無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
先人に感謝。もう12年も前の本だが、現状はどれほど変わったか?在宅勤務も産休育休も制度的には整い、働きやすくなってはいる。日本においては、個人としての評価はともかくとして高市早苗が総理、小池百合子が都知事である。しかし、女性トップ層への偏見や性別による役割が固定化された構造のベースはそれほど変わっていなそうだ。
LGBTQの面で、男が女の方に入り込んでくるような方向ばかり議論しているが、重視すべきはそちらばかりではないだろう。
女性経営者側、一般的な女性側、そして多くの男を含む社会の側がまだもっともっと意識を変える余地がありそうだと思った。
女性管理職の話になると結局保守的な高齢男性の考えに沿うような形になっていないか。
リーダーを目指さない生き方も念入りに肯定しているのが印象的。保守的な男女に対する配慮を重ねているのだろう。これも求められている女性性か。
本書の主題とは関係ないが個人的には東大女性についての本を読んだときから、学力能力的に賢い女性が結婚して家庭に入ってしまうことについて、それまでの勉強などの個人の努力や家族や教育機関の種類によっては行政側コストは高学歴を再生産するためだけだったのか?(親からすると結婚相手の家柄が担保されるという側面で言うと戦略的だが)と常々思っていた。この個人的社会的な費用対効果をペイする意味のほか、個の活躍、次世代の女性活躍の土壌作りなど、優秀な女性はあらゆる意味でぜひ活躍し続けるべきだと思った。
Posted by ブクログ
2013年出版と古い本ではありますが、今でも瑞々しい知恵を授けてくれる名著です。女性だけでなく男性も読むべきと思います(私も男性ですが非常に勉強になりました)。
確かなデータや研究に基づいていて、それぞれの立場を慮りながら、現実的な意見をバランス良くまとめあげていると思いました。こういったジャンルの本にありがちな、愚痴っぽいエッセイ本とはクオリティの面で一線を画しています。
唯一、8章の男性育休の話は古い印象を得ましたが、これに関しては世界が良くなっていると言えるのだと思います。逆に言うと、他は2013年からさほど好転していないということも言えるかもしれません。改めて、問題の根深さを感じます。
人生において自分の立場が変わった時に、また読み返してみたいと思います。
Posted by ブクログ
キラキラのエリート女性のキャリア本と思いきや(私って本当にひねくれている)、キャリア女性は確かなのだが、これだけ恵まれた女性も、男性の中で怖気づき、遠慮し、それを後悔し、の連続だったことに、身近に感じた。フェミニストに対する偏見は、ものすごく納得。私もフェミニストと言うのははばかられる。
給与交渉での言い方を含め、「自分のためというより後に続く女性のため」という言い方が、敵も作らないしうまくいく、というのは、彼女が生きてきて、体得してきたことで、すごく説得力がある。
そして、「女性のため」という背景を語っている間は道半ばで、究極は女を理由にして選択肢を勝ち取るということがなくなることだろう。
救われたのは、彼女が、母、独身、専業主婦、有職者、全ての女性の味方である事。母の偉大さ、母と仕事の両立の大変さとその女性らを持ち上げる書籍や意見は散々見て来たから。
3/7国際女性デーを経て、2025年の今、米国トランプ政権は行き過ぎたDEIの撤廃。著者が在籍したMetaもすぐそれに従った。著者は何を思ってるのだろう。。。
Posted by ブクログ
家庭と仕事の両立について、日々考えている私にとって、特に心に残ったことが2つある。
1つ目は、「自分にとって家では何が大切か、仕事ではなにが最優先かを見きわめれば、いくらか心はおだやかになる」ということ。ワーキングマザーとして全部完璧を目指すのは無理だし苦しい。毎日続くことだから、持続可能で、達成可能な目標をたて、それを日々実現するようにしたい。家庭では夫や子どもと笑顔で過ごす時間を持ち、成長を喜び合うこと、仕事では周りの人や会社の役に立ち、社会がより良い方向に向けて進むよう自分にできることに取り組むこと。それができている日は自分に花丸をあげて幸せを感じたい。
2つ目は、「辞めなければいけないときまで辞めないで」というシェリルの言葉。「辞める」は極端だが、「(子どもが小さいから)誰でもできて緊急性の少ない仕事を中心に選択する」「(いつかの妊娠出産に備えて)仕事を調整する」ということは女性なら考えたことがあるのではないかと思う。私もその1人。でも、どうしても決断しなければいけないときまでアクセルを踏み続けることで、そのときに納得のいく決断ができる、というのは目から鱗だった。リスク管理は大切だが、夢中になる仕事、やりがいのある仕事に打ち込み続け、毎日を充実させたい。
Posted by ブクログ
二十代の頃に、まだボーイフレンドさえいなかったにも関わらず、結婚する前に仕事で早く結果を出さなくては、とひどく焦って働いていたことや、
職場のオジさんにかわいいコとして扱われることに憤慨し、傷ついていたこと、
立場として当たり前の意見を年上の男性に言ったら、気分を害されてその後冷たく当たられたことなどを思い出しました。
こんなことは、もう古い日本企業でしか経験しえない事だと思っていたのに、アメリカのエリートである著者が近しい経験をし、また、同じように感じてもいたことに驚きました。そしてそれを乗り越えて、自分らしくキャリアを築いていることに尊敬の念を抱きました。
古い世代からの女性差別に傷ついているなんてバカらしい、「気持ちを切り替えて」「一歩踏み出す」勇気をもらいました。
著者がパートナーと築いている関係も本当に羨ましいと思います。日本で彼のような男性を見つけることはかなり難しいいのではないでしょうか。
文中に、世界の現状を表すデータが数多く出てきましたが、その際の日本の数字は大体悪いことや最低レベルを表すものとして取り上げてあります。
そんな日本での女性が働く環境は推して知るべし、です。
私自身にも言えることですが、女性はまだ起きてもいないことを心配して取越し苦労をしたあげくに自分で自身喪失してしまったり、自分で範囲を限定してしまうことが多いのだと改めて気づかされました。
自分で自分を強く勇気づけていこう、自分で自分の可能性をせばめないようにしようと思います。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。