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紀元前500年頃、孫武が勝負は運ではなく人為によるとし、その勝利の法則を理論化した兵法書。情報分析や見極め、行動の時機やリーダー論等、現代に通じるものとして今も人気が高い。「名言」を図解でわかりやすく紹介する。
「世界最古の兵法書」といわれ、今なお広く愛読される『孫子』の名言は、決して戦いや争い事での「必勝法」「リーダー論」だけはなく、ビジネスに、生活に、人生すべてに通じ、応用できる珠玉の言葉。「敵を知り、己を知る」「戦わずして勝つ」など、あらためてその意味を味わいたい。
<著者>
島崎晋(しまざき すすむ)
1963年、東京生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒業(東洋史学専攻)。大学在学中に中華人民共和国山西大学へ留学。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集者を経て独立。主として歴史・神話関連等の分野で活躍中。著書多数。
Posted by ブクログ 2023年10月15日
孫子の戦い原則を3点に絞り出して抽象化する。
①相手、戦場、味方を知り、準備を徹底する。
②先手必勝。主導権を握る。
③スパイを使わないのは愚の骨頂。情報戦を制する。
◎段取りで勝敗(成果)が決まることが学べた。
①②③は相互に影響し、シナジーを生み出すことが戦をより有利に働かせる。
リーダーは...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月16日
戦いの原則と言って良い。布石のような存在。どこに何が記されているか、振り返りたい時に便利。もちろんこれは基本形であり、場合に応じて変化はあって当然良い。
勝負時にハマりがちな認知バイアスに引っ張られないよう、この原則に立ち戻るという使い方も良し。孫子の言葉は抽象度が高いから自社の立ち位置、現在の戦...続きを読む
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