何気ない一瞬は、当たり前だけどカラー満載の世界で生きていたのだと改めて痛感させてくれ

    0
    2021年09月25日

    Posted by ブクログ

    やはり色があると当時の情景や、人々の血色など、鮮明に拝見することができる、当時の事を我ごとのように感じさせられる。

    0
    2021年08月18日

    Posted by ブクログ

    白黒写真に色を付けるという。たったそれだけなのにいろんな感情が沸き起こってくるのがわかります。
    モノクロでは、昔のこと、自分の世代とは異なる、という印象が無意識にあったのですが、カラー化により今の自分と連続している身近な印象を持ちました。また、色彩の鮮やかさで、当時の躍動感、豊かさが感じられた。みん

    0
    2021年08月10日

    Posted by ブクログ

    AIが着色した写真を見せたときに、認知症の方が記憶を思い出し語ったということに心を動かされました。
    戦後生まれの自分には時間が止まったように感じる白黒写真。
    家族で出掛けたり、西瓜を食べたり。
    色鮮やかに蘇ったそこには、今と変わらぬ家族の団欒の姿があり、それが戦火の下で永久に喪われてしまった事実はと

    0
    2021年08月01日

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