社会学作品一覧
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3.5底なしの不況に落ち込んだ今、急増する貧困層を食い物にして儲けるビジネスが跋扈している。「敷金・礼金なし」で貧困層を誘い込み、ほんの数日の家賃滞納で法外な違約金を請求する「ゼロゼロ物件」。多重債務者にニセの養子縁組をさせてさらに借金を重ねさせる「リセット屋」等々。なけなしの金をむしりとり、貧困層をさらなる困窮へと陥れる「貧困ビジネス」は、もはやモラルをかなぐり捨てた、日本経済の末期的症状の象徴だ。気鋭のエコノミストがその実態を生々しくレポート。
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3.0社内で吹き溜まりと揶揄される第二編集部から生まれた『ビッグコミック』。創刊編集長の小西湧之助は、自分たちを泥底のナマズにたとえ、いつか世の中を揺り動かす大ナマズになってやると誓う。白土三平、手塚治虫、石森章太郎、さいとう・たかを、水木しげるら人気作家を口説き落とし、青年コミックの市場を切り拓いた編集者たちの熱き奮闘の物語。
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3.52004年6月に景観法が公布されて以来、すでに10年が経過している。しかしながら、わが国では風景の「劣化」と呼ばれる、風景の雑然化、画一化、無個性化が依然として進行しており、昨今、その対象は国土の基調となる、ごく日常的な社会活動が行われている地域全域に及んでいる。 こうした社会的背景をふまえ、風景学、環境社会学、都市行政学、景観工学、社会哲学、公共経営学の各分野の第一線の研究者が、風景の「劣化」をくいとめ、風景をつくり、守り、向上させていくための理論と実践を徹底研究する。これまでにない風景研究の一冊。 《日本図書館協会選定図書》
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3.8ますます複雑化し肥大する現代の情報化社会を私たちが生き抜くために必要な力とは何か? 変革せねばならないことは何か? ユビキタス・コンピューティングの新概念で世界を変えた著者が綴る提言エッセイ。
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4.0「ドラえもん」「怪物くん」ほか多くの名作を生み出した「二人で一人のマンガ家」は八七年末にコンビを解消、新たなまんが道を歩み始める。この二つの才能の秘密を解き明かす、唯一の本格的藤子論。
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3.0■内容紹介 20代で初めて訪れ、何度も通い続けたインド。だが1990年以降、経済が発展し勢いに乗るインドは、私にとって居心地の悪さを感じる地になった。「貧困」が代名詞だった1973年のインドと、IT時代の活気ある2010年のインドはどのように変わったのだろうか。次々とビルが建設され、ITを中心としたグローバル化が進んでいるインドは、豊かになったように思えるが、農村では作付けのための借金を苦にした自殺者が増えているという。結婚や就職、金銭のごまかしや物乞いなども、同じように見えていても根本は昔と違っているようだ。中流が急増し欧米的な思考が浸透しつつあるからこそ、より貧しくなった問題も多いのではないか。インドを研究し続ける著者が見た、新たな「インドの混沌」とは? ■著者紹介 高邑 青(たかむら あお) 東京外国語大学インド・パーキスターン語学科を卒業後、NHKの国際放送局(ラジオ・ジャパン)でインド亜大陸向けニュース編集や番組制作に携わる。1972年、デリー大学でインド事情、ヒンディー文学を学ぶ。その後、外務省ヒンディー語講師を経て現在、拓殖大学国際学部、商学部講師。NHKラジオ・ジャパンでインド・南アジア向けニュース編集などを担当。著書に、『蓮と紅茶とマハーラージャー ―インドに関する三十三章―』(新風舎)、『まずはこれだけヒンディー語』(国際語学社)がある。千葉県柏市在住。
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-「萬朝報」紙上で、権力者の醜行を執拗に攻撃したため涙香は「まむしの周六」と渾名されたが、本書では、男の玩弄物である妾の実例を暴露。犬養毅、山県有朋、井上馨、伊藤博文、榎本武楊、文化人では森鴎外などが俎上にのせられた。
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-こんな経験はありませんか? 相手がおかしなことを言っているのに、どこが間違っているのかわからなくて、 反論することができなかった。 あるいは、相手が明らかに間違ったことを言っているのに、 結局、うまく言いくるめられてしまった……。 そんな方に読んでいただきたいのが本書です。 ●本書で扱っているのは、論理的な会話をするための“技術”と“思考力”。 これらをマスターすれば、不当な主張に正しく反論できるだけでなく、 議論を通じて「より良い」結論に到達することができるのです。 なお、本書は2006年にあさ出版より刊行された『「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか』 に 新たな項目を加筆し、再編集したものです。 ■目次 プロローグ 弁護士は、なぜ論理的な会話ができるのか? ●第1章 あなたに必要な“論理力”という武器 ●第2章 論理的に考え、話すための“第一歩” ●第3章 相手のペースに巻き込まれない会話術 ●第4章 論理の落とし穴を見破るテクニック ●第5章 質問で会話の主導権を握る方法 ■著者 谷原誠(たにはら・まこと)
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3.5福島で原発事故が起きた。日本に深刻な放射線問題が残り、そのことによって日本人の人生設計は大きく変化せざるをえない状況になってしまった。そしてそのことは従来の環境問題であるリサイクルや温暖化などとどう関係してくるのか。従来の環境問題と新しい環境問題。複合的な新しい環境問題について、武田邦彦が危ない問題点を提起した1冊。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本語ブームの根底に危うさを読み取って徳間書店から刊行した同名の本。実は毎月の内部通信の原稿をまとめたもの。 今日でもこれを出典として高校大学などの入試に出題され続けている。 日本語を質的に改変していつでも安易に低次元の外国語に翻訳していく水準にはやはり問題がある。日本語の本質にも多面的に深耕していく、褪せることのない表現教育者ならではの本格的探究と問題提起の書。
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3.4★高城剛氏推薦!「21世紀の『リアル』が、ここにある」 ■僕らはもっと自由に生きられる! 近年、働き方や暮らし方が多様化するにつれて、 多くの人が自分なりの人生をデザインし始めています。 パラレルキャリア、コワーキング、独自の経済圏、 DIYリノベーション、デュアルライフ、海外移住……。 こうした働き方・暮らし方を一部の著名人か、 経済的な成功者だけのものだと思っていないでしょうか? 実は、日本にもすでに多くのライフデザイナーたちが存在します。 人生は「選択」と「意志」次第で、いくらでも自由に設計することができるのです。 ■家もオフィスも持たない「生活実験」から見えたもの 本書は、1年間、家やオフィス、家財道具を持たずに旅しながら暮らす 生活実験プロジェクト「ノマド・トーキョー」を行った著者が、 そこで出会った多くのライフデザイナーたちの働き方・暮らし方を紹介します。 東京中のシェアハウス、シェアオフィスを渡り歩き、 日本に今、起こりつつある新しいライフスタイルと、 次世代チェンジメーカーたちのワークスタイルから見えてきたもの。 それは「セルフ(自)」「ワーク(職)」「リビング(住)」から成る 「ライフデザイン」という発想です。 ■「自」「職」「住」から考える、新しい人生のつくり方 予測不可能な時代に、固定化されたライフ「プラン」は無意味です。 逆算型で描かれるプラン通りの人生など、もはや存在しません。 これからは、偶然性を上手に取り込みながら、 自らの手で人生をつくり出すライフ「デザイン」が必要です。 ビジネスでも、アジャイル型、リーンスタートアップ、デザイン思考 といった手法に注目が集まっていますが、 そうした考え方を人生設計にも応用してみましょう。 描かれた地図をコンパスに持ち替え、 現実と理想のあいだ、個人と組織のあいだ、仕事とプライベートのあいだ、 都会と田舎のあいだを自由に泳ぎ回る「新しい人生設計」とは? 本書は「多面性」「つながり」「多拠点」の3つの側面から、 32人のライフデザイナーの事例を交えて、 自由でしなやかな生きるヒントを紹介します。
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-「戦争が激しくなったら、外地に女性も行くようになるかもしれないわよ」 太平洋戦争時、軍籍を持って、つまりは「女性兵士」として戦地へ出兵された日本人女性たちがいた。この歴史的事実を知る者は少ない。 九〇歳を超えた現在も、無二の親友として交流の深い二人である、鰐淵照子と大賀幸子。彼女たちは、血と火薬の匂いが煙る最前線において、一体何を見て、何を感じたのか。 本書は、数奇な運命をたどり、戦地をくぐり抜け、青春時代を送った二人の女性の物語である。 プロローグ 第1章 元気少女・照子とご令嬢・幸子 第2章 タイピストの職務に就く 第3章 照子が戦地で目にした戦争 第4章 照子と幸子、海軍省で出会う ●村上和巳(むらかみ・かずみ) 1969年、宮城県生まれ。中央大理工学部卒。医療専門紙記者を経て、現在は国際紛争、安全保障、医療・科学技術などを取材するフリージャーナリスト。著書に『化学兵器の全貌』(三修社)、『大地震で壊れる町、壊れない町』(宝島社)、共著に『戦友が死体となる瞬間 戦場ジャーナリスト達が見た紛争地』(三修社)、『タリバン戦争の謎』(祥伝社)など。最近は東日本大震災に専念。震災関連共著『3.11絆のメッセージ』(東京書店)、『風化する光と影 東日本大震災特別レポート』(マイウェイ出版)。国際ジャーナリスト連盟(IFJ)2012 JAPAN AWARD 東日本大震災部門奨励賞受賞。
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-ラスボスはアル・サーメンでなく七海の覇王シンドバッド? アラジン、アリババ、モルジアナ…信号機トリオに秘められた創世の大伏線を解き明かす!「マギ」の世界に登場するキーワードを軸に、いまだ語られぬ秘めた謎を考察し、迷宮攻略に挑む!
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3.7あなたの“登山の常識”は、ほんとうに正しいですか? 今、山での事故があとを絶ちません。昨年はとうとう過去最多を記録し、死者・負傷者も過去最悪となりました。その背景には、登山に対する誤った思い込みや知識不足が指摘されています。本書は、登山インストラクターとしてテレビでもおなじみの岩崎元郎氏が、「安心で楽しい登山」のための新常識を惜しみなく開陳するものです。たとえば、登山中の水分補給。「飲みたいだけ飲む」でも、まだ足りないぐらいなのをご存じでしょうか。あるいは、「もし道に迷ったら、下らずに登る」原則を知っているでしょうか。山では、「知っている」か「知らない」かが命にかかわってくることがあります。「知らなかった」ではすまされないのです。「装備」「計画」「行動」「危機管理」の4パートに分けて、わかりやすく解説した本書は、岩崎流登山ノウハウの集大成ともいえるもの。ぜひ、ご一読ください!
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3.7自分自身を「わかりやすいキワモノ」と呼ぶ異形のコラムニスト、マツコ・デラックス。科学のみならず世事万般をめぐってあっけらかんと語る「ヘンな生物学者」、池田清彦。既存の世間的な価値観から大きくはみ出しているふたりが、震災であらわになった差別のしくみや、いまのネット社会の気持ち悪さを、舌鋒鋭くえぐり出す。
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4.2「マリファナを吸ってなぜ悪いんだ」煙に誘われ、僕は退屈な日本にサヨナラを告げた。タイ北部の秘境「黄金の三角地帯」、ヒッピー世界三大聖地のひとつネパールのカトマンズ、激しい内戦下のトルコ……。行く先々で手に入れた多種多様なドラッグがもたらす幻想と出会い。十九歳の初体験以来、放浪を続けた青春の旅行記、アジア・中近東編。
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4.1※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 在日韓国・朝鮮人、日系ボリビア人、ベトナムやクルドの難民、フィリピンの移民など、日本には数多くの「外国につながる子どもたち」が暮らしています。その子どもたちがどうして日本に住み、どのような問題と直面しているのか、まんがを通して考えます。
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3.9※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 あらゆる自己啓発本の原点となったD・カーネギーの不朽の名著『人を動かす』。日本版だけでも500万部の歴史的ベストセラーが、世界初の公認マンガ化として、満を持して登場。原著『人を動かす 新装版』(創元社)に収載された全30篇の人間関係の原則を、主舞台が現代日本、主人公が日本人となるオリジナル・ストーリーに、丹念に練り込んだ。マンガ全12話と要点解説で、実践することの難しさも含めて、やさしく楽しく学べる決定版。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 悩みを克服する具体的な方法を解き明かしたD・カーネギー不朽の名著『道は開ける』。邦訳300万部のベストセラーが、世界初の公認マンガ化としてついに登場。原著『道は開ける 新装版』(創元社)に収載された全28の原則を、日本版オリジナル・ストーリーに丹念に練り込んだ。深い悩みに苦しむ老若男女さまざまな主人公が、自力で困難を克服していく姿を描いたマンガ全5話に、原著の読み方と要点解説をまじえ、やさしく学べる決定版。
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3.8★『ガラスの仮面』の姫川亜弓は、どうしていつも〈トロイメライ〉を聴くのか?『ベルサイユのばら』の男装の麗人オスカルが好きなモーツァルトを、マリー・アントワネットが聴かないのはなぜ?『SLAM DUNK』の流川楓のウォークマンの中身は何?――答えはすべてこの中にあります。 ★マンガと音楽をめぐる愛いっぱいのミステリーエッセイ!音楽を奏でる王子様たち、優等生と不良が好む音楽の違い、恋人や友人と音楽をわかちあう名シーン、画面に散りばめられた音符の装飾、ロマンチックな音楽用語のタイトル、声に出して読みたくなる魅惑のルビ文化、作品から流れ出すBGM……名作マンガに登場するさまざまな「音楽」描写の魅力を語り、真意を読み解きく刺激的なエッセイ集! ★勝田文、雲田はるこ、水城せとな、ヤマシタトモコ豪華ロングインタビュー収録!
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3.0伝説的名作『翔んだカップル』に始まり、『大市民』『特命係長只野仁』などのヒットを飛ばし続ける柳沢きみお! 彼が、その創作の秘密から、人生哲学までを、自らのマンガを題材に語り尽くすマンガ創作論。
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4.0最終表現者たることを放棄した表現者たちの苦悩と隠微な悦楽! たとえ数十万部を売っても注目を集めることは少ないマンガ原作者。マンガ家たちを陰で支える表現者たちの鬱屈と栄光を『ラーメン発見伝』の原作者がたっぷりと語る!
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4.210年前すでに戦争とテロと格差社会を描いていたマンガは、つねに世相の3歩先を映し出す予言の書である。そしてその後、何を予言し的中させてきたか。マンガを論じるとは、まさにこれを読み解くことでもある。『デスノート』『ソラニン』『すーちゃん』『へうげもの』『闇金ウシジマくん』『20世紀少年』『この世界の片隅に』『JIN-仁-』『PLUTO』『鋼の錬金術師』etc.からフランスのマンガBD(ベーデー)まで、この10年間の数百冊を取り上げ、読み方のヒントを明示し、現代日本そのものを読み解く。
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-ビジネスセミナー人気講師による入門書。 有名企業の成功事例を豊富に交えながら基本から解説。 流れは「3C分析」→「STP分析」→「4p戦略」というシンプルなもの。 本書の手順をふめば、実際にマーケティング戦略を立てられる構成に。 著者の持論は「優良顧客と付き合うためにしっかりとしたビジネスモデルを構築する」。 自らマーケティング会社を経営し、本書のノウハウを実践、右肩上がり成長を続ける。 『リーダーシップで面白いほど結果が出る本』とともに、 ビジネスベーシック「超解」シリーズ:同時創刊第一弾。 ■目次 ●第1章 マーケティングとはそもそもなにか ●第2章 戦略の基本を押さえる ●第3章 3C分析で現状を正確に把握する ●第4章 STP分析で戦略の中身を決める ●第5章 4P戦略で自社の価値を最大化しよう ■著者 市川晃久
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3.3いまや殺人事件のうち、二件に一件が「身内」で起きている! 愛すべき家族同士で、なぜ殺意が芽生え、どのようにして殺害に至ったのか? 秋田連続児童殺害などの子殺し、板橋両親殺害爆破などの肉親殺し、渋谷「セレブ妻」夫バラバラ殺人などの夫婦間殺人、そして、中津川一家五人惨殺などから現代の家庭内殺人の深層を探る。あなたの家族から殺人者を出さないために、身内ゆえの歪みを活写したノンフィクション。
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4.2イノベーターの資質とは何か。 なぜそれが今後ますます重要になるのか。 それはどのように芽生え、どうすれば育てられるのか。 エンジニア、起業家、デザイナー、社会起業家、彼らの両親、 グーグルやアップルなど独創的な企業の人材開発担当者、 MITやスタンフォードの教育者……大勢の人に取材を重ね、 家庭環境から大学教育、企業文化まで俯瞰して見えてきた 「イノベーション能力」の源泉とは? 「未来を気にかけるあらゆる人にとって重要な本」 ダニエル・ピンク(『ハイ・コンセプト』『モチベーション3.0』) 「教育に関心のあるすべての人の必読書」 クレイトン・クリステンセン(ハーバード・ビジネススクール教授、『イノベーション・オブ・ライフ』) 「あなたが教員なら、従来型の教育に苦しむ子の親なら、 創造的な人材を求める経営者なら、本書を読んでアイデアを書きとめ、 起こすべき変化のために自分の役割を果たしてほしい」 ティム・ブラウン(IDEO社長兼CEO、『デザイン思考が世界を変える』)
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3.0「あなたは無欲になれますか?」。多くの人は強欲資本主義が猛威を振るうなか、"欲"からは逃げられない、無理だと思っている。しかし、実は無欲こそ日本社会の基本原理であり、成功を収める必須条件だったのだ!!
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3.5生粋の日本人である著者がパリで出会い、結婚することになった相手。はじめは単なるアメリカ人と思っていたが、その父親はアラブ人風のユダヤ人(イラク出身)、母親は北欧がルーツのモルモン教アメリカ人だった。その息子である夫との間には一男一女。この国籍不明の一家に起こる、さまざまな日常的な葛藤や冒険の物語は、ささやかなようで、そこから大きく時空を飛び越えて、世界史的規模を持って西へ東へ広がっていく――。
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3.0本書は、人為災害に遭遇した際に命を守る行動について、わかりやすいイラストとともに解説するマニュアルです。 テロ対策と聞けば、警察や自衛隊などが関わる特殊な分野としてのイメージがありますが、世界各地で発生しているテロをみると、巻き込まれるのは多くの一般市民です。すなわち、私たちひとり一人に密接に関係するリスクなのです。 一方、いまの日本では「一般市民ができるテロ対策」についてはほとんど普及しておらず、テロに対して無防備ともいえる状況です。また、防犯のみならず、防災、防衛、化学、救命…などじつに多くの分野が関わるものでもあります。 本書では、一般市民としての心構えや対処法など、テロから命を守るために「何ができるか」のヒントをまとめています。 まえがき 第1章 日本はテロに強い国か? 第2章 問われるのは、一人ひとりの心構え 第3章 テロはあらゆる手段で行われる 第4章 命を守る行動 コラム 世界の民間防衛 おわりに <著者プロフィール> 志方俊之(しかた としゆき) 軍事アナリスト、帝京大学名誉教授。防衛大学校本科卒、京都大学大学院博士課程修了。防衛大学校幹事、陸上自衛隊北部方面総監、内閣府中央防災会議専門委員や東京都防災担当参与、防衛大臣補佐官も務めた。 武田信彦(たけだ のぶひこ) 安全インストラクター。慶應大学在学中に国際的な犯罪防止NPOの活動に参加し、東京都内の繁華街を中心に街頭パトロールを実施。現在は地域住民やPTAへのパトロールアドバイス、防犯リーダー育成、児童・生徒向けの安全教室など、全国で安全に関する講演やセミナーの講師を多数務めるほか、TV、メディア等で防犯・安全対策の専門家として活躍。 小泉 悠(こいずみ ゆう) (財)未来工学研究所研究員。早稲田大学大学院政治学研究科修了。民間企業勤務を経た後、外務省国際情報統括官組織で専門分析員を務め、現職。主な研究テーマはロシアの軍改革や軍需産業政策、核軍縮・核戦略など。 ※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『もしもテロにあったら、自分で自分の命を守る民間防衛マニュアル』(2016年8月20日 第1刷)に基づいて制作されました。 ※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
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-昭和6年に「現代女いちば」の書名で出版され、当時のベストセラーとなった。明治以後の売春風俗史の古典的著作。
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-いいニュースと悪いニュースがある。いいニュースは世界と日本を隔てる壁が低くなり、いつでも外に飛び出せるようになったこと。悪いニュースは、その壁の向こうから新たな競争相手が次々とやってくること――(本文より)。2013年晩秋に開催された、激変する国際情勢の今を知るセミナーの番外編。10代の兄妹とのプライベートな対話から、世界と日本の境界線に立つ者だけが知る厳しい現実と未来への希望が見えた! グローバルの波に乗るのも、飲み込まれるのも自分次第。どうせなら今をチャンスと捉えて、新しい時代を自分なりに生き抜いてほしい。「プランB」こそ、どんな世界でも生き抜くために必要な、知的なサバイバル術! 国際ジャーナリスト、ミュージシャンとして活躍する著者から、若者に向けられたメッセージ。
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3.0「ヤクザ御一行様お断りいたします!」執拗な営業妨害を続ける暴力団に「一介の飲み屋のオヤジ」はいかに立ち向かったのか!? ヤクザの親玉、ちんぴら、その情婦も入り乱れ、虚々実々の攻防戦が繰り広げられる。体を張って修羅場をくぐり商売のやり方を確立していく様に、市井の知恵とたくましさが漲る奮闘記。
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4.0凄まじい脅迫、巧妙に仕組まれた罠・・ヤクザにつけ込まれ、自殺寸前まで追い込まれた青年実業家が、ヤクザを相手に数々の難局をくぐり抜けてきた著者の手ほどきを受けて“地獄”から生還するまでを克明に描いた、実録・ヤクザ撃退物語。
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-任侠界史に名を刻む男達の死の在り方は、その生き様さえ表すほどに鮮やかである。晩年まで日本のドンと恐れられ大往生を遂げた稲川会総裁稲川聖城、自ら首の動脈を掻き切り血の始末をして絶命した初代阿部組総長阿部六郎、壮絶なリンチにも決して屈しなかった侠道会池澤組幹部滝下健夫…。伝説に残るヤクザ40名の最期を描く迫力のドキュメント。
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-取材記者、ルポライター、売文屋……。呼び方は人によっていろいろだが、まあ要するに野次馬代行業だ。 そう、俺はプロの野次馬だ。違法な現場、立ち入り禁止の現場、不可解な現場、危険な現場……。お声がかかればどこへでも行く。かからなくてもどこへでも行く。いつだって捨て身の突撃で、与えられたミッションを遂行するだけだ。(はじめにより) 一般人ならば二の足を踏むような場所にも潜入し、雑誌や書籍などに記事を書く取材記者。彼らは危険と隣り合わせの「現場」でいったい何を見て、何を感じているのか――? 銃弾飛び交うイラクで命を縮め、悪名高き児童買春村で戦慄し、限界を超えたゴミ屋敷で人生を諭し、大麻マンションで未来を憂う――ベテラン取材記者が軽妙な筆致で紡ぐ“ヤバい”現場の“危ない”ルポルタージュ!
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4.0今こそ見直したい「うさぎ追いし…」の世界。 里山の変容を、唱歌「ふるさと」の歌詞から読み解く。 日本人なら誰もが知っている「ウサギ追いしかの山」で歌われつづけてきたウサギはなぜいなくなってしまったのか? 唱歌「ふるさと」を通して、日本の昔日の故郷(里山)の姿とその変容を生態学の視点から読み解き、現代との比較を通じて、失われた日本の自然と文化を再考します。 1章 「故郷」を読み解く 2章 ウサギ追いし―里山の変化 1ウサギの思い出 2茅場―ウサギのすむ場所 3かつての里山 4変貌した里山 5里山のもうひとつの変化―都市化に呑み込まれる里山 3章 小ブナ釣りし―水の変化 1小ブナ釣りし―故郷の川 2川の変化 3もうひとつの脅威―農薬 4さらなる脅威―外来生物 5水は清き 4章 山は青き―森林の変化 1林業と社会 2林学と林業―四手井氏による 3森林伐採と森林の変化 5章 いかにいます父母―社会の変化 1人々への思い 2社会の変化 3志を果たして 6章 東日本大震災と故郷 1東北の里山を訪ねて 2東北の動物たちに起きたこと 3原発事故から考える日本の里山の将来 7章 「故郷」という歌 8章 「故郷」から考える現代日本社会 1「故郷」と社会 2「故郷」に見る日本人の自然観 著名な生態学者が語る、里山の過去と現在。そしてこれから…
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4.0成長戦略とは雇用戦略である――。人が成長してこそ初めて社会が発展する。そして、社会の発展なくしては、経済成長は決して持続しない。これまでの常識に囚われず、しかし、当たり前のことを先入観抜きに考える。
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4.0ずさんな捜査、マスコミを利用した世論の形成、シナリオに沿った調書。「特捜検察」の驚くべき実態を、現職検事や検察内部への丹念な取材と、公判記録・当事者の日記等を駆使してえぐりだした問題作!
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2.7なぜか毎日生きづらい、仕事も結婚も思うようにいかない…そんな日本の男子、女子。 尾木ママが楽になる生き方を提案します! (以下、本文より抜粋) ゆとり教育は理念としては少しも間違ってなかったの。日本だけなのよ、「脱ゆとり」で揺り戻しになっているような国は。「ゆとり=悪いこと」でまとめてしまい、批判の中身が何もないんだから。 今、老いも若きも、小さな人間関係で大きくつまずいてしまっているんです。こうしたことは、中学校から高校に入学するころくらいまでに対処法を体得しておくべき話。そのための学校であり、そこにはクラスがあって、部活があって、学校行事があるはずなんだけど、本当に今の日本の教育っておかしなことになっていると思います。 理想というのは、つまり、現実を変えたいという意思のあらわれ。それがどんなに現実とかけ離れていたって構わないじゃないですか。誰もあなたを笑う人なんていないし、「現実を見ていないよね」と馬鹿にするお友達のほうがよほどかわいそうなんです。
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-わずか2年4カ月の短い間に、松陰はどのような教育を行っていたのだろうか? 大河ドラマでも描かれていタ、松下村塾の人材育成術では、 二人の総理大臣をはじめ、幕末から明治の激動期において、 国家の体勢を築き上げた多くの逸材を輩出しました。 「なぜ、リーダーは教えないほうがいいのか」 短い期間で若手を成長させ成果を上げたい人お試しあれ。 今日の企業人教育や学校教育において、 忙しさにまぎれて忘れている大切なことを、 松陰は思い出させてくれます。 本書は、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文などの具体的なケースをたどりつつ、 松下村塾の教育を現代に応用するとどういうことが実現できるだろうか、 という視点でいくつかの提言をしています。 企業の経営者やマネジャー、人事教育スタッフ、そして学校の教育関係者などが、 この本によりヒントを探り、日本の社会に活力を生むことにお役に立てれば望外の喜びです。 本書では、『吉田松陰と松下村塾』の秘密を解き明かし、 どう現代に応用するかまで迫ります。 ■目次 序章 吉田松陰と松下村塾 第一章 松下村塾の誕生と教育の変遷 第二章 吉田松陰の教育 第三章 松下村塾の教育 現代への応用 ■著者 桐村晋次
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-社会の数字にだまされるな! 「それって本当?」から社会が見える。 難しい数式ゼロの統計学の入門書。 20%オフやおまけに食いつき、ポイント集めのために買物に勤しむ。グラフやデータを見ては情報を信じ込み、ランキングを見ては一喜一憂。しかし、そこには発信側の意図と受け手側の思い込みによる罠が潜んでいる。情報やデータを鵜呑みにしているかぎり、社会は表面しか見えてこない。本書は、難しい数式を一切使用せずに、数字や情報のカラクリをやさしく解説した統計の入門書。 一歩引いたモノの見方を身につける「社会学的発想」のススメ。 ・「カロリーゼロ」は本当にゼロ? ・視聴率1%上昇で人気上昇といえるのか? ・合計特殊出生率の上昇で人口減少は食い止められている? ・待機児童や不登校児童が突然減った? ・各社で内閣支持率が違うのはなぜ? ・人の心をくすぐるランキングの罠 ・健康診断の基準が緩くなってラッキー? ・65歳で「高齢者」の違和感 ・神社とコンビニどっちが多い? ・無宗教の日本になぜ人口の2倍の信者がいるのか etc.
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-まだまだあった! 人生の指針になる「黄金律」――。「勝負に勝つ人は赤い服を着ている」「旅をする人は賢くなる」「優秀な指導者は食事を最後に摂る」など、私たちの世界には含蓄に富んだ無数の“法則”が存在する。本書は、そんな経験則の中から、ビジネスや人間関係に応用できるもの50を厳選し、ユーモアたっぷりに紹介。世界の賢人だけが知っている成功や失敗のジンクスは、日々の暮らしのさまざまな場面であなたの人生を豊かにしてくれるだろう。ベストセラー待望の第二弾。【目次より】◎ビル・ゲイツの法則……怠け者ほど、役に立つ◎115の法則……元金を3倍にする年数は、簡単に計算できる◎マシュマロの法則……我慢強い人ほど、大成する◎ガイ・カワサキの法則……成功するプレゼンは10-20-30で構成される◎「静かな流れは底が深い」の法則……静かな人ほど危険である◎バフェットの法則……損を出さないためには
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3.6「言葉は意識の産物である。現代は意識優先、つまり脳化社会で、だから情報化社会になる。人生は『意識のみ』になってしまった」……。著者はあまり言葉を信用していない。言葉を読み過ぎず、先を読まず、解剖学者の眼で世の中を見つめ、静かに考える。すると現代日本人が気づかない、人間社会を取り巻くシステムが立ち現れる。たとえば、著者は本書で以下の意味のことを述べている。「秩序は同量の無秩序と引き換えでないと手に入らない。文明とは秩序であり、秩序を構築する過程で同量の無秩序を生み出している。それが炭酸ガス問題、環境問題の本質である。代替エネルギーもどうせ同じことであり、どこかにエントロピーを増やしてしまう」。日本人がこれからどう行動するかを考える上で、無視できない指摘ではないだろうか。本書は月刊誌『Voice』で2002年からはじまった好評長期連載「解剖学者の眼」を完全収録した時評集。石油問題、自衛隊のイラク派兵、靖国参拝、振り込め詐欺、オリンピック…。日本のこの7年を振り返りつつ、普遍的な視座を提案する。
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-スコアアップに必要なのは、英語力よりも○○力。 英語に自信がなくても、400点台が600点台に! ■目次 ・1 「英語」と「TOEICテスト」はどう違うのか? (英語は話す人任せ、日本語は聴く人任せの言葉全部聴き取れなくてもだいたいわかる ほか) ・2 リスニングのスコアを短期間で上げる! (ローマ字読みに惑わされないこれだけ日本語と違う英語の口の動き ほか) ・3 リーディングは社会人経験とタイムマネジメント! (日頃知っていることを英語に置き換えるだけ電子辞書は捨てる ほか) ・4 学習の効果を倍速にする心構え (「TOEICはTOEIC」と割り切る暮らしのリズムに英語の時間を組み込む ほか) ■著者 河野木綿子 西友の教育担当から英語学校の職員に転職しその後モルガン・スタンレー証券、バクスター、世界最大の製薬企業ファイザー、シーメンスなどに勤務。人材開発部長として人材開発に従事。プロジェクトの達成による社長賞受賞は4回に及ぶ。現在は英語で仕事をするビジネスパーソンの個人向け英語トレーナーとしての活動を中心に、グローバルナレッジマネジメントセンターの講師として世界中で90年にわたり年間300以上の研修プログラムを提供
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3.0創設9年目にして初のパ・リーグ優勝、さらに日本一に輝いた楽天イーグルス。その楽天を初のクライマックスシリーズ進出に導いた野村元監督が、楽天の勝因を分析する。24勝0敗の田中投手については、プロ野球史上最高の投手の呼び声も高い稲尾和久に達した部分はあると認める一方で、稲尾に及ばない要素があることも指摘。さらに日本シリーズにおける嶋(楽天)と阿部(巨人)の違いが「意思疎通能力」にあったと看破する。定評ある試合評論「ノムラの考え」(2013年)と新たに書き下ろし評論を収録。バレンティンの記録更新や宮本慎也の引退も取り上げる。
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-リッツ・カールトンと言えば、誰もが知っている超一流ホテル。 一流と言われる所以は、そのホテルという施設としての上質さはもちろんですが、 もうひとつ絶対に欠くことのできない要素があります。 それは、「人の心」です。 リッツ・カールトンでは、「人としての心をもってお客様の心に接する」接客を常に実践しているのです。 元リッツ・カールトン大阪の営業支配人・営業統括支配人の著者・林田正光が明かす、 「心くばり」を信条に、徹底した接客でお客様の心をひきつけるリッツ・カールトンの秘密が、 ついにオーディオブックとなって登場です。 仕事はもちろん、プライベートでも必ず役に立つ、人間関係を築くための驚きの知恵と方法が満載です。 ■目次 ●第1章 ゲストが感動するホテル、ザ・リッツ・カールトンで学んだこと ●第2章 なぜリッツ・マンはお客様の心をつかめるのか ●第3章 心くばりのできる組織のつくり方 ●第4章 リッツ・マンに負けない魅力ある自分をつくる ●第5章 ホテルマン流・人脈構築術 ●第6章 リーダーシップと目標があなたを魅力的にしてくれる ■著者 林田正光
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3.3量刑とは、裁判官が当事者らの言い分や証拠を、刑法の定める範囲内で酌量し判決を下すことである。その判断は各裁判官に委ねられているものの、先例判例主義が重視されるため、「一人殺しは無期」「三人殺しは死刑」といった刑罰の“相場”が自ずと形作られてきた。例えばゴルフ場からロストボールを“大量”に持ち帰れば懲役10カ月、“衝動的”な放火で“一人”焼死させたら懲役10年など、微罪から重罪まで、法の番人たちが共有する刑罰の約束事が全て明らかに!
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4.1全米大ベストセラーの話題作!フォーチュン誌が選ぶ「世界で最も有力な女性50人」の一人、フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグが、女性リーダーと男性リーダーへ贈る強いメッセージ。
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3.6反日を国是とする中韓、朝日新聞の「慰安婦報道」、そして官僚に支配される日本政治……。いま起きている事象はすべて「いま」だけの問題ではない。私たちが 肝に銘ずべきは、歴史の「流れ」を捉え、史料に残らない常識を復元していくことなのだ──稀代の歴史作家が過去と現在を縦横に行き来し、歴史を見るツボを伝授するととともに、日本人の本質を鋭く衝く。歴史眼を磨けば、世の中こう見える! 第一章「歴史を疑うことから始めよう」 第二章「日本人が気づいていない日本の精神文化」 第三章「歴史の裏側からよみがえる人物伝」 第四章「官僚支配と大本営発表の愚かなる政治史」 第五章「自然に恵まれ、翻弄されてきた国」 第六章「外交史に見る「隠された真実」
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4.0吉田、岸、佐藤、田中、中曽根から、民主党政権の鳩山、菅、野田内閣まで、仁政の総理、失政の宰相、前内閣の経済政策を問う。好評に応え7年ぶりに大幅増補!
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3.0ケンカとはコミュニケーションである! コミュニケーション力がある人間はけんかも強い! 刺青は、心にも入れられる。 光と闇それぞれの世界の頂点に立つ者は、どんな態度で日々をシノいでいるのか? なりふりかまわなくなったニッポン社会でワリを食わないための、正しく楽しい活路の発見法。
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3.5「ロストジェネレーション(25~35歳)は政治無関心」というのはウソだ。2007年参院選挙の安倍・自民大敗の原動力になり、つぎの総選挙のカギを握っているのが、なにを隠そう、このロストジェネレーション。朝日新聞の選挙取材チームが調査報道とネット世論調査で裏付けた驚きの事実。格差社会、リストラ、偽装請負、消えた年金……と、びんぼうクジを引き続け追いつめられた彼らはもう黙っていない。ポスト安倍を占う一書。
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4.0日本と韓国を代表する香辛料、ワサビと唐辛子。この2つの香辛料が人体に及ぼす作用は、実に見事に両国の国民性を物語る。鎮静を促すワサビに対して、興奮状態にさせる唐辛子。本書は、日本と韓国のまったく対照的な特性を、実に様々な角度から鋭く分析、新しい発見に満ちた非常に刺激的な比較文化論である!無益な摩擦の時代を超えて日韓の新世紀はここから始まる。
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4.0悲しみのなか子どもたちを支えたのは、日常と変わらない学校生活、そして友人たちとの関わりだった。学校、学級の再建に向けて取り組んだ岩手県教師たちの記録。全国教職員必読の書。全国学校図書館協議会選定図書 第 1 章 3.11 当日とその後の教育現場 (河村茂雄) 1 その時何が起こったのか 震災当時の学校の様子 2 教師たちによる復旧の取組 物理的環境の確保に向けて 第2 章 学校再開から1 学期末まで 教育関係者はどう取り組んだのか 1 生徒指導主事の立場から 1 つの校舎で2 つの中学校の生徒が生活・活動した中学校の実践 (佐藤謙二) 2管理職の立場から 被災地域支援の前線基地にある中学校の実践 (根田真江) 3 養護教諭の立場から 専門家と学校現場をつないで効果を上げた養護教諭の実践 (工藤宣子) 4 教育関係者の立場から 多くの支援を学校につなげ, 学校を後方から支えた取組 (森本晋也) 第 3 章 危機にこそ大事にしたい学級集団の力 (河村茂雄) 1 心理面での総合的援助の必要性 2 グループアプローチの土壌としての学級集団 3 第 2 章の先生方の実践から学ぶこと 4 改めて認識した人と人との絆の大切さ
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3.5企業と政府だけでは社会の問題は解決できない 『戦略サファリ』『マネジャーの仕事』の著者ミンツバーグが示す新たな経済社会とは?かねてから経済や組織は合理性だけで機能しないことを訴えているミンツバーグが、視野を社会全体に広げて語る、集大成的著作!
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-「現状が不満で、そこから抜け出したいのだけど、何か具体的にやりたいことがあるわけじゃない」。戦争への布石とも非難された自民党の憲法改正草案は、90年代J-POPの歌詞にそっくりだ。具体的なビジョンはまったく見えてこないこの憲法に、果たしてどれほどの意味があるのか。
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