橘由歩の作品一覧

「橘由歩」の「新潮45 eBooklet 事件編」「セレブ・モンスター　夫バラバラ殺人犯・三橋歌織の事件に見る、反省しない犯罪者」ほか、ユーザーレビューをお届けします！

作者をフォローする

フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。

• 

  セレブ・モンスター　夫バラバラ殺人犯・三橋歌織の事件に見る、反省しない犯罪者

  ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー

  4.0

  (2)

  • カート
  • 試し読み

  Posted by ブクログ

  表現力に物足りなさはあるが、著者の確かな洞察力と筆力にグイグイ押されて引き込まれてしまった。この人間味のない救いようのなさに後味の悪さは残るが、かなりの力作で面白かった。

  0

  2011年06月28日
• 

  身内の犯行

  ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー

  3.3

  (6)

  • カート

  • 試し読み

  Posted by ブクログ

  凶悪事件のルポタージュを読むと、「マスコミが作り上げた殺人犯像」と、「実際に喋っている加害者像」の乖離が見られるが、そこを丁寧な取材で書いていた。
  今では「モラハラ」がDVなのは周知の事実だが、この時代にそこを描き出していたことに驚いた。

  0

  2020年11月28日
• 

  身内の犯行

  ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー

  3.3

  (6)

  • カート

  • 試し読み

  Posted by ブクログ

  新しい視点や、作者ならではの論みたいなものはないけれど、丹念に取材して書かれている印象を受けた。秋田の連続児童殺人事件や、セレブ妻夫バラバラ殺人事件など、ここ数年家庭内で起こった殺人事件を取り上げて背景を探っている。やはり、ＤＶや幼少期の愛情不足・過剰などが原因とされているようで、「愛」はまったく簡単ではないし、自明かつ天然のものでもないのに、期待されすぎていると思った。つまり、母は子に愛情を持つとか家族を守るとかいったことが、当たり前と思い込めなくなってきているのに、それが自明とされているあたりに問題があるのではないかと思った。

  0

  2011年09月03日
• 

  身内の犯行

  ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー

  3.3

  (6)

  • カート

  • 試し読み

  Posted by ブクログ

  ここに記載された事件はＤＶが引き金となって発生している。犯人は過酷な状況に追い込まれて、仕方なくやってしまったという感じである。ＤＶの加害者はある種の精神病を患っているため、やめてといっても病気自体が治る訳ではないから、ＤＶを止めることは難しい。ＤＶを無くすことは至難だ。回避するしか対処法がない。

  0

  2013年06月06日
• 

  身内の犯行

  ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー

  3.3

  (6)

  • カート

  • 試し読み

  Posted by ブクログ

  複数の殺人事件を振り返りながら尊属殺人がどれだけ多くなってきており、その背後に何があるのかという闇を解き明かす。
  特に親子関係に起因するものは自分としてもいろいろ考えさせられながら読みました。事件の詳細やその後の取材などは丁寧に調べられているので読み応えあり。そこからの展開には同意できない部分もあり、って感じですね。

  0

  2013年03月10日